仮想通貨SUI(スイ)とは?特徴や将来性・今後の見通しを徹底解説!

仮想通貨SUI
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ブロックチェーン業界では、ビットコインやイーサリアムなど、すでに数多くのL1(レイヤー1)ブロックチェーンが存在しています。

しかし、そうした熾烈な競争がある状況においても、まだまだ新たなL1ブロックチェーンの開発が進められており、その中で特に注目を集めているのが、Meta社(旧Facebook社)が開発していたDiemの系譜を受け継ぐL1ブロックチェーン「Sui(スイ)」です。

今回はブロックチェーンSuiと、その基軸通貨であるSUIトークンについて、主な特徴や今後の見通しなどを解説していきます。

この記事の要点
  • Suiは、Diemの元エンジニアらが開発を主導しているL1ブロックチェーン
  • Diemの系譜のブロックチェーンは、Sui以外にも「Aptos」と「Linera」がある
  • Suiはトランザクションの並行処理ができるなど、Diemの特徴の一部を引き継いでいる
  • 基軸通貨のSUIトークンは、ネットワーク手数料の支払いやステーキング報酬などに用いられる見込みである

SUIトークンに投資するなら、国内取引所と海外取引所を併用することになりますが、bitFlyerを使うと、元手となるビットコインをコストをかけずに海外取引所に送れます。

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目次

仮想通貨SUIとは?

名称SUI、SUIトークン
ティッカーシンボル・通貨単位SUI
価格¥61.13
時価総額¥51,478,906,385
時価総額ランキング91位

Suiは、過去にMeta社(旧Facebook社)が開発していたDiem(旧Libra)の元エンジニアらの主導の元、開発が進められているブロックチェーンのプロジェクトです。

Diem(旧Libra)は、2019年からMeta社が開発を進めていたブロックチェーンおよび仮想通貨で、アメリカ規制当局からの反発を受けて2022年2月にサービスの提供を断念し、開発が終了することとなりました。

そこでDiemの元エンジニアらは、新たな開発チーム「Mysten Labs」を立ち上げ、Diemの流れを汲むブロックチェーンSuiの開発に着手しました。

また、ブロックチェーンSuiの基軸通貨はSUIトークンであり、ネットワーク手数料(ガス代)の支払い手段や、ステーキング報酬などに用いられます。

仮想通貨SUIの特徴

さて、ブロックチェーンSuiとその基軸通貨であるSUIトークンは、主に次のような特徴を有しています。

Sui・SUIトークンの主な特徴
  • Diemの特徴の一部を引き継いでいる
  • 並行処理などによって、トランザクションを高速で処理することができる
  • 開発資金が潤沢にある

Diemの特徴の一部を引き継いでいる

先ほど述べたようにSuiは、Diemの開発をおこなっていたエンジニアらが開発を主導しています。

Diemの元エンジニアが主導するブロックチェーンのプロジェクトは、他にも「Aptos」と「Linera」があり、これらにSuiを加えた計3つのプロジェクトは、“Diem系L1(レイヤー1)チェーン”と一括りで呼ばれることもあります。

また、これらのDiem系L1チェーンは、次のようにDiemの特徴の一部を引き継いできます。

Diem系L1チェーンがDiemから引き継いだ共通の特徴
  • いずれもスマートコントラクト用のプログラミング言語に、「Move」を採用している
  • コンセンサスアルゴリズムにPoSを採用している
  • トランザクションの並列処理が可能⇒スケーラビリティが高い

並行処理などによって、トランザクションを高速で処理することができる

既存のブロックチェーンの多くは、ブロックが直線状につながった構造をしています。

一方でSuiは、DAG(Directed Acyclic Graph、有向非巡回グラフ)という、各ブロックに対して複数のブロックがつながった構造になっています。

それによりSuiでは、複数のトランザクションの並行処理が可能です。

さらにSuiでは、トランザクションの処理方法が2種類に分けられています。

例えば、個人でのトークンの移動など他のアドレスとの関連が薄いトランザクションは、コンセンサスのメカニズムを用いずに速やかに処理されます。

一方で、複数のアドレスなどが絡む複雑なトランザクションに対しては、既存の多くのブロックチェーンと同様に、コンセンサスのメカニズムを通して処理をおこないます。

このようにSuiは、並行処理が可能なブロックチェーンの構造を採用したり、内容に応じてトランザクションの処理方法を換えたりすることにより、トランザクションを高速で処理できる環境を実現しています。

また、トランザクションを素早く処理し続けられるということは、ネットワーク手数料(ガス代)を安価な状態で維持することにも寄与します。

開発資金が潤沢にある

Suiを開発するMysten Labsはこれまで、電通ベンチャーズやSamsung NEXTなど、多くのベンチャーキャピタルから出資を受けています。

開発途中であるため、出資する企業もまだまだ増え続けていますが、これまでに調達した資金の総額は少なくとも3億3,600万ドル(約440億円)に上ります。

優れた性能面だけでなく、このように潤沢な資金によって開発がおこなわれている点も、投資家から期待を寄せられる一因となっているようです。

仮想通貨SUIの価格動向

大手仮想通貨取引所OKXに2023年5月に上場しました。

一時は1.4ドルまで上昇を見せましたがすぐに価格が落ちつき、現在は0.4ドル台まで下落しています。

仮想通貨SUIの買い方

SUIは現在OKコインジャパンにて上場されていますが、SUIのようなアルトコインは海外取引所経由で取引するのが一般的です。

そこで今回は、海外取引所経由でSUIを入手する方法を見ていきましょう。

国内取引所と海外取引所の併用による仮想通貨の購入方法
  1. 国内取引所で元手となるビットコインなどを購入する
  2. 海外取引所の口座を用意する
  3. ビットコインなどを元手にして海外取引所で取引をする

国内取引所で元手となるビットコインなどを購入する

まずは、海外取引所での取引の元手となるビットコインやイーサリアムを、国内取引所で調達しましょう。

ビットコインなどのメジャーな通貨は、国内でも大半の仮想通貨取引所で取り扱いがあります。

しかしその中でもbitFlyerは、海外取引所へビットコインを送金する際に手数料がかからない*ため、特に調達先としてうってつけです。*送金サービスのbitWire(β)を使用した場合

気になる方は、ぜひbitFlyer公式サイトを覗いて、サービスの詳細を確かめてみてください。

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ビットコインの最小取引数量現物取引(販売所):0.00000001 BTC 
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関連記事bitFlyerの評判

海外取引所の口座を用意する

続いては、日本人の利用を受け付けている海外取引所で、口座を開設しましょう。

なお、日本人にもサービスを提供している海外取引所はいずれも、日本の法律で認可されたものではありません。

万が一トラブルが発生した際には、必ずしも日本の法律で守ってもらえるとは限らないので、利用の際はそうしたリスクがあることをあらかじめよく理解しておきましょう。

ビットコインなどを元手にして海外取引所で取引をする

海外取引所の口座を用意できたら、その口座に国内取引所で用意したビットコインなどを送金しましょう。

元手となる仮想通貨を送金すれば、あとは海外取引所で気になる仮想通貨を購入するだけです。

ちなみに海外取引所の多くは、テザー(USDT)などのステーブルコインでの取引が主流になっています。

ビットコインなどで気になる仮想通貨を直接買えないときは、一旦ステーブルコインに換金してから、購入することになるでしょう。

以上、国内取引所と海外取引所を併用した場合の仮想通貨の購入方法を紹介しました。

数ある仮想通貨取引所の中でもbitFlyerなら、元手となるビットコインをコストをかけずに、海外取引所の口座に送金することができます。

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仮想通貨SUIの将来性・今後の見通し

最後に、ブロックチェーンSuiとその基軸通貨であるSUIトークンの今後を考察してみましょう。

Sui・SUIトークンの今後の見通し
  • ブロックチェーンゲームの開発基盤としての活躍を期待されている
  • 先行する類似のプロジェクトに打ち勝てるかは不透明

ブロックチェーンゲームの開発基盤としての活躍を期待されている

先ほど紹介したようにブロックチェーンSuiは、並行処理などによってトランザクションの高速処理が可能で、ネットワーク手数料も安価です。

そのため、大量のトランザクションの高速処理を求められる、ブロックチェーンゲームとの相性が良いのではないかと期待を寄せられています。

ブロックチェーンゲームの市場は年々拡大しており、グローバルインフォメーション社のレポートによると、世界のブロックチェーンゲームの市場規模は2022年の46億ドルから、2027年には657億ドルに達すると予測されています。

したがってブロックチェーンゲームの開発基盤としての地位を確立できれば、その需要がSuiを中長期的に支えてくれるかもしれません。

先行する類似のプロジェクトに打ち勝てるかは不透明

前述のとおりDiem系L1チェーンの1つであるAptosは、Suiに先行して2022年10月に、メインネットがローンチされています。

またAptosの基軸通貨であるAPTトークンは、本記事執筆時点(2023年2月10日時点)における時価総額ランキングで30位につけており、その需要と投資対象としての人気の高さがうかがえます。

なおAptosの性能面に目を向けると、トランザクションを並行処理できるなど、同じDiem系L1チェーンであるSuiと似た部分があることがわかります。

ブロックチェーン業界ではこれまで、似た性能を有するブロックチェーンがいくつもローンチされてきました。

また、類似の性能を持つブロックチェーンが複数ある場合、先にローンチされたものが先行者利益を獲得し、後続のプロジェクトはその需要を追い抜けずに廃れていくケースが多々発生しています。

Suiが同じ道を辿るかどうかは現状ではわかりませんが、今後SUIトークンに投資するのであれば、AptosやLineraといった類似のプロジェクトとの相対的な位置関係の変遷にも、注目しておいた方がよいでしょう。

仮想通貨SUIのまとめ

今回は、ブロックチェーンSuiとその基軸通貨であるSUIトークンについて、主な特徴や今後の見通しなどを紹介しました。

この記事のまとめ
  • Suiは、Diemを開発していたエンジニアらの主導によって、新たに開発されているL1ブロックチェーン
  • トランザクションの並行処理ができるなど、Diemの特徴を一部引き継いでいる
  • 基軸通貨のSUIトークンは、ネットワーク手数料の支払いやステーキング報酬などに用いられ

SUIトークンは、Diem系L1チェーンの1つであるSuiの基軸通貨です。

まだローンチ前ですが、トランザクションを並行処理できるなどSuiの性能に期待できることから、SUIトークンにもすでに高い関心が寄せられています。

この記事をとおして興味を持った方は、今後のSui・SUIトークンの進展にぜひ注目してみるとよいでしょう。

国内取引所と海外取引所を併用してSUIトークンを購入する場合、bitFlyerならコストをかけずに、元手となるビットコインを海外取引所へ送金することができます。

国内取引所の口座をまだお持ちでないなら、ぜひbitFlyerことも、この機会にチェックしてみてください。

この記事を書いた人

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