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フィスコキャンパス1期生卒業レポート

清泉女子大学 文学部 日本語日本文学科 櫻井結菜 清泉女子大学 文学部 日本語日本文学科
櫻井結菜

 2015年5月よりフィスコキャンパス1期生として活動してまいりました清泉女子大学の櫻井結菜です。突然ではありますが、2018年2月を持ちまして1期生は卒業となりますので、卒業レポートとして活動まとめをさせていただきます。そして、本活動を応援してくださった全ての皆様に心から感謝申し上げます。

■「フィスコキャンパスの活動で学んだこと」
 フィスコキャンパスの活動としてはまず、17時間におよぶ経済・金融のレクチャーがありました。実際に取締役の中村さんから直々にIR情報の見方や成長率の考え方等データの見方の基本と根拠の考え方を学べました。また、フィスコキャンパスの活動として毎週facebookを中心としたSNS媒体でコラム記事を担当しておりました。この活動を通して、経済ニュースに目を向ける習慣がつきました。実は私は元々ニュースがあまり好きではなかったのですが、それは他人事として捉えていたからだと気づきました。例えば、アメリカの大統領選挙は話題になりますが正直なところお隣の国の大統領を決めるある種イベントのような一面のイメージが強くありました。しかし、経済を学び、視点が変わることにより米国の大統領選挙は日本にとって他人事ではないことに気づきました。大統領による政策意向や米経済の動向は日本経済においても多大な影響力があるからです。もちろん大統領選だけでなく新規事業等、経済ニュースは今後の社会動向を予測する上で最も判断材料になることを学びました。銘柄分析レポートの選定時にもその視点はとても役立ちました。当たり前の事かも知れませんが、ニュースをどういった視点で捉えるかということはこれから社会で働く人材になる上でとても勉強になった点だと感じております。

■「投資を勉強して、おもしろいと感じたこと」
 以前は株式投資にあまり馴染みがなく、漠然とリスクが大きいイメージがありました。しかし、アナリストの視点を学ぶ活動を通してIR情報等の正しい情報によるデータや根拠を基にすれば、大幅にリスクは減らせることが分かりました。私の中にあった予想するといった行為の漠然とした不安やギャンブル的要素のイメージは無くなりました。特にIR情報を見ることで、どんな施策や成長投資が実際どうデータに生きてくるのかということが分かる点に面白みを感じました。その視点を、投資を通して身につけるということは株式投資の分野だけでなく、人生においてもとても大切であると感じました。