【注目】セゾン投信はやばい?評判/口コミや手数料・解約について徹底解説
セゾン投信は投資信託の直接販売を行う独立系投信です。
利用者からは「運用コストが高い」「手続きが面倒」などの声も聞こえますが、実際はどうなのでしょうか。
運用会社を選ぶ際には、セゾン投信以外の独立系投信や証券会社とも比較することが大事です。
本記事では、セゾン投信の特徴やメリット・デメリット、評判などを解説していきます。
これから資産運用を始めたい、セゾン投信をすでに利用している、という方は参考にしてみてください。
- セゾン投信は投資信託を直接販売する投資信託委託会社
- セゾン投信で運用できる投資信託は、「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」と「セゾン資産形成の達人ファンド」の2種類のみ
- セゾン投信の投資信託は「ファンド・オブ・ファンズ」なので信託報酬が一般的な投資信託に比べて高い
- セゾン投信の投資信託のパフォーマンスは悪くないものの、類似商品は他社でも多数取り扱っている
- 定期積立プランの申し込み・解約は郵送のみなので注意が必要
- 手軽に投資を始めたい方にはSBI証券が最適
セゾン投信は、客観的に見てあまりおすすめできる投信会社ではありません。
現在は、セゾン投信が設立された2006年当時に比べて、より魅力的なサービスを提供する金融機関が増えています。
セゾン投信よりもおすすめの証券会社は「SBI証券」です。
スマホで手軽に投資が行え、取り扱っている金融商品も非常に豊富です。
投資信託だけでなく幅広い金融商品を業界屈指の手数料で購入することができます。
まだSBI証券に口座をお持ちでない方は、ぜひこの機会に口座開設をしておきましょう。
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セゾン投信とは
会社名 | セゾン投信株式会社 |
取扱銘柄 | ・セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド ・セゾン資産形成の達人ファンド |
販売形態 | 直接販売 |
口座数 | 15万口座(2021年7月基準) |
購入方法 | ・定期積立プラン ・スポット購入 |
換金方法 | ・定期換金サービス ・必要な分だけを換金 |
NISA・つみたてNISA | 可 |
iDeCo | 不可 |
セゾン投信は、2006年6月に設立された独立系投資信託会社です。
独立系投信とは、投資信託の販売から運用まで1社で行う投資信託会社のことです。
独立系投信は、自社でサービスを全て担うことによって手数料を抑えることができるというメリットがあります。
一方、基本的に自社で取り扱っている商品しか購入できないため、運用の選択肢が限られるというデメリットもあります。
セゾン投信の取り扱いファンド
セゾン投信で取り扱っている投資信託は以下の2つのみです。
・セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
・セゾン資産形成の達人ファンド
2つの投資信託を以下で比較しました。
ファンド名 | セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド | セゾン資産形成の達人ファンド |
---|---|---|
投資先 | 原則株式50:債券50 | 株式100 |
購入時手数料 | 無料 | 無料 |
信託報酬 | 年0.55%〜年0.59%程度 | 年1.33%〜1.37%程度 |
信託財産留保額 | 0.10% | 0.10% |
運用資産残高 | 2,600億円 | 1,400億円 |
設定来累計分配金 | 0円 | 0円 |
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、世界30ヵ国以上の株式と10ヵ国以上の債券に分散投資を行っている投資信託です。
株式と債券の比率は原則50:50となっています。
ファンドの半分ほどを債券が占めているため、安定した値動きが期待できます。
セゾン資産形成の達人ファンドは、30ヵ国以上の国の厳選された企業の株式に分散投資を行っている投資信託です。
原則として株式のみへの投資となるため、値動きが大きくなりますがその分大きなリターンも期待できるファンドです。
どちらも分散投資を基本としているため、長期で保有すれば良いパフォーマンスが期待できる投資信託です。
しかし、特に独自の特徴がある投資信託ではないため、同様の内容の投資信託は他社でも多数取り扱っています。
ファンド・オブ・ファンズ方式での運用
セゾン投信で取り扱っているファンドは、「ファンド・オブ・ファンズ」方式で運用されています。
ファンド・オブ・ファンズとは、複数の投資信託に投資する投資信託のことを指します。
通常の投資信託は株や債券などの投資対象に投資を行いますが、ファンド・オブ・ファンズは既に複数の投資対象に投資している投資信託を組み合わせることで、分散効果を高めることができます。
一方、ファンド・オブ・ファンズを買うということは、実質的に投資信託を二重に購入することとなります。
そのため、信託報酬が一般の投資信託よりも割高になる点には注意が必要です。
なお、投資初心者の方は、まずはスマホ一台で完結してiDeCoにも対応しているSBI証券が人気です。
まだ口座をお持ちでない方は是非この機会に口座開設しておきましょう。
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LINE証券については「LINE証券の評判を徹底解説」で詳しく説明しておりますので是非ご参照ください。
セゾン投信のメリット
セゾン投信のメリットは以下の2つです。
NISA・つみたてNISAに対応している
セゾン投信の投資信託はNISAおよびつみたてNISAに対応しています。
NISAの場合は年間120万円、つみたてNISAの場合は年間40万円までの投資で得た運用駅を非課税で受け取ることができます。
運用益を非課税で受け取りたいという方は、NISAやつみたてNISAの精度を利用するのが良いでしょう。
ただし、NISAやつみたてNISAの口座は1人につき一つの金融機関でしか開くことができません。
長期投資を行うのが前提となるため、なるべく取扱商品の多い金融機関で口座開設するのがおすすめです。
SBI証券であれば、投資信託以外にもさまざまな金融商品を取り扱っているため、投資目的やニーズに合わせてNISA・つみたてNISAでの運用を行うことができます。
選べる2つの購入方法
セゾン投信では、定期積立プランとスポット購入という2種類の買い方から好きな方を選ぶことができます。
定期積立プラン…月々5,000円以上1,000円単位で購入できるプラン。ボーナス付きなどの特定の月に買付額を増額することも可能。
スポット購入…10,000円以上1円単位で好きなタイミングで購入できるプラン。
セゾン投信の積立プランでは5,000円以上の積立投資を行うことができます。
自動で投資信託を買い付けたいという方はこのプランを選ぶと良いでしょう。
ただし、こうした積立プランは他の金融機関においても基本的に用意されています。
例えば、SBI証券の投資信託つみたて投資は毎月最低100円から可能となっています。
少額から積立投資を行いたいという方は、SBI証券をチェックしてみてください。
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セゾン投信のデメリット
セゾン投信のデメリットは以下の通りです。
投資できる金融商品が2種類のみ
セゾン投信で取り扱っている投資信託は「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」と「セゾン資産形成の達人ファンド」の2種類のみです。
どうしてもこの投資信託に投資がしたい、という場合はいいですが、本来投資は投資家のニーズに合うものや時代のトレンドに合わせたものを複数の種類の中から選べる方が望ましいとされています。
例えば、年金代わりに毎月分配金を受け取りたい、という投資スタンスの人だったとしても、セゾン投信で取り扱っている投資信託はどちらも分配金がないタイプの投資信託です。
こうした人のニーズには、なかなかセゾン投信では応えきれないといえるでしょう。
また、投資先の配分も2種類だとどうしても限られてしまいます。
中長期での運用をしたいという方や投資の初心者の方は、さまざまなタイプの金融商品を選択できる証券会社の方が適しているでしょう。
運用コストが高い
セゾン投信の投資信託は、「ファンド・オブ・ファンズ」方式を採用しているため、投資信託の運用コストが二重にかかることになります。
そのため、セゾン投信で取り扱っている投資信託は、信託報酬が一般の投資信託と比較しても割高となっています。
信託報酬は運用残高に対して毎年発生する費用なので、長期的に運用を行う場合は考慮すべきポイントです。
1%の信託報酬の違いでも、数十年運用をした場合は数十万円のコストの差になることも十分考えられます。
信託報酬が安ければいいというものではありませんが、同じ投資対象に投資している投資信託であれば信託報酬が安いに越したことはないでしょう。
買付プラン変更などの手続きが面倒
定期積立プランの申し込みや買付金額変更などの手続きは郵送でのやり取りが必要となります。
郵送でのやりとりは、オンラインでのやり取りに比べて時間も手間もかかります。
近年はネットでの申し込みで簡単に積立投資の申し込みができる会社が多いので、郵送のやり取りが面倒という方は他社での口座開設を検討するのも良いでしょう。
iDeCoに対応していない
セゾン投信はNISA・つみたてNISAには対応しているものの、iDeCoには対応していません。
iDeCo(個人型確定拠出年金)は、毎月積立投資をすることで、節税メリットを受けながら老後の資金に向けた運用ができる制度です。
老後2,000万円問題が話題となる昨今、NISA・つみたてNISAと合わせてiDeCoでの運用もおすすめです。
セゾン投信ではiDeCoに対応していないため、iDeCoを始めたいという方は別の金融機関での口座開設をおすすめします。
SBI証券では運営管理手数料0円で、iDeCoを活用して運用を行うことができます。
iDeCoでの投資をお考えの人は、ぜひSBI証券をチェックしてみてください。
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セゾン投信の良い評判
セゾン投信の良い評判は以下の通りです。
セゾン投信を利用している人は、しっかりと利益が出ている人が多いようです。
セゾン投信はプランの変更などが面倒なので、一度投資したらほったらかしにしておきたいという人には向いているかもしれません。
セゾン投信の悪い評判
セゾン投信には悪い評判もあるようです。
以下で確認しておきましょう。
セゾン投信を利用していた人からは、「信託報酬が高い」、「手続きが面倒」という声が多数上がっています。
商品自体は悪くないものの、他の証券会社に比べるとデメリットが大きいという意見が多いようです。
売買コストを抑えながら、手軽に取引ができる証券会社としてSBI証券が最適です。
投資信託の売買手数料は無料で、信託報酬の安い投資信託を多数取り扱っています。
また、投資信託以外の幅広い金融商品も、スマホで手軽に取引を行うことができます。
SBI証券の口座をお持ちでない方は、ぜひこの機会にチェックしておきましょう。
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セゾン投信でよくある質問
セゾン投信でよくある質問を以下にまとめました。
- セゾン投信で保有している投資信託の解約方法は?
- セゾン投信が破綻した場合資産は守られる?
- セゾンの永久不滅ポイントは利用できる?
セゾン投信で保有している投資信託の解約方法は?
セゾン投資の解約・換金方法は2種類あります。
・定期換金サービス
・必要な分だけを換金
定期換金サービスは、毎月または隔月で投資信託を換金して、解約代金を受け取ることができるサービスです。
自分の使う時期に合わせて解約方法を設定しておくことで、定期的に解約代金を受け取ることができます。
投資信託の分配金や預金の利息とは異なるため、解約するたびに運用資金は減っていく点には注意が必要です。
また、必要な分だけを都度換金することもできます。
当日15時までに解約注文を発注すれば、約定日の基準価額をもとに解約金額が計算されます。
その後事前に登録している「振込先口座」へ解約代金が送金されます。
セゾン投信が破綻した場合資産は守られる?
セゾン投信が破綻した場合でも、投資信託の信託財産は保護されます。
運用会社の自己資産と投資家の運用金は分別保管されるためです。
ただし、継続して運用が難しい場合は強制的に繰り上げ償還となってしまうため、投資元本を下回って返金される可能性もあります。
セゾンの永久不滅ポイントは利用できる?
セゾン投信の投資信託の購入にセゾンの永久不滅ポイントを利用することはできません。
永久不滅ポイント運用というサービスはありますが、ポイントのまま運用を行うだけのサービスなので、実際の投資に用いることはできません。
ポイントで投資を始められる証券会社は他にもたくさんあるので、ポイントを利用して資産運用を行いたい場合は別の証券会社が良いでしょう。
SBI証券はTポイントを利用して入金を行うことができるので、株式や投資信託の買付代金として利用することができます。
ポイントを集めるのが好きだという方には、SBI証券での取引をおすすめします。
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セゾン投信の評判まとめ
今回は、セゾン投信の特徴やメリット・デメリット、評判について紹介しました。
- セゾン投信は投資信託を直接販売する投資信託委託会社
- セゾン投信で運用できる投資信託は、「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」と「セゾン資産形成の達人ファンド」の2種類のみ
- セゾン投信の投資信託は「ファンド・オブ・ファンズ」なので信託報酬が一般的な投資信託に比べて高い
- セゾン投信の投資信託のパフォーマンスは悪くないものの、類似商品は他社でも多数取り扱っている
- 定期積立プランの申し込み・解約は郵送のみなので注意が必要
- 手軽に投資を始めたい方にはSBI証券が人気
SBI証券では、セゾン投信のデメリットを解消した上で投資を行うことができます。
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