【円安はいつまで?】米ドル円(USD/JPY)は今後どうなる?長期的な見通し/予想や為替動向を解説

USDJPY
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世界でも取引量が多い通貨ペアといえば、「米ドル/円」です。

米ドル/円は流動性が高く値動きが安定しており、ニュースなどでも情報が流れるので、日本人にとって最も馴染み深い通貨ペアだと言えるでしょう。

そんな米ドル/円への投資を考えている方や、今後ドル円がどのような値動きをするのかが気になる方は多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、米ドル/円の今後の見通しについてまとめました。

米ドル/円を取引するのに使いやすいFX会社も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事からわかること
  • 米ドル/円は、流動性が高く値動きが安定しているメジャーな通貨ペア
  • 米ドル/円はスプレッドが狭いのでコストを抑えて取引したい方に使いやすい
  • 米ドル/円は金融政策の動向などによって価格が変動する
  • 米ドル/円を取引するなら「松井証券のFX」と「GMOクリック証券」が使いやすい

米ドル/円は国内においては最も取引されている通貨ペアであり、価格変動が比較的穏やかなのでFX初心者にも使いやすいです。

松井証券のFXは1通貨単位から取引できるため、少額からFX取引にチャレンジできます。

スプレッドも業界最狭水準となっているので、ぜひ松井証券FXで米ドル/円取引を始めてみてください。

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目次

米ドル/円の特徴

まずは、米ドル/円の特徴について解説していきます。

米ドル/円の特徴
  • 値動きが小さい
  • スプレッドが狭い
  • 情報が入手しやすい

値動きが小さい

ドル円は流通量が多いメジャーな通貨ペアで、値動きが小さいという特徴があります。

値動きが小さいと利益を出しにくいと思われるかもしれませんが、その分大きな損失を出しにくいというメリットもあります。

反対に流通量が少ないマイナー通貨は突発的な要因で価格が激しく変動することもあるので、想定以上の損失を招いてしまう可能性も高いでしょう。

比較的値動きが安定した通貨ペアに投資したい方は、ぜひ米ドル/円を選択してみてください。

スプレッドが狭い

大手FX会社の平均的な米ドル/円のスプレッドは0.2〜0.3銭となっています。

数ある通貨ペアの中でも狭いので、取引コストが抑えられるのが特徴です。

スプレッドとは

FX取引をする際に発生する買値と売値の差のこと。

FX取引における実質的な取引コスト。

「スプレッドの幅が狭い=取引コストが低い」ということになるので、ドル円は初心者でもチャレンジしやすいと言えます。

情報が入手しやすい

米ドル/円は世界的にもメジャーな通貨ペアなので、他の通貨ペアと比較しても情報が入手しやすいと言われています。

米ドル/円のレートの推移や取引に必要な情報などは、テレビのニュースなどでも簡単に確認できます。

マイナー通貨だと得られる情報が少なくなりがちで手探りでトレードを進めることになってしまうので、FXに慣れていない方だと取引がしにくいでしょう。

FX初心者の方は、情報が入手しやすい米ドル/円で取引を始めてみると良いでしょう。

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現在の米ドル/円の為替レート

2021年1月から2024年4月現在までの米ドル/円の為替レートは、以下のとおりです。

現在の米ドル/円の為替レート
TradingView提供のUSDJPY レート

米ドル/円の為替レートは2021年中にひたすら円安ドル高が続き、2024年4月現在は154円台で推移しています。

円安ドル高が進行しているのは、米利上げによる金利差拡大が大きな要因だと見られています。

2022年は米国の利上げ、日銀の金入緩和で金利差が拡大し、急速に価格が高騰しました。

2022年後半から2023年年初は利上げペースの鈍化が市場予想となり下落しましたが、FRBは利上げを進めたことで再度上昇。

2024年3月に日銀はマイナス金利解除を決定しましたが、マイナス金利解除は予想通りの施策であったため市場の反応は冷ややかでした。

2024年3月のFOMCでは5会合連続での据え置きとなっていますが、しばらくは高金利状態が維持されるとの見通しから、高値圏での推移が続いていると言えるでしょう。

2024年4月10日に発表された米消費者物価指数では、インフレ圧力が依然として残るとの見方から再度上昇し、34年ぶりの155円台突入となっています。

今後は為替介入に警戒が必要となるでしょう。

なお今後の米ドル/円相場がどうなるかは、日米の経済情勢や金融政策、米国の雇用統計などによって大きく左右されるでしょう。

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過去の米ドル/円の価格変動の要因

過去の米ドル/円の価格変動の要因となったのは、以下のとおりです。

過去の米ドル/円の価格変動の要因
  • 金融政策の動向
  • 物価の変動
  • 自然災害
  • 米雇用統計の発表

それでは一つずつ確認していきましょう。

金融政策の動向

米国の金融政策の動向は、米ドル/円の価格変動の大きな要因の一つです。

米国の金融政策は、米国の中央銀行にあたるFRB(米連邦準備制度理事会)によって開催されるFOMC(連邦公開市場委員会)で決定されます。

ここで話し合われた内容やFRB議長の発言などは世界中の投資家が注目しており、世界経済を動かすほどの影響力があります。

特に投資家の関心を集めているのが、「政策金利」の動向です。 

政策金利とは

中央銀行が定める基準金利のこと

景気が過熱しすぎているときには金利を引き上げ(=利上げ)て景気を冷まし、景気が後退しているときは金利を引き下げ(=利下げ)て景気の失速を防ぐ。

米国の金利が上がると投資家たちは米ドルを買う行動が増えるため、実際に米金利が上昇し始めた2004年4月から利上げが終了した2006年6月にかけて、約7円ほど円安ドル高が進んだこともあります。

また、2022年の大規模な利上げでは、110円台から一気に150円台まで円安が進行しました。

物価の変動

物価の変動も、米ドル/円の価格変動に影響を与える要因の一つです。

物価とは

商品やサービスの価格のこと。

物価が上昇することを「インフレーション(インフレ)」、下がることを「デフレーション(デフレ)」と呼ぶ。

もし米国がインフレ、日本がデフレになっている状態だと、米ドル安・円高になる可能性が高まります。

自然災害

米ドル/円の価格は、大規模な地震や火山の噴火などの自然災害が起こったタイミングでも大きく変動します。

一見災害を受けた国の通貨は一気に価値が下がりそうですが、意外にも通貨が値上がりする場合も多いです。

例えば日本における大きな地震は「阪神大震災」と「東日本大震災」ですが、どちらも震災発生直後には一時円安となりましたがすぐに鎮静化し、円はその後値上がりしたことがあります。

その理由としては、日本の企業は大量の外国資産を持っているとされ、日本が災害を受けた際にはその外国資産を回収して円に換金するとの見方が強まり、世界中の投資家たちの間で円買いが行われたと言われています。

このように一般的な予想とは異なる動きをすることもあるので、米ドル/円の取引を検討している方はぜひ頭の片隅に入れておいてください。

米雇用統計の発表

米ドル/円の価格が変動する要因の一つとして挙げられるのが、米国の雇用情勢を表した「雇用統計」です。

米国の景気動向を見通す上で非常に重要な指標の一つであり、世界中の投資家が注目しています。

この雇用統計発表前後には米ドルの売買が活発になり、場合によっては大きく価格が変動することがあります。

実際に2023年12月の米国雇用統計発表時は、米ドル/円相場が2円以上変動しました。

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米ドル/円の今後の見通し

ここからは、米ドル/円の今後の見通しについて解説していきます。

米ドル/円の今後の動向が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

米ドル/円の今後の見通し
  • 日本はマイナス金利を解除
  • 米国が高金利が長期化する見込み
  • 2024年後半はドル安・円高の流れに転換するのでは

日本はマイナス金利を解除

日本の金融政策面に目を向けてみると、2024年に日銀はマイナス金利を解除しました。

長年の低金利政策を転換しています。

賃金と物価の好循環からマイナス金利解除に踏み切りましたが、アメリカのような大幅利上げではなかったため、市場の反応は冷ややかでまだ円安が続いています。

また、FRBは高金利を維持していることから、まだ金利差の拡大は相場に影響しそうです。

今後の米ドル/円の動向が気になる場合は、米国だけでなく日本の金融政策にも注目しましょう。

米国の高金利が長期化する見込み

米国のFRB(米連邦準備制度理事会)は、2021年11月に開催されたFOMCにて、11月から量的緩和策の縮小を開始することを決定しました。

このテーパリングにより、2023年もドル高・円安の流れが継続しています。

国債

しかし、2023年12月には利上げペースが鈍化しています。

2024年後半はドル安・円高の流れに転換するのでは

米ドル/円の今後の動きは、「米高金利継続」と「マイナス金利解除」によって左右される可能性が高いです。

2024年3月FOMCでは5会合連続の据え置きとなりましたが、まだFRBはタカ派姿勢を崩していません。

しかし、2024年には利下げへの転換をするとの見方が強まっています。

インフレが加速すれば、利上げに対する期待も高まりやすくなりますが、日本がマイナス金利を解除すれば金利差の縮小となる可能性が高いです。

今度米ドル/円を取引する予定がある方は、日米の情勢などを十分に考慮した上で投資の最終決定をしてください。

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米ドル/円を取引できるおすすめFX会社

ここからは、米ドル/円を取引できる使いやすいFX会社をご紹介します。

米ドル/円取引に興味がある方は、ぜひここでで紹介するFX会社を利用してみてください。

松井証券のFX

松井証券FX(MATSUI FX)
サービス名称松井証券のFX
運営会社松井証券株式会社
取扱通貨ペア20種類
取引手数料無料
スプレッド米ドル/円:0.2銭
最小取引単位1通貨
詳細松井証券のFXの公式サイト

松井証券のFXは、日本で有名な「松井証券」が提供しているFXサービスです。

松井証券のFXは最小取引単位は1通貨なので、現時点での米ドル/円のレートであれば最低150円程度の金額で取引することができます。

他のFX会社では最小取引単位を1,000通貨や1万通貨単位に設定しているところもあるので、少額からFXを始めてみたい方はぜひ松井証券FXを利用してみてください。

また松井証券FXは取引ツールやサポートサービスも整っていると評判なので、FX初心者の方でもストレスなくトレードが楽しめるでしょう。

松井証券のFXでは対象者全員に取引金額に応じて最大100万円キャッシュバックするキャンペーンを実施中です。

お得にFXを始めるチャンスなので、ぜひこの機会に松井証券FXの公式サイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。

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GMOクリック証券

サービス名称GMOクリック証券
運営会社GMOクリック証券株式会社
取扱通貨ペア20種類
取引手数料無料
スプレッド米ドル/円:0.2銭原則固定
最小取引単位1,000通貨(※南アフリカランド/円とメキシコペソ/円は10,000通貨単位)
詳細GMOクリック証券公式サイト

GMOクリック証券は取引手数料が無料でスプレッドも業界最狭水準なので、少しでもコストを抑えてドル円取引がしたいユーザーに最適です。

しかも取引ツールは高性能でありながら使いやすいので、FX初心者からプロまで満足のいく取引ができるでしょう。

スマホでスピード本人確認」を利用すれば最短申し込み当日からFX取引が可能なので、今すぐにでもドル円取引がしたい方は、ぜひGMOクリック証券公式サイトから申し込んでみてください。

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米ドル/円の注意点

米ドル/円についての注意点をまとめました。

米ドル/円取引をする際は以下の点に注意しておきましょう。

米ドル/円の注意点
  • 場合によっては大きく変動することもある
  • レバレッジをかけすぎないようにする
  • スワップポイントが稼ぎにくい

場合によっては大きく変動することもある

米ドル/円は流通量が多く値動きが小さいという特徴がありますが、場合によっては価格が大きく変動することもあります。

値動きを100%予測できない限りは、他の通貨ペアと同様に損失が発生する可能性も十分に秘めています。

米ドル/円は比較的変動が少ない傾向にあるからと言って、過信をしてどんどん資金を注ぎ込むのはやめておきましょう。

レバレッジをかけすぎないようにする

米ドル/円の取引だけに限った話ではありませんが、FXではレバレッジをかけすぎないようにすることが大切です。

FXはレバレッジをかけられることで少ない金額でもハイリターンを狙うことができますが、高いレバレッジをかけるほどわずかな為替レートの変動で損失も大きくなってしまいます。

FXに慣れるまでは、レバレッジの倍率を1〜5倍程度に抑えておくと良いでしょう。

スワップポイントが稼ぎにくい

米ドルと日本円は、どちらも比較的政策金利が低い通貨だと言われています。

そのため、トルコリラ/円や南アフリカランド/円のような高金利通貨とのペアに比べて、米ドル/円はスワップポイントが稼ぎにくい通貨ペアです。

ドル円は非常に魅力的な通貨ペアではありますが、FXでどんな稼ぎ方をしたいのかをよく考えた上で通貨ペアを選択するようにしましょう。

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米ドル/円今後の見通しまとめ

今回は、米ドル/円今後の見通しについてまとめていきました。

この記事のまとめ
  • 米ドル/円は、流動性が高く値動きが安定しているメジャーな通貨ペア
  • 米ドル/円は値動きが堅い通貨ペアだが場合によっては大きく変動することもある
  • 米ドル/円を取引するなら「松井証券のFX」と「GMOクリック証券」が使いやすい

米ドル/円の今後の見通しとしては、日銀の政策やアメリカの金融政策によって左右される可能性が高いと思われます。

米ドル/円の取引をするなら、1通貨から取引可能な「松井証券のFX」が使いやすいです。

少額からFXトレードに挑戦できるので、ぜひこの機会に松井証券FXの公式サイトをチェックしてみはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

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