SBI・バンガード・S&P500とは?配当金や買い方・取り扱いのある証券会社を徹底解説
投資信託の中でも非常に人気の高いファンドとして挙げられるのが、SBI・バンガード・S&P500で、どのような評判なのか気になっているという方も多いのではないでしょうか。
SBI・バンガード・S&P500はS&P500へ投資できる投資信託で、コストや資金を少なく投資できるため初心者にもおすすめです。
今回は、SBI・バンガード・S&P500の特徴や評判、取引におすすめの証券会社について解説していきます。
- SBI・バンガード・S&P500はバンガード・S&P500 ETFに投資を行う投資信託
- 最低100円から購入できることやつみたてNISAで取り扱うことがメリット
- 運用手数料はバンガード・S&P500 ETFよりも高い
- コロナショック後2倍の基準価格になっているなどの運用成績は非常に高い
- 保有している投資家からの評判も高く初心者にも人気の銘柄
- SBI・バンガード・S&P500へ投資を行うなら、SBI証券が最適
SBI・バンガード・S&P500へ投資を行うなら、SBI証券が最適です。
SBI証券では投資信託の積立買付やつみたてNISA、iDeCoなどの幅広い取引方法が利用できるため、初心者でもリスクを抑えながら分散投資を効果的に行うことができます。
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とは?
「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・S&P500)」は米国のバンガード社が運用している人気ETFである「バンガード・S&P500 ETF(VOO)」に投資する投資信託です。
投資信託名 | |
---|---|
基準価格(2023年9月時点) | 21,715円 |
純資産(2023年9月時点) | 1,126,396百万円 |
分配金実績 | 0円 |
信託報酬 | 0.0938% |
運用会社 | SBIアセットマネジメント |
実質的にはバンガード・S&P500 ETFに投資を行った際とリターンはほぼ同じではありますが、ETFではなく投資信託として購入できるため、2つの商品の特徴は大きく異なります。
種類 | 特徴 |
---|---|
投資信託 | ・証券取引所に上場していない投資信託 ・毎日基準価格が固定 |
ETF | ・証券取引所に上場している投資信託 ・投資家達による売買状況によって価格がリアルタイムで変動する |
ETFは投資信託でありながら株価と同様に取引所の取引時間でリアルタイムに価格が変動するという性質を持つため、投資信託を株と同様の方法で取引できます。
一方で、投資信託は販売会社と投資家とのやりとりになるため、価格が変動せず安定的に運用できる事がメリットです。
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SBI・バンガード・S&P500の特徴
SBI・バンガード・S&P500の特徴として、以下の3つが挙げられます。
- バンガード・S&P500 ETFよりも最低投資金額が少ない
- つみたてNISAに対応している
- 運用コストはバンガード・S&P500 ETFよりも高い
SBI・バンガード・S&P500の3つの特徴について、詳しく確認していきましょう。
バンガード・S&P500 ETFよりも最低投資金額が少ない
SBI・バンガード・S&P500はS&P500に投資を行うバンガード・S&P500 ETFに投資する投資信託ですが、バンガード・S&P500 ETFよりも最低投資金額が少ないという点がメリットです。
商品名 | 最低購入金額 |
---|---|
SBI・バンガード・S&P500 | 最低100円〜 ※販売会社によって異なる |
バンガード・S&P500 ETF | 約45,000円(431米ドル) ※価格が変動する |
上記の表ようにSBI・バンガード・S&P500では、販売する証券会社によっては100円から購入することができ、どれだけ基準価格が上昇しても購入金額は変わりません。
一方で、バンガード・S&P500 ETFの現在価格は約431米ドルで、1口購入する場合にはおよそ45,000円の資金が必要になります。
さらに、バンガード・S&P500 ETFは価格が上昇すればするほど1口あたりの購入金額が増えていくため、長期的な積立投資などを行いにくいことがデメリットです。
したがって、少額から投資を行いたい場合や積立投資などの長期的な資産形成を検討している場合には、SBI・バンガード・S&P500がおすすめです。
少額から投資を始めたいという方は「単元未満株とは」「少額投資を徹底解説」の記事が参考になりますのでぜひチェックしておきましょう。
つみたてNISAに対応している
SBI・バンガード・S&P500はつみたてNISAという非課税制度に対応している投資信託で、リターンにかかる税金を抑えることが可能です。
つみたてNISAとは、2018年から取り扱いを開始した非課税の制度であり、毎年40万円までの積立投資の運用益が20年間非課税になるというメリットがあります。
例えば、SBI・バンガード・S&P500を一般の口座で購入し1年間で10,000円の利益が発生した場合には、20.315%の所得税、復興特別所得税、住民税が発生します。
したがって、10,000円の利益が発生しても2,031円は税金として徴収されてしまい手元に残る利益は7,969円しか残りません。
つみたてNISAを活用することで期間中の運用益に対して課税されないため、10,000円の利益が発生しても全額利益として手元に残ることがメリットです。
NISAについては「NISAにおすすめの証券会社」「NISAの始め方」「NISAのデメリット」などの記事がありますので是非ご覧下さい。
運用コストはバンガード・S&P500 ETFよりも高い
SBI・バンガード・S&P500は最低投資金額や低いことやつみたてNISAに対応しているなどのバンガード・S&P500 ETFを購入する以上のメリットがありますが、一方でデメリットも挙げられます。
SBI・バンガード・S&P500のデメリットは、バンガード・S&P500 ETFよりも信託報酬が高くなり、運用コストが高くなるという点です。
商品名 | 信託報酬(経費率) |
---|---|
SBI・バンガード・S&P500 | 0.0938%程度 |
バンガード・S&P500 ETF | 0.03% |
上記のように、SBI・バンガード・S&P500の信託報酬は0.0938%程度と、バンガード・S&P500 ETFの約3倍以上の信託報酬となっています。
SBI・バンガード・S&P500の信託報酬が高いというわけではありませんが、なるべくコストを抑えたいと思う場合には投資対象先が同じである分バンガード・S&P500 ETFの方が優れているといえるでしょう。
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SBI・バンガード・S&P500の価格動向
次に、SBI・バンガード・S&P500の価格動向についてチャートを見ながら確認していきましょう。
SBI・バンガード・S&P500は2019年に取り扱いを開始したばかりの比較的新しい投資信託です。
開始数ヶ月間は順調に右肩上がりを続けていましたが、2020年2月頃から新型コロナウイルスの影響による米国株の暴落が起因して基準価格が8,000円程度まで減少しました。
しかし、2020年の5月以降から徐々に価格が戻り始め、そのまま現在まで上昇トレンドを続けています。
現在の価格は約17,000円で、コロナショック直後の価格から2倍以上に成長していることを考えるとS&P500の運用成績がいかに高いかがわかるでしょう。
直近1年間の運用利回りも+45.78%と投資信託としては破格の伸び率であり、今後に期待が持てる銘柄です。
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SBI・バンガード・S&P500の評価/評判
次に、SBI・バンガード・S&P500を実際に運用している人の評価や評判について確認していきましょう。
ですね! 選ぶ商品にもよりますが、やはりパフォーマンスがでるのは eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500) eMAXIS Slim 全世界株式 SBI バンガード S&P500 楽天・全米株式インデックス・ファンド (楽天 VTI) 楽天・全世界株式インデックスファンド (楽天 VT) 辺りですねー
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【S&P500に連動する投資信託】 ①SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド ② eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 他にもファンドはあるが、手数料比較で安いものはこの二つ どちらも信託報酬(手数料)0.09%台 手数料が安ければその分、自分の利益に繋がる 今買うならこの二つがオススメ
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投資を始めようか迷っている方へ。 ①投資信託(楽天証券かSBIで買う) ②バンガード・S&P500 ETFに従うもの ③ノーロード(手数料無料) ますはこの条件でOK 1000円からでも良いから始めましょう。 1年後には効果を実感できるはず。
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SBI・バンガード・S&P500はS&P500に投資する投資信託の中でも手数料が安く、S&P500のパフォーマンスが非常に高いことから投資家達の満足度が非常に高い銘柄となっています。
500円や1,000円からでも手軽に投資ができるため、初心者が投資信託を始める場合にもおすすめの銘柄となっています。
また、SBI・バンガード・S&P500などの投資信託を購入する場合には、最低投資金額が低いSBI証券で購入することがおすすめという声も多く見受けられました。
SBI証券では、三井住友カードのクレジットカードを利用したつみたて投資を行うことでポイント還元率が3%となるなどお得なサービスが豊富なためこの機会に口座開設しましょう。
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SBI・バンガード・S&P500の人気証券会社
SBI・バンガード・S&P500の購入に人気の証券会社としては、次の3社が挙げられます。
それぞれの証券会社のメリットや人気の理由について、詳しく解説していきましょう。
SBI証券
取扱商品 | 国内株、投資信託、外国株、先物・オプション、FX、債券 など |
購入手数料(投資信託) | 無料 |
提供サービス | 単元未満株、貸株 など |
公式サイト | SBI証券公式サイト |
関連記事 | SBI証券の評判 |
- 投資信託の購入手数料無料、2,600本以上の銘柄を取り扱う
- 積立NISA、iDeCoなどの節税にも利用できる
- 最低投資金額が100円で、コツコツと資産形成が可能
SBI証券では、2,683本の投資信託を取り扱い様々な選択肢から選ぶことができるだけでなく、投資信託の購入手数料が無料で取引を始めやすい証券会社です。
取引方法も、通常の購入から定期買付サービス、つみたてNISA、iDeCoなど豊富で、自分の取引スタイルに合わせて最適な投資方法を選択できます。
また、三井住友カードのクレジットカードで投資信託を購入できるクレカ積立も魅力で、最大3.0%のVポイントが還元されるなど非常にお得です。
投資信託の保有でTポイントやPontaポイントがたまり、商品の購入にもポイントが利用できるため、初心者でも取引しやすいでしょう。
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auカブコム証券
取引手数料 (国内株・現物取引の場合) | 99円~ |
貯まるポイント | Pontaポイント |
その他の主なサービス | 投資信託用のSNS「ファンドスクエア」 ロボアドバイザー「信用ロボアド」 Pontaポイント投資 プレミアム積立 動画で学ぶ「kabu study」 オリジナル自動売買のプログラミング |
公式サイト | auカブコム証券公式サイト |
関連記事 | auカブコム証券の評判 |
- 投資信託全銘柄の購入手数料が無料、最低100円から購入できる!
- 投資信託の保有でPontaポイントがたまり、購入時にもポイントが使える
- SNS型投信アプリ「ファンドスクエア」で情報交換ができる
auカブコム証券では、投資信託の購入手数料が全銘柄無料で最低100円から銘柄を購入できるなど取引しやすい環境が揃っており、メリットが豊富です。
また、Pontaポイントとサービスを提携しているため、投資信託の保有残高に応じてPontaポイントが貯まるなど、お得なサービスがあります。
貯まったPontaポイントは投資信託の購入にも利用できるので、余ったPontaポイントでSBI・バンガード・S&P500を購入することも可能です。
また、SNS型投信アプリ「ファンドスクエア」では、auカブコム証券を利用する投資家同士で銘柄の情報交換が可能なため初心者の方に人気のサービスです。
マネックス証券
取引手数料 (国内株・現物取引の場合) | 取引毎手数料コース : 1注文ごとに55円(税込み)~ 一日定額手数料コース: 1日の約定代金合計に対して550円~ |
単元未満株 | ○(ワン株) |
その他の主なサービス | ロボアドバイザー「ON COMPASS」 SNS型投資アプリ「ferci」 投資情報メディア「マネクリ」 マネックスカード |
公式サイト | マネックス証券公式サイト |
関連記事 | マネックス証券の評判 |
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- つみたてNISA、iDeCo、つみたて投資信託に対応
マネックス証券は、取り扱う投資信託約1,000銘柄以上の購入手数料が無料であり、コストを抑えながら取引を始めることができます。
また、マネックス証券では、マネックスポイントという独自のポイントシステムを取り扱っており、投資信託の月内平均残高に応じて0.08%の還元率でマネックスポイントが貯まります。
貯まったマネックスポイントはマネックス証券内での銘柄の購入や手数料の支払いに利用できるだけでなく、dポイントなどの他のポイントや仮想通貨への交換など、使い道が豊富です。
つみたてNISAやiDeCoなどの非課税制度にも対応しているため、投資しながら節税したいという場合にも人気の証券会社となっています。
SBI・バンガード・S&P500の買い方
SBI・バンガード・S&P500に投資したいと思っている方でも、投資信託を購入するのが難しいのではと考えている人も多いのではないでしょうか。
投資信託の購入方法は非常にシンプルなため、初心者の方でも手軽に始めることができます。
ここからは、SBI・バンガード・S&P500の買い方について、SBI証券の取引画面を例に解説していきます。
銘柄を選択する
まずは、SBI証券のホームページにアクセスし、上部の青いタブから「投信」をクリックし「銘柄検索・取扱一覧」を選択します。
銘柄の検索画面と一覧画面が開かれるため、一覧から銘柄を選ぶか検索タブでキーワードを入力し検索しましょう。
SBI・バンガード・S&P500であれば、人気順No,1となっているため、銘柄一覧を開くとすぐに表示されます。
ファンド名をクリックすることで銘柄の詳細ページや注文画面に移れるため、まずはクリックしましょう。
注文条件を選択し、購入する
次に、銘柄購入画面での取引方法の説明をします。
個別銘柄の詳細ページでは、基準価格や手数料などの基本情報やチャートが表示されています。
SBI証券では次の4つの注文方法が利用できるため、自分の取引スタイルに合わせて選択しましょう。
- 金額買付
購入金額を入力し、購入する方法 - 口数買付
購入口数を入力し、口数に合わせた金額で購入する方法 - 積立買付
毎月の購入金額、購入日、購入タイミングを入力する方法 - つみたてNISA買付
つみたてNISA口座を利用し積立買付を行う方法
初心者の場合には、積立買付や金額買付などの購入金額単位で取引ができるものから選ぶとわかりやすいです。
また、つみたてNISA買付の場合には、NISA口座の開設が必要になるため注意しましょう。
手順が理解できた方は、ぜひSBI証券での口座開設から始めてみましょう。
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SBI・バンガード・S&P500のよくある質問
SBI・バンガード・S&P500に関するよくある質問として、次の3つを解説していきます。
- SBI・バンガード・S&P500のメリット・デメリットは?
- SBI・バンガード・S&P500に分配金・配当金はある?
- SBI・バンガード・S&P500の将来性で不安な点はある?
SBI・バンガード・S&P500のメリット・デメリットは?
SBI・バンガード・S&P500のメリットは、最低投資金額が100円からと低く、積立買付やつみたてNISAなどの幅広い取引方法に対応しているという点です。
特に、つみたてNISAは投資の利益が全額非課税となる優良な制度で投資初心者・経験者問わずおすすめなためぜひ活用しましょう。
一方で、デメリットとしては投資対象先であるVOOの信託報酬が0.03%であることを考慮すると、若干のコスト高となってしまう点が挙げられます。
SBI・バンガード・S&P500に配当金・分配金はある?
SBI・バンガード・S&P500には配当金や分配金の実績がないため、配当金目当てで投資信託を選ぶ場合には注意が必要です。
配当金はありませんが、年間利回りが40%以上と非常に高いパフォーマンスを持っているため、配当金以上に利益を得ることはできます。
したがって、運用成績の良い銘柄としてポートフォリオの一部に組み入れることもおすすめです。
SBI・バンガード・S&P500の将来性で不安な点はある?
非常に高いパフォーマンスを発揮しているSBI・バンガード・S&P500ですが、全く懸念点がないわけではありません。
2020年〜2021年にかけてS&P500が高い運用成績を残したのはコロナショックからの急速な経済回復が挙げられますが、米国が金融緩和政策を大規模に行ったことが大きいです。
しかし、金融緩和政策を大規模に実施すると、後々金利などを調整しインフレ対策を行う必要があるため、今後米国金利が引き上げとなった場合に株価が長期的に下落するリスクも考えられます。
したがって、SBI・バンガード・S&P500に投資する際には米国の経済政策に注目しておきましょう。
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SBI・バンガード・S&P500のまとめ
今回は、SBI・バンガード・S&P500について解説しました。
- SBI・バンガード・S&P500はバンガード・S&P500 ETFに投資を行う投資信託
- 最低100円から購入できることやつみたてNISAで取り扱うことがメリット
- 運用手数料はバンガード・S&P500 ETFよりも高い
- コロナショック後2倍の基準価格になっているなどの運用成績は非常に高い
- 保有している投資家からの評判も高く初心者にもおすすめの銘柄
- SBI・バンガード・S&P500へ投資を行うなら、SBI証券が人気
SBI・バンガード・S&P500はS&P500へ投資できる投資信託としては手数料が安く初心者にも人気の銘柄です。
つみたてNISAにも対応しており税金負担を抑えることができるため、SBI証券などのつみたてNISAが利用できる証券会社の口座開設を行いましょう。
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