【暴落する?】仮想通貨OMGとは?今後の見通し/価格予想や将来性を解説[オミセゴー]
OMGは2020年7月にGMOコイン、2021年にCoincheck、DMM Bitcoin、bitbankで立て続けに新規上場を果たした仮想通貨です。
そういった状況を見て、OMGに対して強い関心を持っている方もおられることでしょう。
そこでこの記事では今注目の仮想通貨OMGについて、その特徴やこれまでの価格推移、今後の見通しなどを解説していきます。
- OMGはイーサリアムのセカンドレイヤー技術を利用している
- イーサリアムよりも安価な手数料や、速い処理速度を実現している
- OMGはDeFi分野への参入を画策している
- OMGはアジア圏の企業や機関と多く提携しており、将来性に期待が持てる
- 2023年6月には、事実上の開発終了を受けて国内取引所2社での上場廃止が決定
OMGは2021年にBOBAトークンへの移行をしたことを背景に、これまで扱っていたコインチェックやGMOコインが上場廃止しています。
事実上の開発停止となっており、今後は価格の上昇が期待できない通貨です。
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OMGがGMOコインとコインチェックで上場廃止
多くの国内取引所でも取り扱いがあった仮想通貨OMGですが、2023年に入りコインチェックとGMOコインでの上場廃止が決定しています。
OMGはBOBAトークンに移行したことで事実上の開発を中止しており、今後の上昇が見込めないことから取り扱いの停止に至ったとされています。
開発が再開する見込みはないので、今後は資産以外の使い道がない通貨になると考えていいでしょう。
現在OMGを保有している方は売却をして早めに日本円やその他通貨に交換しておくことをおすすめします。
コインチェックでは2023年7月25日、GMOコインでは7月29日に事実上の取り扱い停止となっています。
仮想通貨OMGとは?
仮想通貨名 | OMG(オーエムジー) |
ティッカーシンボル | OMG |
現在の価格(2024年2月時点) | ¥108.82 |
時価総額 (2024年2月時点) | ¥14,803,556,256 |
時価総額ランキング(2024年2月時点) | 396位 |
OMG Networkは2017年に、イーサリアムを基盤につくられたブロックチェーンプラットフォームです。
また、そこで流通している基軸通貨をOMG(オーエムジー)と言います。
OMGNetworkはもともと、東南アジア圏におけるオンライン決済サービスでの利用を目的として、タイを拠点とするOmiseホールディングスが開発しました。
当初は「Omise Go」という名称でしたが、2020年6月に「OMG Network」に名称を変更しています。
また2020年12月には、香港に拠点を置く仮想通貨店頭取引(OTC)企業「ジェネシスブロック」の子会社である「ジェネシスブロック・ベンチャーズ(GBV)」に買収されています。
そんなOMGは2021年にBOBAトークンへの移行をしたことを背景に、これまで扱っていたコインチェックやGMOコインで上場廃止しています。
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仮想通貨OMGの特徴
OMG/OMG Networkには次のような特徴があります。
- セカンドレイヤーを用いている
- 低コストで取引速度も速い
- DeFi分野への進出を画策している
セカンドレイヤーを用いている
OMG Networkは、「More Viable Plasma (モア・バイアブル・プラズマ)」 というイーサリアムのセカンドレイヤー(オンチェーン)を利用してつくられています。
セカンドレイヤーとはメインのブロックチェーン以外で取引などを実行できる技術のことです。
完全にブロックチェーンの外で取引などをおこなう「オフチェーン」と、サイドチェーン(子チェーン)を利用した「オンチェーン」の2種類があります。
また、セカンドレイヤーを用いることで、イーサリアムが抱えるスケーラビリティ問題(ユーザー過多による処理遅延や手数料高騰)を回避することに成功しています。
低コストで取引速度も速い
OMG Networkはイーサリアムのセカンドレイヤーを利用しているため、イーサリアムと比べて取引速度の高速化と低コスト化を実現しています。
2024年2月現在、イーサリアムのトランザクション処理速度は毎秒15件程度と言われているのに対し、OMG Networkでは毎秒4000件程度を処理することができます。
また手数料は、イーサリアムの平均手数料の約1/3まで抑えられています。
DeFi分野への進出を画策している
OMG Networkはイーサリアムのサイドチェーンなので、イーサリアムと同じくスマートコントラクトを実装できます。
また繰り返しになりますが、本家のイーサリアムよりも処理速度が速く、手数料も安価です。
そのため、2020年末にOMG Networkを買収したジェネシスブロック・ベンチャーズは、OMGNetworkを用いてDeFi(分散型金融)分野に参入し、仮想通貨取引とレンディングのためのプラットフォームを構築しようと画策していました。
しかし、OMGは2021年にBOBAネットワークへの移行をきっかけに開発が終了しています。
GMOコインやコインチェックでの上場も廃止しました。
今後のOMGはサービスごと停止する可能性もあるので、取引するにはリスクが大きい通貨と言えるでしょう。
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仮想通貨OMGのこれまでの価格推移
続いて、OMGのこれまでの価格推移を順番におさらいしていきましょう。
2017年・2018年の価格上昇
上の画像は、2017年7月から2018年12月までのOMG/USDチャートです。
OMGは2017年7月にローンチされ、その直後の8月にはタイのマクドナルドやタイ金融庁と提携を果たします。
また、12月にはイーサリアムの開発者であるヴィタリック・ブテリン氏がOMGに言及したことで、投資家から注目を集めることとなります。
これらの出来事と、仮想通貨バブルのタイミングが重なったことからOMGは急騰し、2018年の始めには一時30ドル手前まで高騰しました。
2020年8月の価格上昇
上の画像は、2020年1月~2020年12月までのOMG/USDチャートです。
OMGは2020年6月に、「Omise Go」から「OMG Network」へのリブランドをおこなっています。
また、コロナショックから市場が回復していくタイミングでもあったことから、2020年8月に大きく高騰しました。
2021年の価格上昇
続いては、2021年1月~2021年12月までのOMG/USDチャートです。
OMGは2020年に上昇基調でしたが2021年に入ってもその流れは続き、5月には2020年8月につけた高値を大きく更新して、一時15ドルを突破します。
また、2021年11月には再び高値の更新を果たしました。
ただ、2021年11月に大きく高騰した直後から一転して下落基調となり、2021年はその下落トレンドのままで終えています。
2022年より下落傾向に
2021年末からの下落トレンドが2023年に入っても続いてますが、仮想通貨市場だけでなくOMG単体で開発終了などが影響していると考えられます。
国内取引所での取り扱いも続々と廃止されているので、今後の取引はリスクの方が大きいです。
現在は資産としての活用方法がないほか、資産性で見ても上昇の可能性が低いため入手する投資家も少ないでしょう。
OMGから異なる通貨に切り替えて仮想通貨取引を行うと良いです。
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仮想通貨OMGの今後の予想・見通し
2021年末から下落トレンドとなっているOMGですが、将来性については次のような要因から高く評価されています。
- アジア圏の企業と繋がりを強めている
- 東南アジア圏で金融包摂の足掛かりになる可能性を秘めている
- 取引所への上場廃止が続いている
アジア圏の企業と繋がりを強めている
タイ発の仮想通貨であるOMGは、これまで次のようなアジア圏の企業や機関と提携しています。
企業などと提携してプロジェクトを起こせば、そのプロジェクト内で新規ユーザーを確保することができます。
また様々なプロジェクトや開発が活発に進められていると、投資家からの信頼を得ることにもつながっていきます。
東南アジア圏で金融包摂の足掛かりになる可能性を秘めている
「金融包摂」とは、経済状況などに関わらず国民の誰もが金融サービスの恩恵を受けられるようにすることを指します。
日本では誰もが銀行口座を持つことができ、預金や送金などの金融サービスを受けることができます。
しかし世界にはそれが当たり前ではない途上国が多くあり、その中で金融包摂の手段になり得るのではないかと、銀行を必要としない仮想通貨が注目されています。
また、実際に金融包摂のために仮想通貨を用いる動きはすでに各地で進められており、2021年6月には中米の小国エルサルバドルでビットコインを法定通貨とする法案が可決され話題になりました。
こういった動きの中、OMGもタイを始めとした東南アジア圏で、金融包摂を成すための手段の一つとして関心を寄せられています。
取引所への上場廃止が続いている
仮想通貨は取引所に上場すると、新規ユーザーが増えて価格が高騰することがあります。
OMGは2017年に生まれた仮想通貨で、すでにバイナンスやHuobi Globalなどの大手海外取引所でも取り扱われています。
日本でも2020~2021年に立て続けに新規上場を果たしました。
- GMOコイン(2020年7月上場)
- Coincheck(2021年4月上場)
- DMM Bitcoin(2021年5月上場)
- bitbank(2021年7月上場)
しかし、2021年にBOBAネットワークへ移行したことを受け、OMGは事実上の開発終了となっています。
これらの要因で、GMOコインやコインチェックでの上場廃止しました。
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仮想通貨OMGの将来の価格予想
続いて、仮想通貨専門メディアが発信しているOMGの価格予想をチェックしていきましょう。
2024年中のOMGの価格予想
まず2024年中の価格については、次のような予想が示されています。
- Digital coin:3.370ドル
(OMGの2024年始値:0.7ドル、2021年最高値:20.1ドル)
2024年末の価格予想は、2024年始値と比べて考えると、わずかに復調すると見られています。
ただ2021年につけた高値には遠く及ばない予想価格となっているため、これらの予想を参考にするなら、2024年中は大きくリスクを取るような投資の仕方は避けた方が無難かもしれません。
2024年以降のOMGの価格予想
次に、2024年以降の価格予想を見てみましょう。
- Price Prediction:13.17ドル【2025年の価格予想】
長期的に見ると、仮想通貨バブル時につけた最高値にはなかなか及ばないものの、2021年の最高値は更新していくだろうと多くのメディアが予想しています。
しかし、現在は事実上のサービス停止となり、国内取引所でも上場が続々と廃止していることから、将来性は低いと考えらえます。
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暗号資産取引に人気な取引所
OMGは2023年6月にGMOコインとコインチェックで上場廃止しました。
BOBAへの移行がきっかけでOMG単体の開発は事実上終了しているため、今後の取引はリスクが大きいと言えるでしょう。
そこで今回は、国内取引所の中でも豊富な銘柄を扱っている人気の取引所を紹介します。
それぞれ説明します。
DMM Bitcoin
現物取引(銘柄数) | 販売所形式:○(28銘柄) 取引所形式:× |
レバレッジ取引(銘柄数) | ○(34銘柄) |
最小発注数量 (ビットコインの場合) | 販売所形式:0.0001BTC レバレッジ取引:0.01BTC |
取引手数料 (ビットコインの場合) | 販売所形式:無料(スプレッドあり) レバレッジ取引:無料(スプレッド、レバレッジ手数料あり) ※BitMatch注文を除く |
取引ツール | パソコン・ネットブラウザ:○ スマホアプリ:○ |
その他のサービス | BitMatch注文 |
公式サイト | DMM Bitcoin公式サイト |
関連記事 | DMM Bitcoinの評判 |
OMGのレバレッジ取引ができる
DMM Bitcoinは現物取引よりもレバレッジ取引に力を入れている取引所で、OMGのレバレッジ取引ができるようになっています。
レバレッジ倍率は最大2倍となっており、少ない資金で効率よく利益を狙いたいという方におすすめです。
Bit match注文で取引コストを抑えられる
レバレッジ取引(販売所形式)は、取引コスト(スプレッド)が割高なことがデメリットの一つとなっています。
しかしDMM BitcoinにはBit match注文(取引所と販売所のハイブリッド)があり、それを利用すれば通常よりも取引コストを安く抑えることが可能です。
DMM Bitcoinはレバレッジ取引に力を入れている仮想通貨取引所です。
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Coincheck
現物取引(銘柄数) | 販売所形式:○(27銘柄) 取引所形式:○(8銘柄) |
レバレッジ取引(銘柄数) | × |
最小発注数量 (ビットコインの場合) | 販売所形式:500円以上 取引所形式:0.005BTC以上、かつ500円以上 |
取引手数料 (ビットコインの場合) | 販売所形式:0円(スプレッドあり) 取引所形式:0円 |
取引ツール | パソコン・ネットブラウザ:○ スマホアプリ:○ |
その他のサービス | Coincheckつみたて 貸仮想通貨 大口OTC取引 CoincheckNFT(β版) Coincheckでんき/ガス ステーキングサービス |
公式サイト | Coincheck公式サイト |
関連記事 | Coincheckの評判 |
500円から仮想通貨に投資できる
Coincheckでは扱っている豊富な銘柄に対して、ワンコイン(500円)から投資することができます。
いきなり大金をつぎ込む必要がないので、投資初心者でも安心して仮想通貨取引を始められることでしょう。
取引アプリがシンプルで使いやすい
Coincheckは、2020年に仮想通貨取引アプリダウンロード数No.1を獲得した人気の取引所です。
取引アプリは非常にシンプルなつくりになっていて、初心者でも直感的に使い方を理解することができます。
またパソコンのブラウザ版の取引ツールは、高性能チャートツール「TradingView」と提携しています。
そのためブラウザ版を使えば、描画ツールやインジケーターを利用して細かな分析も可能です。
その他に国内最大の仮想通貨を取り扱っている点や最近話題のNFTマーケットプレイスを提供している良い点がポイントとして評価されています。
OMGを購入できる人気の取引所ですのでこの機会にCoincheck公式サイトをチェックしてみましょう。
ビットバンク(bitbank)
現物取引(銘柄数) | 販売所形式:○(37種類) 取引所形式:○(37種類) |
レバレッジ取引(銘柄数) | × |
最小発注数量 (ビットコインの場合) | 販売所形式:0.00000001BTC 取引所形式:0.0001BTC |
取引手数料 (ビットコインの場合) | 販売所形式:無料(スプレッドあり) 取引所形式:maker -0.02%、taker 0.12% |
取引ツール | パソコン・ネットブラウザ:○ スマホアプリ:○ |
その他のサービス | ― |
公式サイト | ビットバンク公式サイト |
関連記事 | ビットバンクの評判 |
セキュリティが国内No1
ビットバンクでは、ユーザーの暗号資産をコールドウォレットで管理している為、ハッキング対策が高度に施されています。
ICORatingという第三者機関に国内の仮想通貨取引所でセキュリティがNo.1の実績を誇ると認定されています。
スプレッドが業界最狭水準
ビットバンクでは、販売所における仮想通貨の販売所のスプレッドが業界最狭水準となっており、取引コストを抑えたいという方に最適です。
ただ、スプレッドは随時変化しておりますので定期的にチェックするようにしましょう。
ビットバンクは取引所形式でも仮想通貨をトレードすることができる為、売買が成立しやすい取引所と言えるでしょう。
CoinMerketCapによると、国内No1の取引量を誇る時期もありました。
まだ最近では、MKRなど他の取引所ではあまり取り扱いのない銘柄も取り扱っておりますので、まだ口座をお持ちでない方は是非ビットバンクの公式サイトをチェックしておきましょう。
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GMOコイン
現物取引(銘柄数) | 販売所形式:○(26銘柄) 取引所形式:○(23銘柄) |
レバレッジ取引(銘柄数) | 販売所形式:○(10銘柄) 取引所形式:○(5銘柄) |
最小発注数量 (ビットコインの場合) | 現物取引(販売所形式):0.00005 BTC 現物取引(取引所形式):0.0001BTC レバレッジ取引(販売所形式):0.01BTC レバレッジ取引(取引所形式):0.01BTC |
取引手数料 (ビットコインの場合) | 現物取引(販売所形式):無料(スプレッドあり) 現物取引(取引所形式):Maker -0.01%、Taker 0.05% レバレッジ取引(販売所形式):無料(スプレッド、レバレッジ手数料あり) レバレッジ取引(取引所形式):無料(レバレッジ手数料あり) |
取引ツール | パソコン・ネットブラウザ:○ スマホアプリ:○ |
その他のサービス | 貸暗号資産 つみたて暗号資産 ステーキングサービス |
公式サイト | GMOコイン公式サイト |
関連記事 | GMOコインの評判 |
OMGの自動積立ができる
GMOコインでは26種類もの豊富な銘柄で、500円から自動積立サービスを利用することができます。
また積立プランは、毎日積立と毎月積立のどちらかを選べます。
少額から始められて積立プランの自由度も高いので、投資初心者でも気軽に利用することができます。
貸仮想通貨でインカムゲインを得られる
仮想通貨には基本的に、株の配当金や株主優待のようなインカムゲインを得る仕組みはありません。
しかしGMOコインの貸仮想通貨サービスを利用すれば、取引をしなくても保有している仮想通貨をGMOコインに貸し出すことで貸借料を得ることができます。
OMGの将来性に期待して長期保有をしようと考えている方は、ぜひ貸仮想通サービスの利用も検討してみてください。
GMOコインは一つのアカウントで様々なスタイルの取引ができると評判の取引所です。
OMGは販売所形式での現物取引とレバレッジ取引に対応しています。
このように取引所はそれぞれセールスポイントが異なるので、数ある中から自分の投資スタイルや目的に合ったところを選ぶようにしましょう。
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仮想通貨OMGの見通しや予想まとめ
今回は、仮想通貨OMGの特徴や今後の見通しなどを解説しました。
- OMGはイーサリアムのセカンドレイヤー技術を利用している
- イーサリアムよりも安価な手数料や、速い処理速度を実現している
- OMGはDeFi分野への参入を画策している
- OMGはアジア圏の企業や機関と多く提携しており、将来性に期待が持たれていた
- 2023年6月には、事実上の開発終了を受けて国内取引所2社での上場廃止
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