アート投資とは?特徴やメリット・デメリットを専門家が徹底解説

アート投資
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2020年以降コロナ禍の到来と共に、生活様式が一変し、様々なものの価値観にも急激な変化がありました。

お金や不動産、そのほか実物資産の価値観を見直された方々も多くいらっしゃったのではないでしょうか。

投資と一言で言っても、ビットコインに代表されるような仮想通貨であったり、豊かなバリエーションや可能性が求められる時代になったと思います。

そんな中、アジア圏の富裕層を中心に注目されている投資対象があります。

それが今回ご紹介するアート投資です。

この記事の要点
  • アート投資ではリセールバリューを見据えた目線が重要
  • 投資用のアートはジャンルを重複させ希少性を高めると良い
  • アート投資は買値の正しさを肯定する基準を持って仕入れるべし
  • 強いコレクションを作る事がアート投資では重要

この記事では、アート投資の概要に関して詳しく解説していきますので、是非最後までご一読ください。

この記事の作成者

坂本智美

京都造形芸術大学(現京都芸術大学)を卒業後、任天堂株式会社の商品品質管理部を経て、和器商会株式会社のオークションマネージャーを歴任。
現在は美術修復スタジオを京都にて運営し、リセールバリューの底上げに日々奔走している。また、美術に関するコンサル業務も請け負う。

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目次

アート投資とは

休日にアート鑑賞を趣味としている方は多いかと思いますが、近年アジア圏においてアートは投資対象として関心が高まっていることをご存じでしょうか?

特に中国では30代の若い層も自らを『美術収蔵家』と名乗り、アート投資に力を入れているケースが見られます。

日本の美術教育では資産価値としての目線から学ぶ機会はないですし、個人収蔵家が道楽のように捉えられがちなイメージをお持ちの方もいらっしゃると思います。

実はアートにはリセールバリューとしての魅力的価値が詰まっているのです。

例えば、他の富裕層向け投資(時計、ワインなど)と比較すると保存方法が簡単であり、オークションで出品する機会にも存分に恵まれています。

もちろん、オークションでは流れ次第で値段も青天井になります。

コロナ禍の取り組みとしてオンラインでのライブオークションが大小さまざまなオークションハウスで意欲的に導入されつつあり、落札率が好調な情報も良く耳にします。

とは言え、日本ではワインや時計と比べるとまだ投資者が少ないジャンルにはなります。

これを機会にアート投資の希少性あふれる資産価値の世界に目を向けてみましょう。

アート投資のメリット

ここからはアート投資のメリットについて説明していきます。

美術作品には金融商品にない魅力やメリットがあります。

アート投資のメリット
  • 実物資産の人気は強い
  • 値崩れが起きにくい
  • 鑑賞して楽しめる投資

それぞれの項目を一緒に見ていきましょう。

実物資産の人気は強い

世界的に見るとコロナ禍の不安感にあっても買い控えすると言うよりは、むしろ現金が不安なので美術品に資産を変換しておく流れがありました。

もちろん、日本にいると不安=現金化を急ぐと言う考えがスタンダードですが、売り手と買い手のバランスが極端に固まって硬直状態になる事はなかったです。

例えば、純金製の明治期の金工作家が作った美術品などは2020年コロナ禍においても某オークション会社でかなり注目商材となりました。

実物資産の代表格である金を素材にした美術作品はその希少性が増します。

後ほど詳しく触れますが、投資用のアートはジャンル被りで収集すると盤石だと思います。

金に興味のある人も、明治期の作家の作品を収集している人も同じ作品に関心を寄せれば、欲しい人が多ければ多いほどオークションでは競り合う為に価値が高騰します。

また、現代アートでは作家が売れた場合、数年で50倍くらい価値が上がる可能性もあり、流行性の値段の高騰は経済不安に作用されるものではありません。

一部の限られた作家だけなのでダイヤの原石を探そうなどと発掘から始める事はお勧めできませんが、コロナ禍も吹き飛ばしてしまう価値の沸騰は現代アートの面白いところでもあります。

値崩れが起きにくい

美術作品は実物資産であることと、希少性があることから値崩れは起きにくいと言われています。

値段が下落したとしてもその価値が全くのゼロになってしまうということはありません。

版画やバカラなど希少性を上げる為にLOT数をナンバリングしているものも多く見られます。

現物資産の代表格の金にもまして美術作品は在庫に限りがあり、アンティークは新たに作り出すことができないという特徴を持った資産なのです。

鑑賞して楽しめる投資

投資をするからには利益を出して儲けたい…が本音の場合が多いと思いますが、美術作品は他の金融商品とは全く違う点があります。

それは美術作品は鑑賞して味わうこともできる投資だということです。

『これは家宝だから…』なんて扱い方をされる投資商品が他にあるでしょうか?

美術作品への投資は時にシンボルにもなりえます。

ぜひアート投資する事によって心の潤いや知識を楽しんでいただければと思います。

楽しみながらコレクションをして資産を増やせるのは人生を豊かにする素晴らしいものです。

知っトクコラム

アート投資は最先端!?

アート投資はサスティナブルな側面がある事も特徴です。

取り組み方次第では投資の枠にはまらない自由な事業性も出て来ます。

ご自身のライフプランにあった距離感で計画を立ててみましょう。

アート投資のリスク・デメリット

日本では馴染の薄いアート投資の世界ですが、そのリスクやデメリットに関して見ていきましょう。

アート投資のリスク・デメリット
  • 値割れのリスク
  • 感情論はご法度
  • 経年劣化のリスク

詳しく説明していきます。

値割れのリスク

大幅な値崩れのリスクはありませんが、10年20年のフェーズではやはり値割れが発生する場合があります。

値割れはジャンル全体の人気が低迷する場合と、(現代アートでは特に顕著ですが)作家の人気が落ちてしまう場合の2パターンが存在します。

数年で価値が一気に上がった作家の作品金額が安定したままになるのか、上がり続けるのかは判断が難しいものです。

ジャンルでも単体の作家でも一気に価値が上がるものは誰かが故意に流行を作ろうとしている可能性も無きにしも非ずなので、様子を見るのが無難です。

作家によっては現代アートの場合は価値が高騰すると、エディションプリントやエディションの立体を乱発するケースもあり、そうなるとある一定のラインを越えると価値の上昇が止まる、下がる可能性も十分にありえます。

このような場合が誰かが故意に流行を作ろうとしているケースでして、作家本人が自発的に発信すると言うより周囲が持ち込んでくる企画に作家やその取り巻きが振り回されている状況下にありがちです。

突然注目され始めたジャンルや作家は定番として落ち着くまでデータを収集しつつ、様子を見ましょう。

感情論はご法度

実際に美術品を購入する場合、日本では以下の窓口が定番となっています。

美術品購入の窓口
  • アートギャラリー
  • 百貨店外商部
  • オークションハウス

今一度念頭に置いて欲しいことは、アート投資ではリセールバリューを見据えた目線が重要である事です。

美術品は投資にもなりえる大きな額の買い物なので、買い手側の気分を盛り上げる為の様々な演出がなされてます。

例えば、美術オークションはホテルなどの天井の高い会場で行われたり、ギャラリーが大理石の床であったり、プライベートセールの商談は特別感のある個室を使ったりと言った演出です。

もちろん、アートのプロたちはお客様を騙そうとしているのではなく、気持ちよくお買い物していただくためにそのような努力をするのですが、その場の空気に流されて購入するのはお勧めできません。

オークションの進行で中国語や英語が飛び交い、オークショニア(競売人)がハンマーを鳴らして生き生きしていると感情を刺激されます。

演出に流されず決して感情的にならないよう注意してください。

『オークション勝者の呪い』と言う言葉があります。

落札者は「高値を掴まされたのではないか」という不安にとらわれ、後悔をしてオークションそのものに寄り付かなくなって投資を放棄してしまうと言う心理です。

同じ心理に『フラッと寄ったその場の気分で要らない買い物をしてしまい、時間もお金も無駄にして自己嫌悪する』と言うケースもありますが、高額品への投資の際は、買値の正しさを肯定する基準を持って仕入れてください。

仕入れのルール・エビデンスを自分で確立する事をもっとも重要視してください。

その為にアドバイザーを付ける方もいらっしゃるのですが、それについては詳しく後述いたします。

経年劣化のリスク

美術品はワインのような派手な破損リスクは少ないのですが、それでも小さな問題は発生します。

金属製の彫刻を購入した場合の変色であったり、着物など染色作品が紫外線によって退色したり、害虫によって陶器に虫食いが出来る場合もあるのです。

近年、アート投資として漫画の原画なども注目されていますが、作品に使用されている画材によっては日焼けや退色が進みやすいデメリットも指摘できます。

そのような経年劣化の可能性を抑えたうえで、リセールバリューを検討してみてください。

アート投資には10年後に価格が化けるメリットと10年後に経年劣化でリスクを負う事になるデメリットが紙一重で存在し、このようなゲーム的な面が醍醐味でもあります。

どれくらいの期間保有することを想定して投資するべきか、利回りの想定はどれくらいか…悩む部分もありますが、買値が正しければ基本的にマイナスにはなる場合は少ないでしょう。

経年劣化は保険でカバーできるものではないので、高温多湿を避けた暗所保管だけしっかりと行いましょう。

アート投資の始め方・やり方

では実際に美術品を購入する方法を説明していきます。

百貨店外商部でも同じように始める事が出来ますが、ワンツーマンのプライベートセールに特化しているので今回は割愛します。

ギャラリストを見つける

優秀なギャラリストを見つける事は大切です。

仕入れのルール・エビデンスを確立しているプロをパートナーにするのは心強くもあり、投資の成功率が格段に上がると考えられます。

海外の見本市やギャラリーとのやりとりなど活発に行っている日本在住のギャラリストも大勢います。

扱っているジャンルやギャラリストの強みを把握した上で選定すると好ましいと思います。

作品をギャラリーで売買するだけでなく、修理依頼の窓口であったり、コレクションのアドバイス、関係性次第で様々なアートシーンへの同伴も引き受けてくれます。

持ちつ持たれつでギャラリーが展示の参考品として貴方のコレクションをレンタルしたい…と言った相談もケースバイケースで受けることもあると思いますが、そこから意外な人脈が広がるものなので楽しんで付き合える人を見つけてください。

オークションハウスを見つける

ギャラリストが決まったら次はオークションハウスを決めると良いと思います。

世界中に様々なオークションハウスが存在し、オンライオンでのライブオークションであったり魅力的なプライベートセールなど面白い企画で業界を盛り立てています。

手数料や予約金(預り金)など事前登録の内容は会社によってそれぞれなので情報収集した上で吟味してください。

注目のオークションをギャラリストに聞いてみるのも良いですし、『いつかあそこで…!』と思っているオークションハウスがあれば、直接問い合わせしてみるのもOKです。

憧れのオークションにぜひ参加してみましょう!

基本的なオークションの参加方法
  • 【NEW!】オンライン参加(昨今ではアプリやサイトから簡単に参加できるものもあります)
  • 事前入札(事前に予約入札が可能です。通信状況や時差などに不安のある場合は事前入札がお勧めです)
  • 電話入札(定番の参加方法・現場担当者と電話やSkype、SNSなどで連携して確認しあいながら参加出来ます)
  • 現場でのパドル入札(オークション会場に来場してパドル札を貰い、その場で入札参加します)

気になる作品の詳細画像やコンディションレポートなど、事前に問い合わせて収集した上で落札価格を決めましょう。

直接オークションハウスに『Lot番号〇〇は〇〇円で入札可能かどうか?』など聞いてしまうのも手です。

知っトクコラム

一流のアート投資家になると…VIP待遇!?

世界的に有名なアートコレクターになると、オークションハウスから飛行機を手配されて招待状も届きます。

日本からギャラリストも同伴し、現地でも歓迎を受けると言った待遇の方もいらっしゃいます。

自らが価値を発信しつづける

自らが収集した美術品の価値を発信し続ける活動はアート投資の中で最も重要な位置づけと考えられます。

日本の著名なコレクターである白洲正子氏や三年坂美術館の村田理如氏などの颯爽たる面々が継続的に続けていらっしゃった活動でもあります。

無名作家のものを500ドルぐらいで買っていく場合は、特に売ることすら考えず持ち続けるイメージ(偶発的にバブルになったら、

売っても良い…と言うイメージだけでひっそりとコレクションを続けるのはお勧めできません。

何故、自分がとあるジャンルの美術品に価値を見出しているのかをどんどんSNSを活用して発信し続けてください。

機会があったら講演会なども開催されて粘り強くお話しください。

発信すればするほど価値が可視化され、賛同した方々が更にシェアしてくれます。

知ってもらう機会が増えるとそのジャンルに話題性が出来るので、それが回りまわって大きな流行に繋がります。

自らが価値を発信し続けた先に、強いコレクションを作る事が実現します。

【大切な二本柱】強いコレクションを作る事がアート投資では重要!

  1. 説得力のあるエビデンスをもとに美術品を手に入れる
  2. 美術品の価値を可視化させる
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アート投資でおすすめのジャンル

アート投資で人気のジャンルに関してより踏み込んで解説していきます。

どのようなジャンルに人気が集中しているのでしょうか?

注目のトレンド、定番とは何でしょう。

ジャンル選定における注意点

まず、日本人にのみ浸透した美術のイメージだけでルネ・ラリックやガレ、印象派油画などが良いだろうと手を付けるのはお勧めしません。

手はじめは日本人作家、日本美術から始めてみましょう。

これからは特に現金化させる時の売り手は日本市場に限定しない事をお勧めします。

アートバーセルのマーケット2020年度版リポートにおいて日本の美術市場での割合は世界全体の3.2%しかありません。

この数字からも日本でのアート投資者の少なさが浮き彫りになりますが、だからこそライバルが少なく狙い目です。

その上で、日本で日本人に向けてだけのリセールしか手段がないとは思わないでください。

日本から国際的なオークションハウスやプライベートセールの仲介に商談を持っていく事は可能です。

その場合はまず最初にリスクがある素材が作品についていないかチェックしましょう

税関で止まってしまったり取引が難しいものがあります。日本画の軸に使用されている象牙なども処分対象となる場合があります。

リスクがある素材の例
  • 象牙
  • 珊瑚
  • 玉(翡翠なども国によって難ありとされるケースがあります)
  • 純金

国際的に根強い需要があるジャンル2選

次に日本の作品で国際的に人気の高いジャンルを2つ紹介します。

現代アート

日本の現代作家でアート投資するならば、油画をお勧めします。

アジア圏での人気が現状高騰しており、日本のオークションハウスが香港まで持って行って競売に掛ける場合の目玉商品として注目される例が多く見られます。

明治美術工芸

明治美術工芸もひょんなことから10年ほど前より高騰しているジャンルです。

江戸末期から明治期に掛けて作られた鉄瓶が中国で突然人気に火が付き、それまで国内での売買とは比較にならないほどの値段(ピーク時で3000万円/今でも1000万円強)で売買された経緯があります。

明治美術工芸はこの鉄瓶とジャンルが近いと位置づけされています。

明治美術工芸とは:明治期に貿易商材として日本の美術工芸品を大量に輸出する国策が取られ、万博などに出展された作品

明治期の美術工芸品のコレクターは海外に多く、欧米以外にもドバイ、東アジア圏に需要があります。

番外編

高麗美術

国際的なオークションでも『アジアンウイーク』と銘打った企画の中に、高麗美術を中心とした扱いがあります。価格の沸騰は少ないですが手堅い需要があります。

日本の楽茶碗なども香港競売で億単位まで競りが進んだ充実した内容も過去にありますが、クリスティーズやセザビーズ、ヘリテージなどの世界的なオークションハウスで日本の茶道具のみでオークションの進行が組まれた競売は残念ながら近年ありません。

茶道具として市場に高麗美術が流れていることもあるのでリサーチすると参考になるかも知れません。

アート投資のおすすめの買い方

ここでは実例を出してご説明いたします。

専門的な内容ですが、リセールバリューをより良いものにする為のヒントをいくつか並べました。

ジャンル被りで希少性を高める

投資用のアートはジャンル被りで収集することをお勧めします。

欲しい人が多ければ多いほど価値が高騰し、その需要が可視化されます。

例)ジャンル:明治美術工芸 作家:芝山 作品:タバコケース
この場合、明治美術工芸のジャンルに興味のある方が関心を寄せるのは当然ですが、装飾のレベルによってはアンティークジュエリーに興味のある方にもアピールできる価値があります。
なおかつ絵柄が侍などであれば、刀剣関係のコレクターも関心を寄せるので希少性が高まります。

例)ジャンル:香木 作家:不明 作品:木彫像
香木でも仏像や美術工芸作品として細工されているものをリセールすると、香木収集家にも東洋美術収集家にもアピールできます。

コレクションの継承

手堅いアート投資の運用の一例として、先人からのコレクションの引継ぎも好ましいと思います。

一人の方からコレクションを一式で譲り受けた(購入した)場合、簡単にバラして気に入ったものだけ手元に置いて、後は現金化しまうのではなく、そのセットをそのまま継承し、継続する事も伝統的なアート投資の形態です。

アート投資でどのくらい稼げる?

コテコテのアートではないのですが、私が知っている最高額は香木を2億円にリセールした取引です。

日本の地方在住の方がリセールに出し、海外の方が納得して購入されました。

アート投資では本当に需要さえ拮抗していれば値段は青天井になります。

アート投資に関するよくあるQ&A

アート投資に関してよくある質問に以下のようなものがあります。

アート投資を開始する際のQ&A
  • 資産運用としてアートは適正か?
  • 投資に向いている美術品とは?
  • 資格は必要なの?

それぞれについて詳しく説明していきます。

資産運用としてアートは適性か?

資産運用先として適正と言えます。

理由として、海外の投資家の中には不動産を持つ感覚でアート投資をされている方が多くいらっしゃいます。

日本では聞きなじみがないアート投資ですが、国際的に見ると富裕層で投資家をされている方々には定番となっています。

貴金属類で出来ている美術品も多くあるので、実物資産として非常に有効です。

投資に向いている美術品とは?

今までの振り返りをかねて投資に向いている美術品に関してまとめてみました。

おさらいしてみましょう。

【おさらい総まとめ】強いコレクションを作る事がアート投資では重要!

①説得力のあるエビデンスをもとに作品を手に入れる
・それは国際的に需要のあるジャンルか?
・ジャンル被りで作品の希少性を高められる可能性があるのか?
②収集した美術品の価値をSNSで発信しよう!

資格は必要なの?

資格は特に必要ないです。

堅苦しく考えずに、気軽に楽しんで始められるのもアート投資の長所です。

アート投資のまとめ

最初にもお話ししましたが、2020年以降お金の価値観そのものが大きく変わってきています。

SNSの普及により個人のパーソナリティや価値観をシェアする文化を味方につけて、アート投資を始めてみてはいかがでしょう。

私自身、遠く海外から『SNSのハッシュタグで見つけた…』とリセールバリューの為の美術修復相談が寄せられます。

引きこもり需要と相まってアート投資への関心は国際的に更なる加速化傾向にあると感じます。

しかも、日本ではアート投資が手軽に始められる環境が整っています。

世界中の富裕層投資家が注目するアート投資の扉を開けてみてください。

思いがけない出会いや人脈が広がり、貴方の人生を癒す美術作品が待っていることでしょう。

この記事の作成者

坂本智美

京都造形芸術大学(現京都芸術大学)を卒業後、任天堂株式会社の商品品質管理部を経て、和器商会株式会社のオークションマネージャーを歴任。
現在は美術修復スタジオ美彰院を京都にて運営し、リセールバリューの底上げに日々奔走している。また、美術に関するコンサル業務も請け負う。
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この記事を書いた人

京都造形芸術大学(現京都芸術大学)を卒業後、任天堂株式会社の商品品質管理部を経て、和器商会株式会社のオークションマネージャーを歴任。

現在は美術修復スタジオを京都にて運営し、リセールバリューの底上げに日々奔走。美術に関するコンサル業務も請け負う。

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