VIGとは?分配金/配当金や構成銘柄・利回りを徹底解説【今後の見通しはどう?】
「バンガード・米国増配株式ETF(VIG)」は米国ETFの一種で、組み入れ銘柄がすべて10年連続増配の銘柄のみで構成されているため、非常に人気があるETFです。
VIGの人気があると聞いても、「どの証券会社で購入すればいいのか」また「これからも株価は上がるのか」という悩みを持っている方もいると思います。
そこでこの記事では、VIGの基本的な概要や特徴、おすすめの証券会社について紹介します。
これからVIGへ投資をしようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
VIGへ投資をするには、証券口座の開設が必要です。
数多くある証券会社の中でもおすすめなのは、圧倒的な取引高と信頼度を誇るIG証券です。
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VIGとは?
銘柄名 | バンガード・米国増配株式ETF |
運用会社 | バンガード社 |
基準価格 | 161.43米ドル |
資産総額 | 66.516十億米ドル |
直近配当利回り | 1.91% |
経費率 | 0.06% |
上場する証券所 | ニューヨーク証券取引所(NYSE)アーカ市場 |
取り扱う証券会社 | IG証券やSBI証券 |
VIG(バンガード・米国増配株式ETF)とは、S&P U.S.ディビデンド・グローワーズ指数のパフォーマンス(手数料および経費控除前)への連動を実現するように設計された、バンガード社が提供するETFです。
組入銘柄には、マイクロソフト(MSFT)やジョンソン&ジョンソン(J&J)、ビザ(V)などが含まれており、業績が好調の成熟企業が多くなります。
VIGの特徴
人気のETFであるVIGには、次のような特徴があります。
- リスク分散ができる
- 取引にかかる運用コストが安い
- 安定的な配当を得られる
以下で詳しく解説します。
リスク分散ができる
「卵は一つのカゴに盛るな」という格言があります。
これは、壊れやすい卵を一つの容物に入れて落としたら全部、割れてだめになるから、別々のカゴを用意しておきなさいという意味です。
投資に置き換えてみると、1つの銘柄に集中投資をすると、その銘柄が下落してしまうと、損失が大きくなるから、複数の銘柄に分散投資をしなさいと解釈できます。
といっても分散投資をするためには、複数の企業の決算や世界情勢の流れを確認する必要があり、時間がかかってしまいます。
特にサラリーマンで日中働きながら投資をしている人は、十分な時間が取れず本業もおろそかになってしまう可能性も。
そこでおすすめなのが、VIGのように多くの企業が一つのパックになっているETFに投資することです。
多くの企業が入っているETFに投資をするだけで、リスク分散が自動でできるためです。
また、VIGは、投資対象となる企業が連続増配銘柄のみであり、条件に満たさなくなると自動的に組み換えをしてくれます。
企業分析をする時間が取れなくて、分散投資をできない方であれば、VIGのようなETFは強い味方になるでしょう。
取引にかかる運用コストが安い
VIGの経費率は0.06%です。
指数に連動しているETFを購入する場合、経費率は高くなるほど、パフォーマンスが上がるわけではないため、経費率は低いほうがいいと言えます。
安定的な配当を得られる
VIGは4半期に1度(=年に4回)のタイミングで配当金を得られます。
日本の企業だと年に2回もらえるところが多いので、これだけでも大きなメリットです。
しかも、VIGは10年連続増配している銘柄で構成されているため、業績が比較的安定しています。
そのため、いきなり配当がなくなる可能性は極めて低く、安定して年に4回の配当金を得られるでしょう。
IG証券で口座を開設すると、レバレッジをかけることで少額から取引を開始でき、「売り」から取引開始できるため、下落相場からでも収益を狙えることもあります。
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VIGの価格動向
ここまでVIGの特徴について解説しました。
続いては、下記の年代の価格すいいについて紹介します。
- 2021年の価格推移
- 設定来の価格推移
以下で詳しく解説します。
2021年以降の価格推移
上図のチャートは2021年のVIGの株価推移です。
2020年3月から蔓延したコロナウイルスの影響で世界中の経済が滞り、株価が大幅に下落しました。
しかし、その後アメリカでは、FRB(アメリカの中央銀行制度の最高意思決定機関)が大規模な金融緩和を行い、アメリカの企業の株価は大きく上昇しました。
VIGもその恩恵を受け、2021年は右肩上がりで推移しています。
ただ、金融緩和によってアメリカ経済は急回復したものの、このまま大規模な金融緩和を続けるとインフレを引き起こす可能性もあります。
そのため、市場では金融緩和を縮小するテーパリング実行や金利上昇の懸念が出てきて2021年後半から株価が下落する場面も出てきています。
2021年12月時点ですでにテーパリングは開始されており、今後の焦点はいつテーパリングが完了するのか、金利の引き上げはいつ行われるのかに移っています。
設定来の価格推移
こちらはVIGの設定来の株価推移です。
VIGは過去15年間、右肩上がりで推移しています。
何度か大きく下落する場面もチャートから読み取れますが、連続増配銘柄のみの財務状況が安定している銘柄で構成されているため、すぐに株価は回復しています。
VIGの今後の見通し・価格予想
VIGやアメリカ経済の今後の見通しについて、次のような要因が重要視されています。
- 金融緩和の縮小により、株価が上がりやすくなる
- 高配当化する可能性がある
- 今後も成長が期待できる
以下で詳しく解説します。
金融緩和の縮小により、株価が上がりやすくなる
2020年に起こったコロナショックにより世界中で金融緩和と金利の引き下げをしていました。
その効果もあり、アメリカなどの景気はすぐに回復し、ハイテク銘柄を中心に株高となりました。
ただ、このまま金融緩和と金利の引き下げを続けてしまうと、インフレを引き起こすため、金融緩和の縮小と金利の引き上げを検討されています。
金融緩和の縮小が起こると、これまで以上に財務状況が安定している企業への投資が増えるため、結果的にVIGの株価が上がりやすくなると考えられます。
高配当化する可能性
VIGは10年間連続増配銘柄のみで構成されていますが、決して高配当と言えるETFではありません。
直近配当利回りは1.65%であり、米国株の高配当ETFと言われるSPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF(SPYD)は、直近配当利回りが4.07%です。
SPYD以外にも高配当ETFはありますので、気になる方は「高配当ETFのおすすめ銘柄やメリット・デメリットを徹底解説」の記事を参考にしてください。
ただ、連続増配銘柄のみで構成されているため、株価とともに分配金は右肩上がりで推移しています。
今後も連続増配銘柄のみで構成していくことを考えると、配当金は膨らんでいき、業績の安定した企業で構成された高配当ETFとなることも考えられます。
今後も成長が期待できる
VIGは長期的に見たときに今後も成長が期待できるETFです。
というのも10年以上の連続増配ができる企業は、成長力が強い企業であり、連続増配ができなくなった企業は自動的にETFから排除してくれます。
そのため、私達投資家は、VIGに投資をするだけで、成長力のある企業に投資できるようになるのです。
VIGは今後、株価が上がりやすく、高配当ETFとなることが予想されます。
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VIGに投資できる証券会社
ここまでVIGの特徴や設定来のチャートを確認して、「VIGに投資したい!」という方もいらっしゃると思います。
ただ、VIGに投資するためには証券口座を開設する必要があります。
ここでは、VIGの投資をするために口座開設をしておくべき2社(IG証券とSBI証券)をピックアップして紹介していきます。
CFD取引ならIG証券
IG証券はイギリスの証券グループである「IGグループ」が手掛ける日本向けの証券会社です。
- CFD(差金決済取引)によるETFを取り扱っている
- レバレッジ取引ができる
CFD取引だと、下落相場でも利益を出せるので、リスクヘッジとして利用できます。
一般的にレバレッジ取引は、自分が持っていないお金まで投資に回すことになるため、ギャンブル性が高く危険であると言われています。
しかし適切なレバレッジをかけることで、現時点では資金量が少ない方でも効率よく利益を狙えるのでおすすめです。
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現物取引ならSBI証券
取引方法 | 現物取引 |
取引手数料 | 約定代金の0.45%(税込0.495%) 最低手数料:0ドル 上限手数料:20ドル(税込22ドル) |
最小取引単位 | 1株 |
非課税制度 | NISA枠で米国ETFを購入可能 |
公式サイト | SBI証券公式サイト |
関連記事 | SBI証券の評判 |
SBI証券は、株式会社SBI証券が運営する大手ネット証券サービスです。
手数料が安いことや金融商品の豊富さなどが魅力で、初心者から上級者まで幅広い層に利用されており、600万人以上に利用されています。
取扱商品については、国内株はもちろん、外国株や投資信託、債券、さらにFXにも対応しています。
SBI証券をおすすめするポイントは以下の通り。
- ETFの買付手数料が業界内最安水準
- 非課税枠を使って米国ETFに投資できる
SBI証券は米国株・米国ETFの買付手数料が業界最安水準となっており、特に少額取引の場合は手数料がかかりません。
また、一部の米国ETFは、取引金額に関わらず買付手数料が無料になっています。
残念ながら、VIGは買付手数料にはなっていませんが、他の証券会社と比較すると買付手数料は低く抑えられています。
SBI証券では非課税制度のNISAを使って、米国ETFに投資することが可能です。
NISAは5年間非課税で運用できるので、その期間をフル活用して時間による分散投資をおこなえば、節税しつつ価格変動リスクも抑えられます。
非常に人気の証券会社ですので、VIGの現物取引をする方は、SBI証券で口座を開設しましょう。
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VIGへの投資方法
続いてIG証券を例にして、実際にVIGへ投資する方法を紹介します。
- IG証券で口座を開設する
- 口座に投資資金を入金する
- VIGへ注文を入れる
以下で詳しく解説します。
IG証券で口座を開設する
まずは、IG証券にアクセスして画面右下にある「口座開設はこちら」から口座を開設しましょう。
口座に投資資金を入金する
口座の開設が終わったら、資金を入れましょう。
入金方法は「クイック入金」と「ベストレシーバー入金」があります。
クイック入金は、提携金融機関のネットバンキングを用いた入金方法で、即時に入金が反映されます。
また、三井住友銀行とPayPay銀行以外は振込手数料がかかりません。
提携金融機関は以下の通りです。
三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、PayPay銀行、楽天銀行、ソニー銀行、住信SBIネット銀行、ゆうちょ銀行
ベストレシーバー入金は、ユーザー一人一人に発行させるみずほ銀行の専用振込先口座のことです。
その口座に対して、ATMや金融機関窓口、ネットバンキングから振り込めます。
クイック入金に提携している金融機関の口座をお持ちなら、即時入金ができ振込手数料も無料(三井住友銀行とPayPay銀行を除く)なのでクイック入金の利用がおすすめです。
VIGへ注文を入れる
口座に資金を入金したら、実際にVIGに投資してみましょう。
まずはIG証券にアクセスして、トップページから取引システムにログインします。
ログイン後、検索から「VIG」と入力し、「バンガード米国増配株式ETF」を選択します。
画面右側に出てくるVIGのチャートを確認し、注文ボタンを選択します。
最後に以下の項目を設定して注文を入れましょう。
- 注文方向:売り注文/買い注文
- 注文方法:成行/指値・逆指値/IFD/IFO
- ロット数:最小1ロット
- スリッページ許容値
- 両建ての有無
手順が理解できた方は、IG証券で実際に口座開設して、取引を開始してみましょう。
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VIGに関するよくある質問
ここまででVIGに対する具体的な投資方法まで解説しました。
以下ではVIGに関する質問にお答えします。
- VIGに投資するならCFD取引と現物取引はどちらがいいですか?
- VIGに投資して利益が出た場合、税金はどのようになりますか?
- VIGへはいくらから投資できますか?
以下で詳しく解説します。
VIGに投資するならCFD取引と現物取引はどちらがいいですか?
CFD取引と現物取引にはどちらもメリット・デメリットがあります。
そのため、どちらが正解でどちらかが不正解というものではありません。
一般的にCFD取引は、レバレッジをかけられるため、資金が少なくても利益を高められるところがメリットです。
また、売りから注文できるので、株価が下落場面でも利益を狙えます。
デメリットとしては、レバレッジをかけている場合は、損失が大きくなってしまうところです。
そのため、ハイリスク・ハイリターンな投資になってしまいがちです。
一方で現物取引だとレバレッジはかけられないため、大きな利益を狙うことは難しいですが、損失は最小限で抑えられます。
このようにCFD取引と現物取引にはそれぞれ特徴があるため、自身の投資目的や性格などに合ったものを選ぶようにするとよいでしょう。
VIGに投資して利益が出た場合、税金はどのようになりますか?
VIGへ投資して利益が出た場合、売却益、配当益とも申告分離課税の対象となります。
税率は20.315%(所得税15.315%、住民税5%)です。
また配当益については、日本で課税される前にアメリカで10%の税率で源泉徴収されます。
確定申告をすればアメリカで源泉徴収されている分は返ってきますので、確定申告を行いましょう。
なお、SBI証券などのNISA枠でVIGに投資すると、売却益・配当益とも国内では課税の対象外になります。
VIGへはいくらから投資できますか?
VIGの1株あたりの基準価格は、2023年4月20日時点で156.61ドルであるため、日本円に換算すると約20,000円から取引できます。
日本の株式では、一般的に100株単位でしか取引できませんが、米国株は1株単位で購入できるため、資金力の少ない初心者向けとも言えます。
ちなみに、IG証券ではCFDによるレバレッジ取引が可能なので、25%の5,000円程度からでも購入できます。
初心者の方にもおすすめなので、この機会に口座開設してみてください。
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VIGのまとめ
今回は米国ETFの一つであるVIGについてご紹介しました。
「バンガード・米国増配株式ETF(VIG)」は米国ETFの一種で、組み入れ銘柄がすべて10年連続増配の銘柄のみで構成されているため、非常に人気があるETFです。
また直近ではテーパリングの開始や金利上昇などの懸念材料があるものの、財務状況が安定している銘柄ばかりのVIGは比較的安定した株価の上昇が期待できます。
この記事を通してVIGに興味を持った方は、下落相場でも利益を狙えるCFD取引もしたい方ならIG証券、現物取引ならSBI証券に口座を開設して、ぜひVIGへの投資にチャレンジしてみてください。
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