【4月最新】利回り/トータルリターンが高い投資信託の比較ランキング!平均や計算方法も紹介

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投資信託を選ぶ上で「利回り」は重要なポイントの一つです。

利回りは、投資元本に対する収益の割合のことです。

利回りが高い銘柄はリターンが高い分ハイリスクな傾向もあるため、利回り以外の要素も十分検討する必要があります。

今回は、投資信託の利回りやおすすめの投資信託について解説します。

この記事でわかること
  • 「利回り」とは、投資元本に対する収益の割合のこと
  • 投資信託の収益は売却時の利益(キャピタルゲイン)と分配金(インカムゲイン)
  • 利回りを計算する際は、投資元本に対する1年間当たりの収益比を求める
  • 代表的な資産の利回りや、同じ投資対象に投資している投資信託の利回りと比較検討することが大事
  • 投資信託の分配金には、「普通分配金」と「特別分配金(元本払戻金)」がある
  • 利回りの良い投資信託で資産運用したいのであれば、LINE証券をチェックしましょう

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この記事の監修者

1級FP カワサキ

東証一部上場金融機関に勤め、以後投信生保販売業務や法人融資業務に従事。

  • 2019年に独学で1級ファイナンシャルプランニング技能士に合格
  • 個人・法人問わずライフプランや節税相談を行っておりFP分野全般を得意とする
  • 趣味はスキューバダイビング
  • 最低年1回は沖縄県阿嘉島に潜りに行き、レスキューダイバーの資格を持つ
目次

投資信託の利回りとは

投資信託

「利回り」とは、投資元本に対して収益がどのくらいあったかを表すものです。

ここで、収益として考えるものは以下の2つです。

・キャピタルゲイン(投資商品を売却したことで得られる値上がり益)
・インカムゲイン(利息や分配金など、保有していることで得られる収益)

利回りが高い投資信託は、投資元本に対しての収益率の高い投資信託となります。

一方、利回りの低い投資信託は、投資元本に対しての収益率は低いと判断できます。

投資信託の利回りは「トータルリターン」と呼ばれることもあります。

投資信託の収益とは

投資信託におけるキャピタルゲインは投資信託の売却時の利益です。

保有期間中に投資した商品が値上がりした場合は利益として受け取ることができます。

投資信託の場合のインカムゲインは「分配金」です。

運用成果に応じて投資家に分配される収益のことで、増える場合もあれば減る場合もあります。

債券や預金の金利のように一定でないのが特徴です。

投資信託の利回り計算方法

投資信託の利回りは、一般的に1年間当たりの収益をもとに計算されます。

計算をする際は、キャピタルゲインとインカムゲインの両方から考えることが必要です。

まず、キャピタルゲイン(売却時の損益)とインカムゲイン(保有期間の分配金合計)を足し合わせて収益合計を出します。

次に、投資元本に対する1年間当たりの収益の比率を計算します。

例えば、100万円で投資信託を購入し、合計10万円の分配金を受け取り、2年後に120万円で売却した場合の計算例は以下のようになります。

計算例

利回り(%)=収益合計(売却益20万円+分配金10万円)÷運用期間2年÷投資金額100万円×100
      =15%

利回りを計算する際は、税金や手数料を差し引いて計算を行います。

投資信託の利回りを計算することで、過去の運用パフォーマンスを把握することができます。

投資信託の平均的な利回り

投資信託の運用残高総額は2021年9月末時点で160 兆 4,088 億円、本数は5,914本となっています。

投資信託は運用方針や投資先、運用期間など様々な条件によって利回りがかなり異なります。

以下で、代表的な投資資産の平均利回りや主要投資信託の利回りについて確認しましょう。

代表的な資産の利回り

以下は、世界の代表的な投資対象資産の利回り(配当利回り)です。

各商品の利回りのイメージを持っておくことで、投資信託の銘柄選びにも活かすことができます。

資産利回り(配当利回り)
日本国債(10年)0.07%
米国債(10年)1.53%
世界投資適格社債1.65%
米国リート2.99%
世界株式1.79%
日本株式2.01%
2023年9月基準

例えば、債券は商品の中でも金利が低い傾向にあり、中でも日本国債はかなり低利回りといえます。

日本国債に投資をしている投資信託であれば、リスクは低いもののあまり高いリターンは期待できません。

一方、株式型の投資信託やリート(不動産投資信託)であれば2〜3%前後の利回りは期待できるでしょう。

主要投資信託の利回り

次に、人気の投資信託の利回りを確認しておきましょう。

ファンド名基準価額利回り(1年間のリターン)信託報酬カテゴリ
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)22,890円64.16%1.727%米国株式型
投資のソムリエ10,410円-7.64%1.54%複合商品型
デジタル・トランスフォーメーション株式ファンド(ゼロ・コンタクト)6,908円-34.21%1.7985%テーマ型(DX)
グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)(未来の世界(ESG))13,045円-7.04%1.848%世界株式型(ESG)
大和J-REITオープン2,040円-7.98%0.792%日本REIT型
2023年9月基準

このように投資信託と一口に言っても、商品のカテゴリなどによって基準価額や利回りはかなり異なります。

また、信託報酬の違いにも注目しましょう。

信託報酬は運用残高に対して発生するコストのことで、投資期間中は運用残高の中から差し引かれます。

インデックス型などの指数連動を目指す投資信託は比較的信託報酬が低い傾向にありますが、テーマ型ファンドやレバレッジ型などの複雑な投資信託になると信託報酬も高くなる傾向にあります。

初心者が目標とすべき投資信託の利回り

投資信託の利回りは高ければ高いほどいいとは限りません。

あまりにも利回りの高い投資信託は、新興国の株式・債券やハイイールド社債などのハイリスク・ハイリターンな商品に投資している場合が多いです。

こうした商品は、一般的な株式や債券などと比べると情報が得づらいため、売買のタイミングが初心者には難しいこともあります。

また、上記で記載されているような利回りはあくまでも過去の運用実績になります。

今のマーケット環境をよく確認した上で、適切な投資商品を選ぶようにしましょう。

投資の初心者の方は、まずは5〜10%の利回りを目標にすると良いでしょう。

投資に慣れてきたら、自分の許容できるリスクと求めるリターンに合わせて投資商品を変更するのも良いでしょう。

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これらの銘柄に投資をお考えの方は、ぜひ「おすすめの証券会社ランキング」を確認しておきましょう。

投資信託の分配金の種類

投資信託には分配金という、投資家に利益を分配する仕組みがあります。

この分配金の種類や留意点について確認していきましょう。

普通分配金と特別分配金

配当金

国内投資信託には、普通分配金と特別分配金(元本払戻金)の2種類があります。

普通分配金は、運用成果として得られた収益を投資家に分配するものです。

投資家の個別元本を上回って支払われる分配金を普通分配金として計上します。

投資家にとっては利益となるため、課税対象となります。

特別分配金は、運用の利益からではなく元本の一部を取り崩して支払われる分配金です。

個別元本を下回る部分から支払われた分配金は特別分配金として計算されます。

特別分配金が支払われた場合は個別元本、つまり運用資金が減少します。

投資家が投資をした資金が戻ってくるだけということになるため、利益としては考えられず課税対象とはなりません。

分配金の「ある」「なし」による違い

投資信託の中には、毎月や1年ごとといったように定期的に分配金が支払われる分配金が「ある」タイプと、分配金を支払わずに利益を運用元本として再投資し続ける分配金が「ない」タイプがあります。

分配金があるタイプのメリットは、定期的な収入がある程度見通せる点です。

分配金は運用成果によって増減しますが、ある程度は決められた分配方針によって支払われるため、安定運用を続けている場合は定期的に分配金を受け取り続けることができます。

お小遣い・年金代わりとして分配金があるタイプの投資信託を保有している投資家もいます。

一方、分配金がないタイプの投資信託は、利益を都度払い出すことなく再投資し続けるため、相場の上昇局面においては分配金があるタイプの投資信託よりも値上がりに期待できます。

すぐに使う予定がなく、払い出す必要のない資金であれば分配金がないタイプの投資信託の方が適しているでしょう。

分配金についての留意点

分配金は債券や預金の利息のように支払いが約束されているものではありません。

運用成果の一部を受け取るという考え方のため、投資環境によって分配金の支払いは大きく変化される場合もあります。

投資信託を選ぶ際は、目論見書などに記載されている分配方針や、過去の分配実績をよく確認するようにしましょう。

また、分配金が継続的に支払われている場合も基準価額が下がっていないか確認しましょう。

先述した特別分配金は元本の一部が払い戻されている分配金のため、分配金が支払われていることに安心していたら投資元本がかなり少なくなっている、などということもあるかもしれません。

短期的な基準価額の上がり下がりはそれほど気にすることはありませんが、数ヶ月〜年単位で基準価額が下がり続けているという場合は注意が必要です。

たまにですが、「分配金は毎月お金が入ってくるのでお得ですよ」等甘い言葉で勧誘してくる金融機関の担当者もいます。よく調べもせず購入してしまうと、いつの間にか特別分配金(元本取り崩し金)で元本がめっきり減っていたなんてケースもあります。分配金関連に限ったことではありませんが投資する際は必ず入念に下調べをしてからするようにしましょう。

カワサキ

利回りの高い投資信託ランキング

以下で、利回りが高い投資信託を紹介します。

投資を行う際の参考にしてみてください。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

ファンド名称eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
基準価額22,890円
利回り/1年64.16%
利回り/3年22.91%
信託報酬0.0968%
純資産789,426百万円
決算年1回
直近分配金0円
購入できる証券会社LINE証券SBI証券楽天証券など
2023年9月時点

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、幅広い投資家に人気の投資信託です。

米国を代表するS&P500指数への連動を目指すファンドなので、信託報酬も低く投資の初心者にとってもわかりやすい運用方針となっています。

ここ1年の米国株の堅調な動きを受け、基準価額は急激に上昇しています。

また、分配金支払いがないタイプの投資信託なので、利益を払い出すことなく再投資することによる複利効果も基準価額の伸びに貢献しています。

複利とのメリット

アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信 Bコース

ファンド名称アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信 Bコース
基準価額52,392円
利回り/1年-2.92%
利回り/3年19.47%
信託報酬1.727%
純資産480,156百万円
決算6月・12月の各15日
直近分配金230円
購入できる証券会社LINE証券SBI証券楽天証券など
2023年9月時点

アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信 BコースはS&P500をベンチマークとしながらも、その中でより成長の可能性が高いと判断される米国株式を選定して投資を行なっている投資信託です。

ファンダメンタルズ分析と株価バリュエーションによる銘柄選択を行うアクティブファンドです。

アクティブファンドとインデックスファンドの違い

4万円台という高い基準価額から、設定来の高い運用パフォーマンスが確認できます。

分配金も定期的に金額は見直されていますが、継続して安定的に支払われています。

A〜Dコースまでありますが、A・Bコースは年2回決算型でそれぞれ為替ヘッジありと為替ヘッジなしで区別されています。

また、C・Dコースは毎月決算型となり、こちらも為替ヘッジのありとなしに分かれています。

中長期で保有して、米国経済の成長を享受したいという方は為替ヘッジなしで決算が年2回型のBコースをチェックしてみましょう。

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン

ファンド名称東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン
基準価額33,297円
利回り/1年+2.73%
利回り/3年+42.78%
信託報酬1.584%
純資産75,078百万円
決算1月・7月の各18日
直近分配金350円
購入できる証券会社LINE証券SBI証券楽天証券など
2023年7月時点

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンは日本の株式のうち、経営者が株主としてしっかりリーダーシップを発揮している企業を主な投資対象としています。

組み入れ銘柄として、カテーテル治療用の医療機器のトップシェアを誇る朝日インテックや、G-SHOCKを主力商品として様々な電子機器を販売するカシオ計算機など日本の産業を支える企業が名を連ねています。

新型コロナウイルスの新規感染者の数の減少に伴い、日本の内需株にも今後資金が戻ってくる展開が予想されます。

日本企業を応援しつつ、投資による利益も享受したいという方はチェックしておきましょう。

以上全ての投資信託にLINE証券で投資することができるので、もしこれらに投資したいと思った方はぜひLINE証券の公式サイトを確認してみましょう。

利益を求めているとついつい利回り等数字だけに目が行きがちですが、ファンドそれぞれでテーマやコンセプト・組み入れ銘柄等々かなり違いがあります。投資対象を利回りで決めるのも1つの方法ですがファンドの方針に共感して決めるという方も少なくありません。数字だけに囚われず自分が投資したいという気持ちを大事にしてください。

カワサキ

投資信託の利回りでよくある質問

投資信託の利回りについてよくある質問を以下にまとめました。

利回りと利率との違いは?

利回りと似た言葉で「利率」がありますが、意味は異なるので注意しましょう。

利率とは、債券や預金などに設定されるもので、額面金額に対して毎年支払いが約束されている利息の割合となります。

利率の計算式は、以下のようになります。

【計算式】利率(%)=利息÷額面金額×100

利率はあくまでも金融商品に設定されている条件のことで、利回りは投資元本に対しての収益成果を示すものです。

「利回り」と「分配金利回り」の違いは?

投資信託の利回りは「トータルリターン」とも言われ、分配金の額だけでなく投資元本の値上がり・値下がり分も加味した上での収益割合になります。

一方、分配金利回りは単純に投資元本に対する1年間の分配金の額で表されます。

分配金利回りだけに注目して投資信託を選ぶと、あまり運用成果がよくなくて実はトータルリターンは低い、なんていうことにもなりかねないので注意しましょう。

利回り以外に投資信託の銘柄選びで注目するポイントは?

投資信託の銘柄選びにおいて、利回り以外に注目したい点は以下の3つです。

・コスト(信託報酬)
・基準価額の推移
・分配方針、分配金支払い実績

まず、投資信託は運用管理費用として、信託報酬というコストが発生します。

中長期で運用する場合は、保有期間中かかり続けるコストとなるためよく確認しましょう。

次に、基準価額の推移も確認しましょう。

単純な値上がり率だけでなく、値動きの大きさにも注目することをお勧めします。

同じ投資対象に投資をしている投資信託をいくつか比較するのも大切です。

最後に、分配金の支払い方針や実績について確認します。

投資信託ごとに、分配金を支払う頻度や利益のどのくらいを分配するかが異なります。

そもそもあえて分配金を払い出さない投資信託も多いので、まず自分はどのような投資信託に投資をしたいのかを見極めることが重要です。

トータルリターン通知制度とは?

トータルリターン通知制度とは、証券会社などの金融機関が1年に1回以上の頻度で、投資信託の損益を顧客に通知することを義務付けた制度のことです。

2014年12月1日から、投資家を保護する目的で開始されました。

保有している投資信託の「評価金額」「分配金額」「累計売付金額」などの投資家が得た金額の合計から、「累計買付金額」を引いた金額を表示することとなっています。

投資家ごとに個別で「○円」と表示されるため、率で表示される利回りとは異なります。

ETF、REIT、MMF、MRF、ブルベア型商品、ミリオン型商品、公社債投資信託はトータルリターン通知制度の対象外となっています。

投資信託の利回りまとめ

本記事では、投資信託の利回りについて解説しました。

この記事のまとめ
  • 「利回り」とは、投資元本に対する収益の割合のこと
  • 投資信託の収益は売却時の利益(キャピタルゲイン)と分配金(インカムゲイン)
  • 利回りを計算する際は、投資元本に対する1年間当たりの収益比を求める
  • 代表的な資産の利回りや、同じ投資対象に投資している投資信託の利回りと比較検討することが大事
  • 投資信託の分配金には、「普通分配金」と「特別分配金(元本払戻金)」がある
  • 利回りの良い投資信託で資産運用したいのであれば、LINE証券をチェックしておきましょう

投資信託はいくつもの銘柄をパッケージにした商品なので、投資金額が少額でも複数銘柄にリスクを分散させながら投資をすることができます。

また、投資信託は銘柄によってリスク・リターンも様々です。

自分の許容できるリスクや求めるリターンを加味しながら、現在のマーケット環境に適した銘柄を選ぶことをおすすめします。

利回りの良い投資信託で安定的な運用を目指すのであれば、LINE証券を確認してみましょう。

さまざまなカテゴリごとにランキング形式で投資信託が紹介されているので、投資初心者にも銘柄を選びやすくなっています。

投資投資利回り

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この記事の監修者

1級FP カワサキ

東証一部上場金融機関に勤め、以後投信生保販売業務や法人融資業務に従事。

  • 2019年に独学で1級ファイナンシャルプランニング技能士に合格
  • 個人・法人問わずライフプランや節税相談を行っておりFP分野全般を得意とする
  • 趣味はスキューバダイビング
  • 最低年1回は沖縄県阿嘉島に潜りに行き、レスキューダイバーの資格を持つ

この記事を書いた人

kawasakiのアバター kawasaki Financial Planner

東証一部上場金融機関に勤め、以後投信生保販売業務や法人融資業務に従事。2019年に独学で1級ファイナンシャルプランニング技能士に合格。個人・法人問わずライフプランや節税相談を行っておりFP分野全般を得意とする。

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