【注目】Zaif(ザイフ)とは?メリット・デメリット・手数料や評判/口コミを徹底解説
仮想通貨のブームやビットコインが過去最高値を更新したなどのニュースを見て、暗号資産に興味を持った方も多いのではないでしょうか。
仮想通貨を購入するなどの取引をするためには、仮想通貨取引所に口座を開設する必要があります。
数ある取引所の中でもおすすめの取引所が「Zaif(ザイフ)」です。
Zaifを初めて聞いた人もいるかもしれませんが、2016年から運営されており、取引している仮想通貨の種類も15銘柄と実績のある取引所です。
ハッキングの被害を受けたことで悪いイメージを持っている人もいるかもしれませんが、現在は経営体制を一新して信頼獲得を目指した運営を行なっています。
しかし、本当に安心できるサービスを提供しているのか、実際に使っている人はどう感じているのかなど気になる人も多いのでしょう。
今回はZaifの評判や口コミについて解説します。
- トークンを含めた15種類の銘柄を扱っている
- ネム(XEM)の取引量が多い
- チャートが見やすい
- 取引手数料が安い
- 「コイン積立」「Zaica」「ソーシャルチップ」など独自のサービスを展開している
- スプレッドの幅が広い
- 送金手数料が高い
- トークンなどの珍しい銘柄を取引したい人におすすめの取引所
Zaifでは他の取引所では扱っていない珍しい通貨の取引ができます。
将来性を見越んで、まだまだ取引量の少ない通貨も売買したい人におすすめです。
Zaif(ザイフ)とは?
現物取引(銘柄数) | 販売所形式:◯(10銘柄) 取引所形式:◯(15銘柄) |
レバレッジ取引(銘柄数) | ◯(2銘柄)※現在取引停止中 |
最小発注数(ビットコインの場合) | 販売所形式:0.001BTC 取引所形式:0.0001BTC |
取引手数料(ビットコインの場合) | 販売所形式:無料(スプレッドあり) 取引所形式:Maker 0%、Taker 0.1〜0.3% 信用取引:Maker 0%、Taker 0.1%(サービス停止中) |
取引ツール | パソコン・ネットブラウザ:◯ スマホアプリ:◯ |
その他のサービス | コイン積立(サービス停止中) Zaica ソーシャルチップ |
公式サイト | Zaif公式サイト |
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取引銘柄一覧
取引方法 | 対象銘柄 |
現物取引(販売所形式) Zaif内名称:かんたん売買 | 【10銘柄】 ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH0 シンボル(XYM) ネム(XEM) フィスココイン(FSCC) カイココイン(CICC) ネクスコイン(NCXC) モナコイン(MONA) コスプレトークン(COT) ポルカドット(DOT) |
現物取引(取引所形式) Zaif内名称:Orderbook trading | 【15銘柄】 ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) シンボル(XYM) ネム(XEM) フィスココイン(FSCC) カイココイン(CICC) ネクスコイン(NCXC) モナコイン(MONA) ビットコインキャッシュ(BCH) ザイフトークン(ZAIF) コムサ・ネム(CMS NEM) コムサ・イーサリアム(CMS ETH) カウンターパーティ(XCP) コスプレトークン(COT) ポルカドット(DOT) |
レバレッジ取引 Zaif内名称:信用取引 | ビットコイン(BTC) モナコイン(MONA) |
Zaifの特徴は次の3つです。
- 扱っている通貨が15種類と豊富
- ネム(XEM)の取引量が多い
- チャートが見やすい
扱っている通貨が豊富
Zaifでは15種類の通貨を扱っています。
扱っている銘柄には、他の取引所が扱っていない珍しいものが多く、トークンを扱っているのが特徴です。
- ザイフトークン(ZAIF)
- フィスココイン(FICC)
- COMSA(CMS)
- カイココイン(CICC)
- ネクスコイン(NCXC)
- ゼン(JPYZ)
- カウンターパーティトークン
- コスプレトークン(COT)
- ポルカドット(DOT)
トークンとは既存のブロックチェーン技術をもとに作られた代替えの通貨です。
通常はトークンを発行した個人や団体(企業)でしか価値がなく、取引も個人や企業間で行われます。
Zaifはトークンを仮想通貨と取引できる珍しい取引所です。
トークンを取引できる仮想通貨取引所は少ないので、トークンを売買したい人はZaifがおすすめです。
ネム(XEM)の取引量が多い
Zaifはネム(XEM)の取引量が比較的多いのが特徴です。
ネムの取引量で一時世界一になったことがあり、取引が活発に行われているためチャンスも大きくなります。
ネムの購入を考えている人はZaifがおすすめです。
チャートが見やすく使いやすい
ZaifではTrading Viewのチャートを使用しています。
Trading Viewは高機能でありながらシンプルな画面設計です。
銘柄の変更やテクニカル分析、線描などを直感的に行えます。
Zaif(ザイフ)のメリット
Zaif(ザイフ)のメリットは次の5つです。
- トークンなど取扱通貨が豊富
- 取引手数料が安い
- 仮想通貨の積立投資ができる
- Twitterに送金できる
トークンなど取扱通貨が豊富
Zaifでは7種類のトークンを始め多くの通貨を扱っています。
トークンを扱っている取引所は少ないので、トークンの売買をしたい人には大きなメリットです。
トークンを購入するメリットは、今後大きなリターンが期待できることです。
トークンは個人や企業が独自に発行しているものです。
今は低価格のトークンも企業への期待が高まると、価格の高騰がありえます。
株式と同じように、トークンを安いうちに保有しておくことで、後で大きく儲けることもできます。
ただし、価格が下がる場合もあることに注意しましょう。
取引手数料が安い
Zaifは取引手数料が他の取引所に比べて安く設定されています。
Zaifの取引所形式の手数料はMakerが0%、Takerが0.1〜0.3%です。
Makerは購入するときの手数料、Takerは売却するときの手数料です。
手数料がかかる取引所が多い中で、Zaifが設定している手数料は安いと言えます。
仮想通貨投資をする場合、投資方法によっては手数料分が損失になるので手数料が安いのは助かります。
販売所形式で売買する際の手数料は無料ですが、スプレッドがかかるので注意しましょう。
仮想通貨の積立投資ができる
Zaifでは「コイン積立」という独自のサービスを提供しています。
コイン積立は、毎月一定量の仮想通貨を自動で購入する積み立て型の資産運用のサービスです。
毎月設定した額が銀行から引き落とされ、自動で仮想通貨を購入してくれます。
自分でチャートを確認したり、取引操作を行う必要がないので手軽に投資ができます。
最低1,000円から自動で積み立てができるので、仮想通貨投資を始めたばかりで知識が少ない人でも気軽に挑戦できます。
※現在はサービスを一時停止しています。
なお、仮想通貨の積み立てを始めてみたいという方は「仮想通貨のつみたてを徹底解説」をご参照ください。
Twitterに送金できる
Zaifでは「ソーシャルチップ」という独自のサービスを提供しています。
ソーシャルチップは、Twitterユーザーに仮想通貨を手数料無料で送金できるサービスです。
Twitterにも収益化の機能が追加されたので、これから利用する機会が増えることが期待されます。
Zaif(ザイフ)のデメリット
Zaif(ザイフ)のデメリットは次の2つです。
- ユーザー数が少ない*
- スプレッドが広い
ユーザー数が少ない*
ZaifはCoincheckやbitFlyerなどに比べるとユーザー数が少ない*です。
ユーザー数が少ないと取引所形式(ZaifではOrderbook trading)の売買の取引成立に時間がかかります。
スムーズな取引ができないため、ストレスを感じる人もいるでしょう。
また扱っている主要な銘柄も少ないため、仮想通貨の取引経験が少ない場合は扱いづらいです。
*CoincheckやbitFlyerに比べユーザ数が少ない
スプレッドが広い
Zaifは他の取引所に比べてスプレッドが広いです。
デメリットになる理由は、スプレッドが広いほど損益が大きくなるからです。
スプレッドは仮想通貨を売買するときに発生する価格差で、取引時の手数料のようなもの捉えるとよいでしょう。
所有している仮想通貨を売るときの価格は、買うときの価格より低くなります。
よって仮想通貨で投資をしている人は、利益を確定する時に損することになります。
スプレッドの幅は常に変化するので明確な数値はありませんが、スプレッドの幅広いほど損益が大きくなります。
Zaifのスプレッドは他の取引所に比べて高いので、損益がより大きいと言えます。
Zaif(ザイフ)の口コミ/評判
Zaif(ザイフ)の特徴やメリット、デメリットはわかりましたが、実際の口コミはどうでしょうか。
口コミを調査すると次のようなコメントが見られました。
良い口コミ/評判
Zaifに対する良い評判の口コミを紹介します。
- 取引手数料が安い
- トークンの値上がりに期待
取引手数料が安い
取引手数料が安いため取引しやすいとの口コミがあります。
Zaifなら板取引が手数料安いよ。かんたん売買は簡単だけどスプレッドが広いので高いです。
Twitter
取引手数料の安さ評価している人が多く、取引所を選ぶ上で手数料の安さはポイントになるようです。
その一方で、取引手数料の安さを評価しつつも、スプレッドが広いことや送金手数料が高いことに言及している人も多く見られます。
「仮想通貨取引所の手数料の比較」記事もぜひご覧ください。
トークンの値上がりに期待
トークンの価格上昇に期待する口コミがあります。
Zaifに上場した通貨は爆上げする流れがあります。他の取引所では取扱のないトークンもZaifでゲットできます。
Twitter
ZaifトークンがERC20化する。Zaifトークンにもやっと春がくる。
Twitter
Zaifは国内でも、珍しいトークンを多く扱っている取引所です。
トークンを購入する人の多くは、今後の価格の上昇に期待しています。
最近ではザイフトークンがERC20化したこともあり、ザイフトークへの期待の声が多く見られます。
ブロックチェーン技術による未来の変化を楽しんでいる人には、トークンなどの珍しい通貨を扱ってるZaifは最適な取引所です。
悪い口コミ/評判
Zaifに対する悪い評判の口コミを紹介します。
- サーバーが弱い
- 送金手数料が高い
サーバーが弱い
サーバーがダウンし取引ができないといった口コミが多く見られます。
Zaifのサーバーは以前からよくトラブルがありますが、なぜこんなことが起こるのでしょうか。サーバーの質が悪いのでしょうか。
Twitter
改善が進み、サーバーが落ちる頻度は減っているものの、取引が集中した時にサイトやアプリの動きが悪くなる場合があるようです。
また、過去に不正アクセスの事件があったこともあり、セキュリティを含めZaifに不安を持っている人がいました。
送金手数料が高い
送金手数料に対する口コミが多く見られました。
取引手数料はすごく安いorゼロのかわりに、取引所からの仮想通貨出金手数料が鬼高い。
Twitter
手数料に関しては敏感な人が多いようです。
Zaifの取引手数料は他の取引所と比べて安くポジティブな口コミが見られますが、送金手数料は比較的高いためネガティブな口コミが見られます。
送金手数料は以下の通りです。
銀行振込30,000円未満 | 385円 |
銀行振込30,000円以上 | 770円 |
BTC送金手数料/出金 | 0.0001〜0.01BTC |
XEM送金手数料/出金 | 2〜20XEM |
MONA送金手数料/出金 | 0.001〜0.1MONA |
カウンターパーティトークン送金手数料/出金 | 0.001〜0.1BTC |
BCH送金手数料/出金 | 0.001〜0.01BCH |
ETH送金手数料/出金 | 0.01〜0.05ETH |
CMS:XEM送金手数料/出金 | 5〜25XEM |
CMS:ETH送金手数料/出金 | 0.01〜0.05ETH |
ERC20トークン送金手数料/出金 | 0.01〜0.05ETH |
GMOコインなど送金手数料が無料の取引所があると考えると、この価格が高いという意見にも納得できます。
送金の際は注意しましょう。
手数料が低い取引所としてはコインチェックなどが挙げられますので、興味のある方は是非「コインチェックの評判」の記事もチェックしておきましょう。
\ アプリダウンロード数No.1 /
※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
Zaif(ザイフ)の口座開設方法
Zaif(ザイフ)の口座開設方法を次の手順で紹介します。
- 無料の会員登録をする
- 本人確認をする
- 2段階認証を設定する
無料の会員登録をする
Zaifの公式サイトにアクセスします。
右上の「無料会員登録」をクリックします。
「メールアドレス」を入力して、「登録」をクリックします。
入力したメールアドレスに確認メールが届くので、メールに記載されているURLをクリックしてください。
パスワード設定画面が開くので、利用規約に目を通してチェックボックスをチェックします。
次に「パスワード」を入力し、「同意して登録」をクリックします。
登録をクリックするとZaifのアカウント画面に移動し、基本情報の入力を求められます。
名前や性別、生年月日、職業などの個人情報を入力します。
以上で会員登録が完了です。
本人確認をする
次に本人確認を行います。
本人確認は、スマホを使ったオンラインでの確認と郵送での確認から選択できますが、オンライン確認の方が短時間で完了するのでおすすめです。
今回はオンラインでの確認方法を紹介します。
個人情報を入力後、以下の画面が表示されます。
最下部までスクロールし、「本人確認手続きを開始」をクリックします。
オンライン確認用のQRコードが表示されるので、スマホで読み込んでください。
本人確認に使用する書類を選択し、「オンラインで本人確認をする」をタップします。
書類の撮影を求められるので、指示に従いながら進めてください。
書類の撮影が終わると、Zaifが審査を行います。
登録したメールアドレスに本人確認完了のメールが届いたら完了です。
2段階認証を設定する
安全のために2段階認証をしておきましょう。
Zaifのアカウント画面から、「セキュリティ」を選択し、「2段階認証」のタブを選択します。
「2段階認証の設定を開始」を選択すると、スマホを使った2段階認証設定が始まるので、指示にしたがって進めてください。
設定が終わると、2段階認証設定の完了です。
手順が理解できた方は、ぜひ下のボタンから口座開設を始めてみましょう。
Zaif(ザイフ)でよくある質問
Zaif(ザイフ)でよくある質問に回答します。
- かんたん売買とOrderbook tradingの違いは何ですか?
- トークンとは何ですか?
- Zaifのセキュリティ体制は大丈夫ですか?
かんたん売買とOrderbook tradingの違いは何ですか?
かんたん売買は販売所形式で仮想通貨を売買するところです。
ユーザーはZaifが保有している仮想通貨を売買します。
一方でOrderbook tradingは取引所形式で仮想通貨を売買するところです。
Zaifは関与せず、ユーザー同士で仮想通貨を売買します。
Orderbook tradingは売買の条件がマッチするユーザーが現れるまで取引が成立しませんが、かんたん売買は即時購入、即時売却が可能です。
一方で、かんたん売買ではスプレッドがかかるのに対して、Orderbook tradingは手数料がほぼかかりません。
それぞれのメリットとデメリットを理解して自分にあった方法で取引しましょう。
トークンとは何ですか?
トークンとは既存のブロックチェーン技術を元にして作られた代替えの通貨です。
個人や企業が自由に発行でき、価格や発行数を好きに決めることができます。
仮想通貨との違いは、仮想通貨はそれぞれが独自のブロックチェーン技術を持っているのに対し、トークンは既存のブロックチェーン技術を使って作られたものです。
トークンを発行する目的は様々ですが、個人や団体が取引の利便性向上のために発行する場合が多いです。
個人や団体間で取引するはずのトークンを仮想通貨取引所で売買する理由は、今後価格が高騰して利益を得られる可能性があるからです。
投資目的で購入している人が多くいます。
Zaifのセキュリティ体制は大丈夫ですか?
Zaifは過去に大規模な不正アクセスの被害を受けており、悪いイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
現在は、グループ企業であるCAICAテクノロジーズが金融システム開発の大手で、セキュリティの専門家でもあるので万全のセキュリティ体制を整えています。
顧客の資産管理についてはコールドウォレットで管理されています。
コールドウォレットは、ネットワークから隔離された場所にデータを保管する方法で、外部からの不正アクセスに対するセキュリティレベルが非常に高いものです。
よって現在は安心してZaifを利用できます。
Zaif(ザイフ)の評判/口コミまとめ
今回いはZaif(ザイフ)について特徴から評判や口コミまで紹介しました。
- トークンを含めた15種類の銘柄を扱っている
- ネム(XEM)の取引量が多い
- チャートが見やすい
- 取引手数料が安い
- コイン積立・ソーシャルチップなど独自のサービスを展開している
- スプレッドの幅が広い
- 送金手数料が高い
- トークンなどの珍しい銘柄を取引したい人におすすめの取引所
Zaifでは他の取引所では扱っていない、珍しい通貨の購入ができます。
将来性を見越んで、まだ取引量の少ない通貨を売買したい人におすすめです。