仮想通貨/ビットコインで億り人になれる？事例や注意点を解説

「億り人（おくりびと）」という言葉は聞いたことがあるでしょうか。

2017年は仮想通貨元年とも言われ、仮想通貨が大きく注目を浴びて価格が上昇したことで、莫大な資産を築いた人が多数誕生しました。

仮想通貨のさらなる価格上昇を期待する人の中には、今から億り人を目指すという人もいるそうです。

今回は、仮想通貨で億り人になった人の事例や、これから仮想通貨投資で億り人になれるかどうか、億り人を目指して投資を行う際の注意点などを詳しく解説します。

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仮想通貨/ビットコインで億り人になれる?

仮想通貨投資や株式投資、FXなどで億を超える資産を築いた人のことを「億り人」といいます。

特に投資・投機の世界では、もともと資産がそれほどなかったにも関わらず、投資した対象の暴騰によって短期間で巨額の資産を手に入れたような人のことを指すことが多いです。

この言葉は、2017年〜2018年の仮想通貨投資ブームの際によく用いられました。

2017年は仮想通貨が大きく上昇した年でもあったため、日本でも資産が億を超える人が何人も現れて「億り人」としてメディアなどでも取り上げられました。

国税庁のデータによると、2017年分の確定申告において暗号資産の売買によって雑所得の収入が1億円超あった人は少なくとも331人いたとされています。

しかし、これはあくまでも利益を確定して税金を納めた人の数なので、仮想通貨を売却せずに今も持ち続けている人などは含まれていません。

実際にはもっと多数の億り人が存在する可能性もあるでしょう。

2022年7月現在のビットコインの価格は約280万円程度ですが、ここからビットコインなどの仮想通貨投資を始めて、億り人を目指せるのでしょうか。

投資する仮想通貨によってはここから大きく価値が上昇する可能性もあるため、可能性はゼロではありません。

ただし、2017年当時の状況と比べると仮想通貨投資そのものがメジャーになっているため、同じような価格の動きを期待するのは難しいかもしれません。

将来性のある投資先を見極められれば、大きくリターンを得ることは不可能ではないでしょう。

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DMM Bitcoinでは33種類の仮想通貨を取り扱っているため、複数の仮想通貨に投資したいと考えている人にとっても使い勝手がよいです。

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仮想通貨/ビットコインで億り人になった事例

仮想通貨で億り人となった事例を紹介します。

有名な億り人について確認していきましょう。

ロジャー・バー

ロジャー・バーは「ビットコインの神様（Bitcoin Jesus）」とも呼ばれるくらい、仮想通貨投資においては有名な投資家です。

アメリカ出身で、もともとは起業家として成功を収めました。

2011年にブロックチェーンと出会い、ブロックチェーンのスタートアップ企業に資金面での援助を行ったことがきっかけとなり、仮想通貨や関連会社への投資を始めました。

彼の投資先はリップル社やBitcoin.com、Blockchain.comなどいくつもの仮想通貨関連企業にもまたがっており、総額では100万ドル以上投資したと言われています。

もともとはビットコインへの投資がメインでしたが、その後ビットコインキャッシュを支持するようになりました。

2017年には、「BitcoinCash is Bitcoin（ビットコインキャッシュこそがビットコインだ）」と発言し、これを受けてビットコインキャッシュの価格は1日で20％以上も上昇しました。

現在もビットコインキャッシュの普及に努めていることで知られています。

ウィンクルヴォス兄弟

テイラー・ウィンクルヴォスとキャメロン・ウィンクルボスの双子の兄弟も、ビットコインの億り人として知られています。

元々は、Facebookの創業者マーク・ザッカーバーグを訴えたことで有名になりました。

彼らは2011年にこの裁判に勝利し、6,500万ドルの賠償金を手に入れ、2013年にはそのうち1,100万ドルを使って約150万BTCを購入しました。

当時のビットコインのレートは1BTC＝約120ドル（約16,000円）でしたが、その後ビットコインの価格は大きく上昇し、彼らの保有する資産も大きく増えました。

このビットコインへの投資によって彼らの資産額は10億ドル近くにものぼると言われており、2018年のフォーブスによる仮想通貨長者ランキングでは世界で4位にランクインしています。

ウィンクルヴォス兄弟は仮想通貨の関連事業も積極的に行っており、ビットコインETFの開発や仮想通貨取引所「ジェミニ」の運営も手がけています。

クリストファー・コッホ

クリストファー・コッホは、2009年に5,000BTCものビットコインを購入したと言われています。

卒業論文を書いている際にビットコインのことを知り、気まぐれで購入しました。

当時はビットコインが誕生して間もない時期で、5,000BTCが約27ドルだったそうです。

彼は購入後しばらく自分が購入していたことも忘れていたそうで、ビットコインの価格が上昇して話題となったタイミングで購入していたことを思い出したとのことです。

彼がビットコインのことを思い出した時点では1BTC＝80万ドル以上にもなっていたため、資産も知らないうちに莫大な金額に膨れ上がっていました。

ウォレットのパスワードを必死になって探し出し、無事にビットコインを改めて手にすることができた彼は、保有するビットコインの5分の1を換金して、オスロの一等地にマンションを購入しました。

クリストファー・コッホの例は、熱心な実業家や投資家でなくても、早いタイミングで投資を始めることで大きな資産を築くことができたラッキーな例として知られています。

ジャレッド・ケンナ

ジャレッド・ケンナも早期に仮想通貨投資を行った億り人です。

彼は30歳でビットコインと出会い、1BTC＝約20円で5,000BTCを購入しました。

保有していた800BTCを誤って失ってしまうという出来事もありましたが、それでも2017年時点で10億円以上の資産を手にしていたと言われています。

彼はビットコインで得た莫大な資金を元手に、仮想通貨取引所「Tradehill Bitcoin Exchange」を創業しました。

また、他にもコロンビアでクラフトビール醸造所を経営するなど、起業家としても成功を収めています。

仮想通貨/ビットコイン投資におすすめの取引所

仮想通貨投資を始める際におすすめの取引所をいくつか紹介します。

これから仮想通貨投資を始めたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

DMM Bitcoin（DMMビットコイン）

取引所名	DMM Bitcoin（DMMビットコイン）
取引銘柄	33銘柄
取引手数料	無料（BitMatch注文を除く）
最低取引数量（BTCの場合）	現物取引：0.0001BTC レバレッジ取引：0.01BTC
入金手数料	銀行振り込み：無料 クイック入金：無料
出金手数料	無料
仮想通貨（BTC）の入出金	入金：無料（マイナーへの手数料は顧客負担） 出金：無料
公式サイト	DMM Bitcoin(PR)の公式サイト
関連記事	DMM Bitcoinの評判

DMM Bitcoin（PR）では、レバレッジ31種類、現物23種類の仮想通貨を取り扱っています。

レバレッジ取引は国内No.1となっており、幅広い仮想通貨を取引したいという人にも適しています。

また、レバレッジをかけて取引することで、少額からでも効率よく利益が狙えるため、ハイリスク・ハイリターンな取引に興味がある人にも向いているでしょう。

最大2倍のレバレッジ取引ができるため、うまく取引できれば現物取引よりも短期で利益を得られる可能性もあります。

さらに、DMM Bitcoinでは下記の各種手数料が無料となっています。

取引に必要なコストを抑えられるというのは大きなメリットとなります。

コストを抑えて仮想通貨投資を始めたいという人にも、DMM Bitcoinは適しているでしょう。

DMM Bitcoinの独自の注文方式であるBitMatch注文を利用すれば、取引時にスプレッドを気にせず仲値で取引することも可能です。

販売所方式とオークション方式のハイブリッドな形で取引が可能となっています。

DMM Bitcoinでは、現在口座開設完了で即時1,000円がプレゼントされるキャンペーンを実施中です。

興味がある方は、DMM Bitcoinの公式サイトから詳細をチェックしてみてください。

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期間：2024年9月1日（日）午前6時59分まで

bitFlyer（ビットフライヤー）

取引所名	bitFlyer（ビットフライヤー）
取引銘柄	22銘柄
取引手数料	ビットコイン簡単取引所：約定数量×0.01〜0.15％ ビットコイン販売所：無料
最低取引数量（BTCの場合）	現物取引：0.0001BTC
入金手数料	銀行振り込み：無料 クイック入金（住信SBIネット銀行）：無料 クイック入金（他行）：330円
出金手数料	三井住友銀行：220円〜440円 他行：550円〜770円
仮想通貨（BTC）の入出金	0.0004BTC
公式サイト	bitFlyerの公式サイト
関連記事	bitFlyerの評判

bitFlyer（ビットフライヤー）は、ビットコイン取引量が6年連続業界No.1となっている仮想通貨取引所です。

bitFlyerでは、ビットコインやリップル、ビットコインキャッシュなど22種類の仮想通貨を最低1円から売買可能です。

少額から取引を始めてみたいという人には使い勝手が良い取引所です。

販売所やLightning FX/Futuresでの売買手数料および住信SBIネット銀行からのクイック入金手数料などが無料となっているため、それほどコストを気にすることなく気軽に利用できます。

取引所の手数料は直近20日の取引量に応じて手数料が異なるため、しっかりチェックすると良いでしょう。

また、出金時には振込先の銀行によって必要な手数料が発生するため、なるべくまとめて出金しましょう。

bitFlyerは業界最長7年以上ハッキング0という実績を持っているため、セキュリティ面でも安心して取引できます。

最短10分で口座開設が完了するため、すぐに仮想通貨の取引を始めたいという方もチェックしてみてください。

Coincheck（コインチェック）

取引所名	Coincheck（コインチェック）
取引銘柄	27銘柄
取引手数料	無料
最低取引数量（BTCの場合）	販売所形式：500円相当額 取引所形式：0.005BTC以上かつ500円相当額以上
入金手数料	銀行振り込み：無料 コンビニ入金：3万円未満…770円、3万円以上30万円以下…1,018円 クイック入金：3万円未満…770円、3万円以上50万円以下…1,018円、50万以上…入金金額×0.11％+495円
出金手数料	407円
仮想通貨（BTC）の入出金	入金：無料 送金：0.0005BTC
公式サイト	Coincheckの公式サイト
関連記事	Coincheckの評判

Coincheck（コインチェック）は取引アプリのダウンロード数がNo.1の仮想通貨取引所です。

シンプルで見やすいデザインの取引アプリとなっており、操作性にも優れています。

仮想通貨投資の初心者でも簡単に操作できる点がメリットと言えます。

Coincheckでの取り扱い銘柄は18銘柄と、業界でも最多水準を誇っています。

さまざまな仮想通貨の取引が可能なので、複数銘柄に分散して投資することもできます。

また、Coincheckでは、以下のような仮想通貨関連サービスを提供しています。

仮想通貨だけでNFTに興味があるという方や、積立投資に興味がある方、公共料金の支払いでビットコインをお得に貯めたい方などは、Coincheckのこれらのサービスを利用すると良いでしょう。

Coincheckの口座開設はスマートフォンアプリから簡単に可能です。

興味がある方は、まずは公式サイトから詳細を確認してみてください。

＼ アプリダウンロード数No.1 ／

※ 対象：国内の暗号資産取引アプリ、データ協力：AppTweak

仮想通貨/ビットコイン投資の注意点

仮想通貨投資には、いくつか注意しておきたい点もあります。

以下の3点は特に気をつけましょう。

納税資金を確保しておく

仮想通貨投資で億り人を目指す場合、大きな利益を狙う必要があります。

投資がうまくいって大きな利益が手に入った場合、自分で確定申告をして税金を納める必要がある点に注意しましょう。

仮想通貨投資で得た利益は雑所得として所得税の対象となり、基本的に20万円を超える利益があると確定申告をしないといけません。

また、利益が20万円以下であっても、他の所得などと合算して年間20万円を超える場合も確定申告が必要となります。

株式投資の場合は、約20％の申告分離課税となっており、特定口座で取引していれば自動的に税金が計算されるため確定申告の必要はありません。

仮想通貨投資の場合は、一般的な株式投資などとは大きく異なり、所得税と住民税を合わせると最大55％もの税率が課税される場合もあります。

知らずに利益をすべて使ってしまうと、確定申告時に納税資金が払えず生活に困窮する可能性もあるでしょう。

仮想通貨投資は株式投資に比べて、大きなリターンを得た時の税金が高くなりやすいという点や、自分で確定申告をして税金を納める必要があるという点を理解しておきましょう。

仮に申告せずにいたとしても、取引履歴などが調べられてバレてしまう可能性が非常に高いです。

悪質な場合は追徴課税などのペナルティもあるため、必ずきちんと申告しましょう。

他の通貨と交換したり買い物に使ったりしても課税対象となる

仮想通貨投資で税金が発生するタイミングは大きく分けて以下の3つです。

• 仮想通貨を売却したとき
• 仮想通貨で決済をしたとき
• 仮想通貨で他の仮想通貨を購入したとき

仮想通貨を売却したときに税金がかかることを認識している人は多いですが、仮想通貨で買い物をしたり他の仮想通貨を購入したりした時にも税金がかかる場合があります。

仮想通貨で何か商品やサービスを購入する際は、支払いのタイミングで仮想通貨を一度売却し、日本円で購入したのと同様な取引とみなされます。

そのため、支払いに利用した仮想通貨が購入時よりも上昇していれば、その分は値上がり益としてみなされます。

税金の発生する仕組みは売却した場合と同じであるため、値上がりした仮想通貨をすべて決済代金に利用してしまうと、納税資金がなくなってしまうため気をつけましょう。

また、特に気をつけたいのが仮想通貨で他の仮想通貨を購入する場合にも、所得が発生したとみなされる点です。

仮想通貨同士の交換だとしても、決済した場合と同様に、一度売却して他の仮想通貨を購入したとみなされます。

仮に仮想通貨の価格が暴騰したタイミングで利益を確定し、同時に他の通貨を購入した人がいたとします。

その後購入した仮想通貨が暴落した場合、納税資金のために仮想通貨を売却しようとしても十分な資金を確保できない可能性があります。

せっかく利益が出たと思っても、仮想通貨から別の仮想通貨を購入したことによって利益がなくなるばかりか税金だけを支払うことになってしまうということもあるため気をつけましょう。

仮想通貨投資は余剰資金で行う

億り人を目指して仮想通貨投資を行う場合も、投資は必ず余剰資金で行いましょう。

将来的に投資先の仮想通貨が数十倍、数百倍に上昇する可能性があったとしても、それまでには長い時間がかかることも十分考えられます。

また、仮想通貨の値動きは激しく、どのように価格が動くかを予想するのは非常に困難です。

「必ず上がるから」と思い込んで、余剰資金を超える額を注ぎ込んでしまうと、思わぬ動きをした時に損失をリカバリーできなくなります。

仮想通貨投資を始める際は、必ず自分のリスク許容度を確認し、許容できる損失額をシミュレーションした上で始めるようにしましょう。

万が一の際も生活を圧迫しない範囲で投資を行うことが重要です。

仮想通貨/ビットコインの億り人のまとめ

今回は、仮想通貨億り人になることについて、実際の事例や注意点などを解説しました。

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