欧米では、全ての株主に株主総会開催に先駆けて統合報告書/アニュアルレポートが届けられています。日本では、統合報告書/アニュアルレポートは外国人株主だけを対象読者とする時代にスタートしたことや、配当などについては株主総会で決議されるという事情もあり、総会後に可及的速やかに届けられてきました。
当事業本部は、こうした利用場面を想定し、株主・投資家に統合報告書/アニュアルレポートを通じて企業の「見えない資産(無形資産)」を強みとして届けることが大切と考えています。そのために、企画から制作に至る業務遂行の高い品質、そして、タイムリーディスクロージャー時代に適したスピード感のある体制づくりに情熱を注いでいます。また近年、欧米企業では、AR(冊子版)の印刷部数を減らし、そのコンテンツをオンラインARとしてネット上に掲載するスタイルも急速に普及していますが、当事業本部はそれに対応できる体制も社内に有しています。
統合報告書/アニュアルレポートは単なる年次報告書ではなく、長期投資家が潜在的な企業価値を評価する上で活用する重要なコミュニケーションツールです。過去から現在までに培った企業価値だけでなく、将来価値を正しく伝えるためのIR課題をしっかりと捉え、戦略的にストーリーとして「読まれ、活用される」レポートを目指しています。
2013年度、各業界のリーダー、並びに2〜3位企業が先立って統合レポートへ切り替え、2014年度以降、進化型レポートとしての統合版アニュアルレポートが認知がされ、切替を本格検討する企業が増加。伊藤レポート・SSコード・CGコードを追い風に統合報告書の潮流が本格化しています。
統合報告書では株主・投資家をはじめとするステークホルダーに、中長期的視点に立った企業価値をアピールすることができます。特にIRの観点では、中長期志向の投資家との対話において重要な役割を果たします。社内的には、統合的思考の醸成による企業の経営改革につなげることができます。 ビジネスモデルの説明や企業活動、価値創造の全体像を示すのに有効であることが認知されつつあります。
当事業本部はお客様のニーズを勘案し、最もコストパフォーマンスの高い提案を行います。
当事業本部が考える統合報告書は、投資家に読まれ、その他ステークホルダーの「知りたい」ニーズを必要十分に満たす報告書です。とりわけ、当事業本部が大切にしていることは、「長期投資家志向(Investor Oriented)」にて「潜在的な企業価値を伝えるに必要十分なストーリー(Connectivity)」を満たすことです。
当事業本部は、単なるアニュアルレポートとCSRレポートの合本を統合報告書として提供することはしません。網羅的な非営利活動(特に、ESGに絡む取り組み)からお客様の将来価値や成長戦略、業績・財務に影響を及ぼす要因を重要項目(マテリアリティ)として特定し、従来の企業価値向上への取り組みと関連させて説明する報告書の制作を支援します。
具体的には、
Integrated Annual Report = Investor Oriented + Connectivity
の視点でアプローチします。
当事業本部は、統合報告書/アニュアルレポートの制作に必要な機能をフルパッケージとしてご提供します。同業他社と比べても、お客様にコストメリットと高いクオリティをお約束します。
統合報告書/アニュアルレポートにおいては近年、非財務情報へのスピーディなアクセスが重要視されています。財務情報や数値から見えないメッセージや経営戦略には、HTML HYBRID版(※)で「簡単アクセス」が潮流となっています。
※「HTML HYBRID版」とは、主要コンテンツをHTML化し、財務諸表等はPDFで掲載する方法です。
冊子データ(IndesignデータまたはPDFデータ)を支給いただくだけで、HTML HYBRID版を作成いたします。
当事業本部に統合報告書/アニュアルレポートの作成をお任せいただければ、冊子からHTML HYBRID版の作成までワンストップでのサービス提供が可能です。
チーム内外の連携、データの共有など業界随一のサービス体制を活かし、各制作工程を簡素化することで、短期納品を実現します。
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