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フィスコキャンパス1期生卒業レポート

早稲田大学 社会科学部 宮地志歩 早稲田大学 社会科学部
宮地志歩

 私がフィスコキャンパス生の活動を通して学んだことは2つあります。

 1 つ目に自分には無縁だと感じていた投資が意外にも身近で必要不可欠だということに気づいたことです。恐らく多くの人が以前の私のようにテレビで流れている株価だとか日経平均だとか自分には関係のないというように思っているのではないでしょうか。その所以には日本人の生真面目さが関係しているのではないかと私は考えます。日本とアメリカの金融資産の構成 比からも見て取れます。日本は現金預貯金が多いのに対し、アメリカは株式等が日本の4倍強あります。日本人のコツコツと真面目な性分、それが日本文化を造っていると言っても過言ではあ りません。しかし投資をギャンブルのように捉えるのは間違っていると思います。特に学生のうちから捉え方を変える必要があると思います。またそのような風潮のある社会を変えていきた いとも思うようになりました。これはフィスコキャンパス生として投資を勉強することなければ得ることのできなかった考え方でした。

 2つ目に世の中を客観的な視点でみる大切さです。今まで私は一度こうと考えたらそこからの切り替えが難しい性格でした。その性格が最初の頃は投資を学ぶ上で邪魔をしていたように感じました。財務諸表の見方一つでも多様な考え方があり、数字から読み取れることはなにかという基礎を学んだ際にも自分自身の頭の堅さに呆れるほどでした。フィスコキャンパス生として 毎月の銘柄レポートを執筆し、その中の流れを掴みながら上昇が見込まれる銘柄を選ぶことで客観性を養えたように感じます。