タイ株投資におすすめな証券会社を紹介!買い方や注意点は?
東南アジア諸国への投資の人気が高まっているなか、特に経済成長の著しいタイへの投資が注目されています。
そのため今回は、タイ株の使いやすい証券会社やタイ株の特徴、メリット・デメリットなど詳しくご紹介します。
さらにタイ株の今後の見通しも合わせてご紹介するのでぜひ、最後まで読んで証券会社や投資の参考にしてください。
- タイの取引所はタイ証券取引所(SET)の1箇所
- 大企業向けのSET、中小企業向けのMAIの2種類から構成されている
- 取引されているタイ株の種類は「ローカル株(L株)」「フォーリン株(F株)」「NVDR」の3種類に分けられる
- タイ株投資のメリットは、「経済成長率が高いため、株価の上昇を期待できる」「配当金が高い」「分散投資によりリスクを軽減できる」
- タイ株投資のデメリットは、「為替相場の下落により大きく損をする可能性もある」「為替手数料がかかる」
- タイ株投資の今後の見通し/将来性は、「経済が成長して株価が上昇」「米金融政策やウクライナ情勢など他国の経済の影響を受ける可能性もある」
- タイ株の取引に使いやすい証券会社は、SBI証券、楽天証券、アイザワ証券の3つ
- SBI証券は、ネット証券口座開設数がNo.1の人気の高い証券会社で76種類のタイ株に安い手数料で投資が可能
- タイ株の取引の注意点は、「ローカル株では外国人投資家は配当受給権などが得られない」「日本語での企業情報が得られにくい場合がある」「配当利回りは変動する」
SBI証券は、ネット証券口座開設数がNo.1の人気の高い証券会社です。
タイ株の取り扱い銘柄数は全部で76種類で、取引手数料は約定代金の1.1%と安いため多くの投資家に人気があります。
また、SBI証券は外国株式の特定口座に対応しているため、損益通算は必要なく確定申告の煩わしさがないことも魅力です。
ぜひこの機会にSBI証券でタイ株投資を始めてみましょう。
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タイ株の特徴
まず、タイ株の特徴について詳しく説明します。
ぜひ特徴をしっかり押さえてください。
- タイの取引所はタイ証券取引所(SET)の1箇所
- 大企業向けのSET、中小企業向けのMAIの2種類から構成されている
- 取引されているタイ株の種類は「ローカル株(L株)」「フォーリン株(F株)」「NVDR」の3種類に分けられる
- タイ株の取引時間は前場10:00~12:30と後場14:30~16:30
- 100株単位から購入することが可能
それぞれ1つずつ詳しく紹介します。
取引所 | タイ証券取引所(SET) |
市場 | SET(Stock Exchange of Thailand) MAI(Market of Altaanative Investment) |
タイ株の種類 | ローカル株(L株) フォーリン株(F株) NVDR(無議決権預託証書) |
取引時間 | 前場10:00~12:30 後場14:30~16:30 |
最低購入単位 | 100株単位 |
タイの取引所は1箇所のみで2種類から構成されている
タイの取引所は日本とは異なり、1箇所のみであり首都バンコクにあるタイ証券取引所(SET)となっています。
タイの市場は以下の2種類から構成されています。
- SET(Stock Exchange of Thailand):主に大企業向けの市場で579銘柄
- MAI(Market of Altaanative Investment):主に中小企業向けの市場で179銘柄
SET市場は日本で言う東証一部、MAI市場はマザーズのような新興企業やベンチャー企業が入った市場です。
そして、取引されているタイ株の種類は大きく以下の3種類に分けられます。
・ローカル株(L株):地元の投資家が取引する株で、特徴は流動性が高く価格が割安。
・フォーリン株(F株):外国人投資家が取引する株で、特徴は流動性が低く価格が割高。
・NVDR(Non Voting Depositry Receipt、無議決権預託証書):地元の投資家も外国人も取引が可能
取引時間は前場10:00~12:30と後場14:30~16:30
タイ株の取引時間は日本と同様に、前場10:00~12:30と後場14:30~16:30となっています。
日本との時差は2時間であるため、日本時間では12:00~14:30と16:30~18:30となります。
取引開始時間の30分前からプレオープニングとしての取引と、取引終了後の5分間はプロクロージングの取引が行われています。
時差が少ないことで日本人が投資をしやすいこともタイ株投資の人気の高い理由の1つでしょう。
最低購入単位は100株単位で小額投資が可能
タイの市場でも日本と同様に100株単位から購入することが可能です。
タイバーツは現在1タイバーツ=3.61円であるため、100株は約36,100円になります。(2022年3月22日時点)
【計算式】3.61円 × 100タイバーツ × 100株 = 36,100円
1株あたりの株価が10バーツ以下と低い銘柄も多いため、小額から投資をすることが可能なこともタイ株投資の魅力です。
タイ株投資を検討されている方は、特徴をしっかり押さえて、SBI証券の公式サイトをチェックしてみましょう。
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タイ株のメリット
タイ株のメリットのメリットについてご紹介します。
主に3つのメリットについて詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
- 経済成長が早いため、株価の上昇を期待できる
- 配当金が高い
- 分散投資によりリスクを軽減できる
それでは、3つのメリットについて1つずつ詳しく紹介します。
経済成長が早いため、株価の上昇を期待できる
タイ株のメリット1つ目は、経済成長が早いため株価の上昇を期待できることです。
日本企業を含め世界中の企業がタイに進出しており、ここ数十年で経済成長が大きく高まっています。
また、タイは観光先としても外国旅行者に人気であり、さらに農作物の生産量や輸出量も世界でトップクラスであることも特徴です。
ASEANの主要国として今後も経済成長が期待できる国であることから株価の上昇を期待できます。
配当金が高い
タイ株のメリット2つ目は、タイ株の配当金が高いことが挙げられます。
配当利回りの平均は、日本が1.69%に対してタイ株はSETで3.61%、MAIで2.38%であり平均して約3%となっています。
このように、タイ株の配当金は日本と比べても高い傾向にあります。
また、配当金が受け取れるのは日本と同様に年1回か2回のものが多いです。
しかし、タイ株だけに限らず企業の成績が悪くなると配当金も少なくなるため、過去の成績などからしっかり検討した上で投資を行うようにしましょう。
分散投資によりリスクを軽減できる
タイ株のメリット3つ目は、タイ株へ分散投資をすることでリスクを軽減できることです。
1つの国へ投資をすると、その国の経済が悪化した際に大きな損失を受けてしまう可能性があります。
複数の国に分散投資をすることでそのリスクを軽減することができます。
特に先進国に投資している方は新興国のタイへの投資はリスクヘッジとしても有効です。
SBI証券は、ネット証券口座開設数がNo.1の人気の高い証券会社です。
タイ株の取り扱い銘柄数は全部で76種類で、取引手数料は約定代金の1.1%と安いため多くの投資家に人気があります。
ぜひこの機会にSBI証券でタイ株投資を始めてみましょう。
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タイ株のデメリット
タイ株のデメリットについてご紹介します。
主に2つのデメリットについて詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
- 為替相場の下落により大きく損をする可能性もある
- 為替手数料がかかる
それでは、2つのデメリットについて1つずつ詳しく紹介します。
為替相場の下落により大きく損をする可能性もある
タイ株のデメリットの1つ目は、為替相場の下落により大きく損をする可能性もあることです。
前述したように、タイは大きな経済成長を遂げていますが、経済的にはまだ脆弱性を抱えているため株価が予想とは異なり大きく下落するリスクもあります。
そのため、タイ株の買付後に放置してしまわず、タイの経済や政治のニュースも日々チェックすることを忘れないようにしましょう。
為替手数料がかかる
タイ株のデメリットの2つ目は、為替手数料がかかることです。
為替決済では、ほとんどの場合は為替手数料が1タイバーツあたり8銭となっています。
そのため、株価が上がったとしても為替変動の影響で最終的には利益がマイナスになる場合もあるため注意が必要です。
以上のようなデメリットをしっかりと理解し日々経済情報を確認して投資をするようにしましょう。
タイ株の今後の見通し/将来性
続いて、タイ株の今後の見通し、将来性について解説します。
ぜひポイントを押さえて、タイ株への投資の参考にしてください。
- 経済が成長して株価が上昇
- 米金融政策やウクライナ情勢など他国の経済の影響を受ける可能性もある
1つずつ詳しく紹介します。
経済が成長して株価が上昇
タイの経済は2020年にコロナウイルスの感染拡大に伴って一時的には打撃を受けました。
しかし、2021年度にはGDPは回復して前年比で1.6%増加し、好調な輸出を背景に特に製造業や農業が伸びました。
また、感染状況の改善を受けて入国時の検疫隔離無しでの外国人観光客の受け入れを開始したため、観光業やサービス業の回復も期待できるでしょう。
2022年の実質GDP成長率見通しは3.5%~4.5%とされており、今後もタイの経済成長が期待されています。
米金融政策やウクライナ情勢など他国の経済の影響を受ける可能性もある
タイ株は米金融政策やウクライナ情勢など他国の経済の影響を受ける可能性もあります。
3月2日に米国ではパウエル米FRB 議長が議会証言で、3月米FOMCでの0.25%利上げ意向を示しました。
また、物価動向によってはさらなる利上げの可能性も示唆されています。
このような米国の利上げは 米ドル高を通じて、新興国からの資本流出を引き起こすとの懸念を高めやすいことからバーツ安を引き起こしやすいと考えられます。
また、ウクライナ情勢が安定しないなかでは米国債など安全資産が買われやすいため、バーツ金利を下げる圧力として波及する可能性もあります。
各国の経済情勢・株価動向を抑えた上で、SBI証券公式サイトを確認して、タイ株投資を始めましょう。
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タイ株投資におすすめの証券会社
タイ株投資に使いやすい証券会社を3つご紹介します。
SBI証券、楽天証券、アイザワ証券について紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
それぞれの証券会社を1つずつ詳しく紹介します。
【ネット証券口座開設数No.1】SBI証券
タイ株の銘柄数 | 76種類 |
取引手数料 | 約定代金の1.1% |
最低手数料 | 837.1タイバーツ(税込) |
主なタイ株の種類 | タイ空港公社、バンコク銀行、タイ石油公社(PTT)等 |
公式サイト | SBI公式サイト |
証券会社の評判 | SBI証券の評判 |
SBI証券は、ネット証券口座開設数がNo.1の人気の高い証券会社です。
注目されているタイ空港公社などSBI証券のタイ株の取り扱い銘柄数は全部で76種類です。
取引手数料は約定代金の1.1%と安いため多くの投資家がSBI証券でタイ株への投資をしています。
また、SBI証券は外国株式の特定口座に対応しているため、国内株式などとの損益通算を自分でする必要がありません。
NISA口座にも対応しているため、税金を抑えた投資に興味がある人にも使いやすいです。
ぜひこの機会にSBI証券でタイ株投資を始めてみましょう。
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【楽天ユーザーにおすすめ】楽天証券
タイ株の銘柄数 | 74種類 |
取引手数料 | 約定代金の1.1%(税込) |
最低手数料 | 550円(税込) |
主なタイ株の種類 | バンコクエクスプレス・アンド・メトロ、BTSグループ・ホールディングス等 |
公式サイト | 楽天証券の公式サイト |
証券会社の評判 | 楽天証券の評判 |
楽天証券は楽天グループが運営する証券会社です。
楽天証券は全部で74種類のタイ株を取り扱っており、取引手数料は約定代金の1.1%となっています。
決済方法は円貨決済のみとなるため、売買の際には片道8銭の為替手数料が発生するため注意が必要です。
タイ株投資によって楽天ポイントをお得に貯めることができて、されに貯まったポイントを投資に利用できることも魅力です。
株式レポートでは、経済レポートや銘柄情報を日本語で閲覧できるため、他の証券会社と比べても情報収集のしやすさが評価されています。
ぜひ、この機会に楽天証券でタイ株投資を始めてみましょう。
【タイ株の取り扱い数No.1】アイザワ証券
タイ株の銘柄数 | 193種類 |
取引手数料 | 約定代金の 1.65%(税込) |
最低手数料 | 最低手数料5,500円(税込、買いのみ) |
主なタイ株の種類 | タイ空港公社、カシコーン銀行、タイ石油公社(PTT)等 |
公式サイト | アイザワ証券の公式サイト |
アイザワ証券は、1918年創業の老舗の証券会社です。
タイ株の取り扱い数が193種類と日本国内で最も多いため、多くの投資家に人気があります。
しかし、取引手数料が約定代金の 1.65%と他の証券会社に比べてやや高めになっています。
アイザワ証券の決済は円貨決済だけでなく、外貨決済にも対応しておりスプレッドを抑えることが可能です。
アイザワ証券は豊富な銘柄から自分の好きなものを選択したい方には使いやすい証券会社であるため、興味のある方はぜひアイザワ証券でタイ株投資を始めてみましょう。
タイ株に投資する際の注意点
続いて、タイ株に投資する際の注意点について説明します。
ポイントを押さえて、タイ株への投資を始めましょう。
- ローカル株では外国人投資家は配当受給権などが得られない
- 日本語での企業情報が得られにくい場合がある
- 配当利回りは変動する
それでは、1つずつ詳しく説明していきます。
ローカル株では外国人投資家は配当受給権などが得られない
タイ株の1つ、ローカル株の取引は地元の投資家が中心ですが外国人投資家も取引をすることは可能です。
しかし、保有しても配当受給権、議決権などの株主の権利を得ることができないため注意が必要です。
また、フォーリン株はローカル株に比べて流通量が少なく割高なことが多いためNVDRが使いやすいです。
議決権はありませんが、配当金をもらうことは可能なため高配当を狙っての投資も良いでしょう。
日本語での企業情報が得られにくい場合がある
タイ株への投資では、日本語での企業情報が得られにくい場合があるため注意が必要です。
タイの企業についての情報は、一部の企業では英語で情報開示されている場合もありますが、日本語での情報開示は少ないことが現状です。
日本の株のように手軽でタイムリーに情報収集ができないため、間違えて買付をしないように注意をしましょう。
配当利回りは変動する
タイ株は日本と比べて配当金が高いと前述しましたが、配当利回りは会社の経営状況によって変動するため想定していた金額を受け取れない可能性があることに注意が必要です。
タイには新興企業が多く、大きく株価の上昇が期待できる一方で経済的はまだ脆弱性を抱えているため経営がうまくいかなくなる場合もあります。
過去に安定した配当金を支払っているかなど事前に情報収集をして投資先を判断するようにしましょう。
タイ株投資を検討されている方は、これらの注意点を確認したうえで、SBI証券の公式サイトで詳細を確認しましょう。
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タイ株投資におすすめの証券会社のまとめ
いかがでしたでしょうか。
こちらが今回のタイ株投資に使いやすい証券会社の記事のまとめです。
- タイの取引所はタイ証券取引所(SET)の1箇所
- 大企業向けのSET、中小企業向けのMAIの2種類から構成されている
- 取引されているタイ株の種類は「ローカル株(L株)」「フォーリン株(F株)」「NVDR」の3種類に分けられる
- タイ株投資のメリットは、「経済成長率が高いため、株価の上昇を期待できる」「配当金が高い」「分散投資によりリスクを軽減できる」
- タイ株投資のデメリットは、「為替相場の下落により大きく損をする可能性もある」「為替手数料がかかる」
- タイ株投資の今後の見通し/将来性は、「経済が成長して株価が上昇」「米金融政策やウクライナ情勢など他国の経済の影響を受ける可能性もある」
- タイ株の取引に使いやすい証券会社は、SBI証券、楽天証券、アイザワ証券の3つ
- SBI証券は、ネット証券口座開設数がNo.1の人気の高い証券会社で76種類のタイ株に安い手数料で投資が可能
- タイ株の取引の注意点は、「ローカル株では外国人投資家は配当受給権などが得られない」「日本語での企業情報が得られにくい場合がある」「配当利回りは変動する」
タイは東南アジア諸国の中でも特に経済成長が期待できる国の1つです。
高配当や少額投資、分散投資など様々なメリットがある一方で為替手数料や元本割れをするリスクもあるため注意が必要です。
デメリットを理解し、しっかり情報収集をしてタイ株に投資をすることで大きな株価上昇も期待できます。
ぜひ今回のタイ株投資のポイントを押さえて、投資の参考にしてください。
SBI証券は、ネット証券口座開設数がNo.1の人気の高い証券会社です。
タイ株の取り扱い銘柄数は全部で76種類で、取引手数料は約定代金の1.1%と安いため多くの投資家に人気があります。
また、SBI証券は外国株式の特定口座に対応しているため、国内株式などとの損益通算を自分でする必要がありません。
ぜひこの機会にSBI証券でタイ株投資を始めてみましょう。
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