【併用すべき?】国内FX会社と海外FX業者の違いを徹底比較|初心者にもおすすめのFX会社/口座も紹介
FX取引を始めたいと考えている方の中には、国内FXだけでなく海外FXに興味を持っている人もいるかもしれません。
反対に、「海外FXは危険」というイメージを持っている人もいるでしょう。
今回は、国内FXと海外FXを比較しながらメリット・デメリットをそれぞれ確認していきます。
- 国内FXは金融庁の規制がかかっているため、レバレッジは25倍に制限されているが安全性が高い
- スプレッドは海外FXよりも国内FXの方が狭い
- 海外FXではMT4、MT5などの取引ツールが利用できるのがメリット
- 国内FXは「信託保全」義務があるため、万が一の時にも投資家の資金が保護される
- 海外FXでは出金拒否・口座凍結のリスクがある
- FX初心者は国内FXから始めると良い
- 松井証券のFXは業界最狭水準で少額から取引可能
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国内FXと海外FXの違い
国内FXと海外FXにはいくつか違いがあります。
比較しながら確認していきましょう。
項目 | 国内FX | 海外FX |
---|---|---|
レバレッジ | 最大25倍 | 上限なし(提供されている最大レバレッジは無制限) |
スプレッド | 狭い | 広い |
安全性 | ◎ | △ |
取引ツール | ○ | ◎ |
入出金 | ◎ | △ |
レバレッジ
2011年に施行された金融庁の規制により、国内のFX業者のレバレッジは最大25倍に限定されています。
一方、海外のFX業者は数百倍のレバレッジで取引できるところも珍しくありません。
提供されている中での最大のレバレッジは3,000倍にも達するため、非常にハイリスク・ハイリターンな取引となります。
レバレッジ取引は資金効率を高めることができますが、あまりにも大きいレバレッジだと想定損失額も巨額になることを理解しておきましょう。
スプレッド
「スプレッド」とは買値と売値の差のことで、この差が狭いほどトレーダーにとっては有利になります。
日本のFX業者のスプレッドは世界でもかなり狭く設定されています。
例えば、松井証券FX(MATSUI FX)のスプレッドは0.2とかなり狭い水準ですが、海外のFX業者だと1.0程度のスプレッドも一般的です。
大口で取引を行いたい人や、デイトレード・スキャルピングのように売買を何度も繰り返す人にとっては、スプレッドが狭い国内FX会社の方が適している場合があります。
代表的な国内・海外のFX会社のスプレッドは以下の通りです。
国内/海外 | FX会社 | 米ドル/円 | ユーロ/円 |
---|---|---|---|
国内 | 松井証券FX(MATSUI FX) | 0.2銭 | 0.5銭 |
国内 | GMOクリック証券 | 0.2銭* | 0.5銭* |
国内 | LINE FX | 0.2銭 | 0.5銭 |
海外 | XM Trading | 1.6銭 | 2.3銭 |
海外 | AXIORY | 1.5銭 | 1.5銭 |
海外 | GEMFOREX | 1.2銭 | 1.4銭 |
*原則固定
なお、スプレッドに関しては「FX会社のスプレッドを徹底比較」をご覧ください。
安全性
国内のFX業者は金融庁の厳しい規制をクリアしているため、しっかりと認可を受けている業者で取引をすれば信頼性や安全性のリスクはほぼなくなります。
海外のFX業者は金融ライセンスを取得していない業者も多く、詐欺まがいの業者も存在します。
また、国内FX業者は「信託保全」が義務付けられているため、顧客の資産と会社の資産は切り離して保管されています。
そのため、万が一FX会社が倒産したとしても、口座を利用している顧客の資産は守られる仕組みが整えられています。
取引ツール
海外FX会社では、MT4(メタトレーダー4)やMT5(メタトレーダー5)と呼ばれる取引ツールを利用することができます。
メタトレーダーはMeta Quotes Software社のツールで、テクニカル分析ツールとして世界中で幅広く利用されています。
このメタトレーダーは国内では一部のFX会社でしか利用できないため、ツールの利便性という観点では海外FX会社の方が上回るでしょう。
また、MT4やMT5は自動売買でもよく使われるツールなので、自動売買を頻繁に利用しているトレーダーにもメリットといえます。
入出金
海外のFX会社は、クイック入金などのサービスには対応していません。
入金は銀行振り込みやクレジットカードでの入金方法が一般的で、出金はクレジットカードやオンラインウォレットを利用することがほとんどです。
一方、国内FX会社の場合はインターネットバンキングを利用して即時入金できるサービスを利用可能です。
普段自分が利用している銀行口座を入出金に利用できるという点で、国内FX業者の方が利便性が高くなります。
ここまで、「レバレッジ」「スプレッド」「安全性」「取引ツール」「入出金」における国内FXと海外FXの違いを確認しました。
安全性やその他サービスの観点からも、FX初心者の方は、国内FXから始めると良いです。
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海外FXのリスク
海外FXを利用することで、思わぬリスクが発生する場合もあります。
よくあるリスクについて確認しておきましょう。
破綻や出金拒否のリスクがある
国内FXでは、顧客の資産をFX業者の資産と分けて保管する「信託保全」が義務付けられていますが、海外業者の場合は国によって受ける規制が異なります。
「分別管理」を謳っている海外FX業者もありますが、分別管理は口座を分けて管理をしているというだけなので、実質的にはFX会社の資産として管理しているということも多々あります。
完全に信託保全されていない業者では、資金繰りが悪化すると「出金拒否」などが発生することもあるので注意しましょう。
特に新興のFX会社などは日本から情報を得づらく、実績や信頼に欠けるということも多々あります。
お得なキャンペーンに目がくらんで危険なFX業者で取引をすることがないように気をつけましょう。
多額の税金が発生する可能性がある
FX取引で生じた利益に対しては税金を支払う必要がありますが、この税金は国内FXと海外FXで異なります。
国内のFXは20.315%の申告分離課税となっていますが、海外FXの税金は総合課税の雑所得に分類されます。
総合課税の場合は累進課税制度が適用されるため、多額の利益が発生した場合は最大55%の税率となる場合もあります。
高すぎるレバレッジは危険
FX取引ではレバレッジをかけることで効率良く資金を回すことができます。
しかし、あまりにも高すぎるレバレッジは損失リスクが高まってしまうという注意点があります。
日本では金融庁の規制によって、レバレッジは最大25倍までと定められています。
海外FX業者にはレバレッジに関する規制がなく、高いところでは3,000倍ものレバレッジを提供しています。
少額から大きな利益を狙える反面、自己資金を大きく超える損失を生み出してしまう可能性も高まります。
以上のように、海外FXには破綻や出金拒否などの思わぬリスクが潜んでいます。
これからFXを始める方は、安全性の観点から松井証券FX(MATSUI FX)のような国内FXから始めると良いです。
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国内FXのおすすめ口座
国内FXの使いやすい会社/口座を紹介します。
FX初心者の方は、安全性・信頼性の高い国内FX会社を利用すると良いです。
松井証券のFX
FX業者名 | 松井証券のFX |
スプレッド | 米ドル/円:0.2銭 ユーロ/円:0.5銭 |
最小取引通貨単位 | 1通貨 |
通貨ペア数 | 20種類 |
口座開設 | 松井証券のFXの公式サイト |
関連記事 | 松井証券FXの評判 |
松井証券のFXは大手ネット証券の松井証券が運営しているFX口座です。
最小で1通貨から取引ができるのが最大の魅力で、少額から取引を始めたいという方にはぴったりのFX口座です。
松井証券の口座と同時開設できるので、FXだけでなく株式投資や先物・オプションに興味のある方も合わせて口座を保有することができます。
スプレッドも業界最狭水準に設定されているため、コストを抑えて取引することができます。
仮想資金で取引を行えるデモ口座も用意されているので、FX初心者にも使いやすいです。
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GMOクリック証券
FX業者名 | GMOクリック証券 |
スプレッド | 米ドル/円:0.2銭(原則固定) ユーロ/円:0.5銭 (原則固定) |
最小取引通貨単位 | 1,000通貨(※南アフリカランド/円とメキシコペソ/円は10,000通貨単位) |
通貨ペア数 | 20種類 |
口座開設 | GMOクリック証券の公式サイト |
関連記事 | GMOクリック証券の評判 |
GMOクリック証券は、取引ツールの使い勝手の良さに定評があり、さまざまな種類の高性能ツールの中からライフスタイルに合わせて取引ツールを選ぶことができます。
また、高水準のスワップポイントも特徴的で、「南アフリカランド/円」のスワップポイントは62円/日、「メキシコペソ/円」のスワップポイントは73円/日と高く設定されています。
スワップポイントを期待して長期保有を行う人にも使いやすいです。
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LINE FX
FX業者名 | LINE FX |
スプレッド | 米ドル/円:0.2銭 ユーロ/円:0.5銭 |
最小取引通貨単位 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 23種類 |
口座開設 | LINE FXの公式サイト |
関連記事 | LINE FXの評判 |
LINE FXはLINE証券が運営しているFX口座です。
LINEと連携していることで、相場の急変動や保有通貨ペアの値動きをすぐに通知で知らせてくれるというメリットがあります。
スマートフォンに特化しているイメージがあるかもしれませんが、PC版のLINE FX Proという取引ツールも非常に高性能で使いやすいツールです。
新規口座開設+1取引だけで最大5,000円プレゼント
LINE FXでは、新規口座開設と新規取引を行うことで、最大5,000円がプレゼントされるキャンペーンを実施しています。
プレゼント金額は、1,000通貨〜1万通貨未満の取引では1,000円、1万通貨以上の取引では5,000円となっています。
取引の合計金額が適用されるため、少額ずつの取引でもキャンペーン適用されやすくなっています。
国内FXと海外FXのよくある質問
国内FXと海外FXの違いについてよくある質問を以下にまとめました。
海外FXで追証は発生する?
海外FXではゼロカットシステムが採用されているため、基本的に追証が発生しない仕組みとなっています。
ロスカットが間に合わず残高がマイナスとなってしまった際に、損失分を業者が補填してくれる仕組み。
国内のFX会社でも適切にロスカットルールが守られれば、口座残高がマイナスになることはありません。
しかし、急な相場変動や極端にハイレバレッジで取引を行っていた場合は、ロスカットが間に合わないなどの理由で追証が発生してしまうことがあります。
海外FXではゼロカットシステムによってマイナス残高が発生しない独自サービスが提供されているという特徴があります。
海外FXで口座凍結は発生する?
長期間口座を利用しない場合は口座凍結が発生します。
日本の場合は銀行口座を開いて放置していても勝手に凍結ということはありません。
しかし、欧米などの場合はコスト負担削減のために、一定期間利用のない口座は休眠口座として凍結するのが一般的になっています。
この考え方は銀行だけでなくFXでも同様なので、海外FX口座を開いてもしばらく利用がない場合は口座凍結となる可能性があります。
例えば、XM(エックスエム)の場合は、残高がゼロの口座を90日放置している場合は凍結すると明言しています。
凍結した口座はサポートダイヤルに連絡することで凍結解除をする必要があります。
海外FXは違法?
日本の投資家が海外でFXを行うこと自体は違法ではありません。
「金融商品取引業者」の登録をしていない海外FX業者が日本在住の日本人に向けて積極的な営業活動・勧誘行為を行うことは違法となります。
投資家側が自己責任で海外のFX業者でトレードをすること自体は問題ありませんが、財務省や金融庁は推奨していないことは押さえておきましょう。
実際に海外FX業者の中には「日本居住者はサービス対象外」と記載されているところが少なくありません。
日本の金融当局は海外の金融監督庁に向けて、日本居住者へのサービス提供を辞めるように要請を出しているため、これを受けて利用中にサービス提供となる可能性もあります。
国内FXと海外FXには、受けられるサービスに大きな違いがあります。
海外FXに比べ国内FXの方がサービスが手厚く、初心者の方でも始めやすいため、まずは国内FXから始めると良いです。
とりわけ、 松井証券FX(MATSUI FX) が、最大50万円のキャッシュバックキャンペーンを開催しているので、この機会に公式サイトをチェックしておきましょう。
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国内FXと海外FXのまとめ
今回は、国内FXと海外FXのメリット・デメリットなどを紹介しました。
- 国内FXは金融庁の規制がかかっているため、レバレッジは25倍に制限されているが安全性が高い
- スプレッドは海外FXよりも国内FXの方が狭い
- 海外FXではMT4、MT5などの取引ツールが利用できるのがメリット
- 国内FXは「信託保全」義務があるため、万が一の時にも投資家の資金が保護される
- 海外FXでは出金拒否・口座凍結のリスクがある
- FX初心者は国内FXから始めるのが使いやすい
- 松井証券FX(MATSUI FX)は業界最狭水準で少額から取引可能
海外FXには悪徳業者が存在することや、信託保全義務がないことからFX初心者には使いやすくありません。
これからFXを始めたいという方は、リスクの低い国内FXを始めるのが良いでしょう。
国内FXでは、松井証券のFXが使いやすいです。
現在は口座開設+取引で現金キャッシュバックのキャンペーンも実施しているため、ぜひこの機会に開設しておきましょう。
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