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フィスコ統合報告書レポート

Vol.18

ステート・ストリート・グルーバル・アドバイザーズ、3周年を迎えた「Fearless Girl」キャンペーン

米大手資産運用会社ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズは、2017年に米国、英国、オーストラリアで導入し、2018年に欧州、カナダ、日本に対象かを拡大した、ジェンダー・ダイバーシティに関する議決権行使ガイドラインの適用範囲を、この3月から香港シンガポールにも 拡大し、ハンセン指数とストレーツ・タイムス指数採用の上場企業を対象とすることを発表しました。

https://www.ssga.com/Press%20Releases/state-street-global-advisors-marks-third-anniversary-and-progress-fearless-g-jp.pdf

3年前にそれまで女性取締役が1人もおらず、当社が是正を 求めたりエンゲージメントを行った上場企業681社において女性取締役が新たに就任しています。米 国では495社、カナダでは33社、英国では13社で女性取締役が新たに就任し、日本では101社、オーストラリアでも30社で取締役会に女性が加わっています。

同社社長兼最高経営責任者(CEO)であるサイラス・タラポールヴァラは次のように 述べています。「企業の取締役会におけるジェンダー・ダイバーシティは様変わりしましたが、これは成長ストーリーの始まりにすぎません。顧客資産を守るスチュワード (受託者)として、当社は引き続き、レターや対話(Voice)と議決権行使(Vote)を活用し、取締役会のジェンダー・ダイバーシティを提言していきます。」

以上、参考になれば幸いです。

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