株主優待のつなぎ売り(クロス取引)を解説!特徴やメリット・デメリットは?
株主優待のつなぎ売り(クロス取引)について聞いたことはあっても、よくわからない方もおられるでしょう。
そのため今回は、株主優待のつなぎ売り(クロス取引)の特徴やメリット、デメリットなどについて詳しく解説します。
合わせて、株主優待のつなぎ売り(クロス取引)に使いやすい証券会社を紹介しますので、ぜひ証券会社選びの参考にしてみてください。
- 株主優待のつなぎ売り(クロス取引)とは、現物株は持ったままで信用取引で新規売り建てをすること
- つなぎ売りをしている間は、株価の変動が影響しないため株価の下落するリスクを回避することが可能
- 株主優待のつなぎ売り(クロス取引)のメリットは、「株価の変動リスクを回避できる」「手数料を支払うだけ株主優待を受け取れる」「信用取引は売りから始められる」
- 株主優待のつなぎ売り(クロス取引)のデメリットは、「取引コストがかかる」「信用取引口座の開設が必要」
- 株主優待のつなぎ売り(クロス取引)のやり方/始め方は、3ステップで簡単 1.証券会社の口座を開設する 2.口座に必要な資金を入金する 3.つなぎ売りをする
- つなぎ売り(クロス取引)の注意点は、「同じ株価で約定することが望ましい」「取引したい銘柄が信用取引にない場合は困難」「つなぎ売り(クロス取引)では配当金はもらえない」
- 株主優待のつなぎ売り(クロス取引)にはLINE証券、SBI証券、松井証券が使いやすい
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株主優待のつなぎ売り(クロス取引)の特徴
まず株主優待のつなぎ売り(クロス取引)とは何かについて詳しく説明します。
ぜひ、ポイントを押さえて特徴をしっかり押さえてください。
- 株主優待のつなぎ売り(クロス取引)とは、現物株は持ったままで信用取引で新規売り建てをすること
- つなぎ売りをしている間は、株価の変動が影響しないため株価の下落するリスクを回避することが可能
- 現物取引で株主優待を受け取ることができて、信用取引で株価の下落分をカバーすることができる
株主優待のつなぎ売り(クロス取引)とは、現物株は持ったままで信用取引で新規売り建てをすることを言います。
株主優待とは、企業が株主に商品券やグルメ、サービスなど特典を提供する制度のことで、株主優待は「権利つき最終日」までに株式を保有していると株主優待を受け取ることが可能です。
例えば、「権利確定日」が月末の30日であるとすると、29日が「権利落ち日」、28日が「権利つき最終日」となります。
つなぎ売りをしている間は、株価の変動が影響しないため株価の下落するリスクを回避することが可能です。
例えば、株価が100円の時に1000株の現物株の購入と信用売り(つなぎ売り)をした後に、株価が90円に下落した場合で考えてみましょう。
現物株:−10円×1000株=−10,000円の損失
信用売り:+10円×1000株=10,000円の利益
このように、つなぎ売りをすることによって10,000円の利益が出るため現物株の10,000円の損失が相殺されます。
つまり、現物取引で株主優待を受け取ることができて、信用取引で株価の下落分をカバーすることができるということです。
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つなぎ売り(クロス取引)のメリット
続いて、つなぎ売り(クロス取引)のメリットについてご紹介します。
主に3つのメリットについて詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
- 株価の変動リスクを回避できる
- 手数料を支払うだけ株主優待を受け取れる
- 信用取引は売りから始められる
それでは、つなぎ売り(クロス取引)の3つのメリットについて1つずつ詳しく紹介します。
株価の変動リスクを回避できる
つなぎ売り(クロス取引)のメリットの1つ目は、株価の変動リスクを回避できることです。
株を購入した後で権利落ち日に株価が下がってしまった場合には、株主優待を受け取れても株価の下落による損失を受けてしまいます。
株価が下がりやすい株主優待の「権利付最終日」と「権利落ち日」にかけて、現物取引と信用取引の売り建てを同時に行い、同じ価格で約定させることで株価が値下がるリスクを避けることが可能です。
手数料を支払うだけ株主優待を受け取れる
つなぎ売り(クロス取引)のメリットの2つ目は、手数料を支払うだけ株主優待を受け取れることです。
前述したように、つなぎ売り(クロス取引)では利益と損失は相殺されるためコストは手数料のみでお得に株主優待を受け取ることが可能です。
魅力的なサービス特典のある株主優待があれば、ぜひつなぎ売り(クロス取引)でゲットしてみましょう。
信用取引は売りから始められる
つなぎ売り(クロス取引)のメリットの3つ目は、信用取引は売りから始められることです。
現物株の場合は買うことしかできないため上昇局面しか利益を出せませんが、つなぎ売りでは売り注文が可能であるため株価が下落した場合でも利益を受けることができます。
このようにつなぎ売り(クロス取引)には様々なメリットがあります。
LINE証券は手数料が業界最低水準で、コストを抑えて取引が可能なので、この機会に公式サイトを確認しておきましょう。
つなぎ売り(クロス取引)のデメリット
つなぎ売り(クロス取引)のデメリットについてご紹介します。
主に2つのデメリットについて詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
- 取引コストがかかる
- 信用取引口座の開設が必要
それでは、つなぎ売り(クロス取引)の2つのデメリットについて1つずつ詳しく紹介します。
取引コストがかかる
つなぎ売り(クロス取引)のデメリットの1つ目は、取引コストがかかるということです。
つなぎ売り(クロス取引)では現物取引手数料の他に、信用取引の売買手数料や貸株料、逆日歩がかかります。
信用取引の貸株料とは、株を借りた日数分だけコストがかかってしまうものです。
逆日歩とは、証券会社の株式が不足した場合に新たに株式を調達するためにかかるコストのことで毎日変動します。(制度信用のみ)
つなぎ売りをしない場合と比べるとコストがかさんでしまうためデメリットであると感じられるでしょう。
信用取引口座の開設が必要
つなぎ売り(クロス取引)のデメリットの2つ目は、信用取引口座の開設が必要であることです。
信用取引口座を持っていない場合は、新たに口座開設をする必要があるため手間に感じる方もおられるでしょう。
LINE証券ではスマホ一台で簡単に口座開設・取引が可能なので、この機会に公式サイトを確認しておきましょう。
つなぎ売り(クロス取引)におすすめの証券会社
それでは、つなぎ売り(クロス取引)に使いやすい証券会社について3つご紹介します。
LINE証券、SBI証券、松井証券について実施中のキャンペーンも合わせてご紹介するので、証券会社選びの参考にしてください。
- 【スマホ証券No.1】LINE証券
- 【口座開設数トップ】SBI証券
- 【老舗証券で安心】松井証券
それぞれ、1つずつ詳しく紹介します。
【スマホ証券No.1】LINE証券
証券会社の名称 | LINE証券 |
購入できる金融商品 | 国内株式、外国株式、投資信託、債券、先物・オプション、FX、債券、CFD 他 |
取引方法 | 現物、信用、CFD |
手数料 | 55~1070円(現物取引)、信用取引の売買手数料は無料 |
公式サイト | LINE証券の公式サイト |
関連記事 | LINE証券の評判 |
LINE証券は、「スマホ利用で使いやすい」ネット証券No.1の証券会社です。
LINEアプリから簡単に始められて、LINEポイントを利用することが可能なため人気があります。
現物取引の手数料が業界最低水準で信用取引の売買手数料は無料で投資をすることができます。
また、「いちかぶ」と言い、株式取引を1株単位で行えて100円から株式投資をすることが可能です。
今なら、新規口座開設してクイズに正解すると最大3,000相当の株がプレゼントされます。
さらに翌月末までに1万円以上の株取引で1,000円プレゼント中なのでぜひこの機会にLINE証券公式サイトを確認しておきましょう。
【口座開設数トップ】SBI証券
証券会社の名称 | SBI証券 |
購入できる金融商品 | 国内株式、外国株式、投資信託、債券、先物・オプション、FX、債券、CFD 他 |
取引方法 | 現物、信用、CFD |
手数料 | 現物最低55円〜、信用プランによって異なる |
公式サイト | SBI証券公式サイト |
関連記事 | SBI証券の評判 |
SBI証券は証券口座開設数が720万を突破しており、国内株式取引シェアNo.1の証券会社です。
金融商品や銘柄を豊富にそろえており、取引手数料も最安水準であるため初心者から上級者まで幅広く人気があります。
SBI証券では、NISAやつみたてNISAにも対応しているため節税できることも魅力です。
また、取引量に応じてTポイントやPontaポイントが貯まり、貯まったポイントは投資に利用することができるので、公式サイトをチェックしておきましょう。
\ 国内株式個人取引シェアNo.1 /
【老舗証券で安心】松井証券
証券会社の名称 | 松井証券 |
購入できる金融商品 | 国内株式、外国株式、投資信託、債券、先物・オプション、FX、債券、CFD 他 |
取引方法 | 現物、信用、CFD |
買付手数料 | 現物、信用取引:25歳以下無料、26歳以上は50万まで無料 |
公式サイト | 松井証券公式サイト |
関連記事 | 松井証券の評判 |
松井証券は、1918年に創業した老舗の証券会社で多くの投資家に信頼を寄せられています。
松井証券では、国内株式、外国株式、投資信託等、豊富な投資商品を取り揃えています。
1日の約定代金は50万円まで手数料が無料であり、25歳以下であれば取引量がいくらでも無料であることが魅力です。
また、サポート体制も充実しており「株の取引相談窓口」では銘柄探しの相談などを受けてくれます。
ぜひ、松井証券公式サイトを確認しておきましょう。
つなぎ売り(クロス取引)のやり方/始め方
続いて、つなぎ売り(クロス取引)の始め方について説明します。
ここでは、LINE証券を例につなぎ売り(クロス取引)の始め方について詳しく解説します。
- 証券会社の口座を開設する
- 口座に必要な資金を入金する
- つなぎ売りをする
手順に沿って説明していきます。
ステップ1.証券会社の口座を開設
まず、LINE証券の口座を開設していきましょう。
LINE証券のウェブサイトを開いて、「無料口座開設はこちらから」をクリックします。
本人の基本情報(氏名や住所など)を入力後、携帯電話の認証をします。
続いて、本人確認書類を提出していきます。
「かんたん本人確認」ではスマホで顔写真と本人確認書類の撮影をすれば完了するため簡単です。
本人確認書類の組み合わせは以下の通りです。
マイナンバー通知カード+運転免許証/マイナンバー個人番号カード/マイナンバー入りの住民票の写し+運転免許証/マイナンバー入りの住民票の写し+健康保険証
次に暗証番号の設定をすれば、口座開設の申し込みが完了します。
審査完了後は、「かんたん本人確認」の場合はLINEで審査完了の通知を受け取れます。
ステップ2.口座に必要な資金を入金する
続いて、口座に必要な資金を入金していきます。
LINE Payやクイック入金または銀行振り込みから選ぶことが可能です。
なかでも使いやすいのは「クイック入金」です。
クイック入金では、LINE証券が提携している主要銀行のインターネットバンキングから入金することが可能で最短翌日から取引を始められます。
ゆうちょ銀行/三菱UFJ銀行/三井住友銀行/みずほ銀行/住信SBIネット銀行/楽天銀行/PayPay銀行
LINE Payで入金する場合は、LINEアプリから画面下部のウォレットをクリックして「証券」、「入金」を選択していくことで可能です。
銀行からの振り込みでは、入金画面から「入金専用口座」を確認して銀行窓口やATMから振り込むことで完了します。
ステップ3.つなぎ売りをする
続いて、つなぎ売りをしていきます。
まずは自分の欲しい株主優待を選びましょう。
自分の欲しい株主優待を選んだら、権利付最終日までに株式の現物買いと信用売りを同じ株数で同じタイミングで注文します。
あとは、権利つき最終日の翌日まで保有しておきます。
株主優待を受け取る権利が確定したら、権利つき最終日の翌日に信用取引を利益確定して現物株の売りと買い戻しの成行注文をすれば完了です。
手順が分かった方はこの機会に、LINE証券公式サイトを確認しておきましょう。
つなぎ売り(クロス取引)の注意点
続いて、つなぎ売り(クロス取引)の注意点について解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
- 同じ株価で約定することが望ましい
- 取引したい銘柄が信用取引にない場合は困難
- つなぎ売り(クロス取引)では配当金はもらえない
それでは、1つずつ詳しく説明していきます。
同じ株価で約定することが望ましい
つなぎ売り(クロス取引)の注意点の1つ目は、同じ株価で約定することが望ましいということです。
現物取引と信用取引の売り建てを同じタイミングで行い、同じ数量で同じ価格で約定させることで、利益と損失が相殺できるためです。
損失リスクを減らして利益を得るためにポイントとして押さえておくと良いでしょう。
取引したい銘柄が信用取引にない場合は困難
つなぎ売り(クロス取引)の注意点の2つ目は、取引したい銘柄が信用取引で売建できない場合はつなぎ売りが困難であることです。
自分がつなぎ売りをしたい銘柄があっても、その銘柄が信用取引にない場合があるため注意が必要です。
証券会社の口座開設をする場合には、取引をしたい銘柄があるかどうか事前に確認しておきましょう。
つなぎ売り(クロス取引)では配当金はもらえない
つなぎ売り(クロス取引)の注意点の3つ目は、つなぎ売り(クロス取引)では配当金はもらえないことです。
信用取引で売り注文を入れる場合は配当金を受け取れず、さらに配当調整金を支払う必要があるため注意が必要です。
現物取引では配当金を受け取れるため、つなぎ売りの場合は利益と同時に配当金も相殺されることを理解しておくことが大切です。
つなぎ売りを検討されている方は、これらの注意点に留意しつつ、LINE証券公式サイトをチェックしておきましょう。
つなぎ売り(クロス取引)のまとめ
いかがでしたでしょうか。
こちらが、今回のつなぎ売り(クロス取引)のまとめになります。
- 株主優待のつなぎ売り(クロス取引)とは、現物株は持ったままで信用取引で新規売り建てをすること
- つなぎ売りをしている間は、株価の変動が影響しないため株価の下落するリスクを回避することが可能
- 株主優待のつなぎ売り(クロス取引)のメリットは、「株価の変動リスクを回避できる」「手数料を支払うだけ株主優待を受け取れる」「信用取引は売りから始められる」
- 株主優待のつなぎ売り(クロス取引)のデメリットは、「取引コストがかかる」「信用取引口座の開設が必要」
- 株主優待のつなぎ売り(クロス取引)のやり方/始め方は、3ステップで簡単 1.証券会社の口座を開設する 2.口座に必要な資金を入金する 3.つなぎ売りをする
- つなぎ売り(クロス取引)の注意点は、「同じ株価で約定することが望ましい」「取引したい銘柄が信用取引にない場合は困難」「つなぎ売り(クロス取引)では配当金はもらえない」
- 株主優待のつなぎ売り(クロス取引)にはLINE証券、SBI証券、松井証券が使いやすい
- LINE証券は「スマホ利用で使いやすい」ネット証券No.1の証券会社
- 新規口座開設してクイズに正解すると最大3,000相当の株がプレゼント中
株主優待のつなぎ売り(クロス取引)とは、現物株は持ったままで信用取引で新規売り建てをすることです。
株主優待のつなぎ売り(クロス取引)をすることで、損失リスクを減らして魅力的な株主優待を受け取ることが可能です。
興味のある株主優待があればぜひ、つなぎ売り(クロス取引)に挑戦してみましょう。
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さらに翌月末までに1万円以上の株取引で1,000円プレゼント中なので、ぜひこの機会にLINE証券公式サイトで詳細を確認しておきましょう。