PayPay証券とは?口コミ/評判・メリットやデメリット・手数料を徹底解説
株式投資を始めるには、まとまった資金と時間、投資に関する知識が必要だと思っている方も多いのではないでしょうか。
そのように株式投資にハードルを感じている方に使いやすいのがPayPay証券です。
PayPay証券なら銘柄選びから購入までわずか3タップの操作で取引を行うことができます。
厳選された銘柄から購入したい商品を選ぶことができるので、何に投資をしていいかわからないという方にも選びやすくなっています。
今回は、PayPay証券の特徴やメリット・デメリット、口コミなどについて紹介していきます。
- PayPay証券は日米の優良企業に1,000円から投資ができる
- 「おいたまま買付」サービスで入金の手間が省ける
- 株式投資の初心者でも簡単に銘柄選びができる
- 10倍CFDで少額でもレバレッジをかけて大きな利益を狙える
- PayPay「ボーナス運用」や「つみたてロボ貯蓄」などの初心者向けサービスが充実
- 取引時間帯や銘柄数が絞られている点に注意
PayPay証券は、スマホで簡単に株式投資が行える証券会社です。
投資の初心者の方はもちろん、投資の経験者の方も日々のちょっとした時間に投資を行うことができます。
まずは少額から投資を初めてみたいという方は、ぜひこの機会にPayPay証券の公式サイトをチェックしておきましょう。
1級FP カワサキ
東証一部上場金融機関に勤め、以後投信生保販売業務や法人融資業務に従事。
- 2019年に独学で1級ファイナンシャルプランニング技能士に合格
- 個人・法人問わずライフプランや節税相談を行っておりFP分野全般を得意とする
- 趣味はスキューバダイビング
- 最低年1回は沖縄県阿嘉島に潜りに行き、レスキューダイバーの資格を持つ
PayPay証券とは?
名称 | PayPay証券 |
取扱商品 | 国内株式、投資信託、ETF、CFD |
取引手数料 | 国内株:基準価額×0.5〜1.0% 外国株:基準価額×0.5〜0.7% |
最低取引額 | 1,000円〜 |
サービス | ・PayPay「ボーナス運用」 ・「つみたてロボ貯蓄(国外有価証券)」 ・「誰でもIPO!」 |
特徴 | ・最低取引額が安く、少額からの投資が始めやすい ・CFDを取り扱っているため、相場の下落局面でも利益を狙う取引ができる |
口座開設 | PayPay証券の公式サイト |
PayPay証券は、「誰でもスマホで手軽に株式投資が行える」というコンセプトで設立された証券会社です。
2021年にOne Tap BUYから社名変更され、「PayPay証券」となりました。
最低投資額が1,000円ということで、ネット証券の中でも少額から取引ができる証券会社として知られています。
スマートフォンアプリで誰でも簡単に投資を行えるという点で、幅広い年齢層に人気の証券会社です。
以下で簡単にPayPay証券独自のサービスを紹介します。
PayPayボーナス運用
PayPayボーナスを、投資コースを選んで運用できるサービスです。
口座開設などの手続きは不要ですぐに始められるという特徴があります。
また、1円から好きな金額を運用に回すことができるので、余ったボーナスを無駄なく使うことができます。
選べるコースは2種類で、短期運用向けの「チャレンジコース」か長期運用向けの「スタンダードコース」のいずれか好きな方を選択できます。
つみたてロボ貯蓄
つみたてロボ貯蓄は、事前にアプリでスケジュールを登録しておくだけで自動で株式を買い付けてくれるサービスです。
1,000円から設定できるので、自分に無理のない範囲で積立を行うことができます。
PayPay証券の全ての銘柄が取扱対象となっているので、GAFAなどの大型優良株にも少額からコツコツ投資が行えます。
誰でもIPO!
「誰でもIPO!」はIPO(新規公開株式)を1株から100株までの間で購入申し込みを行うことができるサービスです。
抽選倍率の高いIPOを獲得するチャンスが増える、購入金額の大きいIPOにも申し込みやすくなる、などのメリットが享受できます。
過去にはソフトバンクのIPOなども申し込み対象となっていました。
このようにPayPay証券は株式投資に関する様々なサービスを提供しています。
まだ口座開設していない方はぜひPayPay証券の公式サイトをチェックしてみて下さい。
PayPay証券の特徴|メリット
PayPay証券のメリットは以下の4点です。
順番に確認していきましょう。
1,000円から手軽に株式投資ができる
PayPay証券の最低投資金額は1,000円となっているため、投資の初心者でも気軽に始めることができます。
また、口座開設手続きもスマホのみで完結するため、煩雑な口座開設申込も必要ありません。
取引を行うためのアプリも、スマートフォン専用となっているため操作性やデザイン性に優れています。
投資を行うためには多額の資金や手間・時間が必要だと考えている人には使いやすい証券会社です。
また、PayPayボーナス運用では1円から運用を行うことができます。
投資コースは「チャレンジコース」と「スタンダードコース」の2種類から選ぶことができます。
自分の求めるリスク・リターンに合わせ手軽に投資を行うことができます。
「おいたまま買付」で入金の手間が省ける
通常、証券会社で株式の取引を行う際は、専用口座やアプリなどへの入金手続きが必要となります。
PayPay証券の「おいたまま買付」サービスを利用すれば、銀行口座と事前に連携しておけば、入金手続きをしなくても銀行口座から直接決済を行ってくれます。
対象金融機関は以下の通りです。
- みずほ銀行
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- ゆうちょ銀行
- 南都銀行
- ドコモd払い
- ソフトバンクカード
金融機関との連携は、PayPay証券アプリの株式買付画面から簡単に設定することができます。
24時間365日対応しているため、時間を気にする必要がない点も嬉しいです。
初心者に優しい証券会社
株取引を行う際は銘柄の選び方から売買タイミングまで考える必要があり、初心者にはハードルが高く感じてしまうかもしれません。
PayPay証券では初心者でも株式投資を行いやすくさまざまな機能・サービスを取り揃えているため手軽に投資を行うことができます。
株を売買する際は、①銘柄をタップ、②金額を指定、③買う(売る)をタップの3ステップで取引が完結します。
簡単に取引ができるため、通勤の合間や仕事の休憩中など隙間時間を有効に活用することができます。
また、買いたい銘柄が決まっていない場合も、「テーマ」や「ピックアップ」で分野や個別銘柄ごとに詳しく紹介されているため、初心者にも安心です。
10倍CFDで少額からレバレッジをかけた取引ができる
PayPay証券10倍CFDでは、証拠金を預けることで1万円からレバレッジをかけて取引を行うことができます。
CFDは売買差額の部分のみの取引であるため、売買代金の総額を用意しなくても少額から取引を行うことができます。
PayPay証券10倍CFDは株価指数先物を対象とするCFDに投資を行うことができ、証拠金として預けた金額の10倍で取引が可能です。
また、CFDは売りから取引を行うことができるため、相場の下落局面においても利益を狙うことができます。
このように初心者や大きなリターンを狙いたい人にはぴったりな証券会社ですのでこのような人は、PayPay証券の公式サイトをチェックしてみて下さい。
証券会社で取引する聞くと手続きや操作が大変そうだったりめんどくさそうに聞こえますよね。しかし実際の操作は想像を遥かに超えるほど簡単で早く終わります。PayPay証券を始め証券会社はユーザーに気持ちよく投資してもらうためサービス・ツールの拡充に力を入れています。
カワサキ
PayPay証券の特徴|デメリット
PayPay証券のデメリットは以下の2点です。
時間帯によっては取引手数料が高くなる
PayPay証券では、取引時間帯によって取引手数料が変動します。
タイミングや商品などによっては他社よりも手数料が高くなる場合もある点には注意が必要です。
国内株の取引コストは以下の通りです。
時間帯 | スプレッド |
---|---|
東京証券取引所の立会時間内 (平日9:00〜11:30/12:30〜15:00) | 「基準価格」に0.5%を乗じた価格 |
上記以外の時間帯 | 「基準価格」に1.0%を乗じた価格 |
米国株の取引コストは以下の通りです。
時間帯 | スプレッド |
---|---|
現地時間 9:30〜16:00 (日本時間 23:30〜6:00) | 「基準価格」に0.5%を乗じた価格 |
上記以外の時間帯 | 「基準価格」に0.7%を乗じた価格 |
「基準価格」はPayPay証券がその時のマーケットを参考に決めた価格のことです。
この基準価格に対して上記のスプレッドを加味した金額が取引価格となります。
取扱銘柄が限定されている
PayPay証券で取引できる銘柄は厳選された優良企業がメインとなります。
日本株であれば、トヨタ自動車やソフトバンクといった有名大企業をはじめメルカリやユーグレナなどこれからの成長に期待ができる株も対象となっています。
また、米国株もアップルやグーグルなど世界経済を牽引する優良企業の株式を多数取り扱っています。
私たちの生活にも馴染みのある企業が多いので、投資初心者でも投資する銘柄を選びやすい一方、投資の経験が十分にある人には物足りなく感じることもあるかもしれません。
このような点が気になる方にはSBI証券が使いやすいです。
SBi証券は取引手数料が1日の取引額が100万円以下のときは0円で、取扱銘柄も非常に多いです。
PayPay証券のデメリットが気になった方はSBI証券の公式サイトをチェックしておきましょう。
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PayPayボーナスはPayPayを利用すれば貰えるものです。投資経験が浅めの方向きなPayPay証券ですが、投資経験が豊富な方でもPayPayボーナスで普段投資しないようなものに試しに投資してみましょう。資産を減らさず投資経験を蓄積できる良い機会になる筈です。
カワサキ
PayPay証券が向いている人
PayPay証券が向いている人の特徴は以下の3点です。
株式投資の初心者
株式投資を行うのが初めてという方や、あまり株式投資の経験がないという方にはPayPay証券が使いやすいです。
最低1,000円から投資を行うことができるため、少額の資金でも株式投資を始めることができます。
また、PayPayを利用している人は、PayPayボーナス運用をすることもできます。
普段の生活に密着した形で投資を始められるのも嬉しいポイントです。
自動追加機能を設定しておくと、手持ちのPayPayボーナスを自動でボーナス運用に追加できるという機能もあります。
株式投資に慣れていないという方は、こういったサービスを利用することで投資のハードルを下げることができるでしょう。
CFDを始めたい人
PayPay証券ではCFD取引を行うことができます。
CFDは少額からレバレッジをかけて大きなリターンを狙うことのできる投資方法ですが、取扱証券会社は限られています。
PayPay証券であればスマホで簡単にCFDでの取引を行うことができます。
PayPay証券10倍CFDでは、証拠金1万円からレバレッジをかけて取引を行うことができます。
取扱銘柄は厳選された優良銘柄に限られているので、専門家の視点で安定した運用を行うことが可能です。
スマホで手軽に投資を行いたい人
PayPay証券のアプリはスマートフォン専用となっているため、普段スマホを利用している人には直感的にわかりやすいようなUIとなっています。
現在の保有商品の値上がり・値下がりや注目銘柄などが簡単な操作で表示されるので、投資初心者にも利用しやすいように工夫されています。
また、24時間取引が可能なので普段仕事などが忙しい人でも安心して取引を行うことができます。
このように気軽に始めたり、投資したい人やCFD取引を行いたい人にはPayPay証券はとても使いやすいです。
このような人はぜひPayPay証券の公式サイトをチェックしてみて下さい。
PayPay証券が向いていない人
次の2点に当てはまる方は、PayPay証券よりも他の証券会社が向いているかもしれません。
マイナーな小型株や新興国などにも投資を行いたい人
PayPay証券では、日本株・米国株などの厳選された銘柄に取扱銘柄が絞られています。
誰でも知っている優良銘柄にはほとんどの場合問題なく投資ができますが、マイナーな銘柄や新興国などの株式に投資をすることはできません。
そのため、小型株投資や新興国株投資に興味のある方は別の証券会社の方が適しているでしょう。
なお、このようなメジャーでない株式への投資はリスクも高まります。
投資の経験があまりないという方はよく検討した上で投資を行うようにしましょう。
短期的に何度も売り買いを行いたい人
PayPay証券での投資は短期で行うよりも中長期で行う方が適しています。
指値での注文ができず、PayPay証券が提示した金額での売買を行う必要があるためです。
例えばデイトレードなどで薄い利益を積み重ねる場合は、マーケットの動きをよく観察して少し値上がり・値下がりした場面で注文を出す必要があります。
しかし、PayPay証券の場合は市場価格と必ずしもぴったり連動した価格で注文が出せるわけではない点に注意が必要です。
どちらかというと、コツコツと中長期で積み重ねていく投資スタイルの方が向いているでしょう。
このような人デメリットが気になる方にはIG証券が使いやすいです。
IG証券なら、様々な商品を取り扱っており、手数料が低いので短期的にたくさんの取引を行うことができます。
PayPay証券のデメリットが気になる方はぜひIG証券の公式サイトをチェックしてみましょう。
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PayPay証券の評判・口コミ
PayPay証券について、すでに利用している人の評判や口コミをご紹介します。
PayPay証券を利用している方は、多額の資金で投資をおこなっているというよりも少額の資金でコツコツ投資を行なっている方が多いようです。
継続的に積み立てていくことで投資の利益を享受していることがわかります。
PayPay証券の利用者は投資の初心者も多く、毎日の含み益の増減を楽しみに行なっているユーザーもたくさんいます。
投資に対してネガティブイメージを持っていたユーザーからも、利益を積み重ねていくことで株式投資の魅力に気づいたという口コミが散見されます。
PayPay証券のよくある質問
以下にPayPay証券についてよくある質問をまとめました。
- 投資にかかる税金は?
- 入出金はどのように行う?
投資にかかる税金は?
金融商品の投資を行なって利益が生じた際に課税されます。
配当金に対しては、「配当所得」として税率20.315%の税金を支払う必要があります。
源泉徴収のみで申告不要となっていますが、確定申告する場合は総合課税または申告分離課税が選択できます。
株やETF、投資信託を売却したことで譲渡益が生まれた場合は、「上場株式等の譲渡所得等」として税率20.315%の申告分離課税となります。
PayPay証券では、税金の計算を行ってくれる特定口座が用意されているため、納税に関わる負担を軽減することができます。
損益通算なども自動でPayPay証券が行うため原則確定申告は不要ですが、他社との損益通算を行う場合や損失の繰越を行いたい場合は、確定申告が必要です。
入出金はどのように行う?
「おいたまま買付」サービスを利用しない場合は、取引を行う前に取引口座への入金が必要です。
口座開設時に一人ひとりに専用振込口座が用意されるので、自身が契約している銀行またはATMから入金を行いましょう。
営業日の14時までに入金手続きを行った場合は、約1〜2時間後に「買付可能額」として反映されるので、アプリで確認できるようになります。
銀行の営業時間外に入金した場合は、翌営業日より朝10時半頃に証券口座に入金が反映されます。
また、出金を行う場合は事前に登録している銀行口座への振り込みとなります。
出金時の振込手数料は以下の通りです。
みずほ銀行宛 | みずほ銀行以外の金融機関宛 | |
---|---|---|
3万円未満 | 110円(税込) | 275円 |
3万円以上 | 220円(税込) | 385円 |
その他口座管理料などは無料となっているため、口座を作るだけなら特にコストはかかりません。
PayPay証券のまとめ
本記事では、PayPay証券の特徴やメリット・デメリットなどについて解説しました。
- PayPay証券は日米の優良企業に1,000円から投資ができる
- 「おいたまま買付」サービスで入金の手間が省ける
- 株式投資の初心者でも簡単に銘柄選びができる
- 10倍CFDで少額でもレバレッジをかけて大きな利益を狙える
- PayPay「ボーナス運用」や「つみたてロボ貯蓄」などの初心者向けサービスが充実
- 取引時間帯や銘柄数が絞られている点に注意
PayPay証券は、投資の初心者に優しいスマホ証券です。
1,000円から投資を始められることや、ボーナス運用が行える点で幅広い投資家に人気があります。
まだPayPay証券に口座をお持ちでない方は、ぜひこの機会に公式サイトをチェックしておきましょう。
1級FP カワサキ
東証一部上場金融機関に勤め、以後投信生保販売業務や法人融資業務に従事。
- 2019年に独学で1級ファイナンシャルプランニング技能士に合格
- 個人・法人問わずライフプランや節税相談を行っておりFP分野全般を得意とする
- 趣味はスキューバダイビング
- 最低年1回は沖縄県阿嘉島に潜りに行き、レスキューダイバーの資格を持つ