PayPayボーナス運用とは?使い方やコツ・評判/口コミを徹底解説
キャッシュレス決済で不動の人気を誇るPayPay。
そんなPayPayでは、PayPayアプリで決済した時に付与される還元ボーナスを使って投資を疑似体験できる「PayPayボーナス運用」というサービスを展開しています。
主に若年層・投資初心者の方が投資を始める第一歩として活用できるように、できるだけ悩みが少なくなるように設計されているのが特徴です。
今回は、そんなPayPayボーナス運用の概要や評判、メリット・デメリットについて解説します。
- PayPayボーナス運用はPayPayボーナスを使った運用
- 投資先が限定されていたり、1円からの投資が可能なので投資初心者にも使いやすい
- PayPayボーナスの現金化はできない
- まずはPayPayボーナス運用から始めることで、実際の投資をする前の練習になる
PayPayボーナス運用は現在400万人以上が利用している人気のサービスです。
PayPayで支払ったときにもらえるPayPayボーナスで運用するため、「投資を始めたいけど、実際のお金が投資をして損をしたくないなぁ」と考えている方には特に使いやすいです。
1級FP カワサキ
東証一部上場金融機関に勤め、以後投信生保販売業務や法人融資業務に従事。
- 2019年に独学で1級ファイナンシャルプランニング技能士に合格
- 個人・法人問わずライフプランや節税相談を行っておりFP分野全般を得意とする
- 趣味はスキューバダイビング
- 最低年1回は沖縄県阿嘉島に潜りに行き、レスキューダイバーの資格を持つ
PayPayボーナス運用とは?
PayPayボーナス運用とは、PayPayで支払ったときにキャッシュバックとしてもらえる「PayPayボーナス」を使って、投資先を選択し、運用するサービスです。
項目 | 中身 |
---|---|
投資種別 | ポイント運用 |
投資先 | スタンダードコース(SPDR S&P500 ETF) チャレンジコース(DIREXION S&P 500 3X) |
最小投資額 | 1円 |
手数料 | 無料 |
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そもそも、ポイントを使った投資方法には「ポイント運用」と「ポイント投資」の2つがあります。
それぞれの違いは以下の通りです。
ポイント運用…クレジットカードやQR決済を利用して得られるポイントを増やすために行うサービス。増えるのはあくまでもポイントで、現金化はできない。
ポイント投資…クレジットカードやQR決済を利用して得られるポイントで、株式や投資信託などの金融商品を購入するサービス。ポイントも現金として扱うので、金融商品を売却したら現金化できる。
ポイント運用とはいえ、実際の金融商品に連動して運用するため、ポイントが減ってしまうこともあります。
PayPayボーナス運用で投資の疑似体験をしておくことで、「投資ってこんな感じか」と肌感覚で認識でき、実際のお金を使った投資にもチャレンジしやすくなるでしょう。
2022年3月24日にPayPayボーナス運用についての改定が予定されています。内容は有料化等ユーザーの方にとっては改悪になりそうです。改定までまだ期間はあるため、興味のある方は今のうちに始めてみましょう。
カワサキ
PayPayボーナス運用のメリット
PayPayボーナス運用をするメリットは以下の3つが挙げられます。
- 口座開設が不要
- 1円から投資できる
- 投資先のコース選びが簡単
それぞれ詳しく解説します。
口座開設が不要
投資をするためには証券口座の開設が必須です。
証券口座の開設には、書面にサインをしたり、本人確認の提出をしたりして、時間を取られてしまうので、後回しにしてしまう方もいるでしょう。
また、口座開設まで1週間以上かかることもあり、口座が開設した頃には投資したい企業の株価が高くなってしまっていることも。
しかしPayPayボーナス運用では、口座開設をする必要がありません。
PayPayアカウントを所有するだけで、誰でも今すぐに運用を開始できます。
1円から運用できる
PayPayボーナス運用では、1円から運用できるのも大きなメリットです。
というのも、貯まったポイントを運用に回せるサービスは他にもありますが、1円から運用できるサービスはPayPayボーナス運用のみだからです。
参考に他の証券会社との比較を紹介します。
証券会社 | 最低運用金額 |
---|---|
PayPay証券 | 1ポイント=1円~ |
楽天証券 | 100楽天ポイント=100円~ |
SBI証券 | 100Tポイント=100円~ |
ポイントは毎月数万ポイントが貯まるわけではなく、多くても毎月数千円・少ないときは数十円になるという方が多いのではないでしょうか?
もし仮に最低運用金額が100円~と決められていると、貯まるまでに数ヶ月がかかってしまい、投資のタイミングが遅くなってしまいます。
また、端数は投資に回せないため、ポイントが入ってくるのを待つしかありません。
そのため、1円単位でコツコツ積み立てられる方が良いのです。
投資先のコース選びが簡単
始めの表に示している通り、PayPayボーナス運用に用意されている投資先は「スタンダードコース」か「チャレンジコース」の2種類です。
それぞれの特徴は以下の通り。
- スタンダードコース:ローリスク・ローリターン
スタンダードコースはS&P500というアメリカを代表する500社に分散して運用するコース。
チャレンジコースと比較して、大きな変動はなく、安定した運用が行える
そのため長期運用に向いています。
- チャレンジコース:ハイリスク・ハイリターン
チャレンジコースはS&P500に連動して、その値動きの3倍上下するコースです。
例えばS&P500が5%上昇すると、ボーナスポイントは15%上昇し、反対に5%下落すると15%下落してしまいます。
短期的な値上りや値下がりで利益を出しやすいため、短期運用に向いています。
リスクの度合いや運用目的に応じて投資先のコースを選ぶだけで良いので、余計な思考をせずに運用を開始できます。
以上、PayPayボーナス運用のメリットは「口座開設が不要」「1円から運用できる」「投資先のコース選びが簡単」の3つとなります。
面倒な手続きがないことが最大の利点なので、PayPayボーナスの運用は初心者の方にも使いやすいです。
PayPayボーナス運用のデメリット
PayPayボーナス運用のデメリットは以下の通りです。
- 投資商品なので元本保証がない
- 運用に回せるのはPayPayボーナスのみ
それぞれのデメリットについて詳しく解説します。
投資商品なので元本保証がない
PayPayボーナス運用はあくまでも金融商品に沿って運用しているため、元本保証はありません。
万が一、不景気になってしまったり、投資先の企業の業績が悪化してしまったりすると、損失を出してしまう可能性があるのです。
ボーナスポイントのみを利用しており、実際の現金が減るわけではありませんが、投資をするタイミングによってはポイントを減らしてしまうことを理解しておきましょう。
運用に回せるのはPayPayボーナスのみ
PayPayボーナス運用に回せるお金は、PayPayボーナスのみです。
銀行口座からPayPayにお金をチャージできますが、そのお金をそのまま運用に回せるわけではないため、運用したい金額を自分で決めることはできません。
PayPay支払いで還元されたボーナスのみを運用できるため、大きな金額を運用することは難しいと言えるでしょう。
PayPayボーナス運用の使い方
ここからは実際にPayPayボーナス運用の始め方について解説します。
- ホーム画面にある「ボーナス運用」を選択する
- 利用規約を確認し、「上記に同意して続ける」を選択する
- 「ボーナス運用をはじめる」を選択する
- 「運用するコース」を選択する
- ボーナス運用額を入力し、「追加する」を選択する
以上のステップでPayPayボーナス運用を開始できます。
運用するコースに悩んでいる方は、コース選択時にされる質問に答えると使いやすいコースが出てくるので、参考にしてみてください。
PayPayボーナス運用の評判/口コミ
ここまでPayPayボーナス運用のメリット・デメリットについて紹介しました。
ただ、気になるのは実際にPayPayボーナス運用を利用している人の口コミではないでしょうか?
そこでここでは、PayPayボーナス運用の評判・口コミについてご紹介します。
投資でお金が減るのが不安という方にはPayPayボーナス運用などで少額投資で経験を積むのがおすすめ。元々自分のお金ではなく、買い物で得たボーナスを使うので、ノーリスク。スタンダードコースはS&P500への投資なので間違いなくお金は増えます。慣れてきたらつみたてNISA開設→毎月積立がおすすめ。
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投資に抵抗がある人はまずPayPayボーナス運用から始めるのが良いと思いますね。口座開設いらんし、ベースがS&P500への投資信託らしいから長期で見ると元本割れすることはほぼ無いし。ポイントで運用できるのが魅力っすよね〜
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paypayボーナス運用は出し入れせずにひたすら放置派
❶引き出すタイミングに気苦労しない
→流れに身を任せるから気楽
❷ボーナス運用開始してからの運用損益を確認できる
→運用益が着実に積み重なっていくのが楽しい
僕はこの2点が放置派のメリットだと思ってます
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PayPayボーナス運用の口コミをまとめると次の通りです。
- ボーナスポイントで運用するので現金が減るリスクはないところがありがたい
- 口座開設なしですぐに運用できて嬉しい!
- 実際の投資をする前の練習になる
- 投資先の選択肢が2つしかなくて分かりやすい!
PayPayボーナス運用では、口座開設なしで今すぐに1円から投資できることなどを評価する口コミが多く見られました。
特に投資初心者の方には、実際の投資をする前の練習になりますので、使いやすいです。
口コミにもありますが、PayPayボーナスで運用すれば自分の預金を一切減らずに運用することができます。リスクゼロで投資経験を積めるのは貴重な機会ですので、ただのポイントとして眠らせておくのか経験として自身の糧にするのかよく考えてみましょう。
カワサキ
PayPayボーナス運用のよくある質問
ここまでで具体的な投資方法まで解説しました。
以下ではPayPayボーナス運用に関するよくある質問にお答えします。
スタンダードコースとチャレンジコースのどちらが良いでしょうか?
どちらがいいのかは断言できません。
先ほども紹介したように、スタンダードコースはS&P500に連動する動きをし、チャレンジコースはその3倍の値動きがあります。
上昇局面だとチャレンジコースの方が有利になりますが、逆に下落場面ではチャレンジコースの下げ幅は大きくなります。
そして、長期的に保有するのであれば大きな下落場面はいずれ来ることが予測されます。
そのため、長期的に保有するのであればスタンダードコース、短期的に利益を出したいのであればチャレンジコースを選択しましょう。
手数料はかかりますか?
PayPayボーナス運用では、何度出し入れしても手数料はかかりません。
ただし出し入れによる PayPay残高の移動は、過去30日で200万円までの制限があるので、注意してください。
質問を見ていただいたうえで、PayPayボーナスに興味がある方はPayPayボーナスを運用すると良いでしょう。
PayPayボーナス運用の評判/口コミまとめ
今回は、PayPayボーナス運用を利用するメリット・デメリットや実際の開始方法について解説してきました。
最後に、ここまで解説した内容をまとめてみました。
- PayPayボーナス運用はPayPayボーナスを使った運用
- 投資先が限定されていたり、1円からの投資が可能なので投資初心者にも使いやすい
- PayPayボーナスの現金化はできない
- まずはPayPayボーナス運用から始めて、実際の投資をする前の練習になる
キャッシュレス決済で不動の人気を誇るPayPay。
PayPayボーナス運用はすでに400万人以上が利用しているサービスで、実際のお金を利用しないので、投資初心者の方には特に使いやすいサービスです。
1級FP カワサキ
東証一部上場金融機関に勤め、以後投信生保販売業務や法人融資業務に従事。
- 2019年に独学で1級ファイナンシャルプランニング技能士に合格
- 個人・法人問わずライフプランや節税相談を行っておりFP分野全般を得意とする
- 趣味はスキューバダイビング
- 最低年1回は沖縄県阿嘉島に潜りに行き、レスキューダイバーの資格を持つ