株主優待とは?メリット・デメリットや買い方/もらい方を徹底解説!

株主優待とは
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「株主優待について詳しく知りたい!」「株主優待はどうやったら受け取れる?」

株主優待を目的に投資を検討する方も多いのではないでしょうか。

企業の株を一定数保有することで、商品やサービスを受け取れるのが株主優待です。

株主優待を目的に株式投資を始めるメリットは多いですが、同時にデメリットもあります。

どちらも把握したうえで投資するのが、リスク管理において重要です。

この記事では、株主優待のメリット・デメリットについて詳しく解説します。

さらに、株主優待におすすめの証券会社も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること
  • 株主優待とは企業が株主に商品やサービスをプレゼントする特典
  • 株主特有のサービスや商品を利用できる場合がある
  • 株主優待を目的に株を購入すると価格変動を気にせず長期的に保有できる
  • 株主優待が廃止されると急下落のリスクがある
  • 株主優待を目的に投資するならLINE証券が使いやすい

株主優待を目的に投資するなら、LINE証券を検討しましょう。

スマホアプリLINEから簡単に口座を開設でき、書類郵送などの手続きは必要ありません。

さらに、LINE PayやLINEポイントを利用して投資できるため、自己資金を利用せずにコストを抑えることも可能です。

公式LINEから定期的に情報が送信され、「割安な銘柄」や「人気の優待銘柄」について確認できるので、株主優待に使いやすい証券会社といえるでしょう。

LINE証券についてさらに詳しく知るには、公式サイトをチェックしてみてください。

目次

株主優待とは

株主優待とは、企業が株主に自社の商品やサービスをプレゼントする特典です。

株主優待

優待の内容は、自社の宣伝を兼ねた自社製品やサービスの商品券などが多く、保有する株数に応じて内容や量が変化します。

さらに、株主優待をもらうには条件があるため、投資する企業の公式サイトから確認しておくことが大切です。

基本的には、権利確定日に一定の株数を保有していることが条件になるので、投資する前にチェックしておきましょう。

株主優待のメリット

株主優待を受けるメリットは、以下の4つです。

株主優待のメリット
  • 配当に株主優待を合わせると利回りが高い
  • 株主特有の割引やサービスを取得できる
  • 株価の変動を気にせず長期保有できる
  • 株価下落時の下支えになる

1つずつ詳しく見ていきましょう。

配当に株主優待を合わせると利回りが高い

一般的な株式投資では、配当利回りでしか利益を獲得できません。

しかし、株主優待を提供する企業に投資すると、配当に加えて株主優待による商品やサービスも受け取れます。

株主優待を現金として受け取ることはありませんが、食品や日用品、商品券などで受け取れるため、日常生活での出費を抑えるのに役立ちます。

つまり、配当に株主優待を合わせると、利回りが高い銘柄が多いはずです。

日常生活で使える株主優待が受けられる銘柄に投資することで、出費を抑えながら利益が期待できるでしょう。

株主特有の割引やサービスを取得できる

株主優待では、株価を保有する企業から商品やサービスがプレゼントされます。

「おいしい食品」や「便利な日用品」などが送られる場合もあり、家計の節約になるでしょう。

中には、投資している企業ならではの割引やサービスを受け取れます。

一般消費者としては手に入れるのが難しい商品やサービスを受け取れる場合もあり、とてもお得です。

株価の変動を気にせず長期保有できる

株式投資を始める方の多くは、副業としてスタートするはずです。

投資している銘柄のチャートが下落すると、気になって仕事どころではありません。

しかし、株主優待を目的に投資していれば、一定以上の株価を長期的に保有しておく必要があります。

多少の価格変動は気にする必要がなく、本業に支障をきたすことはないでしょう。

株価下落時の下支えになる

株主優待を提供している企業は、株価の下落に強い傾向があります。

株主優待を目的に株を購入する人が多ければ、株価が下落しても簡単には手放しません。

投資家も株主優待を提供できるほど企業が安定していると考え、下落してもすぐに回復すると予想するのです。

そのため、株価下落時も株主優待が下支えとなり、株価の下落が抑えられるでしょう。

LINE証券はスマホアプリから簡単に口座開設できるので、この機会に公式サイトで詳細を確認しておきましょう。

株主優待のデメリット

株主優待には、3つのデメリットがあります。

株主優待のデメリット
  • 株主優待の管理はやや面倒
  • 株主優待欲しさに冷静な判断ができない場合がある
  • 株主優待が廃止されると急下落するリスクがある

それぞれのデメリットを確認したうえで投資を検討しましょう。

3つのデメリットについて、1つずつ解説します。

株主優待の管理はやや面倒

株主優待の発送は6月に集中しており、株主優待商品をチェックするのはやや面倒です。

投資する銘柄が少なければそこまで負担はありませんが、数十社に投資していると株主優待もかなりの数に。

中にはカタログで商品を選ぶものや、有効期限が設定されている場合もあるので、速やかにチェックしておく必要があります。

放置しておくとうっかり使い損ねることがあるため、株主優待の数を増やしすぎないこともポイントです。

株主優待欲しさに冷静な判断ができない場合がある

株主優待が提供される株は、下落しても長期的に持ち続ける人が多いでしょう。

しかし、大きく下落した場合には、損切りを決断しなければなりません。

損切りとは

損切りして売却すると、株主優待を受けられなくなるため、なるべく売りたくないと考える人が多く、売却タイミングを逃してしまうことも。

株主優待に気を取られて冷静に判断できない場合があるので注意しましょう。

株主優待が廃止されると急下落するリスクがある

株主優待は廃止や改悪が行われるケースがあります。

多くの投資家は株主優待を目当てに株を保有しており、廃止や改悪が起こると一気に売却されることも珍しくありません。

つまり、株価が急下落し、大きく損するリスクがあるのです。

業績が悪化すると株主優待の廃止や改悪が検討されるので、投資先の企業の業績はこまめにチェックしておきましょう。

株主優待におすすめの証券会社

ここからは、株主優待におすすめの証券会社を紹介します。

株主優待におすすめの証券会社

それぞれの特徴について、詳しく見ていきましょう。

LINE証券

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取引サービス国内株式(現物・信用・IPO・ETF・単元未満株)
投資信託
CFD
取引手数料(現物取引)55~1,070円
投資信託本数33本
非課税制度つみたてNISA
iDeCo
詳細LINE証券の公式サイト
関連記事LINE証券の評判

LINE証券スマホアプリLINEから株式投資が始められるので、とても手軽に取引できます。

国内株式・投資信託・CFDの3種類のサービスが利用でき、国内株式では「いちかぶ」という単元未満株の取引が可能です。

「いちかぶ」なら最低100円ほどから取引でき、リスクを抑えられます。

さらに、LINEアプリから簡単に口座開設できるので、書類の郵送などの手続きは必要ありません。

スマホアプリで手軽に取引でき、LINE PayやLINEポイントを利用した取引もできるので、少ない資金でリスクを抑えて取引したい人に最適です。

また、公式LINEで投資に関する情報を提供してくれるため、「割安な銘柄」や「人気の優待銘柄」をチェックできます。

知識や情報を身につけながら取引したい人にはLINE証券が使いやすいので、この機会に常識サイトを確認しておきましょう。

SBI証券

SBI証券
取引サービス国内株式(現物・信用・IPO・ETF・単元未満株など)
外国株式(米国・中国・韓国・EFTなど)
投資信託
先物・オプション
CFD 他
取引手数料(現物取引)55~1,070円
取扱外国本株5,194本
投資信託本数2,688本
非課税制度NISA
つみたてNISA
ジュニアNISA
iDeCo
詳細SBI証券の公式サイト
関連記事SBI証券の評判

取引サービスが多く、各サービスの銘柄数が充実しているのが特徴です。

国内株式はもちろん、外国株式でも多くの国に対応しており、大きな成長が期待されるシンガポールやベトナム、インドネシアなどを含む9カ国の株式を取り扱っています。

さらに、先物・オプションやCFDに加えて、金・銀・プラチナやFXなど品揃えの多さはネット証券トップクラス

SBI証券で口座を開設しておくと、さまざまな取引に挑戦できるでしょう。

\ 国内株式個人取引シェアNo.1 /

松井証券

取引サービス国内株式(現物・信用・IPO・ETF・単元未満株など)
外国株式(米国・ETF)
投資信託
先物・オプション
取引手数料(現物取引)1日の約定代金の合計50万円まで無料
100万円まで1,100円
200万円まで2,200円
※100万円増えるごとに1,100円加算
取扱外国本株496本
投資信託本数1,607本
非課税制度NISA
つみたてNISA
ジュニアNISA
iDeCo
詳細松井証券の公式サイト
関連記事松井証券の評判

松井証券は1998年にインターネット取引を開始した、ネット証券のパイオニアといえるでしょう。

取引手数料の安さに定評があり、現物取引の場合は1日の約定代金が50万円までは無料で取引できます。

さらに、25歳未満であれば、50万円を超えても上限なく無料で取引できるため、若者でも始めやすいでしょう。

また、安定したサイトパフォーマンスを追求したり、不正アクセス対策に力を入れていたりするので、安心感があります。

iDeCoやNISA、つみたてNISAにも対応している中長期的な投資にも向いている証券会社なので、ぜひ公式サイトも確認しておきましょう。

株主優待の始め方/やり方

株主優待を受けるには、証券口座を開設して対象の銘柄に投資しなければなりません。

まずは、証券口座の開設手順を確認しておきましょう。

LINE証券を例に口座開設の手順を紹介します。

LINE証券の口座開設手順
  1. 口座開設の申込みを選択する
  2. 本人情報を入力する
  3. 携帯電話番号でSMS認証をする
  4. 本人確認情報を提出する
  5. 暗証番号を設定すると口座設定完了

LINE証券での口座開設手順は、上記の5ステップです。

1つずつ詳しく確認してきましょう。

1.口座開設の申込みを選択する

LINE証券の公式サイトから「エントリーして口座開設を申し込む」をタップします。

すると、LINEアプリの起動画面が表示されるので「LINEアカウントでログイン」をタップしてください。

利用規約を確認して次に進むと、確定申告の方法を尋ねられます。

確定申告の方法はLINE証券に任せる」か「自分で確定申告をする」の2種類です。

特にこだわりがない方は、手軽に済ませられる「LINE証券に任せる」を選びましょう。

2.本人情報を入力する

続いて「必要事項」を確認して「本人情報」を入力します。

年齢や国籍などの必要事項チェックを済ませたら、氏名や性別、住所などの本人情報を入力しましょう。

後に提出する本人確認情報と照合されるため、正確な情報を入力する必要があります。

誤りがあると審査を通過できず、口座開設ができません。

よく確認しながら慎重に入力しましょう。

3.携帯電話番号でSMS認証をする

本人情報を入力したら、SMS認証の画面が表示されます。

携帯電話のSMSに送信された認証コードを入力し、認証を済ませてください。

コードが届かない場合は、再送信ボタンをタップして確認しましょう。

4.本人確認情報を提出する

本人確認に必要な書類は「マイナンバー個人番号カード」のみ。

個人カードがない場合は、以下の組み合わせで書類を準備しましょう。

本人確認書類の組み合わせ
  • マイナンバー個人番号カード
  • マイナンバー通知カード+運転免許証
  • マイナンバー入りの住民票の写し+運転免許証
  • マイナンバー入りの住民票の写し+健康保険証

「かんたん本人確認」を利用すると、オンライン上で本人確認が可能です。

マイナンバー個人カードもしくは、運転免許証と自分の顔をスマホで撮影するだけで「かんたん本人確認」は完了です。

5.暗証番号を設定すると口座設定完了

最後に6桁の暗証番号を設定します。

自分の好きな番号を設定し、メモしておきましょう。

審査を通過するとLINEでメッセージが届きます。

口座開設が完了したら、以下の方法で入金し、取引を始めましょう。

スクロールできます
入金方法手数料特徴
LINE Pay無料・LINE Pay Moneyアカウントが必要
・スマートフォンのLINE pay画面で操作が必要
LINE Payに登録している銀行口座無料・LINE Pay Moneyアカウントが必要
・スマートフォンのLINE pay画面で操作が必要
提携金融機関のインターネットバンキング
(クイック入金)
無料・提携金融機関でのインターネットバンキング契約が必要
LINE証券の入金専用口座への振込みかかる・割り当てられた入金専用口座への振り込みが必要

おすすめ株主優待銘柄の例

おすすめ株主優待銘柄の例を3つ紹介します。

おすすめ株主優待銘柄の例
  • イオン
  • すかいらーくホールディングス
  • 味の素

上記銘柄の株主優待について、詳しく見ていきましょう。

イオン

イオンやマックスバリュなどの直営店での買上金額に対して、保有株に応じた返金率でキャッシュバックされます。

半期で100万円の買上金額に適用されるので、日常生活の出費を抑える株主優待としておすすめです。

さらに、3年以上保有すると、イオンのギフトカードも進呈されます。

ギフトカードは以下のように保有する株数に応じた金額です。

ギフトカード保有株数
2,000円分1,000株以上
4,000円分2,000株以上
6,000円分3,000株以上
10,000円分5,000株以上

すかいらーくホールディングス

すかいらーくホールディングスは、ガストをはじめ洋食や中華、和食など数多くのレストランを運営しています。

グループ合計で3,000店舗を展開しており、株主優待は自社グループで利用可能なグルメカードです。

保有株数ごとにカードの金額は異なり、以下のようになっています。

グルメカード保有株数
2,000円分100株以上
5,000円分300株以上
8,000円分500株以上
17,000円分1,000株以上

味の素

味の素の株主優待では、以下の2種類から選択できます。

味の素の株主優待
  • 味の素グループ商品の詰め合わせセット
  • 寄付

上記のいずれかを選択するか、両方を選ぶことも可能です。

詰め合わせセットを選ぶと、100株以上の保有で1,500円相当、500株以上で3,000円、1,000株以上で4,000円相当の優待品を受け取れます。

さらに、1,000株以上を3年以上継続して保有すると、7,000円相当の味の素グループ商品もしくは寄付を選択することが可能です。

味の素グループのさまざまな食品がプレゼントされるので、日常生活に役立つのはもちろん、何が送られてくるか楽しみに待てるでしょう。

株主優待に挑戦してみたい方は、LINE証券公式サイトを確認し準備を進めてみましょう。

株主優待に関するよくある質問

株主優待に関するよくある質問をまとめると、以下の3つです。

株主優待に関するよくある質問
  • 株主優待はどうすれば貰える?
  • 優待品はいつ届く?
  • 株主優待を提供する企業はいくつある?

1つずつ詳しく見ていきましょう。

株主優待はどうすれば貰える?

株主優待を受け取るには、まず口座開設が必要です。

その後、投資先の株を選び、株主優待の条件を満たした株数を購入します。

利益確定日まで待ち、2〜3ヶ月後に手元に届きます。

優待品はいつ届く?

優待品が届くタイミングは企業によって異なります。

一般的には、利益確定の2〜3ヶ月後に届く予定です。

具体的なタイミングは、投資する企業の公式サイトでチェックしておきましょう。

株主優待を提供する企業はいくつある?

株主優待を提供する企業は、2022年4月時点で1,489種類あります。

企業ごとに優待内容は異なるので、興味のある企業はチェックしてみましょう。

株主優待を始める方は、これらの質問を参考にしつつ、スマホ1台で取引できるLINE証券公式サイトを確認しておきましょう。

株主優待のまとめ

この記事では、株主優待のメリット・デメリットについて解説しました。

株主優待では、投資先の企業から商品やサービスを受け取ることができます。

食品や日用品などが多いため、日常生活で利用でき、食費や生活費を抑えるためにも役立ちます。

さらに、株主優待を目的に株を購入すると、価格変動を気にせず長期保有できるので、チャートを確認する必要がありません。

株価の変動を気にせず長期保有できるのも、株主優待を目的に投資する大きなメリットといえるでしょう。

この記事でわかること
  • 株主優待とは企業が株主に商品やサービスをプレゼントする特典
  • 株主特有のサービスや商品を利用できる場合がある
  • 株主優待を目的に株を購入すると価格変動を気にせず長期的に保有できる
  • 株主優待が廃止されると急下落のリスクがある
  • 株主優待を目的に投資するならLINE証券が使いやすい

株主優待を目的に投資するなら、LINE証券を検討しましょう。

スマホアプリLINEから手軽に口座を開設でき、取引もスマホ1つで行えます。

手数料は業界最低水準なので、低コストで取引することが可能です。

LINE証券の詳しい情報は、公式サイトからチェックしてください。

この記事を書いた人

MediaArgoを運営する、MediaArgo編集部です。金融・投資に関する情報をわかりやすく正確にお伝えします。

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