TECLとは?今後の株価の見通しや構成銘柄と分配金/配当金を徹底解説

TECL
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AppleやMicrosoftといった今をときめく米国ハイテク株で構成されているTECLの株価は、近年大きく上昇しています。

TECLの株価が上がっていると聞いても、「どの証券会社で購入すればいいのか」また「これからも株価は上がるのか」という悩みを持っている方もいると思います。

そこでこの記事では、TECLの基本的な概要や特徴、おすすめの証券会社について紹介します。

この記事からわかること
  • TECLはXLK(ITセクター)を扱ったレバレッジ3倍のETF
  • AppleやMicrosoft、Nvidiaなど大型銘柄に分散投資している
  • 運用開始から13年間で167倍以上
  • 取引の方法は「現物取引」と「CFD取引」がある
  • CFD取引でTECLに投資するならIG証券、現物取引するならSBI証券がおすすめ

株価を大きく上げているTECLに投資するなら、CFD取引ができるIG証券がおすすめです。

現在IG証券では5万円がもらえるキャンペーンが実施されていますので、是非この機会に口座開設しておきましょう。

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目次

TECLとは?

Direction
銘柄名TECL(Direxion デイリーテクノロジー株ブル3倍ETF)
運用会社Direxion Investments
基準価格47.87米ドル
資産総額10.98億米ドル
直近配当利回り
経費率0.95%
上場する証券所ニューヨーク証券取引所(NYSE)アーカ市場
取り扱う証券会社IG証券SBI証券
2023年9月19日時点

TECL(Direxion デイリーテクノロジー株ブル3倍ETF)とは、Direxion Investments社が提供するXLKの3倍の値動きを実現するように設計されたETFです。

XLKの投資対象は、AppleやMicrosoftをはじめ半導体銘柄であるNVidiaなど、米国の一部の大型ハイテク銘柄で構成されています。

これまでに大きく株価を上昇させてきたため、非常に人気の高いETFとなっております。

その他のおすすめETFとしては、SPXLSOXLが挙げられますので是非ご覧ください。

TECLの特徴

人気のレバレッジETFであるTECLには、次のような特徴があります。

TECLの主な特徴
  • 少ない金額で投資できる
  • 短期トレードで大きな利益が期待できる
  • 長期的にはポジティブな環境が揃っている

以下で詳しく解説します。

少ない金額で投資できる

レバレッジを掛けた投資となるため、少ない金額で投資ができるのがTECLの最大の特徴です。

たとえば現在余剰資金が10万円しかない方でも、TECLで10万円を運用すると、XLKで30万円分運用していることと同義になります。

現在手元にお金が多くない方も大きなリターンを狙えます

短期トレードで大きな利益が期待できる

TECLを購入すると、短期トレードで大きな利益を得られることもあります。

というのも、3倍のレバレッジをかけていることから価格の変動が激しくなり、ボラティリティの大きさを利用して短期トレードでも大きな利益を上げやすくなるのです。

一般的にVOO(S&P500に連動)などのETFは、長期的に積み立てることで資産を増やしていく方針ですが、TECLのようなレバレッジ型ETFは短期での運用で利益を狙えます。

しかし、変動が激しいというのはデメリットにもなります。

変動が激しい分、短期間で利益を出せるタイミングが多いものの、下げ相場が続くと損益も拡大しやすくなります。

また、比較的落ち着いたボックス相場(例えば50~60を行き来する)の時でも、レバレッジETFでは損失を被りやすくなります。

トレンド相場

これは言葉ではピンとこないかもしれないので、表で解説します。

5%下落したあとの株価7%上昇したあとの株価
XLK(レバレッジなし)元値5047.550.825
TECL(レバレッジ3倍)元値5042.545.475

このように、株価が上下する相場だと、TECLのようなレバレッジをかけたETFは損失を出してしまいます

また言わずもがな、株価が下がっている相場だと、損失は大きくなります

つまり、TECLのように3倍のレバレッジをかけているETFを購入する際には、相場が右肩上がりであることを確認してからにしましょう。

長期的にはポジティブな環境が揃っている

TECLが構成しているITセクターは、これからも大きな成長が期待されています。

というのも、今後主流になると考えられているAIや自動運転などの技術も、結局はITの技術が必要であるためです。

投資の世界に絶対はないものの、MicrosoftやAppleを筆頭に、これからもまだまだ成長できるセクターであると考えていいでしょう。

なお、TECLに投資をお考えの方はIG証券のCFD取引を試してみることがおすすめです。

レバレッジをかけることで少額から取引を開始することができます。

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TECLの価格動向

ここまでTECLの特徴について解説しました。

続いては、2021年と設定来のTECLの価格推移について紹介します。

2021年以降の価格推移

2021年以降の価格推移
引用:TradingView

こちらのチャートは、2021年以降のTECLの株価推移です。

コロナショック時にFRBが行った大規模な金融緩和により、2021年の前半は大きく株価を伸ばしました

しかし、大規模な金融緩和を続けるとインフレを引き起こす可能性もあり、FRBは金融緩和を縮小するテーパリングの実行や金利上昇の懸念から下落する場面も出てきています。

ただ、FRBは「インフレは一時的なものである」という見方を示すたび株価は上昇し、現在まで右肩上がりに推移しています。

9月後半から10月頭にかけて再び金利が上昇しているため、下落傾向にあります。

ここから株価が上昇相場になるのか注視して、投資のタイミングを図りましょう。

設定来の価格推移

設定来の価格推移
引用:TradingView

こちらは設定来の株価推移です。

TECLは過去10年間、右肩上がりで推移しています。

特に2017年あたりからAppleやMicrosoftなどのハイテク企業の業績が好調になり、大きく株価を伸ばしました。

その後も、コロナショック時など大きく下落することもありますが、FRBの大規模な金融緩和により急回復しています。

なお、IG証券のCFD取引では「売り」から取引を始めることで下落相場からでも収益をねらうことができます。

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TECLの今後の見通し・価格予想

TECLやアメリカ経済の今後の見通しについて、直近では次のような要因が重要視されています。

TECLの今後に関わる要因
  • 米長期金利の上昇
  • ITセクターの成長への期待

以下で詳しく解説します。

米長期金利の上昇

2020年、世界中で広がった新型コロナウイルスは、世界経済に大きな打撃を与えました。

米国も例外ではなく、新型コロナウイルスの影響で経済がストップしていましたが、経済や金融市場の下落を抑えるため、FRB(米連邦基準理事会)は対策を打ち出しました。

その内容は、「政策金利の引き下げ(10年国債利回りが1%を割ることも)」また「量的金融緩和政策(財政出動)」です。

2つの政策により、米国の経済が急速に回復し、特にITセクターを中心に株価を押し上げるようになりました。

ただし急激な回復によりインフレを懸念する声もあり、金融市場ではバブルの発生で市場にゆがみが生まれ始めているのも現状です。

そこでFRBは金融の引き締めを行い、長期金利を引き上げのタイミングを計っています

長期金利が上昇すると、割高なグロース株は売られやすくなるので、AppleやMicrosoftがメインのTECLは大きく下落してしまう可能性があります

ITセクターの成長への期待

上述のとおり金利の上昇により、今後は多少の下落場面が出てくると思います。

ただ長期的に見ると、ITセクターの成長は期待されているものなので、株価は上昇すると考えられます。

AppleやMicrosoftを始め、半導体銘柄のNvidiaもAIの製造に欠かせないため、今後の続伸が期待されます。

アメリカ経済にこれ以上の急成長が見込めないなか、パンデミック下でも景気に左右されず強さを見せてきたテクノロジー株への期待が、改めて高まっているとみることもできます。

長期積立投資には向いていないTECLですが、大きく株価を下げたタイミングで購入すると、利益を上げやすくなります。

なお、IG証券ではレバレッジをかけたCFD取引が可能ですので、少額から始めることができます。

既に現物取引を行う口座をお持ちの方も、ぜひこの機会にIG証券の口座を開設しておきましょう。

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TECLに投資できる証券会社

実際にTECLを取引するにはどの証券会社を選べばよいのでしょうか?

ここでは、特におすすめな2社(IG証券SBI証券)をピックアップして紹介していきます。

CFD取引ならIG証券

IG証券
取引方法CFD(差金決済取引)
取引手数料2.20セント/1株
最小取引単位1株
株価指数CFDのレバレッジ倍率最大10倍
公式サイトIG証券公式サイト
関連記事IG証券の評判

IG証券はイギリスの証券グループである「IGグループ」が手掛ける日本向けの証券会社です。

IG証券のおすすめポイントは以下の通りです。

  1. CFD(差金決済取引)によるETFを取り扱っている
  2. レバレッジ取引ができる

CFD取引だと、下落相場でも利益を出せるので、リスクヘッジとして優秀です。

一般的にレバレッジ取引は、自分が持っていないお金まで投資に回すことになるため、ギャンブル性が高く危険であると言われています。

しかし適切なレバレッジをかけることは、現時点では資金量が少ない方でも効率よく利益を狙えるのでおすすめです。

もちろん、自身の許容範囲を超えない程度で取引してください。

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現物取引ならSBI証券

SBI証券-公式ページ画像
取引方法現物取引
取引手数料約定代金の0.45%(税込0.495%)最低手数料:0ドル上限手数料:20ドル(税込22ドル)
最小取引単位1株
非課税制度NISA枠で米国ETFを購入可能
公式サイトSBI証券公式サイト
関連記事SBI証券の評判

SBI証券は、株式会社SBI証券が運営する大手ネット証券サービスです。

手数料が安いことや金融商品の豊富さなどが魅力で、初心者だけでなく上級者も利用しており、現在では600万人以上に利用されています

取扱商品については、国内株はもちろん、外国株や投資信託、債券、さらにFXにも対応しています。

SBI証券のおすすめポイントは以下の通りです。

  1. ETFの買付手数料が業界内最安水準

SBI証券は米国株・米国ETFの買付手数料が業界最安水準となっており、特に少額取引の場合は手数料がかかりません。

また、一部の米国ETFは、取引金額に関わらず買付手数料が無料になっています。

残念ながら、TECLは買付手数料にはなっていませんが、他の証券会社と比較すると買付手数料は抑えられています。

  1. 非課税枠を使って米国ETFに投資できる

SBI証券では非課税制度のNISAを使って、米国ETFに投資することが可能です。

またNISAは5年間非課税で運用できるので、その期間をフル活用して時間による分散投資をおこなえば、節税しつつ価格変動リスクも抑えられます

個人取引料がNo1にSBI証券では、各種手数料が無料になっており低コストで取引を進めることができます。

非常に人気の証券会社ですので、TECLを実際に保有したいという方は、SBI証券にて口座開設しておきましょう。

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なお、証券口座は複数開設した方がお得ですので是非「証券口座を複数口座もつメリット」の記事も確認しておきましょう。

TECLへの投資方法

続いてIG証券を例にして、実際にTECLへ投資する方法を紹介します。

IG証券でTECLに投資(CFD取引)する方法
  1. IG証券で口座を開設する
  2. 口座に投資資金を入金する
  3. TECLへ注文を入れる

以下で詳しく解説します。

IG証券で口座を開設する

SBI証券 口座開設

まずは、IG証券にアクセスして画面右下にある「口座開設はこちら」から口座を開設しましょう。

口座に投資資金を入金する

口座の開設が終わったら、資金を入れましょう。

入金方法は「クイック入金」「ベストレシーバー入金」があります。

クイック入金は、提携金融機関のネットバンキングを用いた入金方法で、即時に入金が反映されます。

また、三井住友銀行とPayPay銀行以外は振込手数料がかかりません

提携金融機関は以下の通りです。

提携金融機関

三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、PayPay銀行、楽天銀行、ソニー銀行、住信SBIネット銀行、ゆうちょ銀行

ベストレシーバー入金は、ユーザー1人1人に発行させるみずほ銀行の専用振込先口座のことです。

その口座に対して、ATMや金融機関窓口、ネットバンキングから振り込めます。

クイック入金に提携している金融機関の口座をお持ちなら、即時入金ができ振込手数料も無料(三井住友銀行とPayPay銀行を除く)なのでクイック入金の利用がおすすめです。

TECLへ注文を入れる

口座に資金を入金したら、TECLに投資してみましょう。

まずはIG証券にアクセスして、トップページから取引システムにログインします。

取引システムを起動したら、サイドバーの中からETFを選択します。

続いて検索窓を用いてTECLを検索・表示し、取引可能な状態にします。

最後にTECLのチャートを確認したのち、以下の項目を設定して注文を入れましょう。

CFD取引時の設定項目

注文方向:売り注文/買い注文

注文方法:成行/指値・逆指値/IFD/IFO

ロット数:最小1ロット

スリッページ許容値

両建ての有無

なお、IG証券の株価指数CFDでは、最大10倍までレバレッジを掛けることができます。

それによって少額資金でも効率よく利益を狙うことができますが、レバレッジを上げ過ぎるとリスクも高くなるので、リスクを取り過ぎることのないように上手く調整しましょう

手順が理解できた方は、IG証券で実際に口座開設して、取引を開始してみましょう。

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TECLに関するよくある質問

ここまでで具体的な投資方法まで解説しました。

以下ではTECLに関する質問にお答えします。

経費率が高すぎるのではないでしょうか?

運用コスト

TECLの経費率は、1%前後となっています。

他のETF(VOO)などの経費率は0.03%となっており、TECLの経費率が高いことがわかります。

ただし、経費率が高いのは、他のレバレッジ型ETF全般に言えることなので、TECLの経費率が異常に高まっているわけではありません

TECLに投資するなら現物取引とCFD取引はどちらがいいですか?

CFD取引と現物取引

どちらにもメリットデメリットがあるので、万人におすすめできるものではありません。

CFD取引のメリットとして挙げられるのは、レバレッジをかけれらることで資金が少額しかなくても利益を高められることです。

ただ、裏を返せば自分の予想とは反対に株価が推移してしまった場合、少額しか資金がないのに損失額が大きくなることも考えられます。

とくにTECLのようなレバレッジ型ETFにさらにレバレッジをかけると、ハイリスクハイリターンな投資となってしまいます。

現物取引はレバレッジをかけられないので投資効率は悪くなりますが、損失も最小限で抑えられます

現物取引とは

このように両者は特徴が異なるので、自身の投資目的や性格などに合ったものを選ぶようにするとよいでしょう。

TECLに投資して利益が出た場合、税金はどのようになりますか?

TECLへ投資して利益が出た場合、売却益、配当益とも申告分離課税の対象となります。

税率は20.315%(所得税15.315%、住民税5%)です。

また配当益については、日本で課税される前にアメリカで10%の税率で源泉徴収されます。

なお、SBI証券などのNISA枠でTECLに投資すると、売却益・配当益とも国内では課税の対象外になります

NISAの仕組み

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TECLのまとめ

今回は米国ETFの一つであるTECLについてご紹介しました。

この記事の要点
  • TECLはITセクターを扱ったレバレッジ3倍のETF
  • AppleやMicrosoft、Nvidiaなど大型銘柄に分散投資している
  • 運用開始から13年間で167倍以上
  • 取引の方法は「現物取引」と「CFD取引」がある
  • CFD取引でTECLに投資するならIG証券、現物取引をするならSBI証券がおすすめ

TECLは、XLKの3倍の値動きを目指すETFで、大型銘柄に分散投資しているので、近年高いパフォーマンスを発揮しています

また直近では金利上昇などの懸念材料があるものの、AppleやMicrosoft、NVidiaなどの勢いを見れば、長期的には大きな障害になることはないでしょう。

このようにTECLは長期的にみると成長が見込めるETFですが、直近では懸念材料はあるため、投資するタイミングには気を付けたいところです。

この記事を通してTECLに興味を持った方は、下落相場でも利益を狙えるCFD取引もしたい方ならIG証券、現物取引ならSBI証券に口座を開設して、ぜひTECLへの投資にチャレンジしてみてください。

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この記事を書いた人

MediaArgoを運営する、MediaArgo編集部です。金融・投資に関する情報をわかりやすく正確にお伝えします。

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