【初心者向け】株のスクリーニングの条件やコツ・ツールを徹底解説!

株 スクリーニング
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「これから株式投資を始めたいけど、どうやって銘柄を選んだらいいのかわからない」

資産運用が広まる中、株式投資を始めようと思っても銘柄選びに苦戦している方は多くいるでしょう。

そんな方に向いているのが、スクリーニングを利用して株式を購入することです。

スクリーニングは、簡単に言えば、自分が求めている条件を設定し、それに合った銘柄を見つけ出す作業のことです。

この記事では、株式のスクリーニングについて、詳しく解説します。

スクリーニングの種類やコツ、条件の設定など、株式投資をするうえで知っておきたいことについても解説するので、ぜひ参考にしてください。

この記事からわかること
  • スクリーニングは条件を設定してそれに合った銘柄を探し出すこと
  • スクリーニングをするときは、自分の目的に合わせた条件を設定することがコツ
  • スクリーニングをしても、毎回利益を出せるわけではないことに注意
  • スクリーニングをして株式投資をするならSBI証券が使いやすい

スクリーニングをして実際に株式を購入するには、証券会社の口座開設が必要です。

これから口座開設するのであれば、SBI証券を検討してみると良いでしょう。

SBI証券はネット証券国内株式個人取引シェアNo.1を誇る人気の証券会社です

SBI証券を使ってスクリーニングすることもでき、投資できる銘柄も豊富にあります。

どの証券会社にしたらいいのか迷っている方は、SBI証券の公式サイトで詳細を確認してみましょう

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目次

株のスクリーニングとは

そもそも株のスクリーニングとは、条件を設定し、その条件に適した銘柄を探し出すことを指しています。

2022年5月現在、日本の上場企業は3,800社を超え、その中から魅力のある銘柄を探すのは困難です

CMやスーパーなどで見かける会社しか知らなく、投資対象もそれらの中から選ぶことになります。

また、株のスクリーニングをすることで、自分の条件に合った銘柄が分かるようになるのです。

たとえば、財務諸表が安定して緩やかに成長していく割安株を選びたい場合、後ほど紹介するPERやPBRなどの割安度がわかる指標でスクリーニングします

一方、これからどんどん成長していく成長株を選びたい場合、売上増加率などの成長性がわかる指標でスクリーニングします

このように、自分が投資企業に求めていることを、自動的に選出してくれるのです。

その結果、自分に合った銘柄へ投資できるようになります。

株のスクリーニングの条件

株のスクリーニングには、いくつかの条件があります。

株のスクリーニングの条件
  • 企業業績や財務状況
  • 投資指標

以下で詳しく解説します。

企業業績や財務状況

スクリーニングの条件として、企業業績や財務状況の良い企業を絞り込むことができます。

企業業績や財務状況のいい企業は、企業成長性が見込め、倒産などのリスクが比較的少ないなどのことが分かるため、企業の中身を知るための条件として外せません

たとえば、「自己資本当期利益率(ROE)」で企業の安全度を確かめられます。

自己資本当期利益率(ROE)は、自己資本に対して当期純利益がどれくらいあるのかを示しています。

数値が高いほど良いと判断されます。

また、「利益増加率」で企業の成長性を確認できます

利益増加率は、企業の利益を元に成長性を示します。

数値は高いほど良好とされますが、営業利益か当期純利益かで、どのような成長性があるかをみることができます。

投資指標

スクリーニングの条件として、株価水準から見た割安度を計る条件など、投資指標を見ることもできます。

たとえば、「株価収益率(PER)」で、株価の割安さを判別できます。

PERは、「株価÷1株当たり利益(EPS)」で算出されます。

1株当たり利益(EPS)とは、会社の当期利益を発行した株式数で割って出した数値です。

このPERが低いと、今の株価が過小評価されていると判断され、購入の材料となります

業種にもよりますが、一般的に日本株のPERは15倍程度と言われており、PERが15倍を下回っているかどうかを目安にしてみてもいいでしょう。

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株のスクリーニングのコツ

株のスクリーニングをする際は、以下で紹介するコツを抑えておきましょう。

株のスクリーニングのコツ
  • 指標の意味を理解しておく
  • 自分に合った投資を行う
  • ニュースを見て先回りする

以下で詳しく解説します。

指標の意味を理解しておく

まずは、指標の意味をしっかりと理解するようにしましょう。

特に、企業の本質的な価値である「ファンダメンタルズ」で使われている指標は、理解しておくことが大切です。

特に先ほど紹介したPERやROEなどは、スクリーニングをする上でよく利用します。

スムーズにスクリーニングができるよう、これらの指標の意味は覚えておくようにしましょう。

自分に合った投資を行う

スクリーニングのコツとして、自分に合った投資を行うことが挙げられます。

たとえば、値動きが落ち着いている株式へ投資して、安定した配当金や株主配当を得たいと考えている方は、時価総額が大きく、財務諸表が安定して緩やかに成長していく割安株を選びましょう

反対に、投資で大きな利益を狙っているという方は、時価総額が比較的小さく、これからの成長を期待されている成長株を選びましょう

時価総額が小さいと、その分だけ大きく上する余地があるということになります。

ただ、成長株は値動きが激しく、特に決算などで成長性が見込まれなければ、大きな下落を受けることとなるので注意してください。

ニュースを見て先回りする

ニュースを見て、時代の先回りをしてスクリーニングをすることも、利益を上げるためのコツです。

これから伸びていくことが予想される分野の中にいる株のことを、テーマ株と呼びます。

今だと、自動運転やメタバースなどがテーマ株の代表格だと言えるでしょう。

テーマ株は、以下に先回りして買うかが重要であり、その中でも生き抜いていける株を購入するのは、非常に困難です。

ただ、その分、スクリーニングが成功したときの利益はかなり大きくなります

一般的にテンバガーと呼ばれる株式は、このテーマ株から出てくることが多いです。

SBI証券では無料でスクリーニングできるので、株式投資を始められる方は公式サイトを確認しておきましょう。

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株のスクリーニングのツール

株のスクリニーングのツールとは、投資銘柄を選ぶとき、投資家がスクリーニングをするために使用するツールです。

スクリーニングだけ知っていても、ツールを使えなければ、投資銘柄を絞り込むことはできません。

スクリーニングツールは、各証券会社が提供してるだけでなく、独立したサービスもあります。

その中でも投資初心者が使いやすいツールをご紹介します。

株のスクリーニングのツール
  • Yahoo!ファイナンス
  • MINKABU
  • SBI証券

以下で詳しく解説します。

Yahoo!ファイナンス

Yahoo!ファイナンスは、非常に使いやすいので、投資初心者にも向いています。

専用アプリをダウンロードし、「スクリーニング」のメニューから条件を設定し、銘柄を選びます

また、スクリーニングに加えて、実際に購入した銘柄と取得単価を記入することで、現時点での損益が把握できます。

フォルダーを複数作れるため、それぞれの条件ごとに分けておくことで、あとから振り返りをしやすくなります

MINKABU

MINKABUのスクリーニング機能では、さまざまな条件を設定して銘柄を絞り込むことができます。

業績の良い企業であったり、今話題になっている旬のテーマ株であったりなど、豊富な条件で銘柄を探せます

また、MINKABUのサイト内で、銘柄を調べると、投資家がその銘柄の株価を高いと思っているか、安いと思っているかなどの情報も出てきます

これを見て、売り買いしない方が良いかもしれませんが、スクリーニングの一つとして使ってみるのもいいでしょう。

SBI証券

ネット証券のスクリーニングツールも、レベルが高いので、積極的に利用しましょう。

基本的にネット証券の口座開設さえしていれば、無料で利用できます

ネット証券の中でも、SBI証券はネット証券国内株式個人取引シェアNo.1を誇る人気の証券会社です。

操作性もよく、スクリーニングを利用し、細かく条件設定することもできます。

株式投資をするのであれば、どちらにしても証券会社の口座開設が必須なので、この機会にSBI証券の公式サイトをチェックしてみてください

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株のスクリーニングが使いやすい証券会社

株のスクリーニングが使いやすい証券会社は、以下の3社です。

株のスクリーニングが使いやすい証券会社

それぞれの証券会社の特徴や、株のスクリーニングが使いやすい理由について詳しく解説していきます。

SBI証券

SBI証券
取扱商品国内株、投資信託、外国株、先物・オプション、FX、債券 など
提供サービス単元未満株、貸株 など
公式サイトSBI証券公式サイト
関連記事SBI証券の評判

SBI証券はネット証券国内株式個人取引シェアNo.1を誇る人気の証券会社です。

ネット証券の中でも最低水準の手数料体系を展開しているところや、取扱銘柄が豊富な点で人気を集めています。

そんなSBI証券では、スクリーニングツールも提供しています。

費用は当然無料で利用できるので、気軽に株式投資を始めることができます

現在人気を集めている、つみたてNISA米国株投資にも対応している証券会社なので、これから投資を始めようとする方は、公式サイトをチェックしてみてください。

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マネックス証券

取扱商品国内株、投資信託、外国株、先物・オプション、FX、債券 など
提供サービス単元未満株、貸株 など
公式サイトマネックス証券公式サイト
関連記事マネックス証券の評判

マネックス証券では株式投資だけでなく、為替取引(FX)など幅広い金融商品を取り扱っています。

そんなマネックス銘柄スカウターには「10年スクリーニング」機能があります。

通常提供されている「スクリーニング」機能は、直近の通期業績や今期の会社予想などを対象にしたスクリーニングしたものが多くあります。

一方で、銘柄スカウターに搭載した「10年スクリーニング」を活用することで、「過去10年間の業績」や「直近の四半期業績」を対象にスクリーニングできます。

これまでは困難だったことが、マネックス証券の10年スクリーニングで容易になります。

また、マネックス証券では、米国株の取扱銘柄数が4000種類以上と豊富です。

米国株にもスクリーニングは利用できるので、米国株投資をする方はマネックス証券の公式サイトをチェックしてみてください

松井証券

松井証券
取扱商品国内株、投資信託、外国株、先物・オプション、FX、債券 など
提供サービス単元未満株、貸株 など
公式サイト松井証券の公式サイト
関連記事松井証券の評判

松井証券は、J.D.パワーの個人資産運用顧客満足度ナンバーワンを獲得している証券会社です

1日の約定代金が50万円以下であれば取引手数料が無料であったり、25歳以下の取引手数料を無料にしたりするなど、手数料体系に力を入れています。

松井証券のスクリーニングの特徴として、「QUICKリサーチネット」と連係した銘柄探しが可能であることが挙げられます。

スクリーニングを終えて、最後のニュースを確認するときに、わざわざ別タブを開かなくてすむので、手間がかかりません。

スクリーニングを行って銘柄選定をしてから株式投資をしたい方は、松井証券の公式サイトをチェックしてみてください。

株のスクリーニングの注意点

株のスクリーニングをする際は、以下の注意点に気を付けましょう。

株のスクリーニングの注意点
  • いろいろなスクリーニングを試してみる
  • スクリーニングを終えたらさらに精査する

以下で詳しく解説します。

いろいろなスクリーニングを試してみる

いろいろなスクリーニングを試してみることで、思いがけない銘柄を知ることができます。

スクリーニングをして銘柄探しをするメリットは、「自分がまだ知らない銘柄に出会える」ことだと思います。

そのため、株のスクリーニングを1つに固定するのではなく、何回かスクリーニングを行ってみると良いでしょう

もちろん、株のスクリーニングに慣れてきた方は、1つに固定してもいいですが、まだ慣れていない方は、色々な銘柄を知るためにもスクリーニングを複数回行ってみましょう。

その中で、この条件だとダメだなという感覚が分かるようになります。

スクリーニングを終えたらさらに精査する

スクリーニングに出てきた銘柄をすぐに投資しても、その投資が成功する確率は高くないでしょう。

なぜならスクリーニングだけだと、その企業の本質を見抜くことができないからです。

たとえば、成長株に投資をしようと思ってスクリーニングを行い、出てきた銘柄AとBだとします。

Aはコロナウイルスによる在宅勤務の影響で、大きな利益を伸ばし、今回のスクリーニングに入ってきました。

Bは半導体企業の会社で、工場を増設することが期待され、今回のスクリーニングに入っています。

この2社を比べるとき、アフターコロナを意識すると、Bは投資対象として適当ですが、A社は適当とは言えません。

このように、ひとくくりに成長株といっても、何を稼ぎ頭に成長しているか、またこれまではどうだったか、これからの世界はどうなるのかなどの将来性を細かくチェックし、投資を行うようにしましょう

株のスクリーニングのまとめ

今回は、株式投資のスクリーニングについて、条件設定のコツや注意点などを解説してきました。

最後に、ここまで解説した内容をまとめてみました。

この記事の要点
  • スクリーニングは条件を設定してそれに合った銘柄を探し出すこと
  • スクリーニングをするときは、自分の目的に合わせた条件を設定することがコツ
  • スクリーニングをしても、毎回利益を出せるわけではないことに注意
  • スクリーニングをして株式投資をするならSBI証券が使いやすい

スクリーニングをして実際に株式を購入するには、証券会社の口座開設が必要です。

SBI証券はネット証券国内株式個人取引シェアNo.1を誇る人気の証券会社です

SBI証券を使ってスクリーニングすることもでき、投資できる銘柄も豊富にあります。

どの証券会社にしたらいいのか迷っている方は、SBI証券の公式サイトで詳細を確認してみましょう

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この記事を書いた人

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