仮想通貨ループリング(Loopring/LRC)とは?今後の見通し予想や将来性を徹底解説
2021年はビットコインが史上最高値を更新するなど、仮想通貨市場に注目が集まった1年でした。
その中でも、特に注目が集まったのはブロックチェーン上のデジタルデータ「NFT」の開発に多く用いられている「イーサリアム」でしょう。
今回は、イーサリアムブロックチェーンを利用して発行されている仮想通貨「Loopring(LRC)」について紹介していきます。
- Loopringは、イーサリアムの「ERC-20規格」で発行
- Loopringは、「レイヤー2」を利用することで取引コストを低減
- Loopringは、イーサリアムの「スケーラビリティ問題」によってユーザーが急増中
- 海外取引所での仮想通貨の売買は、法規制や詐欺などのリスクが高く危険
2023年現在、国内の仮想通貨取引所ではLoopringを売買することはできません。
Loopringを購入したい方はBinanceなどの海外取引所で口座開設をする必要がありますが、本文にも記載のとおり、海外取引所は法規制やセキュリティの観点から当サイトでは利用をおすすめしていません。
「仮想通貨投資にこれからチャレンジしてみよう」という方は、まずはCoincheckをはじめとする国内の大手仮想通貨取引所で安全に取引のルールを確認するようにしましょう。
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Loopring(LRC)とは?
通貨名 | Loopring(ループリング) |
シンボル | LRC |
価格(2023年5月現在) | ¥44.86 |
時価総額(2023年5月現在) | ¥59,732,195,430 |
市場ランキング(2023年5月現在) | 89位 |
おもな国内取引所 | なし |
公式サイト | Loopringの公式サイト |
Loopringとは、分散型取引所の構築を目的とした仮想通貨プロジェクト。
2017年8月にネイティブトークン「LRC」がICO(新規仮想通貨公開)にて一般公開され、9月には大手仮想通貨取引所「Binance」に新規上場を果たしています。
2021年11月に入ってから、イーサリアムネットワークの「スケーラビリティ問題」によって急激に利用者数が増加している、今大注目のプロジェクトです。
Loopring(LRC)の特徴
まずは、Loopringの特徴を紹介。
今大注目のイーサリアムブロックチェーンの「欠点」を克服する特徴を有しており、今後のさらなる市場拡大が期待されています。
- 「ERC-20」規格で発行されているネイティブトークン
- 取引コストを抑えることができる「セカンドレイヤー」で流通
- カウンターパーティーリスクを低減
「ERC-20」規格で発行されているネイティブトークン
Loopringは「ERC-20規格」で発行されている、Loopringプロトコルのネイティブトークンです。
イーサリアムブロックチェーン上で動作するトークン規格の一種。
仲介人を介さずに仮想通貨のやり取りができる「スマートコントラクト機能」などの便利な機能をかんたんに搭載できたり、仮想通貨のウォレット最大手「メタマスク」のような外部サービスとの連携をはじめからクリアできるという理由から、多くの銘柄が現在もこの規格で発行されています。
メリットが非常に多い「ERC-20」ですが、イーサリアムのネットが混雑してしまうとトークンの利便性も低下してしまう」、というデメリットも存在しており注意が必要です。
イーサリアムブロックチェーンは、ブロックチェーン上の金融サービス「DeFi」と非常に相性が良いため、分散型取引所(DEX)を運営しているLoopringもそのメリットの多くを享受しています。
取引コストを抑えることができる「セカンドレイヤー」で流通
Loopringは、イーサリアムブロックチェーンの「セカンドレイヤー」上で流通しており、イーサリアムの喫緊の課題となっている「スケーラビリティ問題」を解消することに成功しています。
仮想通貨のメインブロックチェーン以外のブロックチェーンで取引をおこなうこと。
処理能力の制限によって取引スピートの遅延が発生したり、手数料が増大したりといった「スケーラビリティ問題」を解決できる方法として、ここ数年多くの仮想通貨で利用されています。
「DeFi」や「NFT」といったさまざまなサービスに利用できる汎用性を持ち合わせているイーサリアムも、スケーラビリティ問題による「ガス代(取引手数料)」の増大が大きな課題となっているのですが、Loopringはセカンドレイヤーを利用することで、ガス代を抑えつつイーサリアムのメリットを活用しています。
カウンターパーティーリスクを低減
Loopringが運営している取引所「LoopringLayer2」は管理者不在の「分散型取引所」のため、カウンターパーティーリスクが低く、比較的安全に仮想通貨をやり取りすることができます。
取引先(カウンターパーティー)の信用リスクのこと。
仮想通貨市場でいうと、自身の通貨を預け入れていた取引所が倒産、またはハッキングを受けて仮想通貨が引き出せなくなってしまうリスクが、よくカウンターパーティーリスクの例として挙げられています。
Loopringをはじめとする分散型取引所は、自身の仮想通貨を取引所ではなく自分のウォレットで保管しているため、仮に取引所がハッキングを受けたとしても、仮想通貨が流出してしまうようなことはありません。
手数料が安く、安全な取引所で仮想通貨をやり取りできる。
これだけでもLoopringに投資するメリットはあるのではないでしょうか。
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Loopring(LRC)の価格動向
続いて、Loopringの価格動向について紹介。
2021年11月~12月の高騰の理由についても具体的に触れているので、ぜひご覧ください。
新規上場~2021年12月までの価格動向
まずは、Loopringの上場直後から2021年12月までの価格変動を一覧でご紹介。
Loopringは2017年8月にICOによって資金調達がおこなわれ、9月には大手仮想通貨取引所Binanceに上場を果たしました。
上場後半年間はLoopringの価格も大きく変動し、一時は3ドルに肉薄するほど勢いに乗っていましたが、次第に取引量は低下。
その後は、2021年に入るまで0.2ドル~0.5ドルのレンジを行ったり来たりと低空飛行が続いています。
2021年後半から現在までの価格動向
続きまして、Loopringの2021年~2023年現在までの価格変動について。
2018年から停滞が続いていたLoopringは2021年の10月末を境に「爆発」。
11月10日には史上最高値となる3.97ドルをマークしました。
Loopringの高騰の理由は、イーサリアムブロックチェーンの「ガス代問題」ではないかと考えられています。
2021年11月には、イーサリアムのメインネットは取引時の手数料となるガス代が史上最高値を記録しており、コストを抑えて取引できる「セカンドレイヤー」で発行されているLoopringを利用するユーザーが急増した、というわけです。
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Loopring(LRC)の今後の見通し
2021年の11月から価格が急上昇しているLoopringですが、この流れは果たして今後も続いていくのでしょうか?
この項では、Loopringの今後を占うポイントについてまとめています。
- クロスチェーンプロトコルの開発
- 大型取引所への新規上場
- イーサリアムの抱える「スケーラビリティ問題」
クロスチェーンプロトコルの開発
分散型取引所「Loopring Layer 2」は、他ブロックチェーン上で流通している仮想通貨を取引できる「クロスチェーンプロトコル」を目指して開発が進められています。
一般的に、仮想通貨取引所は取引できる銘柄が多ければ多いほどユーザーが増加していく傾向にあります。
「Loopring Layer 2」は、2021年12月時点ではイーサリアムブロックチェーン上で流通している仮想通貨しか取引できないため、他ブロックチェーンの銘柄を売買したい場合は別の取引所を介してやり取りをしなくてはいけません。
もし、Loopringがクロスチェーン対応となったら、ユーザーが増加することは間違いないでしょう。
大型取引所への新規上場
取引量の少ない仮想通貨は、大手の仮想通貨取引所に上場したタイミングで価格が高騰するという特徴があります。
今回紹介しているLoopringも、米最大手仮想通貨取引所「CoinbasePro」に新規上場した際には28%その価格が上昇しています。
「仮想通貨のニュースリリースをチェックし続けるのは大変だ」という方は、購入を検討している銘柄の新規上場の情報だけでも確認しておくと良いでしょう。
イーサリアムのガス代の高騰
Loopringはイーサリアムのメインブロックチェーンの影響を受けない「セカンドレイヤー」上で流通している通貨です。
イーサリアムは、取引をおこなうユーザーの急増によって取引コストが膨れ上がる「スケーラビリティ問題」が大きなデメリットとなっていますが、セカンドレイヤー上で流通しているLoopringにとっては、この問題はメリットとしてはたらきます。
現に、イーサリアムのガス代が史上最高値となった11月にはLoopringの価格も最高値を記録。
イーサリアムのユーザー数は今後も増え続ける可能性が高く、それに伴いLoopringの価格も上昇していくのではないかと考えられています。
Loopring(LRC)の買い方
ここまでは、仮想通貨Loopringの特徴についてくわしく解説してきました。
Loopringに興味が湧いた方は、ただちに購入の手続きを進めましょう。
しかし、国内にある仮想通貨取引所ではLoopringの取り扱いはなく、今すぐLoopringを購入したい場合は海外の取引所で売買をしなければいけません。
- 国内の仮想通貨取引所に口座開設し、仮想通貨を購入
- 購入した仮想通貨を海外の仮想通貨取引所に送金
- 海外取引所でLoopringを購入
海外の仮想通貨取引所は法規制や詐欺などのリスクが高いため、どうしても海外取引所で取引したい場合は、慎重に手続きを進めるようにしてください。
国内取引所に口座開設し、仮想通貨を購入
海外の仮想通貨取引所では、日本「円」でLoopringを購入することができません。
そこで、海外の仮想通貨取引所で使用可能な「通貨」として、まずは国内の仮想通貨取引所で口座開設をおこない、ビットコインやイーサリアムのような流通量の多い銘柄を購入しましょう。
おすすめの国内取引所は、国内ダウンロード数No.1のCoincheckです。
現物取引(銘柄数) | 販売所形式:○(16銘柄) 取引所形式:○(5銘柄) |
レバレッジ取引(銘柄数) | × |
最小発注数量 (ビットコインの場合) | 販売所形式:500円以上 取引所形式:0.005BTC以上、かつ500円以上 |
取引手数料 (ビットコインの場合) | 販売所形式:0円(スプレッドあり) 取引所形式:0円 |
取引ツール | パソコン・ネットブラウザ:○ スマホアプリ:○ |
その他のサービス | Coincheckつみたて 貸仮想通貨 大口OTC取引 CoincheckNFT(β版) Coincheckでんき/ガス |
公式サイト | Coincheck公式サイト |
関連記事 | Coincheckの評判 |
少額から投資できる
Coincheckでは取り扱っている20もの仮想通貨に対して、500円という少額から投資することが可能です。
そのため、投資初心者や資金が少ない方でも気軽に仮想通貨投資にトライできます。
貸仮想通貨でインカムゲインを得られる
仮想通貨には基本的に、株の配当やFXのスワップポイントのようなインカムゲインを得る仕組みがありません。
しかしCoincheckの貸仮想通貨なら、ユーザーが持っている仮想通貨をCoincheckに貸し出すことで賃借料として報酬を得ることが可能です。
また、その利回りは最大5%(1年あたり)と、既存の金融機関と比較すると利率がかなり高くなっているので、仮想通貨を長期にわたって保有する場合は、Coincheckの貸仮想通貨サービスを利用することをおすすめします。
また、Coincheck以外の取引所も気になる方はぜひ下記の記事を参考にしてみてください。
購入した仮想通貨を海外の仮想通貨取引所に送金
国内取引所で仮想通貨を購入したら、Loopringを購入できる海外取引所に送金しましょう。
ここで、Loopringを取り扱っているおもな海外取引所について紹介します。
- Binance
- BITFINEX
- Gate.io など
海外の仮想通貨取引所は、本人確認書類の提出が必要ないなど国内取引所と比較してみると手続きの工程が少ないです。
口座開設が簡単である反面、取引時のリスクも高いので、もし、取引をしたいならば慎重に手続きするようにしてください。
海外取引所でLoopringを購入
海外取引所へ仮想通貨を送金したら、最後にLoopringを購入して取引は完了となります。
繰り返しになりますが、海外の仮想通貨取引所は詐欺やハッキングなどセキュリティ面でのリスクや法規制の問題から、当記事では口座開設や取引をおすすめしていません。
もし、どうしても海外取引所を利用したいのであれば、必ず「自己責任」でおこなうようにしてください。
海外取引所を利用するのが嫌な方はまずはCoincheckから取引できる仮想通貨を購入してみてください。
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Loopring(LRC)の注意点
最後に、Loopringに投資をおこなう際の「リスク」について紹介します。
場合によってはLoopringの価格が急騰してしまう恐れもあるので、これから投資にチャレンジされる方は目を通しておくことをおすすめします。
- 他のDeFi銘柄と比較すると一歩遅れを取っている印象
- 取引コストに変動があると、急速にユーザーが離れてしまう可能性も
- 海外取引所での仮想通貨の売買は危険
他のDeFi銘柄と比較すると一歩遅れを取っている印象
Loopringは2017年にローンチ後、数年の間価格が停滞。
今でこそ価格は急騰していますが、他のDeFi関連銘柄と比較すると一歩遅れを取っているような印象です。
また、最近は多くの分散型取引所が乱立しており、「HDEX」のようにクロスチェーン取引に対応している分散型取引所もすでにリリースされています。
今後の開発スピード次第ですが、ユーザーが離れてしまう可能性も指摘されています。
他銘柄の取引コストに変動があると、急速にユーザーが離れてしまう可能性も
分散型取引所内における「取引コスト」も、ユーザー離れのリスクとして言及されています。
Loopringはイーサリアムの高額なガス代を避けるいち「手段」として利用されているに過ぎず、この問題が解消されてしまうと、急速にユーザーが離れてしまう可能性があります。
当銘柄に投資をする際は、イーサリアムなど他の銘柄や分散型取引所の「取引コスト」の情報にも気を配っておきましょう。
海外取引所での仮想通貨の売買は危険
Loopringは国内の仮想通貨取引所に上場しておらず、購入したい場合は必然的に海外の取引所で口座開設をすることになります。
海外取引所は国内取引所にくらべて取り扱っている仮想通貨の種類が豊富で非常に魅力的ですが、その反面で、詐欺やハッキングなどのセキュリティ面でのリスクや法規制が行き届いていないというリスクがあるため、当サイトでは取引をおすすめしていません。
どうしても今すぐ海外取引所でLoopringを購入したい方は、「自己責任」で臨むようにしてください。
Loopring(LRC)のまとめ
今回は、分散型取引所プロジェクトが発行しているネイティブトークン「Loopring(LRC)」について紹介しました。
- Loopringは、イーサリアムの「ERC-20規格」で発行
- Loopringは、「レイヤー2」を利用することで取引コストを低減
- Loopringは、イーサリアムの「スケーラビリティ問題」によってユーザーが急増中
- 海外取引所での仮想通貨の売買は、法規制や詐欺などのリスクが高く危険
2023年現在、国内の仮想通貨取引所ではLoopringを売買することはできません。
Loopringを購入したい方はBinanceなどの海外取引所で口座開設をする必要がありますが、本文にも記載のとおり、海外取引所は法規制やセキュリティの観点から当サイトでは利用をおすすめしていません。
「仮想通貨投資にこれからチャレンジしてみよう」という方は、まずはCoincheckをはじめとする国内の大手仮想通貨取引所で安全に取引のルールを確認するようにしましょう。
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