2015年6月15日
コーポレートガバナンス・コードは、実効的なコーポレートガバナンスの実現に資する主要な原則を取りまとめたものであり、法的拘束力を有する規範ではなく、いわゆる「コンプライ・オア・エクスプレイン(遵守か説明か)」の手法を採用しています。
本コードは、2015年2月24日に東証より「上場規則案」、2015年3月5日に有識者会議より「原案」が公表されました。そして、東証は上場規則の改正、6月施行が確定しました。東証一部、二部に上場している会社は、コードの基本原則、原則、補充原則について「遵守か説明か」を公表し、マザーズまたはジャスダックに上場している会社は、基本原則を遵守しない場合の説明が求められています。
こうした背景を踏まえ、来る7月14日(火)、当社は「コーポレートガバナンス・コードを踏まえたこれからのIR」をテーマにセミナーを開催いたします。スチュワードシップ・コードは機関投資家の原則ですが、対応する上場企業のコーポレートガバナンス・コードは全ての投資家を対象とした原則であり、額面通りに捉えると、企業のIR活動にこれまで以上の工夫が必要です。今回のセミナーは株主を含む、影響力のある投資家対応に対応するIRご担当者様の悩みに応え、コードを踏まえたこれからのIR活動の在り方を考える契機になれば幸いです。
スチュワードシップ・コードは機関投資家の原則ですが、対応する上場企業のコーポレートガバナンス・コードは全ての投資家を対象とした原則であり、額面通りに捉えると、企業のIR活動にこれまで以上の工夫が必要です。
「コーポレートガバナンス・コードを踏まえたこれからのIR」
今回のセミナーでは、コードを踏まえたIRのあり方に焦点を当てます。企業の中・長期的な価値創造を伝えるためにこれから何が求められているのかを、国内の専門家を迎え、講演いただきます。
開催日 | 2015年7月14日(火) 13:00-17:00 |
主 催 | 株式会社フィスコIR |
協 力 | トムソン・ロイター・マーケッツ株式会社(会場提供) |
定 員 | 50名 ※申込多数の場合は抽選とさせて頂きます。 |
対 象 | 経営者、IR担当者、株主総会対応責任者 等 |
参加費 | 1名につき7,000円 ※会場にてお支払い頂きます。 |
連絡先 | 03-5774-2355 |
場 所 | トムソン・ロイター・マーケッツ株式会社 東京都港区赤坂5丁目3番1号 赤坂Bizタワー ※赤坂Bizタワー 1階ロビーにて入館パスをお渡しします。 > アクセスマップ |
※予定ですので変更の可能性があります
13:00~13:30 | 開場・受付 | |
13:30~14:30 |
コーポレートガバナンス・コードによって日本企業はどう変わるか ・背景 |
上智大学 教授 上妻義直氏 |
14:40~16:40 | コーポレートガバナンス・コードを 踏まえたこれからのIR ・できている例、不足な例 ・IR実務担当者が理解すべきポイント |
ボナファイデコンサルティング株式会社 代表取締役 杉本眞一氏 株式会社フィスコIR 取締役 COO 中川博貴 |
上智大学経済学部教授
上智大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得後、名古屋工業大学助手、オランダ・リンパーク研究所客員研究員、静岡県立大学助教授、上智大学経済学部助教授を経て現在に至る。環境省、経済産業省、国土交通省、農林水産省、内閣府、日本公認会計士協会等のCSR・環境関係の審議会、検討会・研究会等で座長・委員等を歴任。専門は非財務報告論、環境会計論。日本会計研究学会評議員、日本社会関連会計学会副会長。主編著に『CO2 を見える化するカーボンラベル』(中央経済社)、『環境報告書の保証』(同文舘)。
ボナファイデコンサルティング株式会社 代表取締役
ボストンコンサルティンググループにて6年半にわたり経営コンサルタントを務め、さまざまな業種・テーマにわたる戦略策定プロジェクトに従事。その後、富士化学工業株式会社にて電池材料事業部長として新規事業立ち上げを経験し、外資系戦略コンサルティングファームのモニター・グループ日本支社副代表などを経て、マーケティング戦略・ブランド戦略の策定支援に特化したプロフェットに参画。2007年に同社日本代表を退任し、2008年より当社に参画。さまざまな投資先の経営改革テーマを担当している。
一橋大学商学部卒業。
株式会社フィスコIR 取締役 COO
慶応義塾大学大学院経済学研究科を卒業後、フィスコグループへ入社。子会社であるブティック型のコンサルティング業務を展開する株式会社バーサタイル代表。国内外のM&A候補先企業のデュー ディリジェンスやM&A実行後の事業戦略・マーケティング戦略・オペレーション戦略の企画立案・実行に携わる。2014年からは株式会社フィスコIR取締役COOとして、さまざまな企業のIR活動を支援している。
参加をご希望の方は、下記申込書をダウンロードの上、申込書内に記載している宛先へメールまたはファクシミリでお申し込みください。
印刷・配布用PDFを用意いたしました。