仮想通貨DYDX/dYdXとは?今後の予想と将来性を徹底解説
近年、仮想通貨界隈で注目を集めている「DeFi」。
DeFiとは、既存の金融サービスにブロックチェーン技術を掛け合わせることで仲介業者を挟まずにお金のやり取りをすることができる革新的なサービスです。
今回は、DeFiアプリケーションのひとつ「dYdX」で発行されているガバナンストークン「DYDX」について紹介していきます。
ブロックチェーン技術に詳しくない方は、「DEXとは?」「DeFiとは?」の記事もぜひご覧ください。
- DYDXは、分散型取引所「dYdX」で発行されているガバナンストークン
- DYDXを保有することで、ユーザーはプラットフォーム内での投票権を得られる
- 分散型取引所「dYdX」はセカンドレイヤーでの取引に対応しており、イーサリアムの「スケーラビリティ問題」を解決できる
- 分散型取引所「dYdX」は、サービス利用者にDYDXを順次配布していく予定
- イーサリアムのアップデート状況によってDYDXの価格は大きく変動する可能性がある
DYDXは2021年9月に新規上昇した非常に新しい仮想通貨です。
国内で出回っている情報もまだ少ない通貨なので、興味のある方はぜひ最後までご一読ください。
なお、初心者の方は国内取引所のコインチェックでまずは取引を始めるのがおすすめ。
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仮想通貨DYDX/dYdXとは?
通貨名 | DYDX |
シンボル | DYDX |
価格(2023年5月時点) | ¥333.90 |
時価総額(2023年5月時点) | ¥52,173,549,445 |
時価総額ランキング(2023年5月時点) | 96位 |
購入できる主な国内取引所 | なし |
dYdXは、イーサリアムブロックチェーン上で開発された分散型取引所(DEX)です。
分散型取引所は、ブロックチェーン技術と既存の金融サービスをかけ合わせた今までにない新しいサービスで、仮想通貨を保管するウォレットを自分で管理し、銀行のような仲介企業を介さない取引に対応している点が大きな特徴となっています。
dYdXでは証拠金取引やレンディングサービスを提供しており、現在3万人以上のユーザーに利用されている人気の取引所となっています。
今回紹介する「DYDX」は、分散型取引所「dYdX」で発行されるガバナンストークンです。
プラットフォーム内での使用がメインですが、2021年9月より複数の海外取引所に上場したことから話題となりました。
仮想通貨DYDX/dYdXの特徴
仮想通貨DYDXの特徴は次のとおりです。
- 分散型プラットフォーム「dYdX」のガバナンストークンとして発行
- 「ステーキング」サービスに対応
- 取引にセカンドレイヤーを使用することでスケーラビリティ問題を解決
ひとつずつ順を追って説明していきます。
分散型プラットフォーム「dYdX」のガバナンストークンとして発行
DYDXは、分散型取引所(DEX)のガバナンストークンとして発行されています。
ガバナンストークンとは、各種DeFiサービスを開発する際の資金繰りのひとつとして利用されている手法で、ユーザーはこれを所有することでサービスの方向性を決定する「投票権」を獲得することが可能です。
決定権は所有しているガバナンストークンの量に比例して強くなり、自分のニーズに適した提案を決定しやすくなります。
最近では、所有しているだけで利益を獲得できる「ステーキングサービス」や、プラットフォームにトークンを預け入れて金利や手数料収入を獲得する「イールドファーミング」などの投資方法に対応したガバナンストークンも多く発行されています。
ガバナンストークンが仮想通貨取引所に上場していることもあり、そのような場合は通常の仮想通貨と同様にトークンを売買して利益を得ることも可能です。
DYDXも、2021年の9月から複数の海外取引所に上場しているため、投資家たちはさまざまな方法で投資サービスを利用することができます。
低リスクな投資方法である「ステーキングサービス」に対応
ステーキングとは、対象の仮想通貨を保有するだけで報酬を獲得することができる投資サービスです。
通常の仮想通貨と違って自己資産を減らすこと無く利益を獲得できるため、リスクの少ない投資方法として多くの投資家が現在このサービスを利用しています。
国内取引所でステーキングサービスをおこなっている通貨としては、CoincheckやbitFlyerなどで取り扱いのある「LISK」が有名ですね。
DYDXもステーキングサービスに対応しており、リスクを冒さずに儲けを得ることができます。
なお、国内の取引所でもステーキングをすることができますので、気になる方はコインチェックの公式サイトを見てみましょう。
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取引にセカンドレイヤーを使用することで「ガス代」問題を解決
現在、分散型金融(DeFi)アプリケーションのほとんどは、「スマートコントラクト」機能を搭載しているイーサリアムブロックチェーンを使用して開発されています。
スマートコントラクトはブロックチェーン技術を活用した仕組みのひとつで、取引ルールを事前に設定することで契約を自動実行することができます。
さらに、ブロックチェーンはユーザー間の取引履歴を全ユーザーで管理することから、改ざん等の不正が行われる可能性が極めて低い高セキュリティなシステムであると言われています。
一方で、イーサリアムブロックチェーンで問題となっているのが取引時に発生する「ガス代」です。
このガス代は通信量に応じて増加していく仕組みとなっており、DeFiやNFT市場が加熱している現在は大きな問題となってしまっています。
また、イーサリアムブロックチェーンはガス代の他にも大量取引が原因で発生している「送付遅延」などの課題を抱えており、これらはまとめて「スケーラビリティ問題」と呼ばれ、投資家の中でも由々しき事態となっています。
そこで登場したのが「セカンドレイヤー(レイヤー2)」です。
セカンドレイヤーとは、メインのブロックチェーンを利用せずに取引をおこなう仕組みのことで、通信が集中するブロックチェーンを避けて取引をすることができるため、スケーラビリティ問題を解消可能な手段として現在多くの注目を集めています。
dYdXは、2021年4月からセカンドレイヤーでの取引を開始しており、そのメリットから今後のサービス拡大が期待されています。
仮想通貨DYDX/dYdXの価格推移
ガバナンストークン「DYDX」は2021年9月8日から9日にかけてBINANCEやFTXなど複数の海外取引所に上場を果たしました。
9月末に価格が急上昇しており、10月にいったん下落を見せたものの、11月に入っても高い水準で推移しています。
今後9月末に記録した価格に戻ったり、超えたりすると考えるのであれば、価格が多少落ち着いている今は買い時と言えるかもしれません。
上場したてということもあり大きな価格変動が発生する可能性は充分に考えられますが、BINANCEなどに上場した9月9日をピークに取引高は減少しており、このペースが続けば相場の急変動も徐々に落ち着いていくでしょう。
新たな上場先の発表など、ニュースが報道されたタイミングで取引高は一時的に増加する場合があるので、このタイミングで取引に参加される方は情報収集を入念におこなっておくことをおすすめします。
仮想通貨DYDX/dYdXの今後の予想・見通し
仮想通貨DYDXの今後を占うポイントは以下のとおりです。
- イーサリアムの「ガス代」問題
- 取り扱い市場の拡大
- DYDXの新規発行
分散型取引所「dYdX」はローンチしてからまだ日の浅いサービスであるため、知名度があまりありません。
今後知名度が向上していくにつれてガバナンストークンであるDYDXも価格が高騰していく可能性は充分に考えられるので、DYDXに将来性を感じた方は早めに取引することをおすすめします。
イーサリアムのスケーラビリティ問題の解決
分散型取引所「dYdX」はセカンドレイヤーでの取引に対応しているため、イーサリアムブロックチェーンの問題であるガス代などの「スケーラビリティ問題」を気にせずサービスを利用することが可能です。
この点は、現在他のDeFiアプリケーションに対して大きな優位性を持っているのですが、今後のイーサリアムブロックチェーンのアップデートによりこのメリットが消失してしまうかもしれません。
イーサリアムは2021年8月に「ロンドン」と呼ばれる大型アップデートをおこなっており、これがイーサリアムの「スケーラビリティ問題」を解決するきっかけになるのではないかと噂されているのです。
2020年から「イーサリアム2.0」への段階的な以降も開始しており、今後のイーサリアムの開発状況によっては、「dYdX」を含むDeFiアプリケーションの序列が大きく変わってしまう可能性があります。
ただ、アップデートの詳細については有識者の間でも意見が割れており、かつ「セカンドレイヤー」が継続的に利用される可能性も充分に考えられるため、この点は今後の発表を待ってから判断するようにしましょう。
取り扱い市場の拡大
DYDXは、分散型取引所「dYdX」が発行しているガバナンストークンです。
ガバナンストークンは一般的に、発行元のプラットフォームの規模に応じて価格を上昇させていく傾向にあります。
プラットフォームのサービスレベルを高めることでユーザー数の拡大を図ることもできますが、NFT市場やDeFiアプリケーションの市場は拡大しているとはいえ、仮想通貨の主流は取引所での売買です。
多くの取引所にガバナンストークンを上場させトークンの取引機会を増やすことで、ガバナンストークンの「仮想通貨」としての価値を高めていくことも必要でしょう。
DYDXは2021年9月にBINANCEなど複数の海外取引所に上場しましたが、取り扱いのある取引所はまだまだ少ないでしょう。
今後取り扱いのある取引所が増えていくにつれて、DYDXの価値も上昇していくと予想されています。
なお、メインの国内仮想通貨取引所としては、コインチェックがおすすめです。
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関連記事:【12社比較】仮想通貨/ビットコイン取引所のおすすめランキング[暗号資産]
DYDXの新規発行
分散型取引所「dYdX」は、2021年8月よりガバナンストークンDYDXの発行を開始しました。
DYDXは今後5年の間に10億トークンを発行する予定で、発行されたトークンは投資家や関係者などに配布されるそうです。
ガバナンストークンはユーザーに配布するタイミングで価格が一時的に高騰する場合があり、サービスを利用していない投資家にとっても大きなチャンスとなっています。
ガバナンストークンを無料で獲得でき値上がり益も狙うことができる一石二鳥の機会なので、配布の発表は必ずチェックしておきましょう。
仮想通貨DYDX/dYdXの将来の価格予想
2021年9月に上場を果たしたDYDXは、現在200円~300円前後を推移しています。
まだ上場直後ということもあり価格が読めないところもありますが、海外の価格予想サイトでは比較的前向きな予想が立てられていました。
ここでは、DYDXの将来的な価格予想についてお伝えしていきます。
2023年末の仮想通貨DYDX/dYdXの価格予想
- Digital coin:18.47ドル
- Price Prediction:11.72ドル
2023年末のDYDX相場については、少し幅のある予想となっています。
やはり、上場直後で価格が読めないせいもあるのでしょうか。
2023年には、メインブロックチェーンであるイーサリアムの「ロンドン」アップデートや「イーサリアム2.0」への移行など大きなイベントが複数実施されています。
イーサリアムのスケーラビリティ問題が解消されるかどうかによってDYDXの価格は大きく影響を受けるので、相場の変動に乗り遅れないためにも公式の発表を逐一チェックしておく必要があるでしょう。
2023年以降の仮想通貨DYDX/dYdXの価格予想
2023年以降の価格予想として、2社ともに2025年末時点での相場を掲載します。
- Digital coin:36.89ドル
- Price Prediction:55.36ドル
2025年時点では、DYDXの相場は大きく上昇しそうです。
大前提として、暗号資産サービスは今後も世界中に普及していくと考えられており、多くの仮想通貨の相場が上昇していくと各社で予想されています。
そのうえで、DYDXの価格が今後上昇する要因としてサービスが途上段階にあるということがあげられます。
分散型取引所「dYdX」は、2021年8月にガバナンストークンとして「DYDX」を発行しており、9月に取引所に上場した若いサービスです。
プラットフォーム内での取り扱い通貨も日々増えており、今後のサービス拡大にも大きな期待が寄せられています。
これらの点が考慮されて、各社はDYDXの将来性について明るい見通しを立てています。
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仮想通貨DYDX/dYdXを購入できる取引所
本記事の説明をご覧になって、DYDXに興味が湧いた方は実際に取引をおこなってみましょう。
ここでは、分散型取引所「dYdX」の始め方とガバナンストークンDYDXの獲得方法について説明していきます。
DYDXの始め方・利用方法とDYDXでのdYdXの獲得方法について
分散型取引所「dYdX」で取引する流れは非常にシンプルです。
- 仮想通貨のウォレットを作成
- 「dYdX」のアカウントを登録し、ウォレットを紐付ける
- 取引開始
仮想通貨を管理するウォレットは、日本語サービスに対応している「MetaMask」をおすすめしています。
金利収入を狙う場合は、Coincheckなどの国内取引所であらかじめ取引に使用する通貨を購入しておく必要があるため注意してください。
また、「dYdX」で取引を続けていると、プラットフォーム内で発行されているガバナンストークンDYDXを獲得できるチャンスがあります。
配布対象はプラットフォーム内のサービス利用者が中心となるので、アカウントを作成した方は積極的に取引をしていきましょう。
海外取引所での購入方法
ガバナンストークンDYDXは、2021年9月より複数の海外取引所に上場しています。
これにより、プラットフォーム内での配布以外にも取引所でDYDXを獲得することができるようになりました。
海外取引所でDYDXを購入する手順は次のとおりです。
- 国内取引所の口座を開設し、取引に使用する通貨を購入
- 海外取引所の口座を開設し、購入した通貨を送金
- 海外取引所でDYDXを購入
海外取引所は日本円での取引に対応していないため、国内取引所にも口座開設をする必要があります。
口座を開設する国内取引所としては、取引手数料が発生しないCoincheckをおすすめしています。
現物取引(銘柄数) | 販売所形式:○(16銘柄) 取引所形式:○(5銘柄) (販売所・取引所を合わせると、取扱銘柄は全17種類) |
レバレッジ取引(銘柄数) | × |
最小発注数量 (ビットコインの場合) | 販売所形式:500円以上 取引所形式:0.005BTC以上、かつ500円以上 |
取引手数料 (ビットコインの場合) | 販売所形式:0円(スプレッドあり) 取引所形式:0円 |
取引ツール | パソコン・ネットブラウザ:○ スマホアプリ:○ |
その他のサービス | Coincheckつみたて 貸仮想通貨 大口OTC取引 CoincheckNFT(β版) Coincheckでんき/ガス ステーキングサービス |
公式サイト | Coincheck公式サイト |
関連記事 | Coincheckの評判 |
- 取扱銘柄は国内トップクラスの17種類
Coincheckは、国内取引所の中ではトップクラスの17銘柄を取り扱っています。
ビットコインやイーサリアムのような比較的安定したメジャーな通貨はもちろん、今後に期待される将来性の高い通貨も多く取り扱っているため、リスク・リターンの異なる様々な投資を楽しむことができます。
- 少額から始められるので初心者でも安心
Coincheckでは17種類の銘柄すべてに対して、ワンコイン(500円)から投資できます。
少額から始められるので、初心者でも安心して無理なく仮想通貨取引に挑戦できます。
「仮想通貨取引所の手数料比較」の記事も是非ご参照ください。
- ユーザーの資産保全やセキュリティ対策が万全
Coincheckではユーザーから預かっている資産と、取引所の資産を分けて管理しているため、万が一のトラブルが発生した際も適切にユーザーの資産が守られます。
また、二段階認証やコールドウォレット(オフラインの仮想通貨ウォレット)など、ハッキングに対するセキュリティも万全なので、安心して利用できます。
購入する通貨としては、通貨ペアが豊富にあるビットコインやイーサリアムにするとよいでしょう。
定番の取引所ですので、まだ口座をお持ちでない方はぜひ是非開設してみてください。
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仮想通貨DYDX/dYdXまとめ
今回は仮想通貨DYDXについて紹介しました。
- DYDXは、分散型取引所「dYdX」で発行されているガバナンストークン
- DYDXを保有することで、ユーザーはプラットフォーム内での投票権を得られる
- 分散型取引所「dYdX」はセカンドレイヤーでの取引に対応しており、イーサリアムの「スケーラビリティ問題」を解決できる
- 分散型取引所「dYdX」は、サービス利用者にDYDXを順次配布していく予定
- イーサリアムのアップデート状況によってDYDXの価格は大きく変動する可能性がある
DYDXは2021年9月に新規上場を果たした若い仮想通貨で、昔のビットコインのように加速度的に価格が上昇していく可能性は充分に考えられます。
初心者の方は、まずは国内取引所のコインチェックから取引を始めてみましょう。
送金用としても使えるほか、取扱銘柄も国内最大級ですので、ぜひこの機会に口座開設してみてください。
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※dYdXはDEXの一つであり、金融庁からの認可を受けていません。dYdXを利用した投資は、当局の規制や高い投資リスクがありますので、十分気をつけるようにしてください。