ハイローとは?FXとの違いや稼ぎ方・おすすめFX会社を紹介!

ハイロー
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ハイロー」はHigh&Lowの通称で、「バイナリーオプション」とも呼ばれています。

ハイロー(バイナリーオプション)は一昔前に、海外業者のハイローで大金を溶かした人の動画がネット上で流行したことがあり、その影響や風評からネガティブな印象を持っている方も多いかもしれません。

しかし投資はハイローやFX、株式投資など、種類に関係なくリスクの取り方をある程度自分で調整することができ、リスクを取り過ぎてしまえば例外なくギャンブルまがいなものに変わってしまいます。

そのため実は、ハイローそのものが悪い商品ということでは決してありません。

むしろハイローは、実はFXや株式投資よりも、リスクをコントロールしやすい金融商品です。

そこで今回はそんなハイローについて、特徴やFXとの違い、ハイローを扱うおすすめのFX会社などを分かりやすくご紹介していきます。

この記事の要点
  • 「High&Low(通称ハイロー)」とは、バイナリーオプションのこと
  • ハイローは二択を予測するだけなので、ルールが非常にシンプルで分かりやすい
  • 例えば「為替の価格が目標レートより上がるか下がるか」を予測して、当たるとペイアウトを受け取れる(ラダーオプション)
  • 利益と損失があらかじめ分かるのもハイローの魅力
  • ハイローを始めるなら、取扱銘柄が豊富なIG証券がおすすめ

後ほどハイローを扱うおすすめのFX会社を4社ご紹介しますが、その中でも特におすすめなのはIG証券です。

ハイローで取引できるのは多くの場合、為替の通貨ペアのみですが、IG証券のハイローでは、それ以外に株価指数や商品(コモディティ)も扱っています。

そのため、他社よりも多くの取引チャンスに恵まれています。

口座開設は無料でできるので、ぜひこの機会にIG証券で口座をつくってみましょう。

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目次

ハイローとは?

FXにおける「High&Low(通称ハイロー)」は、バイナリーオプションとも呼ばれています。

ハイロー(バイナリーオプション)はオプション取引の一種で、為替などの原資産の価格レートが予測した条件をクリアした場合に、配当(ペイアウト)を受け取れる取引のことです。

例えば、「為替の価格が目標とするレートより上がるか下がるか」の二択を予測して(ラダーオプション)、その予測が当たるとペイアウトを受け取ることができます。

ラダーオプション

また、ペイアウトの金額は固定であり、取引をスタートする時点で得られる利益が決まっています。

ハイローの特徴

ハイロー(バイナリーオプション)は、次のような特徴を有しています。

ハイローの主な特徴
  • ルールの異なるいくつもの種類が存在する
  • ルールがシンプルでわかりやすい
  • 短時間で損益が確定する

ルールの異なるいくつもの種類が存在する

単にハイローといっても、それにはルールの異なるいくつもの種類が存在しています。

まず、権利行使のタイミングで次の3種類に分かれています。

国内の証券会社が手がけるサービスでは、ヨーロピアンタイプのものが多いです。

名称概要
ヨーロピアンタイプ満期においてのみ権利を行使できるタイプ
アメリカンタイプ満期までの間、いつでも権利を行使できるタイプ
バミューダンタイプ満期が複数設定され、そのいずれかで権利を行使できるタイプ

また、条件クリアの判定基準でも次の3種類があります。

なお、これらは国内だとラダー制のものが最も一般的です。

名称概要
ラダー制
(ラダーオプション)
指定された判定時刻に、目標レートより上回っているか下回っているかを予測する
レンジ制
(レンジオプション)
指定された判定時刻に、目標レンジ内に収まるか収まらないかを予測する
タッチ制
(ワンタッチオプション)
指定された判定時刻までに、一度でも目標レートに到達するか到達しないかを予測する

ルールがシンプルでわかりやすい

ハイローは上記の通り多くの種類があるものの、それらのルールはいずれもシンプルです。

「為替レートが目標より上がるか下がるか」といった二択の予測をするだけなので、投資初心者でも取り組みやすくなっています。

短時間で損益が確定する

ハイローでは条件をクリアするかどうかを判定する期限があらかじめ定められており、その期限に到達すると自動的に損益が確定します。

また予測が外れた場合は、投資したオプション料がそのまま損失金額になるので、リスクコントロールが比較的容易です。

オプション料

ただ、ここで自身の資金状況に見合わない多額の資金を投入してしまうと、たった数分~数時間で大金を失いかねないので、ギャンブルのようなリスクの取り方をしないように自制が必要です。

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ハイローとFXの違い

多くの場合、ハイローは為替を原資産とするので、よくFXと合わせて取り上げられます。

しかしその仕組みは大きく異なっており、主に次の点で違いがあります。

ハイローとFXの相違点
  • 利益と損失の仕組み
  • レバレッジの有無
  • 取引の機会
  • スワップポイントの有無

利益と損失の仕組み

FXでは相場変動に合わせて損益も増減し、逆指値注文であらかじめ損失ラインを定めておかない限り、場合によっては想定していなかった大きな損失を被ることがあります。

指値注文と逆指値注文

一方でハイローの場合の損失はオプション料そのものであり、あらかじめ1回の取引における損失の最大値が見えています。

また、利益(ペイアウト)についても、あらかじめ金額が分かります。

こういった点から、ハイローはFXよりも資金管理・リスク管理が容易な金融商品だと言えるでしょう。

レバレッジの有無

FXにはレバレッジがあり、国内FXであれば最大25倍までレバレッジをかけて、投資資金が少なくても資金効率の良い投資をおこなうことができます。

ただ、レバレッジは諸刃の剣であり、レバレッジを掛け過ぎると相応に損失リスクも上がっていきます。

つまり、レバレッジはFXの大きな魅力なのですが、そのせいで難易度が高いという弊害もあります。

一方でハイローにはレバレッジがないので、取引の仕組みが非常にシンプルです。

取引の機会

為替市場は世界中で開かれており、時差の影響もあってFXでは、平日の24時間取引が可能です。

一方でバイナリーオプションでは、条件をクリアしたかどうか判定する時刻があるため、同じく為替を原資産としていてもFXのように自由なエントリー・利確・損切りはできません。

例えばトレイダーズ証券の「みんなのオプション」なら、以下のように取引開始から取引終了(判定)までの時間が2時間おきに区切られています。

回号売買開始売買終了判定時間
第1回8:1010:0810:10
第2回10:1012:0812:10
第3回12:1014:0814:10
第4回14:1016:0816:10
第5回16:1018:0818:10
第6回18:1020:0820:10
第7回20:1022:0822:10
第8回22:10(翌)0:08(翌)0:10
第9回(翌)0:10(翌)2:08(翌)2:10
第10回(翌)2:10(翌)4:08(翌)4:10
第11回(翌)4:10(翌)6:08(翌)6:10

ただ、ハイローにはFXのような高い自由度がない一方で、シンプルかつ短期間で必ず決着がつくことが魅力だとも言えます。

スワップポイントの有無

FXでは、ポジションを日を跨いで保有するとスワップポイントが発生します。

スワップポイント(金利差調整分)とは、2か国間の金利差によって生じる損益のことです。

例えば米ドル/円であれば、円よりも米ドルの方が高金利なため、買いポジションを保有するとプラスのスワップポイント、逆に売りポジションを持つとマイナスのスワップポイントが毎日発生します。

つまりFXで、プラスのスワップポイントが得られるポジションを長期保有すれば、継続してインカムゲインを得ることも可能です。

一方で短期決着が魅力のハイローには、スワップポイントのように長期的な利益を見込める仕組みはありません。

このようにハイローとFXには、同じ為替を原資産とする金融商品でありながら、それぞれ全く異なる長所・短所があります。

そのためこれらの違いを理解して、自分に合った方法を選ぶことが大変重要です。

なお、ハイローを扱う証券会社の多くはFXも扱っている場合が多いので、まずは口座を開設して両方を触ってみてから、自分に合う方を選択するのも良いでしょう。

ちなみにおすすめとして挙げているIG証券でも、ハイローとFXの両方を扱っています。

口座開設は無料で出来るので、ぜひこの機にIG証券のハイローとFXを使い比べてみてください。

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ハイローにおすすめのFX会社

ハイローを扱う証券会社は国内外に多く存在していますが、今回はその中からおすすめの国内FX会社を4つご紹介します。

ハイローにおすすめのFX会社
  • IG証券:バイナリーオプション
  • トレイダーズ証券:みんなのオプション(みんなのFX)
  • FXプライムbyGMO:選べる外為オプション
  • GMO外貨:オプトレ!

IG証券:バイナリーオプション

ig-top
原資産FX(7通貨ペア)
株価指数(11銘柄)
商品(3銘柄)
ハイローの種類ヨーロピアンタイプ
ラダーオプション
取引単位0.1ロット
ペイアウト額0.1ロットあたり10,000円
取引時間2時間おき、または1時間おき
途中決済可能
公式サイトIG証券公式サイト
関連記事IG証券の評判
IG証券の特徴
  • FX以外に株価指数と商品も、ハイローの原資産となっている
  • 相場が不利な方向に動き出した場合は、途中決済で損失を抑えられる
  • ハイロー以外にも、通常のFXやCFD取引なども提供している

IG証券は、FXやCFDなどのデリバティブ商品を多く扱うネット証券で、その中でハイローの提供もおこなっています。

取り扱う通貨ペアは7銘柄と比較的多く、またそれだけでなく株価指数や商品(コモディティ)を用いたハイローも可能です。

そのためFXのみを原資産として扱う他社よりも、より多くの取引チャンスを見出すことができるでしょう。

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トレイダーズ証券:みんなのオプション(みんなのFX)

みんなのオプションtop
原資産の通貨ペアUSD/JPY
EUR/JPY
GBP/JPY
EUR/USD
ハイローの種類ヨーロピアンタイプ
ラダーオプション・レンジオプション
取引単位1ロット
ペイアウト額1ロットあたり1,000円
取引時間2時間おき
途中決済可能
公式サイト みんなのオプション公式サイト
関連記事みんなのオプションの評判
トレイダーズ証券:みんなのオプションの特徴
  • 1ロットあたり50円~990円で取引できる
  • 取扱通貨ペアは、メジャーな4銘柄
  • ラダーオプションとレンジオプションのどちらかを選択できる

トレイダーズ証券の「みんなのオプション」は、国内のハイローではメジャーなラダーオプションだけでなく、レンジオプションも選択できるユニークなサービスです。

取扱通貨ペアは4銘柄とやや少なめですが、レンジオプションにもチャレンジしてみたいという方にはおすすめです。

FXプライムbyGMO:選べる外為オプション

FXプライムbyGMO-top
原資産USD/JPY
EUR/JPY
GBP/JPY
EUR/USD
AUD/JPY
ハイローの種類ヨーロピアンタイプ
ラダーオプション
取引単位1枚
ペイアウト額1枚あたり1,000円
取引時間2時間おき
途中決済可能
公式サイト FXプライムbyGMO公式サイト
関連記事FXプライムbyGMOの評判
FXプライムbyGMO:選べる外為オプションの特徴
  • 上場企業が提供するサービスなので、安心して利用できる
  • 1枚あたり50円前後~999円で取引できる
  • 取引ツールがシンプルで、操作性も良い

FXプライムbyGMOは、GMOクリック証券も手掛けるGMOフィナンシャルホールディングス(GMO-FHD)が持株会社となっています。

GMO-FHDは東証にも上場している大手証券会社なので、安心してサービスを利用できます。

また、GMOインターネットグループ傘下の取引ツールは機能性と使いやすさに定評があり、「選べる外為オプション」でもパソコン版、スマホ版の取引ツールのどちらも操作性に優れています。

GMO外貨:オプトレ!

原資産の通貨ペアUSD/JPY
EUR/JPY
GBP/JPY
EUR/USD
AUD/JPY
NZD/JPY
GBP/USD
AUD/USD
ハイローの種類ヨーロピアンタイプ
ラダーオプション
レンジオプション
取引単位1口
ペイアウト額1口あたり1,000円
取引時間2時間おき
途中決済可能
公式サイトGMO外貨公式サイト
関連記事GMO外貨の評判
GMO外貨:オプトレ!の特徴
  • 取り扱う通貨ペアが8種類と豊富
  • 1枚あたり40円~990円で取引できる
  • 判定時刻の1分前まで取引可能

GMO外貨は、GMOフィナンシャルホールディングスの買収により2021年9月から現在の商号に変更になりました。

FXプライムbyGMOと同じくGMOインターネットグループ傘下ですが、「オプトレ!」では豊富な通貨ペアや、ラダーオプションとレンジオプションを選択できることにより、他のサービスと差別化が図られています。

また他社のハイローでは、取引できるのが判定時刻の2分前までとなっているところが多いのですが、「オプトレ!」では判定時刻の1分前まで取引可能になっていることも特徴的です。

ハイローのよくある質問

最後に、ハイローに関してよくある質問を3つご紹介します。

ハイローに関するよくある質問
  • ハイローのデモトレードは可能ですか?
  • ハイローにスプレッドはありますか?
  • 確定申告時にハイローの損益は、他の金融商品と通算できますか?

ハイローのデモトレードは可能ですか?

多くの証券会社がハイローのデモトレードを提供しているため、可能です。

なお今回紹介したおすすめ4社では、トレイダーズ証券を除く3社で、ハイローのデモトレードができるようになっています。

ハイローにスプレッドはありますか?

スプレッドの有無は、証券会社ごとで異なります。

ハイローでは、FXのようなスプレッド(売値と買値の価格差)がない代わりに、支払われるペイアウトの倍率から取引コスト分を差し引いている場合が多いです。

一方で、ペイアウトから取引コストを差し引かずに、FXのようにスプレッドがあるところもあります。

FXのスプレッドに関しては「FX会社のスプレッド比較」をご覧ください。

確定申告時にハイローの損益は、他の金融商品と通算できますか?

ハイローによる利益は「先物取引に係る雑所得等」に分類され、申告分離課税の対象になります。

またFXやCFD取引など、同じく「先物取引に係る雑所得等」に分類される金融商品から生じた損益とは通算が可能です。

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ハイローのまとめ

今回は、ハイローの特徴やFXとの違いなどについてご紹介しました。

この記事のまとめ
  • 「High&Low(通称ハイロー)」とは、バイナリーオプションのこと
  • ハイローは二択を予測するだけなので、ルールが非常にシンプルで分かりやすい
  • 例えば「為替の価格が目標レートより上がるか下がるか」を予測して、当たるとペイアウトを受け取れる(ラダーオプション)
  • 利益と損失があらかじめ分かるのもハイローの魅力
  • ハイローを始めるなら、取扱銘柄が豊富なIG証券がおすすめ

ハイローは、「目標レートよりも上か下か」「目標レンジの中か外か」といった二択を当てるという非常にシンプルな金融商品です。

また利益と損失、特に損失をコントロールしやすいので、投資初心者にも利用しやすい商品だと言えるでしょう。

なおこれからハイローを始めるなら、取扱銘柄が豊富なIG証券がおすすめです。

IG証券はFXだけでなく株価指数や商品(コモディティ)もハイローで取り扱っているので、他社よりも多くの取引チャンスを得ることができます。

今なら最大で5万円のキャンペーンも実施中なので、ぜひこのチャンスを活かして、IG証券でハイローを始めてみましょう。

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ハイロー(バイナリーオプション)を始めようとお考えの方は、ぜひ「バイナリーオプションの始め方」の記事もご参照ください。

この記事を書いた人

MediaArgoを運営する、MediaArgo編集部です。金融・投資に関する情報をわかりやすく正確にお伝えします。

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