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ニュースリリース

2016年11月14日

企業のESG情報に重点を置いたレポート作成・配信事業の検証を開始

この度、株式会社フィスコIR(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐藤元紀、「以下、フィスコIR」http://www.fisco-ir.co.jp/ )は、企業のESG情報(特に、E(環境))に重点を置いた調査レポートの作成・配信事業の検証を開始しましたのでお知らせします。

フィスコIRは、企業と投資家等の対話の一層の活性化を支援することを目的に環境省が実証運用を進める環境情報開示基盤整備事業(https://www.envreport.go.jp/portal.html)に参画されている企業の登録情報(含む、ESG情報)を活かし、投資家の視点にて要点を抑えた調査レポートを作成します。作成した調査レポートはWEBサイト等を通じて公開され、また国内外の機関投資家・個人投資家の双方に向けてフィスコが有するネットワークを通じて配信される予定です(公開および配信されるのは本取組に同意がいただけた企業の情報に限ります)。

>> 企業調査レポート(ESG統合版)

国内企業のESGに関する登録情報の要点を調査レポートとして公開、配信することでESG情報に関する対話の促進、企業から開示すべき情報の質の向上に貢献して参ります。

なお、本事業の実施にあたっては、株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:岩本敏男、「以下、NTTデータ」http://www.nttdata.com/jp/ja/ )と連携して進め、加えて、本事業の検証結果と課題に基づき、国内企業のESG情報を踏まえた投資意思決定プロセスに貢献する非財務情報プラットフォームの事業モデル検討を支援して参ります。

この事業運営は国内初の試みであり、機関・個人投資家の投資プロセスにおける意思決定に役立つとともに、国内企業と機関・個人投資家との間の適切なマッチング形成を促すと期待しています。

本レポート対象は、2017年度4月から全上場企業に拡張していく予定です。まずは日本を代表するブルーチップ銘柄を中心に展開しますが、国内外の機関投資家や有識者の意見を参考にしながら、企業と投資家間のESG情報格差を解消する有益なコンテンツとしてのポジションを早期に確立していくことを目指して参ります。

フィスコIRは、本事業の成果である調査レポートの拡充を通じて、上場企業が開示するESG情報の質の向上に貢献して参ります。国内金融、資本市場の発展に貢献するため、弊社の調査レポートが、長期投資家が企業価値を評価する際に欠かせない分析ツールとしての地位確立を目指して参ります。本事業の今後の発展にご期待ください。

【株式会社フィスコIRの概要】
会社名 :株式会社フィスコIR http://www.fisco-ir.co.jp/
所在地 :東京都港区南青山五丁目4番30号
設立日 :1968年08月09日
資本金 :89,502,215円(2015年5月11日現在)
代表者 :代表取締役社長 佐藤 元紀
事業内容:IR実務支援サービスの提供