【仮想通貨】NFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)とは?稼ぐ方法も解説 [GameFi]
近年、ブロックチェーンを基盤につくられたNFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)が、「遊びながら稼げるゲーム(GameFi、Play to Earn)」として徐々に注目を集めるようになっています。
と言っても、まだコンシューマーゲームやスマホゲームと比べるとはるかにマイナーなので、名前は知っているけれど内容や仕組みまではよく知らないという方も多くおられることでしょう。
そこで今回はNFTゲームについて、その特徴や稼ぐ仕組み、NFTゲームが抱える課題や今後の見通しなどを解説していきます。
- NFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)は、ブロックチェーンを基盤にしてつくられたゲームのこと
- NFTのアイテムは、NFTマーケットで仮想通貨による売買が可能
- NFTゲームはコンシューマーゲームなどと比べるとまだクオリティが低く、人気でも劣る
- NFTゲームは今後、大手企業が参入してきてクオリティが上がっていく可能性が高い
- NFTゲームで稼ぐなら、得た仮想通貨を換金するためにbitFlyerが使いやすい
海外マーケットでのNFT取引をするには、多くの場合仮想通貨のイーサリアムが必要です。
国内取引所のbitFlyerではイーサリアムの入手も簡単ですので、この機会に公式サイトを確認してみましょう。
NFTの売買に必要な仮想通貨の購入については、「仮想通貨の買い方を分かりやすく解説」の記事もあわせてチェックしておくことがおすすめです。
なお、Media Argo公式ラインではNFTなど暗号資産に関する情報を随時配信中。
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本間 遼介(ほんま りょうすけ)
立教大学法学部卒業
商社勤務
- 2021年1月から趣味として暗号通貨投資を開始
- 暴落相場により資金が70%下落し、詐欺プロジェクトに騙される等の経験をするも、V字回復しROE約200%を継続中
- 初心者向けの暗号通貨投資に関するブログ運営
- ブロックチェーンに関する海外情報をTwitter発信
- ファイナンシャルプランナー3級
- TOEICスコア865
NFTゲームとは
NFTゲームとは、仮想通貨で用いられている「ブロックチェーン」を基盤にしてつくられたゲームのことです。
そのため、ブロックチェーンゲームとも呼ばれています。
ブロックチェーンを基盤につくられていますが、ゲームを遊ぶ方法としては既存のものとそれほど変わらず、ネットブラウザやスマホアプリで誰でも簡単に始めることができます。
一方で、次のようにこれまでのコンシューマーゲームやスマホゲームにはないユニークな特徴や面白さもあります。
NFTゲームに関してはビッコレTVでも詳しく解説されておりますので、本記事とあわせてぜひチェックしておきましょう。
NFTゲームの特徴・面白さ
NFTゲームには、次のようにユニークな特徴や面白さがあります。
- ゲームをマネタイズできる
- 唯一無二のアイテムをつくり出せる
- 複数のゲームでアイテムやキャラクターを相互利用できる
- ゲームが終了してもアイテムが残る
- ゲーム内で不正をされにくい
一つずつ説明していきます。
ゲームをマネタイズできる
NFTゲームの最大の特徴は、プレイすることによって収益化できるゲームが多く存在していることです。
これまでのゲームは、ゲーム内でレアアイテムを入手できたとしてもそれを第三者に売ったりすることはできませんでした。
しかしNFTゲームの場合は、レアなアイテムやキャラクターを「NFTマーケット」に出品して仮想通貨に変えることができます。
また、中にはゲームをプレイする中で仮想通貨を直接入手できるものもあります。
Sorareでは実際にNFTカードの売買ができますので、NFTゲームに興味を持った方は、まずはSorareからは初めてみることをおすすめします。
唯一無二のアイテムをつくり出せる
NFTゲームのアイテムやキャラクターは、その多くがNFT(非代替性トークン)となっています。
NFT(非代替性トークン)とは、文字通り代替が不可能な唯一無二のデータのことです。
発行上限がないアイテムも多くありますが中には数の少ないレアアイテムもあり、それらは希少性が高く複製もできないため、NFTマーケットで高値で取引されることが多いです。
また、世界に一つしかないオリジナルのアイテムやキャラクターを自らつくることができるゲームも多くあります。
複数のゲームでアイテムやキャラクターを相互利用できる
NFTゲームの中には、複数のゲーム同士で互換性があり、手に入れたアイテムやキャラクターを相互に利用できるものもあります。
まだNFTゲーム自体が発展途上なので相互利用できるゲームの数や種類は少ないですが、時を経るにつれて徐々に増えていくことでしょう。
ゲームが終了してもアイテムが残る
これまでのゲームはどれだけ多く課金してレアアイテムを手に入れようとも、そのゲームがサービス終了してしまえば、それらのデータは全て消えてなくなっていました。
しかしNFTゲームの場合は例えゲームがサービス終了してしまったとしても、手に入れたアイテムをウォレットに保存したり、他のNFTゲームに引き継いだりすることによって半永久的にアイテムを持ち続けることができます。
つまりデジタルな存在であるNFTのアイテムが、仮想通貨のように資産の一つになります。
ゲーム内で不正をされにくい
既存のゲームは、プレイヤーがデータを改ざんすることによってキャラクターを強化する所謂「チート」が起こることがあります。
対戦ゲームなどにおいて普通にゲームを楽しんでいるプレイヤーは、異常に強化されたキャラクターを使うチートプレイヤーに勝つことはほぼ不可能です。
一方でNFTゲームは、ブロックチェーン技術による分散管理によって不正を働いてもすぐ排除できるようになっているので、チートプレイヤーに悩まされることなくゲームを楽しむことができます。
このようにNFTゲームは、これまでにない優れた特徴を多く有しています。
ネットブラウザやスマホアプリから簡単に始められるので、興味のある方はぜひ一度NFTゲームに触れてみてください。
なお、ゲーム内で得たアイテムやキャラクターを換金するには、NFTマーケットと仮想通貨取引所の利用が必要です。
大手国内仮想通貨取引所のbitFlyerはNFTの購入に必要な仮想通貨のイーサリアムを入手できます。
NFTに興味がある方はまずはbitFlyer公式サイトから仮想通貨について調べてみましょう。
NFTゲーム人気ランキング・一覧
続いて、2022年最新の人気NFTゲームを5つ紹介します。
詳しく見て行きましょう。
Axie Infinity
Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)は、「Axie(アクシー)」というモンスターを使って戦うバトルゲームです。
「Blockchain Game Info」によると2022年2月時点では、NFTゲームの中でアクティブユーザー数やイーサリアムの取引高が最も多い人気ゲームとなっています。
Axie Infinityではゲームをプレイすることで、「SLP」と「AXS」という仮想通貨を入手することができ、それを日本円に変えることで稼ぐことができます。
またゲームのガバナンストークンでもあるAXSは、2021年中に年初来の値上がり幅が一時280倍超を記録しました。
Play to Earn(遊んで稼ぐ)という言葉が流行るきっかけになったゲームです。難点としては、ゲーム開始するためにイーサリアムが必要でAxieのキャラクターNFTを3体用意する必要があることです(遊ばなくなったら売却することもできます)。
本間遼介
Crypto Spells
Crypto Spells(クリプト・スペルズ)は、Crypto Games株式会社という日本企業が手がけるトレーディングカードゲームです。
ゲーム内で入手できるカードがNFTとなっており、レアカードをNFTマーケットで販売することで利益を得ることが可能です。
また「カード発行権」を入手できると、オリジナルのカードを発行することもできます。
さらにCrypto Spellsは非中央集権型のゲームを目指しており、例えばカードのパラメータ調整の決議など、投票によってユーザーが運営に関わることができるようになっています。
なお、Coincheck NFTでカードを売買することができます。
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※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
The Sandbox
The Sandbox(ザ・サンドボックス)は、マインクラフトのように3Dのオープンワールドの中で、建物をつくったりオリジナルのゲームをつくったりすることができるゲームです。
The Sandboxではゲーム内の土地(NFT)が現実の不動産のように取引されており、2021年4月にはCoincheckが売り出した土地33区画分がわずか8分で完売して話題になりました。
また、ボクセルアートという直方体を組み合わせたNFTの作品をつくり、それを販売することで収益化することも可能です。
このタイトルのNFTもCoincheck NFTで取引することが可能です。
The Sandboxはメタバース銘柄としても注目を集めています。Sandbox内の土地がCoincheck NFTで取引可能になっています。
本間遼介
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※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
Sorare
Sorare(ソラレ)は、現実のサッカーの戦績がゲームに反映されるユニークなトレーディングカードゲームです。
プレイヤーは世界中のクラブチームに所属する選手のカードを集めてチームをつくり、他のプレイヤーとスコアを競います。
その際のスコアに、実際の試合での戦績が反映されるようになっています。
また高いスコアを獲得してランキング上位に入ったプレイヤーは、シーズン終了時にイーサリアムやレアカードなどを入手することができます。
さらに手に入れたカードは、CoincheckNFTなどのNFTマーケットに出品することも可能です。
なお、Sorareはヨーロッパのクラブチームだけでなく日本のJリーグともライセンス契約を結んでいるため、日本人のサッカーファンでも十分に楽しめるようになっています。
CryptoKitties
CryptoKitties(クリプト・キティズ)は、NFTゲームが注目を集めるきっかけをつくった猫の育成ゲームです。
2017~2018年頃に一世を風靡し、2022年現在も人気を維持しています。
常人には理解しがたい部分もあるかと思いますが、2017~2018年当時はCrypto Kittiesの猫が1,000万円~2,000万円で取引されることもありました。
ちなみになぜそんな高値がついたのか、いまだに明確な理由は不明です。
価格はレアリティ(希少性)に依存します。レアリティの高い珍しいキャラクターが高額転売され、価格が釣り上がります。もちろん、平凡なキャラには高値はつきません。
本間遼介
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NFTを売買するならCoincheck NFT
近年NFTゲームは稼げるゲームとして世界中で人気が高まっており、2021年3月には日本でも、取引所が手がけるものとしては国内初となるNFTマーケット「Coincheck NFT」がオープンしました。
取扱タイトル20個あり、先ほど紹介した「CryptoSpells」と「The Sandbox」、「Sorare」も取り扱っています。これから様々なタイトルが随時追加されていく見込みです。
なおCoincheck NFTでは仮想通貨で売買がおこなわれるため、利用するためにはCoincheckでのアカウント登録と口座開設が必要になります。
Coincheckでは18歳以上の日本居住者であれば、基本的にどなたでも口座を開設可能です。
また口座開設費用や口座維持費もかからないので、興味のある方はぜひ口座をつくってCoincheck NFTにアクセスしてみてください。
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※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
NFTゲームの始め方・稼ぎ方
NFTゲームはただプレイするだけならこれまでのブラウザゲームやスマホゲームと変わらず、例えばスマホで遊ぶならアプリをダウンロードしてゲーム内アカウントをつくるだけで始められます。
しかし、NFTゲームで手に入れたアイテムを売って稼ぐとなるとやや煩雑な手続きが必要になります。
そこでここでは、NFTゲームで稼ぐために必要なものや仕組みを「Crypto Spells」と「Coincheck NFT」を例に紹介します。
なお、「仮想通貨の稼ぎ方」の記事もあわせて確認しておくことがおすすめです。
Crypto Spellsで稼ぐための手順は次の通りです。
- NFTのアイテム(カード)を売買できる環境を整える
- CoincheckNFTにNFTのアイテム(カード)を入庫する
- CoincheckNFTでNFTのアイテム(カード)を出品する
- 仮想通貨を売って日本円に変える
順番に説明します。
STEP1:NFTのアイテム(カード)を売買できる環境を整える
まずはNFTを売買できる環境を整えましょう。
CryptoSpellsで入手したNFTのカードをCoincheck NFTで出品する場合は、次のようなものが必要です。
- 出品するNFTのカード
- ウォレット(MetaMaskなど、イーサリアム規格に対応したもの)
- Coincheckの口座・アカウント
Crypto Spellsではカードにレアリティがあり、ゴールド以上のレアカードがNFTとなっていてゲーム外のマーケットで販売できるようになっています。
なお販売できるマーケットは、Coincheck NFT以外にも「magi」や「open sea」などがあります。
また先ほど紹介した通り、Coincheckの口座・アカウントは無料でつくることができるので、ぜひ気軽につくってみてください。
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※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
STEP2:Coincheck NFTにNFTのアイテム(カード)を入庫する
ウォレットのMetaMaskやCoincheckのアカウントが用意できたら、「Crypto Spells→Meta Mask→Coincheck NFT」の流れで、NFTのカードをCoincheck NFTに入庫します。
STEP3:CoincheckNFTでNFTのアイテム(カード)を出品する
続いて、入庫したカードをマーケット上に出品しましょう。
出品の際は「受け取る通貨」と「出品金額」を指定できます。
購入者は「受け取る通貨」で指定した仮想通貨でしか、カードを購入することはできません。
また、出品金額を決める際は平均価格が表示されるので、それを参考に決めると売買が成立しやすくなるでしょう。
「仮想通貨の購入方法」の記事も参考になりますので、NFT初心者の方は是非ご覧ください。
STEP4:仮想通貨を売って日本円に変える
無事カードが売れると、その代金として仮想通貨が手に入ります。
最後にその仮想通貨をCoincheckやbitFlyerなどの取引所にて売却すれば、日本円に変えることができます。
以上のような流れで、NFTゲームを用いてお金を稼ぐことが可能となっています。
ご覧の通りただ遊ぶだけではお金を稼ぐことはできず、NFTのアイテムを売る手段と、売って得た仮想通貨を日本円に換金する手段が必要になります。
仮想通貨を取引する上で、手数料には十分注意する必要があります。
「仮想通貨取引所の手数料の比較」の記事で詳しく解説していますので、必ず確認しておきましょう。
NFTゲームにおける現在の課題
NFTゲームはマネタイズできるなど優れた点が多くある一方で、現状次のような課題も抱えています。
- ゲームとしてのクオリティが低いものが多い
- ユーザーの参入障壁が高い
- 法整備がまだ完全ではない
一つずつ見て行きましょう。
ゲームとしてのクオリティが低いものが多い
NFTゲームはスマホアプリなどで簡単に始められるので、ぜひ一度ご自身でプレイしてみていただきたいのですが、実際に触れるとコンシューマーゲームや通常のスマホゲームと比べると著しくクオリティが低いことがお分かりいただけると思います。
なおNFTゲームのクオリティに関わる問題点は、資金面と技術面の両方にあります。
まず資金面についてですが、近年のコンシューマーゲームなどは多額の開発費用をつぎ込むようになってきており、ゲーム1本つくるのに10億円は当たり前、世界で大ヒットしている海外タイトルは開発費100億円越えのものが山ほどあります。
そのため人気タイトルの多くは、ゲーム性やグラフィック、サウンドなどが非常に高クオリティとなっています。
一方でNFTゲームはゲーム開発の大手企業がまだほとんど参入しておらず、低予算でつくられているものが多いので、そのクオリティは比べるべくもありません。
また技術面にも問題があります。
多くのNFTゲームはイーサリアムブロックチェーンを基盤につくられていますが、イーサリアムはスケーラビリティ問題(ユーザー過多による処理遅延や手数料高騰)を抱えており、その影響からNFTゲームも高クオリティのものをつくることが難しくなっています。
このように資金面にも技術面にもまだ問題があるため、今は自ずと2Dの育成ゲームやカードゲームなど、クオリティが低くても一応ゲームが成立するものが多くなっています。
また、ゲームを面白いと感じるかどうかは人それぞれの主観によりますが、「NFTゲームはクオリティが低いから面白くない」と感じるユーザーは決して少なくないでしょう。
ユーザーの参入障壁が高い
NFTゲームはまだクオリティが低いので、ゲームを楽しむことよりも稼ぐことを主目的にNFTゲームを始める方もおられるでしょう。
ただその場合は先ほど紹介したとおり、外部のウォレットやNFTマーケットのアカウント、NFTの売買で入手した仮想通貨を換金するための取引所口座などを用意しなければマネタイズできないゲームも多いです。
普段から仮想通貨取引をしている投資家であれば問題ありませんが、そうでなければゲームで稼ぐために口座などを用意するのは面倒に感じることでしょう。
さらに環境を整えた後も、NFTを売りに出したり、売って得た仮想通貨を日本円に換金したりする必要があります。
ゲームを楽しむだけなら既存のコンシューマーゲームやスマホゲームの方が面白い、稼ごうにも必要なものやすべきことが多い、といった状況からNFTゲームは既存のゲームの人気にはまだまだ対抗できていません。
法整備がまだ完全ではない
NFTゲームは換金性のあるNFTを入手できることから景品表示法、資金決済法、金融商品取引法などが関わってきます。
一般社団法人ブロックチェーンコンテンツ協会でこれらの法律に関わるガイドラインが作成されるなど、業界の健全性を保つための取り組みも進められています。
しかしNFTゲーム自体が新しい分野なので、十分な法整備が行き届いていないのが実情です。
なお、その中でもSorareは国内取引所で信頼感もあるコインチェックと連携しています。
ユーザー数も非常に多く、人気のゲームですので興味のある方はこの機会にぜひ始めてみましょう。
NFTゲームの今後の予想
NFTゲームはまだ課題も多いですが、その将来を考えると次のような要因から決して悲観的なものではなく、むしろ見通しは明るいと言えるでしょう。
- 大手企業の参入が進む可能性が高い
- 法整備や参入障壁の改善が進む可能性が高い
- 仮想通貨の価格にも影響を及ぼす可能性がある
詳しく説明していきます。
大手企業の参入が進む可能性が高い
ゲーム開発の大手企業も当然ながらNFTゲームに高い関心を持っており、国内外で多くの大手企業が今後参入してくることはほぼ間違いないでしょう。
例えば「アサシンクリード」シリーズなどのメジャータイトルを手掛ける「Ubi soft」は、すでにNFTゲームのテスト開発などをおこなっています。
また日本の「スクエア・エニックス」では2022年1月の年頭の所感において、社長の松田洋祐氏がNFTゲーム事業に参戦することを公けに表明しました。
今のNFTゲームは面白さよりも稼げることにフォーカスが当たっていますが、大手企業が参入して多くのプレイヤーが面白いと感じるゲームがリリースされるようになれば、市場はより拡大していくでしょう。
法整備や参入障壁の改善が進む可能性が高い
例えばNFTマーケットの「Coincheck NFT」も2021年3月にβ版がオープンしたばかりです。
このようにNFTゲームそのものも発展途上ですが、それを取り巻く法律や環境もまだまだ整備の途中です。
今後それらの整備が進めば、ゲームを始めることもマネタイズすることも、より体系化されて参入しやすくなることでしょう。
Sorareであれば、運営主体に信頼感もあり、気軽に始められますので、NFTゲームに興味のある方はぜひSorareから始めてみましょう。
仮想通貨の価格にも影響を及ぼす可能性がある
NFTゲームはブロックチェーンを基盤にしてつくられています。
そのため今後リリースされるNFTゲームが人気を集めれば、開発基盤のブロックチェーンで扱われる基軸通貨にもポジティブな影響を与える可能性は十分にあります。
実際に、先ほど紹介した2021年の人気No.1ゲームであるAxie Infinityのゲーム内通貨「AXS」は、2021年の1年間で280倍以上も価格が急騰しました。
NFTゲームはイーサリアムやエンジンをベースにつくられることが多いので、ぜひNFTゲームと合わせてそれらの今後の価格動向にも注目してみてください。
なお、bitFlyerではNFT銘柄であるテゾス(XTZ)を取り扱っていますので、まずは公式サイトを確認してみることがおすすめです。
通常、多くの仮想通貨はビットコインの価格変動と同じ動きをする傾向がありますが、ゲーム系銘柄は連動しないことがよくあります。それは、ゲーム内でNFTを購入するためにその通貨が必要となるからです。このように仮想通貨の相場に影響されない銘柄が現れ始めています。
本間遼介
なお、Media Argo公式ラインではNFTなど暗号資産に関する情報を随時配信中。
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NFTゲームに関する口コミ・評判
続いてNFTゲームに関する口コミ・評判を、twitterやゲームを配信するストアなどから集めました。
ポジティブな口コミ・評判
リリースからしてるクロスリンク♪
1か月ちょっとで3,000円くらい稼げた!w
ゆびほるは、ETH反映待ち。
毎月ゲームに課金してた自分が嘘みたいに課金しなくなったし無駄に思えたw
ブロックチェーンゲームそれだけで期待値あるわーw
twitter
ブロックチェーンゲームで稼げる時代が来てるけど、まだまだゲームがしょぼいから大手が入ってくるまでは荒稼ぎ出来そうな予感。笑
cryptobladesこのゲームを今日から始めるけど、さていくら稼げるやろか?笑
twitter
アクシーインフィニティが、面白そうと思って調べてみた
初期投資が15万から20万円くらい
1日1500円くらいは稼げる
他人にプレーをお願いするなら、手元に残るのは1日1000円くらい?
初期費用の回収に5〜7ヶ月くらい?
ブームが去ると回収できない
ブロックチェーンゲームを経験するのには良いかも
twitter
ポジティブな口コミ・評判は、「NFTゲームは面白い」という声よりも「NFTゲームは稼げる」というものの方が多いですね。
また黎明期の今だからこそ稼ぎやすいという意見もみられます。
ネガティブな口コミ・評判
ブロックチェーンゲームをやってみたくて色々調べた結果、直感で面白そうだなと思ったのはBlankosくらいかな。
マリオパーティみたいな感じ。
稼げる稼げないも大事だけど、つまらないゲームは生き残れないと思うし、損したら二重で辛い。
だから楽しいゲームをやるまでです。
twitter
僕はブロックチェーンゲーム作ってる会社にいたんですが、やはりつまらないと思ってました。
昔ブロックチェーンゲームは『稼げる』とか『儲かる』みたいな構文があったけど『面白い』のほうに力を入れてほしかった
今の共通認識として『ブロックチェーンゲームはつまらない』が残ってしまい残念です
twitter
まず、いつの時代だよというレベルのUIなので使いづらい。
ガラケー時代のソシャゲの画面を埋め込んだような感覚。
ゲーム内容もありきたりなカードゲームなうえ、爽快感ゼロ。
退会する方法がどこにも書いてないので、こういう企業は信用しないほうがいい。
Appstore
ネガティブな口コミ・評判は、やはり「ゲームのクオリティが低い」「ゲームとして面白くない」というものが多く見られます。
「ゲームが面白くて、なおかつプレイしている内にお金も稼げる」というのが理想かもしれませんが、現状はまだそのレベルにあるゲームはそれほど多くないようです。
ただゲーム性やクオリティについては、今後着実に向上していくでしょう。
これからNFTゲームを始めたい、NFTゲームで稼ぎたいと思っている方は、ぜひこれらの口コミ・評判も参考にしてみてください。
なお、NFT購入に必要なイーサリアムなどの仮想通貨は、国内取引所のbitFlyerなどで簡単に購入ができます。
他の「おすすめの仮想通貨取引所」や「仮想通貨取引所を複数持つメリット」についての記事も是非ご参照ください。
NFTゲームに関するQ&A
最後にNFTゲームに関してよくあるQ&Aを3つご紹介します。
- NFTゲームを始めるのにお金は必要ですか?
- NFTゲームは未成年でも始められますか?
- NFTゲームでの利益には税金はかかりますか?
一つずつ答えていきます。
NFTゲームを始めるのにお金は必要ですか?
大半のNFTゲームはネットブラウザやスマホアプリから、無料で始められます。
しかしNFTゲームで稼ぐとなると、無課金では難しいでしょう。
なぜなら無課金で誰でも手に入るようなアイテムに、大して価値はつかないからです。
2020年5月にスマホゲーム情報メディアの「ファミ通App」で、NFTゲームの「ブレヒロ(ブレイブフロンティアヒーローズ)」を100日間遊んだら使ったお金はどうなるのか?という検証記事が掲載されましたが、検証結果は次のようになっていました。
検証プレイヤーかつ記事投稿者の松脇さんば氏は、100日間ゲームをプレイして約5万3,000円(残った資産と課金額の差額)を稼いできます。
しかし同時に、約18万2,000円(8.35ETH)を課金しています。
無課金でも細々と稼ぐことはできるかもしれませんが、まとまった金額を稼ぎたいならこのように先行投資することが必要になってくるでしょう。
NFTゲームは未成年でも始められますか?
ほとんどのNFTゲームは未成年でもプレイできます。
しかし稼ごうとすると、手に入れた仮想通貨をCoincheckなどの取引所で日本円に変える必要があります。
なお、大半の取引所は20歳以上でないと口座をつくることができず、未成年OKの取引所でも親権者の同意が必要です。
NFTゲームでの利益には税金はかかりますか?
NFTゲームから生じた利益は、仮想通貨取引での利益と同様に「雑所得」に分類されて「累進課税」が適用されます。
NFTのアイテムの税制上の取り扱いは、2019年に一般社団法人日本仮想通貨税務協会(JCTA)から次のような見解が示されています。
所得税法では、個人の担税力を増加させる利得はすべて所得を構成すると解されています。
NFTそのものが独立して価値を有するものであって、その売買や交換により所得が生じた場合には原則として雑所得として課税されると考えられます。
その場合、原則として売買や交換の都度、取引を認識する必要があります。
ただし実務上は、NFT同士の交換については交換時のNFTの時価の把握が困難であることも考えられます。
合理的な労力を払うことによって交換時の時価が把握できない場合には、課税上弊害がない限り円貨や他の仮想通貨との交換時に取引を認識することも容認されるものと思われます。
引用:一般社団法人日本仮想通貨税務協会(JCTA)
つまり仮想通貨が売却して利益が出ないと課税されないのと同様に、NFTのアイテムもそのままの状態では課税されず、売却や交換などによって生じる利益に対して課税される仕組みとなっています。
税金に関する心配が払拭された方は、まずはSorareから始めてみることがおすすめです。
ユーザー数も多く、サッカーの知識がない人でも十分に楽しむことが出来ます。
詳しくは「仮想通貨の税金」で詳しく解説しておりますので是非ご参照ください。
NFTゲームのまとめ
今回は、近年注目度が増してきているNFTゲームについて解説しました。
- NFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)は、ブロックチェーンを基盤にしてつくられたゲームのこと
- NFTのアイテムは、NFTマーケットで仮想通貨による売買が可能
- NFTゲームはコンシューマーゲームなどと比べるとまだクオリティが低く、人気でも劣る
- NFTゲームは今後、大手企業が参入してきてクオリティが上がっていく可能性が高い
- NFTゲームで稼ぐなら、得た仮想通貨を換金するためにbitFlyerの利用がおすすめ
NFTゲームは遊びながら稼げるゲームとして、世界各国で徐々にプレイヤーが増えてきています。
ただ、稼ごうとすると取引所の口座やウォレットなどが必要で参入障壁が高く、ゲームとしてのクオリティも低いため、まだまだ既存のコンシューマーゲームやスマホゲームには遠く及びません。
しかしいずれはそれらの課題も解決され、遊びやすくかつマネタイズしやすいゲームへと変わっていくでしょう。
また今からNFTゲームで稼ごうと考えている方は、ゲームを始める際にbitFlyerで口座をつくって、手に入れた仮想通貨を日本円に換金できる環境を整えましょう。
東南アジアの国では、「NFTゲームの方が普通の仕事より稼げる」ことがあるそうです。ブロックチェーンが新しい需要を生み出していることは間違いありません。
本間遼介
なお、Media Argo公式ラインではNFTなど暗号資産に関する情報を随時配信中。
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立教大学法学部卒業
商社勤務
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