SBI証券の口座開設の流れは?手順や必要書類・未成年について詳しく解説 [スマホ・PC]

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SBI証券は国内株式個人取引シェアNo.1の証券会社です。

業界屈指の格安手数料が特徴で、主に個人投資家に高い人気を誇っています。

今回はSBI証券での口座開設の方法について詳しく解説します。

この記事でわかること
  • SBI証券の口座開設は4ステップで簡単に完結
  • SBI証券の手数料プランはスタンダードプランとアクティブプランの2種類
  • 税金の計算を代わりに行ってくれる特定口座の開設がおすすめ
  • NISA口座を開設すれば株式や投資信託の運用益を非課税で受け取れる
  • スマホ・パソコンでの口座開設も簡単に行えるのが特徴
  • SBI証券ではジュニアNISA(未成年口座)の開設も可能

SBI証券は投資の初心者から経験者まで幅広い方におすすめの証券会社です。

自分の投資スタイルに合わせた手数料プランを選んで取引することで、取引コストを抑えながら効率的に運用が行えます。

SBI証券の口座をお持ちでない方は、ぜひこの機会に口座開設してみましょう。

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なお、SBI証券については「SBI証券の評判を徹底解説」で詳しく説明していますので本記事とあわせてチェックしておきましょう。

目次

SBI証券の口座開設の流れ

SBI証券での口座開設は大きく分けると4つのステップで完結します。

・口座開設申し込み
・本人確認書類の提出
・初期設定
・完了通知の受け取り

順番に確認していきましょう。

口座開設申し込み

SBI証券の公式サイトより自分のメールアドレスを登録します。

送られてきたURLに認証コードが送られるので、送付された認証コードを入力します。

氏名や住所などの本人情報を入力し、各種規約の確認を行います。

口座開設方法を「ネットで口座開設」もしくは「郵送で口座開設」のいずれかから選択します。

ネットで口座開設だと、郵送のやり取りが必要ないため手軽に口座開設ができます。

本人確認書類の提出

「ネットで口座開設」の場合

「ネットで口座開設」を選択した場合は、専用サイトから提出書類をアップロードします。

本人確認書類

「マイナンバーカード」あるいは「通知カードと運転免許証など」

上記が手元にあり、スマートフォンから撮影して提出可能な場合は郵送物の受け取りをすることなく、すべての口座開設手続きをネット上で完結させることができます。

取引開始までは最短翌営業日とスムーズに口座開設を行えます。

「郵送で口座開設」の場合

「郵送で口座開設」を選択した場合やスマートフォンを持っていない場合、上記の組み合わせの本人確認書類が手元にない場合は郵送でのやりとりが必要となります。

その場合の必要書類は以下のとおりです。

・マイナンバーカード+下記本人確認書類いずれか1種類
・通知カード+下記本人確認書類いずれか2種類
・運転免許証
・運転経歴証明書
・住民基本台帳カード(写真付き)
・パスポート
・住民票の写し
・健康保険証
・印鑑証明書

この場合は提出書類の審査終了後、郵送物の受け取りが完了してから口座開設が終了します。

ネットで口座開設の場合に比べて取引までに時間がかかるため、余裕を持って口座開設手続きを行うようにしましょう。

初期設定

口座開設申し込み後、初期設定を行うことができます。

初期設定は取引開始までに行う必要があるので、早めに対応しておきましょう。

「初期設定はこちら」からログインを行い、画面の指示に従って入力を進めていきます。

入力項目は以下のとおりです。

・連絡先・職業・勤務先(経営会社)について
・世帯主について
・インサイダー登録について
・振込先金融機関口座について
・国内株式手数料プラン、株式数比例配分方式の登録
・投資に関する経験について
・アンケートについて
・その他取引口座の申し込み

初回ログインをすることで、リアルタイム株価や四季報・株価ニュースなどの投資情報を閲覧できるようになります。

完了通知の受け取り

提出書類の審査が完了すると、口座開設完了通知が送られます。

これで口座の開設手続きは完了です。

申し込み手続き自体は早ければ数十分程度で完了することができます。

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なお、SBI証券での口座開設方法について動画で学びたいという方はビッコレTVがおすすめですので、本記事とあわせて是非チェックしておきましょう。

SBI証券の口座の種類

SBI証券では、さまざまなプランや口座が用意されているため、自分の投資スタイルに合わせて選択することができます。

押さえておきたい手数料プラン・口座の種類は以下のとおりです。

・スタンダードプラン
・アクティブプラン
・特定口座
・NISA口座

スタンダードプランとアクティブプラン

まず、取引にあたっては手数料のプランを選択する必要があります。

SBI証券ではスタンダードプランとアクティブプランの2種類が用意されています。

主な違いは以下の通りです。

約定代金スタンダードプラン(1回の手数料)アクティブプラン(1日の手数料)
5万円まで55円0円
10万円まで99円0円
20万円まで115円0円
50万円まで275円0円
100万円まで535円0円
150万円まで640円1,238円
200万円まで1,013円1,238円
300万円まで1,013円1,691円
3,000万円まで1,013円300万円以上は1,691円+100万円増加毎に+295円
3,000万円以上1,070円同上

スタンダードプランは、1注文の約定代金に応じて手数料の金額が決まります。

3,000万円までは1回当たりの注文金額が大きくなればなるほど手数料が高くなります。

3,000万円以上はどれだけ金額が大きくなっても手数料の上限は1,070円と定められています。

アクティブプランは、1日あたりの約定金額で取引手数料が変わります。

約定代金100万円までは手数料は無料で、100万円を超えると金額に応じて手数料が高くなる仕組みです。

100万円を超えてからの手数料はスタンダードプランよりも割高となっている点に注意しましょう。

自分がどちらのプランを選べばいいか、いくつか例に沿って確認してみましょう。

例1

50万円、30万円、10万円の注文を1日で出して合計90万円約定したケース
スタンダードプランの場合:275円+275円+99円=649円
アクティブプランの場合:0円

このケースでは、アクティブプランは手数料無料となります。

スタンダードプランでも649円と業界でも格安の水準です。

1日に何度も取引するが合計100万円は超えなさそうという人はアクティブプランが良いでしょう。

例2

80万円、50万円、30万円の注文を1日で出して合計160万円約定したケース
スタンダードプランの場合:535円+275円+275円=1,085円
アクティブプランの場合:1,238円

この場合だとスタンダードプランの方が安い手数料となります。

1日の約定金額が100万円を超える場合はスタンダードプランの方がお得です。

以上をまとめるとこのようになります。

手数料プランの選び方

・1日の取引額が合計100万円以上→スタンダードプランがおすすめ
・1日の取引額が合計100万円未満→アクティブプランがおすすめ

特定口座

特定口座とは、証券会社が投資家の代わりに税金の計算や納税手続きを行ってくれる口座のことです。

特定口座に対応する口座として一般口座がありますが、一般口座の場合は1年間の損益に対して自分で確定申告を行う必要があります。

特定口座を選択すると、SBI証券で発生した利益分の損益について自動で計算されます。

また、「源泉徴収あり」を選べばSBI証券が代わりに支払うべき税金を納税してくれます。

特定口座は無料で開設できるので、特にこだわりがなければ開いておくのがよいでしょう。

NISA口座

NISA口座は、株や投資信託などから得た利益を非課税で受け取ることができる口座です。

NISA口座を使わずに株式や投資信託の配当金や売却益を受け取った場合は、通常利益に対して20.315%の税金がかかります。

NISA口座を利用することで、税金を減らしてお得に運用することができます。

NISAについて押さえておきたいポイントは以下の点です。

NISAのポイント

・上場株式・株式投資信託の譲渡益・配当金が非課税対象
・日本に住む20歳以上の人が利用できる
・年間120万円の投資枠に対して最長5年間非課税で運用できる
・NISA口座は1人につき一つの金融機関で開設できる

NISAの非課税期間(5年間)が終了した後は、投資対象の値上がりによって保有商品の時価が120万円を超えていても翌年の非課税枠に移管することで非課税の恩恵をそのまま受け取ることができます。

NISAは一度商品を売却した場合はその枠の再利用はできないため、短期売買よりも中長期保有を目的とした投資に適しています。

自分にあった口座を見つけたら、SBI証券で口座開設しましょう。

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SBI証券の口座開設の手順|スマホ

スマホでの口座開設は以下の手順で行います。

口座開設申し込み

まず、SBI証券のスマートフォン専用サイトにアクセスします。

「無料口座開設はこちら」をタップします。

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メールアドレスを入力し、「次へ」ボタンをタップします。

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入力したメールアドレスに認証コードが送られてくるので、入力しましょう。

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「お客様情報の設定」画面に移動するので、画面の指示に従って入力しましょう。

SBI証券口座開設

本人情報の確認が終わったら、規約の確認へと進みます。

各種規約をしっかりと確認した上で、それぞれのチェックボックスに同意のチェックを入れましょう。

全て確認し終えると次のページへ進みます。

SBI証券口座開設

先ほど入力した情報が表示されるので、間違いがないか入念に確認しましょう。

修正がある場合は画面下部の「修正する」ボタンをクリックすることで元のページに戻って修正ができます。

SBI証券口座開設

最後に口座開設方法を選択します。

「ネットで口座開設」か「郵送で口座開設」のどちらかを選び、「申し込む」をタップしましょう。

SBI証券口座開設

申し込みが完了すると、ユーザーネームやログインパスワードが表示されるので、スクリーンショットやメモで控えるのを忘れないようにしましょう。

本人確認書類の提出

申し込み手続きが終わったら、続いて本人確認を行います。

先ほど控えたユーザーネームとパスワードでログインします。

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本人確認書類として提出する書類・提出方法を選択し、提出します。

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以上で本人確認が終わります。

初期設定

初期設定のための情報を画面の指示に従って入力します。

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完了通知の受け取り

口座が開設されたら、事前に指定した方法で「口座開設完了通知」を受け取ります。

メールもしくは郵送にて通知を受け取れば、口座開設が完了します。

以上の手順を参考にして口座開設してみましょう。

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SBI証券の口座開設の手順|PC

PCでの口座開設は以下の手順で行います。

口座開設申し込み

まず、SBI証券の公式サイトにアクセスし、「無料口座開設はこちら」をタップします。

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メールアドレスを入力し、「次へ」ボタンをタップします。

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メールで送られてきた認証コードを入力しましょう。

SBI証券口座開設

「お客様情報の設定」画面に移動するので、画面の指示に従って入力しましょう。

SBI証券口座開設

本人情報の確認が終わったら、各種規約の確認を行います。

各種規約を確認し、チェックボックスに同意のチェックを入れましょう。

SBI証券口座開設

先ほど入力した情報が表示されるので、間違いがないか確認してください。

修正がある場合は画面下部の「修正する」ボタンより元のページに戻って修正ができます。

SBI証券口座開設

続いて口座開設方法を選択します。

「ネットで口座開設」もしくは「郵送で口座開設」のどちらかを選択し、「申し込む」をタップします。

申し込みが完了すると、ユーザーネームやログインパスワードが表示されます。

忘れないようにスクリーンショットやメモで控えておきましょう。

SBI証券口座開設

本人確認書類の提出

続いて本人確認を行います。

先ほど設定されたユーザーネームとパスワードでログインし、本人確認書類として提出する書類・提出方法を選択します。

本人確認書類のアップロードが終わると完了です。

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初期設定

初期設定のための職業・勤務先などの情報を入力します。

SBI証券口座開設

完了通知の受け取り

口座が開設されたら、メールもしくは郵送で「口座開設完了通知」を受け取ります。

以上でSBI証券の口座開設が完了しました。

以上の手順を参考にして口座開設してみてください。

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SBI証券で未成年が口座開設する方法

SBI証券では未成年でも口座開設を行えます。

具体的に確認していきましょう。

未成年の口座開設要件

SBI証券での未成年口座の開設には条件があります。

未成年口座の開設の要件は以下の通りです。

1.満20歳未満であること。
2.未婚であること。
3.親権者のいずれか一方が当社インターネット取引口座を開設されていること。
4.親権者全員のご署名・ご捺印による「未成年口座開設及び取引に関する同意書(取引主体を未成年者とする未成年口座)」もしくは「未成年口座開設及び取引に関する申込書(取引主体を親権者とする未成年口座)」を提出すること。
5.親権者と未成年口座名義人の続柄を確認できる証明書類を提出すること。
6.未成年口座のパスワードにて、常に親権者が未成年口座の取引状況等を管理・把握できること。
7.口座開設する未成年本人ならびに親権者が日本在住であること。

未成年口座開設の流れ

未成年口座の開設の流れは以下の通りです。

1.専用フォームから開設書類の請求
2.本人(未成年者)と親権者の本人確認書類の準備
3.SBI証券から「口座開設申込書」を郵送
4.書類に記入の上返送
5.SBI証券から「口座開設手続き完了のご案内」を郵送
6.サイトへログインして利用開始

ジュニアNISAを合わせて開設する場合は、税務署の確認に1〜2週間程度かかる点は注意が必要です。

必要な本人確認書類

・マイナンバー記載の住民票
・親権者の運転免許証のコピー
・未成年者の健康保険証のコピー

ジュニアNISAについて

ジュニアNISAは、未成年の子供の将来に向けた資産形成のための非課税制度です。

最長5年間、年間80万円分の非課税投資枠での運用益が非課税となります。

ジュニアNISAは長期保有が前提となっている制度のため、子供の将来の教育資金づくりに役立てることができます。

また、ジュニアNISAの毎年の投資可能額が80万円なので、贈与税の基礎控除(年間110万円)の範囲内で贈与しつつ資産形成が行えます。

SBI証券のジュニアNISAでは、外国株式やIPO銘柄への投資も行えるため、幅広い商品に分散しつつ高いリターンを期待することができます。

さらに、SBI証券でのジュニアNISAでは国内株式・海外ETF(購入)の取引手数料が無料となっているためお得に運用をスタートできます。

未成年の方もSBI証券で口座開設してみましょう。

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SBI証券の口座開設でよくある質問

SBI証券の口座開設でよくある質問をまとめました。

口座への入金方法は?

SBI証券での入金方法は以下の4つです。

・即時入金
・リアルタイム入金
・銀行振込
・振替入金(ゆうちょ銀行)

各入金方法の特徴を以下の表にまとめました。

スクロールできます
即時入金リアルタイム入金銀行振込振替入金
入金手続きインターネットインターネットATM・銀行窓口等インターネット
利用時間24時間金融機関による金融機関による24時間
振込手数料無料無料振込元負担無料
反映タイミング即時即時
※金融機関によっては翌営業日
システム確認後入金時間帯によって異なる
必要な手続きインターネットバンキング契約口座振替登録振込用口座の開設サービスの申し込み

自分の契約している銀行などによって利用しやすい入金方法を選ぶと良いでしょう。

インターネットバンキング契約をしているのであれば、振込手数料無料で24時間即時反映される即時入金サービスの利用がおすすめです。

法人でも口座を開設できる?

法人でも口座を開設することはできます。

専用ボタンより口座開設の申し込みをすると、5日程度で「申込書」が郵送されます。

必要事項を記入・捺印し返送すると口座が開設されます。

法人口座の開設に必要なものは以下の4点です。

・代表印鑑
・お届出印鑑
・振込先金融機関(法人名義口座)
・本人確認書類

NISAとつみたてNISAの違いは?併用できる?

NISAとつみたてNISAは併用することができないため、どちらかを選んで開設することになります。

NISAとつみたてのNISAには、以下のような違いがあります。

スクロールできます
NISAつみたてNISA
非課税投資枠年間120万円年間40万円
期間5年間(ロールオーバーで最大10年間)20年間
投資可能期間2014年〜2023年2018年〜2037年
対象商品株式・投資信託・ETF・REIT投資信託・ETF

大きく異なる点は非課税投資枠の大きさと投資期間の長さです。

NISAは1年間当たりの投資可能金額は大きいですが、つみたてNISAの方が最終的な投資金額が大きくなります。

ある程度まとまった金額を一気に運用に回したい場合はNISA、老後に向けた資金を少しずつ積み立てていく場合はつみたてNISAの方が適しているでしょう。

ぜひ自分に合った口座を開設してみてください。

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SBI証券で口座開設する方法まとめ

本記事ではSBI証券で口座開設する方法や口座の特徴などについてまとめました。

この記事のまとめ
  • SBI証券の口座開設は4ステップで簡単に完結
  • SBI証券の手数料プランはスタンダードプランとアクティブプランの2種類
  • 税金の計算を代わりに行ってくれる特定口座の開設がおすすめ
  • NISA口座を開設すれば株式や投資信託の運用益を非課税で受け取れる
  • スマホ・パソコンでの口座開設も簡単に行えるのが特徴
  • SBI証券ではジュニアNISA(未成年口座)の開設も可能

証券会社はたくさんあるため、どこで開設していいか迷ってしまうという方はSBI証券がおすすめです。

投資の経験を問わず、自分に合った取引スタイルでの運用が行えます。

まだSBI証券で口座をお持ちでない方は、ぜひこの機会に開設しておきましょう。

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この記事を書いた人

MediaArgoを運営する、MediaArgo編集部です。金融・投資に関する情報をわかりやすく正確にお伝えします。

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