楽天証券CFDの評判/口コミは?使い方やメリット・デメリットを徹底解説
楽天証券CFDは、楽天証券が展開するCFD取引です。
2021年から楽天証券でもCFD取引の取り扱いがはじまりました。
今回は楽天証券CFDのメリット・デメリット、向いている人、向いていない人、注意点などについてまとめます。
- 楽天証券CFDでは、7本の証券CFDと3本の商品CFDを取り扱っている
- レバレッジは10倍、商品CFDのレバレッジは20倍
- メリットは少ない資金で大きな金額の取引ができることや「売り」から取引開始できること
- デメリットは銘柄数が少ないことや証拠金以上の損失が出る可能性がある
- 楽天証券CFDが向いているのは短期間で利益を上げたい人やルールを守った取引ができる
- 楽天証券CFDが向いていないのは損切りできない人や感情のコントロールが苦手な人
- ロスカット基準が厳しく、スプレッドが変動制であることに要注意
- CFD取引を始めてみたいなら、楽天ポイントがもらえるキャンペーンを実施している楽天証券CFDがおすすめ
CFD取引をしてみたいという方は楽天証券でCFD取引を始めてはいかがでしょうか。
楽天証券CFDとは?
名称 | 楽天証券 |
取り扱い銘柄 | ・証券CFD ・商品CFD |
取引手数料 | ・CFDの取引手数料無料(別途、スプレッドあり) |
レバレッジ | ・証券CFD:10倍 ・商品CFD:20倍 |
公式サイト | 楽天証券公式サイト |
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CFDとは「Contract for Difference」の頭文字をとったもので、日本語では「差金決済取引」と訳される取引のことです。
差金決済取引は、現物のやり取りは行わず、利益が出た時は利益だけを受け取り、損失が出た時は損失だけ支払うというように、差額だけをやり取りする取引方法です。
また、差金決済取引では「証拠金」を預けることで、手持ち資金よりも大きな金額を取引する「証拠金取引」ができます。
そのため、小さな資金で取引を始めることも可能です。
楽天証券で取り扱っているCFDには、日経平均やNYダウ、S&P500といった株価指数と連動する証券CFDと金や銀、原油と連動する商品CFDがあり、証券CFDのレバレッジは10倍、商品CFDのレバレッジは20倍です。
手数料は無料ですが、別途スプレッドがあるので完全無料ではないことに注意が必要です。
CFD取引をしたい初心者の方などはぜひ口座開設してみてください。
楽天証券CFDのメリット
楽天証券CFDにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
4点のメリットを解説します。
- 少ない資金で大きな金額の取引ができる
- 「売り」から取引できる
- MT4を利用できる
- 月曜日から金曜日までほぼ24時間取引できる
少ない資金で大きな金額の取引ができる
楽天証券CFDは証拠金取引なので、手持ち資金よりも金額が大きい取引が可能です。
たとえば、自分の手持ち資金が4万円しかなかったとしても、25倍のレバレッジをかけることで100万円分の取引が可能となります。
楽天証券CFDの証券CFDの場合、レバレッジは10倍なので手持ち資金の10倍の取引が、商品CFDの場合は20倍なので20倍の取引がそれぞれ可能となります。
「売り」から取引できる
CFD取引はFXと同じく「売り」から入ることができます。
現物取引でも行われる「安く買って高く売る」取引はもちろんのこと、「高く売って安く買い戻す」取引ができることにより、取引のチャンスが増えます。
上昇相場でも下降相場でも利益を上げられるのは「売り」から始められるCFDの強みといってよいでしょう。
MT4を利用ができる
楽天証券CFDでは無料ツールであるMT4を利用できます。
MT4のメリットは、チャートが豊富であることとカスタマイズ性が高いことです。
移動平均線、MACD、フィボナッチなどメジャーな20種類のテクニカルチャートを網羅しているので、好みのチャートを表示させて取引できます。
また、パラメーターや線の太さといった細かな見た目のカスタマイズも自分好みに調整できます。
さらに、EA(Expert Advaiser)をMT4に組み込むことで、自動売買が可能です。
自動売買のプログラムは自分で組むこともできれば、無料で頒布されているもの、有料で購入できるものなど様々なものが使えます。
月曜日から金曜日までほぼ24時間取引できる
楽天証券CFDは月曜日から金曜日まで、ほぼ24時間取引可能です。
ただし、ヨーロッパ系のUK100、GER30、EU50は他のCFDと比べ取引時間が短いの要注意です。
また、サマータイムの場合は取引開始時間と終了時間が1時間繰り上がるので、あわせて注意しましょう。
このように自由な取引ができるので初心者の方から上級者の方までおすすめできる証券会社です。
楽天証券CFDのデメリット
楽天証券のCFDは少ない資金から始められ、「売り」から入ることができるなどのメリットがある半面、注意すべきデメリットもあります。
2点のデメリットを解説します。
- 取り扱い銘柄数が少ない
- 証拠金以上の損失が出る可能性がある
取り扱い銘柄数が少ない
楽天証券CFDで取り扱っているのは証券CFDが7本、商品CFDが3本の計10本です。
IG証券の約17,000銘柄やサクソバンク証券の約9,000銘柄、GMOクリック証券130余と比較すると、楽天証券CFDの取り扱い銘柄数は見劣りしてしまいます。
特に、商品CFDの銘柄数については大きく差をつけられているといってよいでしょう。
証拠金以上の損失が出る可能性がある
CFD取引では、FXと同様に証拠金以上の損失が出る可能性があります。
通常、相場の変動により証拠金が不足するとロスカットの仕組みが働いてポジションが強制決済となり、損失がそれ以上拡大しないようにします。
しかし、相場の急変によりロスカットが追い付かず証拠金以上の損失が出てしまうことがありますが、その際、不足分を証券会社に支払わなければなりません。
このようなデメリットが気になる方は下記の記事から自分に合った証券会社を見つけてみてください。
楽天証券CFDが向いている人
楽天証券CFDが向いているのはどのような人でしょうか。
向いている人についてまとめました。
- 短期間で利益を上げたい人
- リスク管理を適切にできる人
短期間で利益を上げたい人
短期間で利益を上げたい人は楽天証券CFDが向いています。
楽天証券CFDでは、証券CFDで10倍のレバレッジを、商品CFDで20倍のレバレッジをかけることができるので、手持ち資金よりもはるかに大きな金額の取引が可能です。
レバレッジをきかせられるということは、利益もレバレッジの倍率に比例して大きくなります。
つまり、証券CFDなら10倍の、商品CFDなら20倍の利益を得るチャンスがあるということです。
しかも、「売り」から入ることもできるので、相場の上昇局面でも下降局面でもポジションを持つことができ、取引チャンスを増やせるという利点もあります。
短期間で大きな利益を上げたいなら、楽天証券CFDがおすすめです。
ルールに従って取引できる人
ルールに従って取引できる人は楽天証券CFDに向いています。
成功している投資家の少なくない人が、自分で決めた取引ルールを堅実に守っています。
ルール設定はそれぞれの投資家が許容できる範囲によって異なります。
「どの商品に投資するか」「いつ利益を確定させるのか」「いつ損切りするのか」といったことをルール化し、決めたルールを徹底して遵守します。
CFD取引で大きな利益を上げられるかどうかは、ルールに従って取引できるか否かにかかっています。
このような方はぜひ楽天証券CFDで口座開設してみてください。
楽天証券CFDが向いていない人
楽天証券CFDは短期間で大きな利益を上げられる取引ですが、向かない人もいます。
楽天証券CFDが向いていない人についてまとめました。
損切りできない人
損切りができない人は楽天証券CFDに向いていません。
損切りは、損失を拡大させないために現物株式の取引でも必要ですが、レバレッジをきかせているCFD取引では特に重要です。
ともすると「もう少しポジションを維持したら状況が良くなるのではないか」と考え、トレンドに逆らってポジションを保持しがちですが、あまりに自分のポジションにこだわるとロスカットされてしまいます。
場合によっては、追加証拠金、不足証拠金を入金せざるを得ない状態に追い込まれるかもしれません。
そうならないためにも、損切りが必要であり、損切りが苦手な人には楽天証券CFDはお勧めできません。
感情のコントロールが苦手な人
感情のコントロールが苦手な人は楽天証券CFDに向いていません。
投資家が自動売買などではなく、自分の判断で行う取引を裁量トレードといいますが、裁量トレードには感情の問題が付きまといます。
たとえば、「損をしたくない」という気持ちや、「もう少し待てば状況が良くなるのではないか」といった根拠のない希望的観測にもとづき、本来なら損切りすべきタイミングに損切りできないことがあります。
反対に、「もっと値上がりするのではないか」と考え利益確定のタイミングを失ってしまうことや、「早く利益を確定させたい」と考え、利益を小さくしてしまう行動も感情が原因です。
感情に振り回されてしまうと、損失の拡大や利益の縮小につながってしまい、せっかくのCFDの長所であるレバレッジを生かし切ることができなくなってしまいます。
このような方は自動売買のトライオートFXがおすすめです。
トライオートFXなら損切りをしたり、感情をコントロールするといった必要はなく、初期設定だけで取引をしてくれますのでこのような方はぜひ利用してみてください。
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楽天証券CFDの評判/口コミ
原油上がってるなあ。
マイナス価格が懐かしいわい 楽天ポイントがもらえる!
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楽天証券でCFD口座が開設できない理由は、「お金がたりないから」です。
楽天証券で金融資産100万円以上ないと、CFDできません。 CFD口をやるための方法は3ステップ。
①総合口座をつくる
②FX口座をつくる
③CFD口座をつくる
100万円以上ないと②ができない。
株や投信の含み益もカウントされます。
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こんな時間にごめん。
みんなゴールドゴールド騒ぐから 今更だけど一応取引環境だけは準備しようと思って。
楽天のCFD口座開設してMT4ログインしたんだけど… ゴールドってこんなスプ広いん?(・・;)…
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楽天証券CFDでは、口座開設とCFD取引の実行で楽天ポイントが得られるキャンペーンを実施中です。
ただし、金融資産100万円という条件がありますので、口座開設前に準備を進めましょう。
また、楽天証券CFDはスプレッドが変動制であるため、場合によってはツイートのようにスプレッドが大きく開く可能性もありますので、注意しましょう。
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楽天証券CFDの注意点
楽天証券CFDには注意すべき点があります。
注意点を3点まとめました。
- 証拠金維持率100%を切るとロスカットされる
- スプレッドが変動制
- 株取引と損益通算ができない
証拠金維持率100%を切るとロスカットされる
楽天証券CFDでは、証拠金維持率が100%を切るとロスカットされてしまいます。
CFD取引ではFXと同じく、損失が大きく発生するとロスカットという仕組みが発動し、保有しているポジションが強制決済されますが、これを防ぐには、マージンコールが来た段階で証拠金を追加で振り込まなければなりません。
ポジションを維持するための基準を証拠金維持率といいますが、楽天証券CFDの場合は証拠金維持利率が100%を下回ると即座に強制決済(ロスカット)されます。
ロスカットされないよう、ポジションを維持するためには、早めの資金投入を検討しなければなりません。
スプレッドが変動制
楽天証券CFDはスプレッドが変動制です。
スプレッドとは、売値と買値の価格差のことで、上の例では売値と買値の差(スプレッド)が0.3銭となっています。
FXと同様、CFDでもスプレッドは取引コストとなりますので、小さいほど投資家にとって有利になります。
スプレッドは固定制と変動制があり、楽天証券CFDの場合は変動制を採用しています。
そのため、予期せぬ相場の急変などにより売値と買値のスプレッドが大きくなり、想定よりも大きなコストを支払わなければならない可能性がありますので注意が必要です。
株取引と損益通算ができない
楽天証券CFDと株式の損益通算はできません。
その理由は、CFDと株式の課税区分が異なるからです。
CFDはFXなどと同じく”先物取引等に係る雑所得”として処理されるのに対し、株式は”譲渡所得”として処理されるため、CFDやFXと株式は損益通算できません。
それに対し、CFDとFXは同じ雑所得となりますので、損益通算が可能です。
楽天証券CFDの評判/口コミまとめ
今回は楽天証券CFDについてまとめました。
楽天証券CFDのまとめは以下の通りです。
- 楽天証券CFDでは、7本の証券CFDと3本の商品CFDを取り扱っている
- レバレッジは10倍、商品CFDのレバレッジは20倍
- メリットは少ない資金で大きな金額の取引ができることや「売り」から取引開始できること
- デメリットは銘柄数が少ないことや証拠金以上の損失が出る可能性がある
- 楽天証券CFDが向いているのは短期間で利益を上げたい人やルールを守った取引ができる
- 楽天証券CFDが向いていないのは損切りできない人や感情のコントロールが苦手な人
- ロスカット基準が厳しく、スプレッドが変動制であることに要注意
- CFD取引を始めてみたいなら、楽天ポイントがもらえるキャンペーンを実施している楽天証券CFDがおすすめ
楽天証券CFDはネット証券大手の楽天証券が取り扱っているCFD取引です。
大手が運営しているという安心感に加え、短期間で利益を上げやすいCFDは非常に魅力的な取引手段だといえます。
しかし、利益が大きい分、損失も大きくなってしまうのでリスク管理をしっかり行って取引したほうが良いでしょう。
CFD取引に興味がある方は、MT4を使えて投資情報が豊富な楽天証券CFDがおすすめです。