レンディング(貸仮想通貨)とは?特徴とおすすめ取引所を徹底解説!
レンディング(貸仮想通貨)とは、自分が保有している仮想通貨を取引所に貸し出し、貸借料を得るサービスのことです。
高い利回りが魅力のサービスですがリスクやデメリットもあり、すべての国内取引所でレンディングができるわけでもありません。
そこで今回はレンディングのメリット・デメリット、レンディングができるおすすめの取引所、取引所を選ぶ際のポイントなどをわかりやすく解説していきます。
これからレンディングにチャレンジしようと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
- レンディング(貸仮想通貨)は、仮想通貨を貸し出して貸借料を得るサービス
- 銀行預金と比べると、はるかに利回りが高い
- レンディングはリスクを取るほど利回りが高く、逆にリスクを抑えると利回りは小さくなる傾向がある
- 取引所を選ぶ際は、利回りとリスクのバランスが自分の方針に最も適したものを探そう
- レンディングを始めるなら、1万円程度の少額から利用できるCoincheckがおすすめ
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※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
仮想通貨のレンディング(貸仮想通貨)の年率一覧
まずは仮想通貨のレンディングの一番の魅力である利回り(年率)を、次のように一覧にまとめました。
レンディングのために取引所での口座開設を検討している方は、ぜひこれらの数値も参考にしてみてください。
取引所名 | 対象銘柄数 | 年率 |
---|---|---|
29銘柄 | 貸出期間14日→1% 30日→2% 90日→3% 180日→4% 365日→5% | |
26銘柄 | 1ヶ月→1% 3ヶ月→3% | |
固定期間型:リンク(LN)のみ 変動期間型:5銘柄 | 固定期間型:8~12%程度 変動期間型:毎日変動 | |
22銘柄 | 募集ごとで異なる |
仮想通貨のレンディング(貸仮想通貨)とは
仮想通貨のレンディング(貸仮想通貨)とは、ユーザーが保有している仮想通貨を仮想通貨取引所に一定期間貸し出し、貸し出した数量と期間に応じた貸借料を得られるサービスのことです。
レンディングは利回りが高いことなどメリットが多く、投資家からの人気が近年高まってきており、またレンディングを導入する取引所も徐々に増えてきています。
またレンディングは長期投資をおこなう方と相性がよく、仮想通貨を長期保有して遊ばせておくようなら、ぜひレンディングの活用を検討してみることをおすすめします。
仮想通貨のレンディングのメリット
それでは、具体的にレンディング(貸仮想通貨)にはどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
- 仮想通貨でインカムゲインを得られる
- 銀行預金よりも利回りが高い
- 手間やスキルが不要
- 少額からでもOK
- 持ち逃げなどのトラブルが起きる可能性が低い
仮想通貨でインカムゲインを得られる
仮想通貨には、株式の配当や優待、FXのスワップポイントのようなインカムゲイン(資産を保有するだけで生じる利益)を得る仕組みは基本的にありません。
しかしレンディングを利用すれば、取引をしなくても貸借料による利益を継続的に得られるようになります。
レンディングと同様に、ステーキングでもインカムゲインを得ることができます。
銀行預金よりも利回りが高い
日本の銀行預金の金利は、普通預金で年利0.001~0.1%程度、定期預金で0.01~0.3%程度です。
例えば100万円を1年間預けても、10円から良くても3,000円ほどしか得られません。
一方で仮想通貨のレンディングは貸出期間が短い低リスクなものでも年利1%あり、取引所や銘柄、貸出期間によっては年利10%を超えてくるものもあります。
当然そこには仮想通貨のレンディング特有のリスクやデメリットもありますが、銀行預金と比べたら破格の利回りだと言えるでしょう。
コインチェックのレンディングサービスは最大年率5.0%となっており、銀行預金と比べても遥かに高い利率で提供されています。
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※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
手間やスキルが不要
レンディングは取引所に貸し出した後は、自ら中途解約の手続きなどをしない限り、貸出期間の満期まで何もする必要がありません。
手間や投資スキルが必要ないので、普段仕事で取引をする余裕がない兼業投資家でも、スキルの乏しい投資初心者でも容易に利益を狙うことが可能です。
少額からでもOK
先ほど一覧で紹介した4社における、ビットコインの最小貸出数量は次のようになっています。
取引所名 | 最小貸出数量 (ビットコインの場合) | 日本円換算 (1BTC=500万円と仮定) |
---|---|---|
Coincheck | 1万円相当額 | 1万円相当額 |
GMOコイン | 0.1BTC | 50万円 |
LINE BITMAX | 0.01BTC | 5万円 |
BITPOINT | 募集ごとで異なる | ー |
GMOコインのようにある程度まとまった数量・金額を求められるところもありますが、Coincheckなら1万円程度、BITMAXなら5万円程度といった比較的リーズナブルな数量・金額からビットコインを貸し出すことができます。
なお銘柄によって最小貸出数量は異なるので、気になる取引所や銘柄はサービスを利用する前にチェックしておきましょう。
持ち逃げなどのトラブルが起きる可能性が低い
例えば個人間の貸し借りであれば、預けた仮想通貨を持ち逃げされることも考えられます。
国内取引所のレンディングでそんなことをすれば取引所としての信用を簡単に失うため、持ち逃げや不正をされる可能性はほぼない安全なサービスだと言えるでしょう。
レンディングをするなら、貸仮想通貨サービスがあり使いやすさも抜群のコインチェックがおすすめです。
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※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
仮想通貨のレンディングのデメリット
高い利回りが魅力のレンディングですが、一方で次のようなデメリットもあります。
- 貸出中の価格変動リスクがある
- 望んだタイミングで貸し出せるとは限らない
- 貸し出した仮想通貨は法による保全対象ではない
貸出中の価格変動リスクがある
仮想通貨のレンディングでは、貸し出している間も常に価格は変動し続けます。
そのため、貸し出している間に暴落に巻き込まれる可能性もゼロではありません。
そういった場合、保有している通貨を早めに売却して損失を最小限に留めたいと考える方もおられるでしょう。
しかし貸出をしていると、貸出契約を解除してその通貨を返してもらってからでないと売却できないので、速やかに売却できるとは限りません。
また取引所によっては、そもそも貸出の中途解約ができないところもあるので注意が必要です。
望んだタイミングで貸し出せるとは限らない
取引所側も無限に仮想通貨を借りたいわけではなく、どの取引所も具体的な数値は明かしてはいませんが借入上限が設けられています。
その借入上限に達しているときは借入可能枠に空きが出るまで申請順で待ったり抽選になったりと、いずれも望んだタイミングでは貸し出しをおこなうことはできません。
貸し出した仮想通貨は法による保全対象ではない
国内取引所に預かってもらっている仮想通貨は、取引所の資産とは別に管理されているため、仮に取引所が廃業してしまったとしてもほぼ確実に満額返ってきます。
一方で貸し出した仮想通貨は、資金決済法上の保全対象に該当するものではないため、取引所が廃業すると戻ってこない可能性があります。
今は仮想通貨取引所も群雄割拠の時代なので、人気のない取引所や採算の合わない取引所は当然廃業することもありえます。
レンディングは長期間貸し出すことも考えられるので、その間安心して利用できる取引所を選ぶことも重要となるでしょう。
その点CoincheckやGMOコインは、運営会社の資金力もユーザーからの人気も申し分ありません。
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※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
仮想通貨のレンディングの始め方・やり方【Coincheckの場合】
それでは貸仮想通貨のレンディングの、具体的な始め方・やり方を見ていきましょう。
なお、ここではCoincheckを例にご紹介します。
その他の取引所を利用を検討している場合は、各取引所の公式サイトでレンディングのマニュアルや貸出ルールなどをチェックしてみてください。
- STEP1:口座開設をおこなう
- STEP2:レンディング用のアカウントを作成する
- STEP3:貸し出す仮想通貨を用意する
- STEP4:貸し出しの申し込みをおこなう
STEP1:口座開設をおこなう
まずはCoincheck公式サイトから口座開設をおこないましょう。
なお、口座開設の手順は大まかに次の通りです。
- メールアドレスを入力して会員登録
- 氏名・住所等の個人情報の入力
- 本人確認書類のアップロード
口座開設は18歳以上74歳以下の日本居住者であれば、基本的にどなたでも可能です。
また口座開設手数料や口座維持費はかからないので、ぜひ気軽にチャレンジしてみてください。
STEP2:レンディング用のアカウントを作成する
Coincheckで口座をつくると仮想通貨取引が可能になりますが、レンディングをおこなう場合は「暗号資産消費貸借契約約款」などに同意した上で、さらに別途レンディング用のアカウントをつくる必要があります。
なおアカウントをつくるのは非常に簡単で、約款や規約を確認・同意して、メールアドレスと任意のパスワードを登録するだけで作成できます。
STEP3:貸し出す仮想通貨を用意する
次に、貸し出す予定の仮想通貨を用意しましょう。
なお、その仮想通貨は必ずしもCoincheckで購入したものである必要はなく、他の取引所で購入したものをCoincheckに送金して利用することも可能です。
STEP4:申し込みをおこなう
貸し出す通貨を用意できたら、レンディング用のアカウントでログインして申し込みをおこないます。
なお、申し込みの際は次の項目を選択します。
- 貸し出す銘柄
- 貸し出す数量
- 貸出期間(貸出期間に応じて貸借料の年率も決定)
- 満期後に貸し出しの自動更新をおこなうかどうか
なお自動更新の設定は、貸し出した後におこなうことも可能です。
以上で、Coincheckでのレンディングの申し込みは完了です。
あとは貸出期間が満了すると、貸し出した通貨が償還されるのと同時に貸借料率に応じた仮想通貨が付与されます。
このように簡単な申し込み手続きのみで利用できるので、ぜひトライしてみてください。
仮想通貨のレンディングをする取引所を選ぶ際のポイント
仮想通貨のレンディングができる取引所は複数ありますが、それらの中から自分が利用したい取引所を選ぶ際は、次のようなポイントに着目するとよいでしょう。
- 利回りの高さ
- 自由度の高さ
- 取扱銘柄の違い
- 取引所の廃業リスク
利回りの高さ
レンディングの魅力は何といってもその利回りの高さなので、まずはそこに着目しましょう。
銘柄や貸出期間などによっても利回りは変わってきますが、例えばCoincheckなら最大年利5%(365日貸出の場合)、LINE BITMAXなら最大年利12%(固定期間型、90日プラン)と非常に高水準となっています。
もちろん利回りが高いものは相応のリスクを伴うのですが、まずは高利回りのものをチェックして、その場合のリスクを自分が許容できるのか検討してみてください。
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※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
自由度の高さ
レンディングは取引所によって、貸出期間の設定や中途解約の可否など自由度が異なります。
先ほど述べた通り仮想通貨はレンディング中も価格変動リスクを伴うので、自由度は高い方がいざという時に対応しやすくなります。
一方で、元々貸出期間が短いものなど自由度が高いものほど利回りは低くなる傾向にあります。
そのため自由度と利回りを天秤にかけて、自分がどこまでのリスクを許容できるのか考えてみましょう。
取引所名 | 貸出期間・貸借料率 | 中途解約の可否 | 貸出の自動更新 |
---|---|---|---|
Coincheck | 貸出期間14日→1% 30日→2% 90日→3% 180日→4% 365日→5% | 不可 | 可能 |
GMOコイン | 1ヶ月→1% 3ヶ月→3% | 可能 (解約手数料が必要) | 可能 |
LINE BITMAX | 固定期間型:8~12%程度 変動期間型:毎日変動 | 固定期間型:不可 変動期間型:1日単位で解約可能 | 可能 |
BITPOINT | 募集ごとに異なる | 不可 | 可能 |
取扱銘柄の違い
取引所ごとにレンディングに対応している銘柄や銘柄数は異なります。
また銘柄ごとで次のような違いがあります。
- 最小貸出数量、最大貸出数量
- 利回り(BITPOINT、LINE BITMAXの場合)
- 価格変動リスク
- 借入上限(数値は公開されていない)
この中でも特に、通貨ごとの価格変動リスクの違いには注意しましょう。
仮想通貨はマイナーな通貨ほど流動性が低く価格変動リスクも大きくなる傾向があり、つまりマイナー通貨はメジャーな通貨よりも、長く貸し出すほどリスクが高くなります。
取引所の廃業リスク
先ほど述べた通り貸し出した仮想通貨は、利用している取引所が突然廃業してしまうと返ってこない可能性があります。
特にレンディングを長く利用し続けたいと考えているのであれば、最初に取引所の組織体制や資金力、収益状況などをよくチェックして、信頼できる取引所を選ぶようにしましょう。
このように仮想通貨のレンディングは、高い利回りを享受できる一方でリスクもあり、それらは取引所ごとに違ってきます。
リスク許容度は投資家一人ひとり異なるので、自身のリスク許容度に収まる範囲で、できる限り高い利回りを得られる取引所を選ぶとよいでしょう。
仮想通貨のレンディングにおすすめの取引所比較ランキング
続いて、仮想通貨のレンディングにおすすめの取引所を4社ご紹介します。
先ほど紹介した取引所選びのポイントも意識しながら、自身の目で比較してみてください。
Coincheck
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- リスク(LSK)
- リップル(XRP)
- ネム(XEM)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- ステラルーメン(XLM)
- クアンタム(QTUM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- アイオーエスティー(IOST)
- エンジンコイン(ENJ)
- パレットトークン(PLT)
- サンド(SAND)
- シンボル(XYM)
- ポルカドット(DOT)
- フィナンシェトークン(FNCT)
- チリーズ(CHZ)
- チェーンリンク(LINK)
- ダイ(DAI)
- メイカー(MKR)
- ポリゴン(MATIC)
- イミューダブル(IMX)
- エイプコイン(APE)
- アクシーインフィニティ(AXS)
- ラップドビットコイン(WBTC)
- アバランチ(AVAX)
- シバイヌ(SHIB)
対象銘柄数 | 30銘柄 |
貸出期間・貸借料率 | 14日→年率1% 30日→年率2% 90日→年率3% 180日→年率4% 365日→年率5% (すべての銘柄で一律) |
最小貸出数量 (ビットコインの場合) | 1万円相当額 |
最大貸出数量 (ビットコインの場合) | 上限なし |
貸借料付与日 | 貸し出した通貨の償還時 |
中途解約の可否 | 不可 |
自動更新 | 可能 ※Coincheckの借入上限に達している場合は、申請順による承認待ちとなる |
公式サイト | Coincheck公式サイト |
関連記事 | Coincheckの評判 |
少額から始められる・貸出金額のコントロールがしやすい
Coincheckでは、どの銘柄でも1万円相当額からレンディングを始めることができます。
少額から始められるので、比較的リスクの低い取引所と言えるでしょう。
また貸出数量を細かく調整できる、つまりリスク・リターンを調整しやすいのも魅力の一つです。
さらに貸出上限は設けられていないので、資金力のある方はより多くの仮想通貨を貸し出して(リスクを上げて)利益を増やすことが可能です。
なお貸出上限はないもののCoincheck側の借入総額の上限があり、大きな数量で申し込むと場合によっては借入可能枠に空きができるまで待たなければならないこともあるので注意が必要です。
貸出期間に応じて利回りが変動する
Coincheckでは「14日・30日・90日・180日・365日」の中から、自由に貸出期間を選ぶことができます。
貸出期間が短いほど価格変動などによるリスクは小さく、一方で貸借料率も小さくなります。
逆に貸出期間が長くなると価格変動リスクが大きくなり、貸借料率も大きくなっていきます。
またCoincheckは、貸出期間中の中途解約ができません。
それらを加味した上で、貸出期間や貸し出す数量を選択するようにしましょう。
取り扱い通貨が30種類あり、取引所としても非常に充実したサービスを提供しています。
初心者でも非常に使いやすい取引所ですので、是非口座開設してみてください。
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※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
GMOコイン
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
- リップル(XRP)
- ネム(XEM)
- ステラルーメン(XLM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- オーエムジー(OMG)
- テゾス(XTZ)
- クアンタム(QTUM)
- エンジンコイン(ENJ)
- ポルカドット(DOT)
- アトム(ATOM)
- シンボル(XYM)
- モナコイン(MONA)
- エイダコイン(ADA)
- メイカー(MKR)
- ダイ(DAI)
- チェーンリンク(LINK)
- FCRコイン(FCR)
- ドージコイン(DOGE)
対象銘柄数 | 22銘柄 |
貸出期間・貸借料率 | 1ヶ月→年率1% 3ヶ月→年率3% (すべての銘柄で一律) |
最小貸出数量 (ビットコインの場合) | 0.1BTC/回 |
最大貸出数量 (ビットコインの場合) | 100BTC/月 |
貸借料付与日 | 貸し出した通貨の償還時 |
中途解約の可否 | 可能 (解約手数料は償還時受取予定の貸借料の10%、解約すると貸借料の支払いはなし) |
自動更新 | 可能 |
公式サイト | GMOコイン公式サイト |
関連記事 | GMOコインの評判 |
リスクが比較的低め
GMOコインでの貸出期間は1ヶ月か3ヶ月かの2択で比較的短いので、同時に貸出期間中に生じる価格変動リスクなども小さいと言えます。
また万が一の際は、中途解約をおこなって貸し出した通貨を手元に戻すことも可能です。
なお中途解約をおこなうと貸借料は支払われず、解約手数料(受け取る予定だった貸借料の10%)も発生して、わざわざレンディングを利用したのに損をしてしまうことになります。
そのため解約はできるものの、できる限り利用しなくて済むように貸し出す銘柄、数量、期間を設定しましょう。
ある程度まとまった資金が必要
GMOコインでは例えばビットコインの場合、最小貸出数量は0.1BTC(1BTC500万円換算なら50万円)となっています。
銘柄ごとで最小貸出数量は異なりますが、総じて他の取引所と比べると必要な数量が多く設定されており、利用のハードルはやや高めだと言えるでしょう。
ある程度まとまったお金をレンディングに回したい方におすすめの取引所となっています。
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LINE BITMAX
【固定期間型】
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
- リンク(LN)
- ビットコイン(BTC)
- リップル(XRP)
- イーサリアム(ETH)
【変動期間型】
- イーサリアム(ETH)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコイン(BTC)
- リップル(XRP)
対象銘柄数 | 固定期間型:6銘柄 変動期間型:5銘柄 |
貸出期間・貸借料率 【固定期間型】 | 30日→年利3~8%程度 60日→年利10%程度 90日→年利12%程度 貸出申請時の貸借料率が適用される |
貸出期間・貸借料率 【変動期間型】 | 最低貸出期間:1日 貸借料率:毎日更新、銘柄ごとでも異なる |
最小貸出数量 (ビットコインの場合) | 0.01BTC |
最大貸出数量 (ビットコインの場合) | 0.5BTC |
貸借料付与日 | 貸し出した通貨の償還時 |
中途解約の可否 | 固定期間型:不可 変動期間型:1日単位で解約可能 |
自動更新 | 可能 |
公式サイト | LINE BITMAX公式サイト |
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固定期間型と変動期間型から選べる
LINE BITMAXでは、次の2つからレンディングの方法を選べます。
固定期間型:
- 30日・60日・90日の中から貸出期間を選択
- 貸借料率は毎日更新されるが、貸出期間中は貸出申請時の貸借料率で固定される
- 中途解約は不可
変動期間型:
- 市場の動向に応じて受け取る貸借料率が毎日変動
- 対象銘柄は5種類
- 最低貸出期間は1日で低リスク
- 1日単位でいつでも解約可能
特に固定期間型は、中途解約ができず比較的高いリスクを伴いますが、そのリスク相応の高い利回り(年利8~12%程度)が魅力となっています。
変動期間型は自由度が高い
固定期間型がリスク相応の高い利回りを望める一方で、変動期間型は1日単位で貸し出しができる低リスクなサービスとなっています。
また、以下のようなことも自在にできます。
- 1日単位での貸出の継続・解約
- 貸し出した仮想通貨の一部解約
- 貸し出している銘柄での追加貸出
さらに1日でやめたとしても解約手数料などは発生せず、その間の貸借料も日割りで適切に付与されます。
年率の高さがLINE BITMAXのレンディングの魅力。
高い利益を追い求めたい方は、LINE BITMAXを使うのがおすすめです。
BITPOINT
- ビットコイン(BTC)
- トロン(TRX)
- リップル(XRP)
- イーサリアム(ETH)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- エイダ(ADA)
- ジャスミー(JMY)
- ポルカドット(DOT)
- チェーンリンク(LNK)
- ディープコイン(DEP)
- アイオーエスティー(IOST)
- クレイ(KLAY)
対象銘柄数 | 22銘柄 |
貸出期間・貸借料率 | 募集ごとで異なる |
最小貸出数量 (ビットコインの場合) | 募集ごとで異なる |
最大貸出数量 (ビットコインの場合) | 募集ごとで異なる |
貸借料付与日 | 貸借期間終了日の翌営業日 |
中途解約の可否 | 不可 |
自動更新 | 可能 |
公式サイト | BITPOINT公式サイト |
関連記事 | ビットポイントの評判 |
不定期にレンディングの募集がおこなわれる
BITPOINTでは、常にレンディングに申し込めるのではなく不定期に募集がおこなわれており、募集情報はBITPOINT公式サイトの「お知らせ」に掲載されます。
なお募集期間はお知らせの掲載から1週間程度しか設けられていないので、小まめにサイトをチェックしておく必要があるでしょう。
また応募が多い場合は、先着順または抽選によって貸出できるユーザーが選定されるようになっており、必ずしも思い通りにレンディングを利用できるとは限らないので注意しましょう。
自動更新は可能
BITPOINTは不定期に募集がおこなわれ、貸出期間も募集ごとでそれぞれ異なるのですが、一度申し込むことができたらそこから自動更新による再貸出をすることは可能です。
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このようにレンディングは、取引所ごとにサービスの長所と短所、利回りとリスクが異なります。
そのため取引所を比較し、自分のリスク許容度や戦略にあったところを選ぶようにしましょう。
なお複数の取引所を利用して、利回りやリスクの異なるレンディングを同時におこなうことももちろん可能なので、資金に余裕のある方は複数利用もぜひ検討してみてください。
仮想通貨のレンディングに関するよくあるQ&A
最後に仮想通貨のレンディングに関して、よくあるQ&Aを4つご紹介します。
- レンディングではどれくらいの利益を得ることができますか?
- レンディングによる利益には、どのような税金がかかりますか?
- 日本と海外でレンディングの仕組みに違いがありますか?
- 貸出の申し込みを取りやめることは可能ですか?
レンディングではどれくらいの利益を得ることができますか?
レンディングで得られる利益(貸借料)は、次のように算出されます。
貸借料=貸し出した通貨の数量×貸出日数×(貸借料率/365)
例えば次のような条件で、Coincheckでビットコインの貸出をおこなったとしましょう。
- 貸出数量:0.1BTC(1BTCあたり500万円とすると、50万円分)
- 貸出日数:180日
- 貸借料率:4%
この場合、得られる貸借料は以下の通りです。
0.1BTC×180日×4%/365=0.0019726BTC
これを1BTCあたり500万円で日本円換算すると、9,863円になります。
レンディングに伴うリスクに対して、この数字を多いと見るか少ないと見るかは人それぞれ異なると思われますが、少なくとも銀行預金では50万円を180日預けていたところで1万円弱の利益になることは絶対にありません。
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※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
レンディングによる利益には、どのような税金がかかりますか?
レンディングによる利益には仮想通貨取引で生じる利益と同じく「累進課税」が適用され、他の所得と合算した金額に対して最大で税率55%の課税がなされます。
つまり、所得が増えてくると仮にレンディングでリスクを取って年利5%の貸借料を得たとしても、税金を差し引くと実質2%台になることもありえます。
そのため所得が多く税率が高い方は、リスクを取ってまでレンディングをおこなうことが適切なのか、事前によく検討した方がよいでしょう。
日本と海外でレンディングの仕組みに違いがありますか?
日本では仮想通貨取引所に対して貸し出しをおこないますが、海外では企業や個人と貸し借りをおこなうことが多いです。
そのため利回りは海外の方が大きくなりやすいですが、一方で持ち逃げなどのリスクも高くなります。
そのため当サイトでは、より安全な国内取引所でのレンディングの利用を推奨します。
貸出の申し込みを取りやめることは可能ですか?
例えばCoincheckであれば、貸出の申し込みをおこなっても「貸出申請中」の状態であればキャンセルが可能です。
ただそもそもCoincheckやBITPOINTのように、レンディングの中途解約ができない取引所を利用する際は、後で悔やむことのないように慎重に銘柄や数量を考えた上で申し込みをおこなうようにしましょう。
仮想通貨のレンディングのまとめ
今回は、仮想通貨のレンディングについて解説しました。
- レンディング(貸仮想通貨)は、仮想通貨を貸し出して貸借料を得るサービス
- 銀行預金と比べると、はるかに利回りが高い
- レンディングはリスクを取るほど利回りが高く、逆にリスクを抑えると利回りは小さくなる傾向がある
- 取引所を選ぶ際は、利回りとリスクのバランスが自分の方針に最も適したものを探そう
- レンディングを始めるなら、1万円程度の少額から利用できるCoincheckがおすすめ
レンディングは手間もスキルも要らず、高い利回りを望める優れたサービスです。
ただ取引所によっては一度貸し出すと中途解約ができず、価格変動のリスクが大きくなるところもあります。
また基本的にレンディングはリスクを取るほど利回りが高く、逆にリスクを抑えると利回りは小さくなる傾向があります。
そのため利用する取引所を選ぶ際は、まずは自分のリスク許容度を考えて、その許容度の範囲内で最大限の利益を望めるところを探すようにするとよいでしょう。
なお、いくら預けるかもリスクに影響を及ぼします。
その点、1万円相当額から始められるCoincheckは低リスクでレンディングを始められる、またリスク・リターンをコントロールしやすい取引所の一つと言えるでしょう。
特にこれからレンディングに初めて挑戦するという方は、ぜひCoincheckで口座を開設して少額からレンディングにトライしてみてください。
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