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フィスコキャンパス1期生卒業レポート

法政大学 法学部 榊原うみ 法政大学 法学部
榊原うみ

 大学3年時から約1年半、フィスコキャンパスの1期生として活動する機会をいただいて、大学の学部の勉強では学ぶことのできなかった様々なことを学べたと実感しております。

 私は大学では経済を専攻しておらず、経済や投資に関わる勉強をしたことがなかったため、当初は金融に対する知識もなく右も左もわからない状態でした。こんな私にとって、フィスコキャンパスの経験は、身近なようでいて学ぶ機会があまりなかった「金融」に関することに触れることができるまたとない機会となったと思います。

 フィスコキャンパスとして活動させていただく中で、金融や投資といった分野においての知識や関心を得られたことはもちろん、受動的にニュースや時事問題について触れるだけでなく、起きた出来事に対して能動的にその先に予測されることなどを考える力も身につけることができたと感じております。

 そして、決算情報などのIR情報を見ることで隠れた優良さを見つけ方、一見利益が高く業績がよく見える企業であっても、IR情報を見ていくことでそうではなかったりすることがわかったりなど、様々な企業の見方なども学ぶことができ、そういった点も非常におもしろいと感じました。

 これまでの経験は、自身のキャリア形成にも大きな影響を与えることとなりました。今後も金融について学んでいこうと思ったのと同時に、金融についての情報を広める仕事に携わることが出来たらと考えるようになりました。日本はまだ金融や投資という分野においての興味・関心が高くありません。特に若年層において顕著であると感じています。

 実際に大学の友人等にもこれらを学んでいる人はあまりいませんでした。投資や資産運用に関する知識は社会人になり、ライフステージを充実させていくためにも知っていた方が良いものだと思っております。また、若者をターゲットとした投資詐欺事件の報道を度々見かけます。正しい知識と興味関心を持ってもらうことによって、そのような被害を減らすことができるだけでなく、ひいては日本全体においての投資への興味や関心が高まることに貢献していけたらと思っています。