【2024年版】アルミニウムのCFD取引とは?価格動向や買い方・投資方法を徹底解説!
商品(コモディティ)投資には、金属、エネルギー、農作物など様々な種類の銘柄がありますが、日常に馴染深い金属としてアルミニウムがあります。
アルミニウムに投資する場合には先物取引、CFD取引などの方法が挙げられますが、近年注目を集めている取引方法がCFD取引です。
今回の記事では、アルミニウムCFDの特徴やメリット・デメリット、使いやすい証券会社を解説していきます。
- アルミニウムCFDとは、アルミニウムの差金決済取引のこと
- レバレッジをかけた取引や「売り」→「買い」という取引が可能
- ベースメタルに分類される金属であり、生産量や需給に価格が左右される
- 生産時の電力コストが大きく、電気代の高騰で価格が上昇する
- 株式やFX・仮想通貨投資のリスクヘッジ先として使いやすい
- アルミニウムCFDに適した証券会社はIG証券
アルミニウムCFDへの投資を検討している人に向いている証券会社はIG証券です。
IG証券はCFD取引の取り扱い銘柄数が非常に多く、株式やETF、指数などを含む約17,000以上の銘柄に取引できることがメリットとなります。
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アルミニウムCFDとは?
アルミニウムCFDに興味があるという人や、投資方法を知りたいという人の中には、そもそもアルミニウム CFDが何か全く知らない人もいるのではないでしょうか。
まずは、アルミニウムやCFD取引について、簡単に解説していきます。
ベースメタルと呼ばれる金属
そもそもアルミニウムは、ベースメタルと呼ばれる埋蔵量・産出量が多く簡単に精錬できる金属です。
金属系の投資先としてメジャーな金やプラチナは貴金属と分類され、ベースメタルとは区別されています。
ベースメタルは工業用、産業用の加工に用いられることが多く、日常生活の様々な製品に利用されていることが特徴です。
1円玉や飲料缶、スマートフォンなど日常のいたるところで用いられている
アルミニウムは人々の生活のいたるところで利用されている金属です。
例えば、一円硬貨や飲料缶、スマートフォンの部品などの様々な製品で使用されています。
あらゆる製品に利用されているという特徴があることで、生産量や流通量によって価格が変動しやすいです。
CFD取引=差金決済取引のこと
そもそもCFD取引について知らないという方もいると思いますが、差金決済取引と呼ばれる取引方法です。
差金決済取引では、投資資金(証拠金)を取引会社に担保として預け、預けた資金の一定倍率まで自由に取引できます。
取引の際には証拠金を使用せず、売買の差額として発生した利益や損失を証拠金から精算するという仕組みです。
アルミニウムCFDの特徴
アルミニウムやCFD取引の特徴としては、以下の3つが挙げられます。
- 強度は高くないが電気・熱の伝導に優れている
- 生産には大量のエネルギーを消費する
- レバレッジをかけて自己資金以上の取引が可能
強度は高くないが電気、熱の伝導に優れている
アルミニウムの最大の特徴は、強度が低く、電気、熱の伝導に優れている金属であるという点です。
金属は鉄などを筆頭に強度の強さが魅力となるものも多いですが、強度が低いことはデメリットではありません。
強度が高くないことで柔らかく切断しやすい金属であるため、小さな部品や薄い物に加工する際に便利です。
また、電気・熱を通しやすいことで様々な機械の部品としても役立ち、家電・自動車・電子機器などの細かい部品、コーティングに利用されています。
生産には大量の電力エネルギーを消費する
アルミニウムの生産には、他の金属以上の電力消費が必要なため、「電気の缶詰」と呼ばれています。
ボーキサイトと呼ばれる原料をアルミナに分解し、水酸化アルミニウムを経てアルミニウムが精製されますが、融点が非常に高く、1トンのアルミニウムを造るのに、約14,000~15,000kwhの電力が必要です。
したがって、電気代が高騰している国ではアルミの生産コストが大きく、エネルギー不足によって価格が上昇する傾向にあります。
レバレッジをかけて自己資金以上の取引が可能
アルミニウムCFDでは、レバレッジをかけて自己資金以上の取引が可能です。
例えば、投資に回せる資金が50万円だった場合でも2倍のレバレッジをかければ、100万円分の売買ができます。
したがって、より効率的に利益を増やせるのがアルミニウムCFDの特徴です。
アルミニウムCFDのメリット
アルミニウムCFDのメリットは、以下の3つです。
- インフレや景気上昇によって価格が上がりやすい
- 様々な投資先からのリスクヘッジとなる
- 価格下落時にも利益が得られる
ここからは、アルミニウムCFD取引の詳しいメリットを解説していきます。
インフレや景気上昇によって価格が上がりやすい
アルミニウムは実物資産と呼ばれる投資先で、物価の上昇や生産量などに影響を受けます。
したがって、インフレによって物価が上昇した際には、アルミニウムの価格も当然上昇するため、利益を得ることが可能です。
また、景気が良くなった際には、アルミニウムの需要が大きく伸びるため、価格が上昇しやすいというメリットがあります。
様々な投資先からのリスクヘッジとなる
アルミニウムCFDは株式投資やFXなどの投資を行なっている人のリスクヘッジ先として使いやすいです。
アルミニウムの価格変動は、需要と供給、生産量や流通量がベースとなっているため、株式や為替の価格変動要因とは異なります。
したがって、株やFXで損失が発生していても、アルミニウムの価格は下がらないケースがあるため、リスクを抑えることが可能です。
株式や債券、FXなどの投資を行なっている方は、分散投資として一部のポートフォリオをアルミニウムに配分すると良いでしょう。
価格下落時にも利益が得られる
アルミニウムのCFD取引では、価格下落時にも利益を得る方法があります。
CFD取引は現物を保有せず、差金決済取引という方法で決済するため、「売り」→「買い決済」という取引方法が可能です。
売りから入ることで、価格が下がった際に買い決済を行うと差額が利益として得られるため、アルミの需要が減少し価格下落が起こっても問題ないのがCFD取引の強みとなります。
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アルミニウムCFDのデメリット
アルミニウムCFDのデメリットは、以下の2つです。
- コモディティの中でも価格変動が激しい
- 取り扱う証券会社が限られる
ここからは、アルミニウムCFD取引の詳しいデメリットを解説していきます。
コモディティの中でも価格変動が激しい
インフレに強く、株式やFXなどのリスクヘッジとしてコモディティ分野へ投資したいという人も多いでしょう。
しかし、アルミニウムCFDは、金や銀などの貴金属と比べて価格変動が激しい傾向にあります。
アルミニウムは産業用に利用される金属であり、生産量や流通量といった需要と供給で価格が大きく変動するため価格変動が読みにくいことが欠点です。
特に、各国のアルミニウムの生産量について注目する必要があるでしょう。
取り扱う証券会社が限られる
アルミニウムCFDは、CFD取引に対応している全ての証券会社で取引できるというわけではありません。
金属系のCFD取引は金、銀、プラチナなどがメジャーな銘柄であり、アルミニウムに投資を行う人は限られるため、取り扱う証券会社が少ないことがデメリットです。
価格変動についても金・銀などの方が安定しているため、投資初心者の場合や他の投資先のリスクヘッジとして考えている方は金のCFD取引が適していると言えるでしょう。
アルミニウムの価格動向
アルミニウムは商品の中でも比較的値動きが激しい銘柄のため、相場がどのように動くかについて事前に理解しておく必要があるでしょう。
ここからは、過去の価格動向について、短期的なチャートと長期的なチャートを活用しながら解説していきます。
直近1年間の価格
まずは、アルミニウム先物の直近1年間のチャートについて、見ていきましょう。
上記画像の青色のチャートがアルミニウムのチャートで、オレンジ色は比較対象として金のチャートを並べています。
金の価格動向と比べると、アルミニウムは1年間でも大きく価格変動しており、年初来+50%の値上がりとなりました。
さらに、アルミニウムの価格は2021年10月に、およそ13年ぶりとなる高値更新を記録しています。
アルミニウムの価格が高騰している理由は、エネルギー価格の高騰です。
アルミニウムの生産には、大量の電力を消費するため、電力価格に追随するという特性があります。
各国で大量の電力を消費している現状で、電力不足が問題となっている中、電力を大量に消費するアルミニウムの価格はますます上昇していくと予想できるでしょう。
過去5年間の価格
続いて、アルミニウムの過去5年間の価格動向について確認していきます。
先ほどと同様に、アルミニウムのチャートと金のチャートを同時に並べていますが、お互いの価格変動の状況は全く異なっています。
アルミニウムは工業製品や日常の製品にもよく使われているため、需要と供給が価格に大きく影響します。
特に、2019年の7月以降からアルミニウムが供給過剰である見通しが発表されると、価格が暴落しました。
2020年についても供給過剰であるという見通しは変わらず、生産量に対して需要が追いついていないことから価格が停滞しています。
しかし、2020年後半に入ると電力エネルギーの不足からアルミニウムの生産価格が上昇し一気に価格が上昇しました。
したがって、アルミニウムの価格変動に影響する要因としては、生産量と電力価格の2つが挙げられます。
アルミニウムをCFD取引できる証券会社
アルミニウムの取引が可能な証券会社として使いやすいのは、以下の4社です。
それぞれの証券会社の特徴やメリットについて、詳しく確認していきましょう。
IG証券
- CFD取引の銘柄数が17,000種類以上と豊富!
- ノックアウト・オプションやバイナリーオプションを活用しリスクを抑えられる
IG証券はロンドン証券取引所に上場している証券会社で、外国の取引市場に豊富なネットワークを有しています。
CFD取引で取り扱う銘柄数が17,000種類以上と非常に多く、貴金属やベースメタルCFDなど様々なコモディティ分野の銘柄に投資が可能です。
さらに、あらかじめ損失額を設定できるノックアウトオプションや事前に支払った金額以上に損失が発生しないバイナリーオプションが利用でき、リスクを抑えた投資ができます。
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取り扱い銘柄 | 株式CFD 株式指数CFD 商品先物CFD バラエティCFD |
スプレッド | 1.5 |
レバレッジ | 株式CFD:最大5倍 株価指数CFD:最大10倍 商品CFD:最大20倍 バラエティCFD:最大5倍 |
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また、決済時の逆指値注文の値幅が、相場の値動きに応じて変動するトレール注文や、新規注文と決済注文を同時に発注できるIFD注文などの多彩な注文方法に対応していることもメリットです。
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- 約9,000銘柄以上と豊富で、アルミニウム関連銘柄のCFD取引も充実
- 海外アナリストの分析や機能性の高いツールが魅力
サクソバンク証券は豊富な商品数が魅力の海外証券会社で、CFD取引を活用して様々な商品へ分散投資を行うことができます。
また、自社取引ツールである「SaxoTraderGO」では、50種類以上のテクニカル指標や最新アルゴリズムによるチャートパターンのテクニカル分析ツールなど、便利な機能が豊富です。
さらに、海外証券会社のネットワークを活かして提携アナリストによる相場分析や予想が見られることもメリットとなります。
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アルミニウムCFDのやり方
アルミニウムのCFD取引を始めてみたいという方もいると思いますが、CFD取引の手順や口座開設方法がわからず悩んでいる方も多いでしょう。
ここからは、IG証券の注文画面を例に、CFD取引のやり方について解説していきます。
1.口座開設手続きを行う
アルミニウムのCFD取引を始めるためには、CFD取引が可能な証券会社へ口座開設を行う必要があります。
まずは、IG証券のホームページから、口座開設申し込みを行いましょう。
ホームページ上にある「口座開設はこちら」と記載されている緑のタブをクリックすると口座開設ができます。
口座開設申し込みは、上記の画像のように、画面の案内にしたがって申し込み内容を入力するだけで、数分程度で終わります。
また、申し込み内容の入力以外にも本人確認書類の提出や、規約の同意を行わなければいけません。
本人確認書類は、スマートフォン上から該当する書類を撮影し、アップロードを行う方法が便利です。
申し込み手続きが完了すると、口座審査が行われ、問題なければ数日程度で口座開設できます。
2.銘柄を選び、取引を行う
口座開設が完了したら、実際にアルミニウムのCFD取引を行いましょう。
マイページから、「商品CFD」を選択することで、取引ページを開きます。
また、他の銘柄の取引ページから、「商品」という画面を選択することでもアルミニウムの取引が可能です。
商品の取引ページでは、銘柄の一覧が表示されているため、「ベースメタル」の欄の「アルミニウム」をクリックしましょう。
また、検索タブに「アルミニウム」と入力することでも取引チャートを開くことが可能です。
銘柄の取引画面では、左側にチャートが表示され、右側に注文画面が表示されます。
注文を行いたい場合には、右側の注文画面から、「買い」「売り」のどちらかを選択し、注文方法・注文レート・注文数量を選択することで、注文手続きが完了します。
あとは、指定の注文条件を満たすと取引が行われますので、決済時も同様の方法で注文しましょう。
手順が理解できた方は、まずはIG証券の公式サイトをチェックしておきましょう。
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アルミニウムCFDに関するよくある質問
アルミニウムCFDに関する質問・疑問として、以下の3点をまとめました。
- アルミニウムCFDは初心者におすすめ?
- アルミニウムCFDはいくら投資するのが良い?
- アルミニウムCFDの取引を行う証券会社を選ぶポイントは?
アルミニウムCFDは初心者におすすめ?
アルミニウムCFDは、商品分野の中でもやや価格変動が激しいという側面があるため、リスクが高いと感じる人もいます。
もし、なるべく安定した価格の銘柄に投資したい場合には、金(ゴールド)などの価格変動が少ない銘柄に投資しましょう。
一方で、目標リターンを高めたい場合やある程度のリスクに許容できるという場合には初心者でも問題ありません。
アルミニウムCFDはいくら投資するのが良い?
アルミニウムCFDの最適な投資額は個人によって異なりますが、リスクヘッジ先として投資することが一般的です。
アルミニウムCFDのみに投資する投資家はほとんどおらず、株や債券、FXなどの様々な資産からの分散投資として取引されます。
したがって、株式投資や仮想通貨、FXなどをメインに投資しつつ、分散先として一部のポートフォリオをアルミニウムCFDにするのが望ましいでしょう。
アルミニウムCFDの取引を行う証券会社を選ぶポイントは?
アルミニウムCFDに投資を行う際には、他の投資先のリスクヘッジとして投資するのが前提となります。
したがって、商品ラインナップが充実している証券会社で取引を行うことが望ましいでしょう。
例えば、IG証券では、株式、株価指数、商品、ETF、FXなど17,000種類以上の銘柄を取り扱っており、幅広い先に分散投資が可能です。
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アルミニウムCFDのまとめ
今回は、アルミニウムCFDについて解説しました。
- アルミニウムCFDとは、アルミニウムの差金決済取引のこと
- レバレッジをかけた取引や「売り」→「買い」という取引が可能
- ベースメタルに分類される金属であり、生産量や需給に価格が左右される
- 生産時の電力コストが大きく、電気代の高騰で価格が上昇する
- 株式やFX・仮想通貨投資のリスクヘッジ先として使いやすい
- アルミニウムCFDに適した証券会社はIG証券
アルミニウムはコモディティ分野の中でも生産量や電力エネルギー不足によって価格が変動するという特徴があります。
CFD取引によって価格下落時にも利益が得られるというメリットがあるため、分散投資を行いたいという方はIG証券などのアルミニウムCFDに対応している証券会社の公式サイトをチェックしてみましょう。
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