【おすすめ?】ドキュサインの株価の今後の見通しや配当金・下落予想について徹底解説
新型コロナウイルスの影響で大きく売上を伸ばした銘柄として知られるのが、ドキュサインという米国株です。
2020年の1年間で株価を大きく上昇させ、テンバガーを達成する期待も高くなっています。
しかし、ドキュサインについて、どのような事業内容なのか、今後の将来性は見込めるのかが気になるという人も多いでしょう。
今回の記事では、ドキュサイン株の特徴や業績、今後の展望について解説していきます。
- ドキュサインは、アメリカ・カリフォルニア州にある電子契約などを提供する企業
- 売り切り型ではなく、月額課金制であるサブスクリプション型のビジネスモデル
- 2018年に上場してからわずか数年で株価を7倍以上に上昇させており、テンバガーへの期待も高い
- 配当金の支払い実績はないため注意が必要
- 2021年1月期決算は新型コロナウイルスの影響によるテレワークの普及で売上が大幅増加
- 2022年2月期についてもコロナ後の顧客増加・サービス普及で業績を伸ばしており、赤字幅が徐々に改善
- ドキュサインへの投資を検討している人はIG証券のCFD取引がおすすめ
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ドキュサインとは?
ドキュサインとは、電子契約、電子署名のサービスをメインに展開するアメリカのサンフランシスコ州に本社を置く企業です。
従来の企業の契約手続きは契約書を用いて行い、対面で署名、押印を行うといったスタイルが種類でしたが、時代の変化や業務効率化に伴い、契約手続きの電子化が進むようになりました。
日本では契約書の電子化や電子印鑑については発展途上ではありますが、今後の世界的なビジネス展開に伴ってサービスの拡大が期待される分野でもあり、投資家からの注目度は高いと言えます。
また、ドキュサインを使用して契約した書類についてはクラウド上で一括管理されており、検索・閲覧がいつでも行えることがメリットです。
ドキュサイン株の特徴
まずは、ドキュサインの株価などの情報について見ていきましょう。
ここからは、ドキュサイン株の事業内容や株価の特徴について、解説していきます。
サブスクリプション型のビジネスモデル
ドキュサインの電子署名、電子契約などのサービスは、買切型ではなく定額課金であるサブスクリプション型となっており、全体の売上の90%以上をサブスク型の売上が占めています。
ドキュサインでは、必要な製品ごとに異なる価格設定をしており、必要な機能を追加することで、毎月の利用料金を設定する仕組みです。
また、ドキュサインで展開されている電子契約関連のサービスは、特定の地域・業界に特化した製品、機能が付帯されており、世界各国のあらゆる企業に対応できるような追加型のサブスクリプションとなっています。
サブスク型のビジネスモデルではユーザー数の増減が売上に起因するという点と、事業展開当初は赤字が続いても、ユーザー数が定期的に伸び続ければ将来的な黒字が期待できるという点に注目する必要があるでしょう。
上場から数年間で株価が7倍以上に値上がりしている
ドキュサインは上場当初は40ドル弱の株価でしたが、2021年には310ドルにまで株価が上昇しており、およそ7倍以上の値上がりを記録しています。
このままの伸びが続くことで「テンバガー(株価が数年で10倍以上に上がった銘柄)」の仲間入りとなり、投資家からの注目もますます増えることになるでしょう。
ドキュサインが事業展開している電子契約サービスは今後伸びていく市場であるため、近い将来テンバガーを達成することが期待されます。
配当金の支払い実績はない
米国株は株主還元を重視する企業が多く、数多くの高配当銘柄がありますが、ドキュサインは配当金の支払い実績がありません。
ドキュサインは事業を拡大している最中であり、業績も赤字であるため、配当金による収入が現状配布されていない状況です。
したがって、ドキュサインに投資しても毎年の配当収入は期待できないという点に注意が必要です。
ただし、将来的に事業が拡大し、業績が好調となった場合には配当金を出す可能性も考えられます。
ドキュサインの将来性に期待する方はぜひIG証券での口座開設を済ませ、実際に投資してみましょう。
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ドキュサイン株の業績
ドキュサインの業績を見る上で注目すべきポイントが3つあります。
- 2021年1月期決算は売上高前年比+49.2%と大幅な増収
- 2021年1月期は売上は大きく伸びるも利益率は大幅悪化
- 2022年1月期は売上、利益ともに改善傾向
ドキュサインの業績の特徴について、詳しく見ていきましょう。
2021年1月期決算は売上高前年比+49.2%と大幅な増収
項目 | 2021年1月期業績 | 2020年1月期業績 |
---|---|---|
売上高 | 1,453,047 | 973,971 |
営業利益 | -173,855 | -193,509 |
経常利益 | -229,492 | -203,556 |
当期純利益 | -243,267 | -208,359 |
自己資本比率 | 13.94% | 28.89% |
ドキュサインの2021年1月期の売上高は、14億5,000万ドル程度と前年度比+49.2%の結果になり、大きな売上上昇となりました。
ドキュサインの主要ビジネスについては50%程度成長し、売上高は14億ドル以上にまで成長していますが、契約分野で続いているDX(デジタルトランスフォーメーション)のトレンドが大いに成長したことが要因だと発表しています。
新型コロナウイルスによるテレワークの急速な成長やドキュサインのメイン事業を加速させることにつながっています。
2021年1月期は売上は大きく伸びるも利益率は大幅悪化
ドキュサインの2021年1月期売上高は前年に比べて大幅な上昇となりましたが、利益の観点からは赤字が続いており、利益率が悪化しています。
売上が増加したのは大きな要因ではありますが、営業利益については若干の赤字縮小、経常利益や当期純利益については赤字幅の拡大となってしまいました。
ただし、ドキュサインは事業拡大の途上であり、サービスのユーザーを増やす段階ではあるため、利益重視というよりは売上重視の段階ではあります。
したがって、今後さらに事業を拡大させた後に収益性を改善させることで、大幅な業績好調が期待できるでしょう。
2022年1月期は売上、利益ともに改善傾向
項目 | 2022年1月期第2四半期(5~7月)業績 |
---|---|
売上高 | 511,844 |
営業利益 | -22,611 |
経常利益 | -25,343 |
当期純利益 | -25,501 |
自己資本比率 | 8.99% |
2022年1月期第2四半期の業績は、売上高は5億1,100万ドルで前年比+49%と大幅な売上増、営業利益は2,261万ドルの赤字となりました。
営業利益や経常利益については赤字が続いていますが、徐々に赤字幅が縮小し利益率が改善しています。
新型コロナウイルスの感染拡大が発生した2020年にドキュサインの事業は大きく拡大しユーザー数が増加した影響を受けたことが売上増加や利益率改善の大きな要因となっています。
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ドキュサイン株の価格動向
ドキュサインは2021年1月期売上高が前年比+49%と大幅な業績拡大となっていますが、株価と業績との連動についても気になるという方も多いでしょう。
ここからは、ドキュサインの上場〜2020年までの価格と、2021年以降のチャートについて、分析していきます。
2018年〜2020年のドキュサイン株の価格動向
ドキュサインがNASDAQに上場したのは2018年に入ってからで、2018年〜2019年までは40ドル〜60ドル付近で価格が推移していました。
投資家から注目を大きく集めるようになったのは2020年に入り、新型コロナウイルスの感染が拡大した頃です。
新型コロナウイルスの感染拡大によって、テレワークが急速に普及し始めたことが電子契約や電子署名サービスの大きな成長につながりました。
ドキュサインは電子契約・電子署名分野でも使いやすいサービスを提供しているため、2020年の1年間は大幅なユーザー増加につながり業績を拡大し、株価の急騰要因としています。
2020年6月まで大幅な価格上昇は続いていましたが7月に220ドル程度から上昇が止まり、年末までほぼ横ばいで推移しました。
2021年以降のドキュサイン株の価格動向
2021年の1年間は非常に価格の変動が激しく、180ドル〜310ドルまで価格が上下する場面もありました。
2021年当初は、220ドル台を推移しましたが3月に発表された通期決算では来期の見通しとして売上の成長率が大幅に鈍化するとの見解を示したため、大幅な下落に転じました。
その後、5月頃までは下落の流れが続き、6月には2022年1月期の第1四半期決算が発表されると事前予想を上回る結果となり、価格を大きく戻します。
このまま好調に推移していくかと思われましたが、第2四半期決算発表が行われた9月には、業績は改善されていたものの事前予想を上回ることができなかったため、落胆売りが見られています。
また9月には中国の恒大集団のデフォルト騒動による一時的な株式市場の悪化や米国の市場金利の上昇を発表したことが米国株式市場にとってネガティブな要因となり、下落トレンドが続きました。
なお、IG証券のCFD取引では「売り」から取引を開始することで下落相場からでも収益を狙うことができます。
まだ口座をお持ちでない方は、ぜひこの機会に口座開設しておきましょう。
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ドキュサイン株投資におすすめの証券会社
ドキュサインの個別株を取引したい場合には、CFD取引と現物取引の2種類から行うことが可能です。
どちらの取引方法にも異なるメリットがあるため、どの取引でドキュサインへ投資を行うかでおすすめの証券会社が次のように異なります。
ここからは、ドキュサイン株の投資におすすめな2つの証券会社と取引方法のメリットについて、解説していきます。
IG証券
取扱商品 | FX、CFD、ノックアウトオプション、バイナリーオプション |
CFD取引手数料 | 無料(ETF、株式の場合は別途手数料が発生) スプレッド(買値と売値の差額) |
レバレッジ | 商品CFD:最大20倍 株式CFD:4〜5倍 株価指数CFD:最大10倍 FX:最大25倍 |
公式サイト | IG証券公式サイト |
関連記事 | IG証券の評判 |
- ドキュサイン株のCFD取引が行える
- CFD取引でレバレッジをかけた運用が可能
- 売りポジションを保有することもできるため、ドキュサインの決算発表や決算修正時の下落にも強い
IG証券ではドキュサイン株のCFD取引を始めたい人におすすめの証券会社です。
CFD取引のメリットは主に2つあり、レバレッジをかけて少額から投資ができる点と、売りポジションから入れるという点です。
ドキュサインを取引する場合、1株でも30,000円以上の投資金が必要なため、資金が少ない場合に他の銘柄と合わせて取引したい場合や大口のロットで取引したい場合にCFD取引を活用できます。
また、ドキュサインのようなグロース株では、決算の内容によって株価が上昇も下落もする銘柄である可能性が高いため、売りでポジションを保有しておくことで、業績悪化時にもリターンを得られます。
CFD取引では、市場の状況や個別銘柄の状況に合わせて様々な取引方法を組み合わせることができるため、ドキュサインのような変動が激しくなる銘柄の取引にはおすすめです。
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SBI証券
取扱商品 | 国内株、投資信託、外国株、先物・オプション、FX、債券 など |
米国株式購入手数料 | 約定代金の0.45%(税込0.495%) |
提供サービス | 貸ETF、貸株サービス |
公式サイト | SBI証券公式サイト |
関連記事 | SBI証券の評判 |
- ドキュサイン株の現物購入・積立購入ができる
- 積立購入でリスクを抑え、貸株で安定的な収入を狙うことが可能
SBI証券では、ドキュサイン株の現物取引を行いたい人におすすめの証券会社です。
SBI証券では、米国株の定期買付サービス、貸株サービスに対応しているため、現物取引の中でもリスクヘッジに特化していることがメリットとしてあげられます。
銘柄の積立購入を行うことで、平均購入価格を抑えることができ、分散投資の効果が高いです。
また、貸株サービスは銘柄保有中に証券会社に株式を貸し出すことで金利に応じた収入がもらえるため、長期的に保有する場合にはおすすめできます。
特に、ドキュサインのような価格変動が激しい代わりに将来大幅な値上がりが期待できる銘柄で、積立投資を行いリスクを抑え、貸株で定期的な収入を得ることは初心者でも稼ぎやすい方法といえるでしょう。
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ドキュサイン株への投資方法
ドキュサインの将来性に期待できる場合には、証券会社で実際に取引を始めるのがおすすめですが、取引方法や口座開設の方法がわからないという人もいるでしょう。
ここからは、IG証券のドキュサインの投資方法について、口座開設の手順から詳しく解説していきます。
口座開設手続きを行う
まずは、IG証券の口座開設を行うために公式サイトから申し込み手続きを行いましょう。
公式サイトの右上などに配置されている「口座解説」というボタンをクリックすることで、申し込みの画面に移ります。
上記の画像のように、入力項目が表示されるので内容の通り入力を行います。
IG証券の口座開設の細かい手順については、次の通りです。
- 申し込み情報、本人情報の入力
- 各種規約の同意
- 本人確認書類の提出
上記の手続きが完了すると、IG証券の方で申し込み内容の確認と審査が行われます。
審査が完了したらメールで通知が来るため、その後は取引を始めることができます。
銘柄を選択し、取引を行う
次に、ドキュサインを取引するため、マイページから「株式CFD」を選択し、取引画面に移りましょう。
IG証券の取引画面が表示されたら左側のメニューにある「株式」を選択することで、ドキュサインを購入することができます。
株式の銘柄一覧が表示されるため、取引を行いたい銘柄をスクロールして選択しましょう。
一覧で表示する以外にも、取引画面左上にある「検索」からドキュサインを探すことも可能です。
ドキュサインを検索する場合、「ドキュサイン」と検索するか、ティッカーシンボルである「DOCU」と入力することで、手軽にドキュサインの取引ページに移動することができるため、活用しましょう。
ドキュサインの個別取引画面が表示されたらチャートが表示されます。
チャートの画面からでも「買い」「売り」をクリックすることで簡単に注文できますが、「注文」タブを開くとより詳細な条件を設定できます。
投資手順が理解できた方は、ぜひ下のボタンから口座開設から始めてみましょう。
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ドキュサイン株に関するよくある質問
ドキュサインの投資に関するよくある質問として、次の3つをピックアップしました。
- ドキュサインは赤字が続いているけど大丈夫?
- ドキュサインの今後の将来性で懸念する点はある?
- ドキュサインや米国株投資におすすめの証券会社は?
ドキュサインは赤字が続いているけど大丈夫?
ドキュサインは2018年の上場当初から3期連続で赤字決算が続いており、業績に対して不安を覚える人も多いでしょう。
しかし、ドキュサインのような電子契約サービス市場は、発展を続けている途中であり、今後ますます事業を拡大していくことが予想されます。
したがって、ドキュサインでも利益率の追及よりも、顧客の獲得や売上の増加に力を入れている段階であるため、赤字については他の個別銘柄のように心配する必要はありません。
ただし、売上や顧客数の増加率・伸び率についてはしっかりと注目する必要があります。
サービスが注目を集めている状況で、売上の伸び率が停滞してしまうと、将来的な業績の悪化につながるため、動向には注意しましょう。
ドキュサインの今後の将来性で懸念する点はある?
ドキュサインは今後の将来性について、大きく注目を集めていますが、懸念点がないわけではありません。
というのも、電子契約サービスは現在急速に市場を拡大している状況で今後の伸び率は良い反面、競合の台頭も顕著になるからです。
ドキュサインは電子契約サービスの中でも大手に属してはいますが、競合先としてはAdobeが提供する「Adobe sign」など、大手会社もサービスに参入しています。
したがって、今後の競合他社のサービス内容によっては、ドキュサインの業績に影響を与える可能性があるため、リスクはあります。
ドキュサインや米国株投資におすすめの証券会社は?
ドキュサインや米国株投資を検討している方には、IG証券のCFD取引がおすすめです。
米国株の個別銘柄の投資を行う場合には、1つの銘柄だけに投資を行うのではなく、数多くの銘柄に分散投資を行い、リスクヘッジを考えることが重要です。
しかし、ドキュサインは1株でも30,000円以上の資金が必要なため、たくさんの銘柄に分散投資を行う場合には、数十万円〜百万円以上の資金が必要です。
しかし、CFD取引ではレバレッジをかけて運用できるため、少ない資金でも運用可能です。
例えば、2倍のレバレッジをかけて100万円の取引を行っても必要な資金は50万円になるため、投資に回せるお金が少ない方でもおすすめできます。
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ドキュサイン株のまとめ
今回はドキュサイン株については業績や株価の見通しを解説しました。
- ドキュサインは、アメリカ・カリフォルニア州にある電子契約などを提供する企業
- 売り切り型ではなく、月額課金制であるサブスクリプション型のビジネスモデル
- 2018年に上場してからわずか数年で株価を7倍以上に上昇させており、テンバガーへの期待も高い
- 配当金の支払い実績はないため注意が必要
- 2021年1月期決算は新型コロナウイルスの影響によるテレワークの普及で売上が大幅増加
- 2022年2月期についてもコロナ後の顧客増加・サービス普及で業績を伸ばしており、赤字幅が徐々に改善
- ドキュサインへの投資を検討している人はIG証券のCFD取引がおすすめ
ドキュサインは新型コロナウイルスの影響により売上・株価を大きく伸ばした銘柄であり、今後の注目度が非常に高くなっています。
しかし、投資家たちの期待が高い分、売上増加率が緩やかになるだけでも株価の下落が起きる可能性があるため、IG証券のCFD取引などを活用してリスクヘッジを行うことがおすすめです。
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