【一覧】株式投資の用語を徹底解説|基礎用語から専門用語まで分かりやすく説明

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株・投資をするにあたって専門用語を理解しておくことは重要です。

数が多く、理解が難しい用語もあるので「初級者・中級者・上級者」のレベルごとに知っておくと役立つ用語を解説します。

株・投資の用語について理解を深めたい方は、ぜひ参考にしてください。

この記事から分かること
  • 初級者は、よく目にする基礎用語から理解する必要がある
  • 中級者は、リスクや指標に関する用語を知っておくと役立つ
  • 上級者は、細かい指標や買い方について理解することが重要
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目次

株・投資の用語を勉強する意義

株・投資の用語を知らずに始めると、気づいた時には大きな損失が発生していることも少なくありません。

すべての用語の意味を詳しく理解する必要はありませんが、よく聞く用語は最低限知っておくことが重要です。

基礎用語を理解しておくと、株・投資の大まかな仕組みが分かるようになり、より一層楽しめるようになるでしょう。

株の勉強方法についての記事も参考になりますので、ぜひご参照ください。

株・投資の用語|初心者向け

これから株・投資を始める初心者の方が知っておくべき基礎用語を解説します。

株・投資について知らないことが多い方は、ぜひチェックしてください。

取引場所についての用語

取引場所についての用語は「証券取引所」「証券会社」の2つです。

株取引をするうえで取引場所は必ずかかわることになるので、それぞれの用語を理解しておきましょう。

証券取引所

証券取引所とは、株や債権の売買を行う施設のことです。

日本には以下4つの証券取引所があり、それぞれが市場を開設しています。

日本の証券取引所
  • 東京証券取引所(東証)
  • 名古屋証券取引所(名証)
  • 福岡証券取引所(福証)
  • 札幌証券取引所(札証)

一方、海外の主要な証券取引所は、アメリカの「ニューヨーク証券取引所(NYSE)」ナスダック(NASDAQ)」イギリスの「ロンドン証券取引所」ドイツの「フランクフルト証券取引所」などです。

証券取引所に売買の注文が出せるのは、一定の条件を満たした証券会社などであるため、投資家は証券会社を通じて売買の注文を出さなければなりません。

証券会社

証券会社とは、投資家と株を発行した企業の間で売買の取り次ぎや引き受けを行う会社です。

株取引は証券会社を通じて行われ、有名なのは五大証券と呼ばれる以下の企業になります。

五大証券
  • 野村證券
  • 大和証券
  • SMBC日興証券
  • みずほ証券
  • 三菱UFJモルガン・スタンレー証券

最近ではネット上の操作だけで売買の取引ができる「ネット証券」が注目を集め、主流となってきています。

ネット証券についてはネット証券会社おすすめランキングを是非ご参照ください。

注文についての用語

株取引の注文でよく目にする用語は「成行注文」「指値注文」「逆指値注文」の3つです。

それぞれの違いをみていきましょう。

成行注文

「値段に関係なく売買したい」というように、値段を指定しない注文方法を成行注文といいます。

注文した時点で株価が決まるため、売買が成立しやすいのがメリットです。

ですが、値段を指定していないので、想定外の値段で売買が成立してしまうことがあるので注意してください。

指値注文

買いたい値段や売りたい値段を指定する注文方法を指値注文といいます。

買い注文では上限値を設定し、売り注文では下限値を設定するので、指定価格より高く買ってしまったり、安く売ってしまうことはありません。

しかし、指定した価格での注文がない場合は、取引が成立しないことがあります。

指値注文と逆指値注文

逆指値注文

逆指値注文とは、指定した価格以下で買い、指定した価格以上で売るという指値注文と逆の注文方法です。

逆指値注文をすることで、最大の損失を確定させられます。

損失を大きくさせたくない場合に有効な注文方法です。

銘柄についての用語

株取引の銘柄を大きく分けると「個別銘柄」「単元未満株」「ETF」「投資信託」の4つです。

それぞれの違いを簡単に解説します。

個別銘柄

個別銘柄とは、例えばオリックス社といった風に、〇〇社の株のように企業ごとの個別の銘柄を指します。

成長が期待できる企業や、自分の好きな企業などに自由に投資できるのが個別銘柄の特徴です。

単元未満株

銘柄ごとに決められている最低売買単位に満たない株式のことを単元未満株といいます。

単元未満株は、株式分割や会社の合併、子会社化など発生の理由はさまざまです。

株式分割

通常の株取引は100株単位で行われ、東証一部上場企業の平均株価は約2,000円であることから、取引には20万円が必要となります。

しかし、単元未満株であれば1株から取引できるため、2,000円程度から気軽に始められます。

投資信託

投資信託とは、投資家から集めた資金を運用のプロであるファンドマネージャーが株式や債権に投資、運用することで利益を生み出して還元する仕組みです。

少額からスタートでき、複数銘柄に分散されるためリスクが抑えられます。

一方、元本保証がないことや、株のようにリアルタイムに売買できないなどのデメリットもあります。

ETF

ETFとは「Exchange Traded Fund」の略で、日本語では「上場投資信託」と呼ばれます。

非上場企業の株を売買する投資信託とは異なり、ETFでは上場企業の株を売買するのでリアルタイムな取引が可能です。

さらに、EFTの投資対象は複数の銘柄で構成されているので、リスクを抑えた分散投資ができます。

利益についての用語

株・投資で必ず押さえておきたいのが利益に関する用語です。

利益には「キャピタルゲイン(値上がり益)」「インカムゲイン(配当益)」「株主優待」の3週類があるので、詳しくみていきましょう。

キャピタルゲイン(値上がり益)

株を購入時より高い価格で売却することで得られる利益を「キャピタルゲイン(値上がり益)」といいます。

安く買って高く売ることで得られる株式投資における基本的な利益です。

インカムゲイン(配当益)

企業が事業によって得た利益を投資家に還元するために支払われる利益を「インカムゲイン(配当益)」といいます。

日本企業は年に1〜2回の配当が一般的ですが、アメリカでは年に4回支払う企業もあるので、インカムゲインの獲得を目的とした投資家も少なくありません。

株主優待

企業が株主に自社の商品やサービスを提供することを株主優待と呼びます。

株主優待は日本独自の制度であるため、アメリカなどの海外ではほとんど見られません。

購入したタイミングや、企業の業績によって受け取れないこともあるので注意が必要です。

節税についての用語

株・投資で税金を抑えられる制度は「iDeCo」「NISA」「つみたてNISA」の3つです。

株取引に無縁な方でも一度は耳にしたことがあるこれらの用語について、簡潔に解説します。

iDeCo

iDeCo(個人型確定拠出年金)とは、任意加入の年金制度の1つです。

加入申し込みから掛金の運用までを自分で行い、運用益と共に掛金を受け取れます。

iDeCoでは掛金や運用益、受け取り時に税制優遇措置があります。

iDeCoの税制優遇措置
  • 掛金が全額控除となり、所得税・住民税を抑えられる
  • 運用益は非課税なので、すべてが年金資産になる
  • 年金として受け取ると「公的年金所得控除」一時金として受け取ると「退職所得控除」の対象になる

現在では20〜65歳の学生やフリーランス、専業主婦など多くの人が対象です。

NISA

NISAとは、2014年にスタートした個人投資家向けの税制優遇制度です。

通常の株式投資による利益や配当の受け取りには、約20%の税金がかかります。

NISAでは毎年120万円までの非課税枠が設定され、120万円内で購入した株式などの金融商品から生まれた利益には、5年間税金がかかりません。

つみたてNISA

つみたてNISAとは、少額での分散投資を支援するための非課税制度です。

購入できる金額は40万円で期間は20年

購入可能な商品は長期的な分散投資に適した一定の投資信託に限られています。

株・投資の用語|中級者向け

株・投資で知っておくと役立つ中級者向けの用語を解説します。

中級者向けにお伝えするのは「リスクについての用語」「株価指標についての用語」「会社の経済状況を示す指標についての用語」の3種類です。

それぞれの用語について、詳しくみていきましょう。

リスクについての用語

株・投資で利益を上げることも重要ですが、リスクを抑えて取引することも大切です。

リスクについての用語をみていきましょう。

価格変動リスク

投資している金融商品の価格が変動することで損失が発生するリスクのことです。

株価は企業の業績や外部からの評価の変化、国内外の経済情勢の影響を受けます。

わずかな経済情勢の影響が大きく影響することもあるので、注意が必要です。

為替リスク

為替リスクとは、為替レートの変動により損失が発生するリスクのことです。

為替レートは、各国の政治情勢などさまざまな要因で変化します。

円高になると、円に換金する際の換金額が少なくなるなどの影響があります。

カントリーリスク

カントリーリスクとは、国の政治情勢や経済状態によって債務不履行となるリスクのことです。

特に国債などの国が発行するものは、発行元の政治や経済状況が大きく影響します。

国はつぶれないという思い込みは危険なので、発行元の国の状況はしっかり確認しておきましょう。

信用リスク

信用リスクとは、投資先の財務状況の悪化で資金が危険にさらされることです。

場合によっては、利息や元本が決められた条件で支払われないこともあります。

株価指標についての用語

株価指標についての用語を知っておくと、株取引で役に立ちます。

本格的な株取引をする時には「PER(株価収益率)」「PBR(株価純資産倍率)」「PSR(株価売上倍率)」を理解しておくと良いでしょう。

PER(株価収益率)

PERとはPrice Earnings Ratioの略で、1株あたり純利益の何倍までの値段が付けられているか確認する指標です。

現在の株価が企業の利益水準に対して、割高か割安かを判断する目安として利用します。

以下のような計算式で求めることが可能です。

PER=株価÷1株あたりの純利益

PERの数値が低いと、割安と判断されます。

PBR(株価純資産倍率)

PBRとはPrice Book-value Ratioの略で、1株あたり純資産の何倍までの値段が付けられているか確認する指標です。

現在の株価が企業の資産価値に対して、割高か割安かを判断する目安として利用します。

以下のような計算式で求めることが可能です。

PBR=株価÷1株あたりの純資産

PBRの数値が低いと、割安と判断されます。

PSR(株価売上倍率)

PSRとはPrice Sales Ratioの略で、新興企業の株価水準を判断する時に用いられます。

以下のような計算式で求めることが可能です。

PSR=時価総額÷年間売上

PSRが低いほど、株価が割安と判断できます。

会社の経済状況を示す指標についての用語

株・投資で利益を増やしたり、損失を抑えたりする時に会社の経済状況も重要な要素です。

会社の経済状況を示す指標についての2つの用語「ROE(自己資本利益率)」と「ROA(総資産利益率)」を詳しくみていきましょう。

ROE(自己資本利益率)

ROEは株主が出資した資本金を用いて、企業がどれだけ利益を上げたか示す指標です。

以下のような計算方法で算出できます。

ROE(%)=当期純利益÷(純資産-新株予約権-少数株主持分)×100

一般的に10%を上回ると投資価値のある優良企業と判断されます。

ROA(総資産利益率)

ROAは会社の総資産を利用して、どれだけ利益を上げたか示す指標です。

以下のような計算方法で算出できます。

ROA(%)=当期純利益÷総資産×100

ROAの数値が高いほど効率的に利益を生み出している会社といえます。

株・投資用語|上級者向け

株・投資の上級者は、細かい買い方や指標の読み方についての用語を理解しておくことが重要です。

上級者向けの用語「ザラ場」「ナンピン買い」「ADR」「NT倍率」「β値」5つについて、詳しくみていきましょう。

ザラ場

ザラ場とは、寄り付き(1日の取引や後場の取引で最初に成立する売買)と引け(前場または後場の取引の最後に成立する売買)の間の取引方法や取引時間のことです。

寄り付きと引けの取引は、一度に売買注文を集め、価格優先でまとめて成立させる板寄せ方式ですが、オークション方式では、売買の条件が一致したものから順に売買を成立させていきます。

ナンピン買い

ナンピン買いとは、保有している銘柄の株価が下がった時に追加で購入し、平均購入単価を下げる買い方です。

例えば、5,000円で100株購入した銘柄が4,000円に値下がりした時に100株追加で購入すると、平均購入単価は4,500円となるので、利益が発生する水準が下がります。

ナンピン買いは、上昇トレンドにある株価が一時的に下降した時に購入すると有利になる可能性が高い方法ですが、下降トレンドの時は損失を拡大するリスクがあるため注意が必要です。

ADR

ADRとは、American Depositary Receiptの略で、米国預託証書を指します。

つまり、外国企業・外国政府あるいは米国企業の外国法人子会社などが発行する有価証券に対する所有権を示す、米ドル建て預り証書です。

日本の株式を購入したい外国人投資家が、日本の株式を購入するのは簡単ではありません。

ADRの形態をとることで、不便な手続きが少なく、簡単に取引できるようになります。

NT倍率

NT倍率とは、日経平均株価を東証株価指数(TOPIX)で割って計算した指標のことで、それぞれの頭文字をとってNT倍率と呼ばれています。

NT倍率を見ると、日経平均株価と東証株価指数(TOPIX)のどちらが注目されているか判断できます。

日経平均株価は「がさ株(株価水準が高い株)」の影響が強く、東証株価指数(TOPIX)は時価総額が大きい銘柄の影響を受けやすいのが特徴です。

そのため、がさ株(株価水準が高い株)が時価総額の大きい銘柄より上昇すると、NT倍率は高くなります。

β値

β値とは、市場全体に対する各銘柄の感応度を指します。

つまり、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)が1%動いた時に、個別銘柄が何%動くか示したものです。

β値が1.5のファンドはインデックスが10%上昇すると、パフォーマンスが15%アップすることを意味しており、β値が高いほど値動きが激しくなります。

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株式用語のまとめ

株式用語には意味がわからないと、損失が大きくなることがあります。

初級・中級・上級とレベルに合わせて理解しておくことが重要です。

基本用語を押さえておけば、株・投資の仕組みに詳しくなり、株式投資がより楽しくなるでしょう。

この記事のまとめ
  • 初級者は、よく目にすく基礎用語から理解する必要がある
  • 中級者は、リスクや指標に関する用語を知っておくと役立つ
  • 上級者は、細かい指標や買い方について理解することが重要
  • 投資を始めるなら、スマホで簡単に始められるLINE証券がおすすめ

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この記事を書いた人

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