仮想通貨OAS(Oasys,オアシス)とは?将来性や価格動向を徹底解説!【上場】
仮想通貨(暗号資産)業界では、2021年にブロックチェーンゲーム(NFTゲーム)が大きな話題を呼び、最近では日本発のブロックチェーンゲームも少しずつ増えてきています。
そうした状況の中2022年12月に、ゲームでの利用に特化した日本発のブロックチェーン「Oasys(オアシス)」がローンチされました。
今回はゲーム特化型のブロックチェーン「Oasys」と、そのネイティブトークンである「OASトークン(以下、OAS)」について、主な特徴や将来性などを紹介していきます。
- Oasysは、ゲームの開発・運営に特化したブロックチェーンプラットフォーム
- ネイティブトークンのOASは、決済に使えるなど複数の用途を持つ
- Oasysでは、ガス代を支払わずにゲームをプレイすることができる
- 2023年1月31日に国内取引所のbitbankは、今後OASを取り扱うことを発表した
国内取引所の1つであるbitbankは2023年1月31日に、OASの取り扱いを近日中に開始することを発表しました。
OASの国内取引所への上場は、bitbankが初です。
そのためOASに興味がある方は、この機会にbitbankのこともチェックしておきましょう。
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仮想通貨OAS(オアシス)とは?
名称 | OASトークン |
ティッカーシンボル・通貨単位 | OAS |
上場時期 | 2022年12月 |
基盤のブロックチェーン | Oasys |
価格* | ¥6.51 /OAS |
時価総額ランキング* | 384位 |
取り扱いのある主な仮想通貨取引所 | bitbank |
OASは、日本発のブロックチェーン「Oasys(オアシス)」のネイティブトークンです。
Oasysは、2022年12月にメインネットがローンチされた、ゲームの開発・運営に特化したブロックチェーンプラットフォームです。
そんなOasysにおいてネイティブトークンであるOASは、次のような役割を与えられています。
- ゲーム内外での決済手段
- ガス代の支払い手段
- Verse-Layerでの独自チェーン「Verse」作成時のコストの支払い手段
- ステーキング報酬
- ガバナンストークン
2023年1月31日に国内の仮想通貨取引所の1つであるbitbankは、国内で初めてOASの取り扱いを開始することを発表しました。
仮想通貨OAS(オアシス)の特徴
ブロックチェーンのOasys、およびそのネイティブトークンであるOASは、主に次のような特徴を有しています。
- ゲームでの利用に特化したブロックチェーンである
- 2種類のレイヤーで構成されている
- ゲームのプレイヤーはガス代を支払う必要がない
ゲームでの利用に特化したブロックチェーンである
例えばイーサリアムなどの既存のブロックチェーンプラットフォームは、ゲームだけでなくDeFiプロトコルなど、様々な用途で利用できるになっています。
しかし、ゲームとDeFiプロトコルがブロックチェーンに求めるスペックには差異があり、既存のプラットフォームの多くは、そうした異なるスペックのニーズを十分に満たすことができていませんでした。
Oasysの開発チームはホワイトペーパーにおいて、DeFiプロトコルとゲームに用いるブロックチェーンに求められるスペックを、それぞれ次のようにまとめています。
- ガス代:無料
- トランザクションの処理速度:モバイルゲーム並みのスピード
- 分散化:ゲームは開発者に依存するコンテンツであり、DeFiプロトコルほどには重要ではない
- データの可用性:開発者に依存し過ぎない、高いデータの可用性が求められる
- ネットワークの安定性:膨大なトランザクションを処理できるように、高い安定性が不可欠
システムを障害で停止させることなく、稼働し続けられること。
Oasysはゲームでの利用に特化し、上記のようなゲームに必要なスペックを満たしたプラットフォームとなるように、開発されました。
2種類のレイヤーで構成されている
Oasysは、先ほど示したゲームに必要なスペックを実現するための方策として、次の2種類のレイヤーによる「Oasysアーキテクチャ」という独自の構造を取っています。
- レイヤー1:Hub-Layer
- レイヤー2:Verse-Layer
まずレイヤー1のHub-Layerは、ネットワークの安定性の確保や、データの保管などの役割に特化しています。
一方でレイヤー2のVerse-Layerは、ゲームが実際に稼働するレイヤーであり、トランザクションの処理を引き受けます。
このようにOasysでは、2種類のレイヤーで役割を分けることにより、トランザクションを高速で処理することができ、より快適にゲームをプレイできる環境を実現しています。
また、万が一レイヤー2がダウンしたとしても、レイヤー1が稼働し続ける限り、ゲームデータの復元が可能です。
ゲームのプレイヤーはガス代を支払う必要がない
従来のブロックチェーンゲームの多くは、基盤となっているブロックチェーンプラットフォームの仕様上、事あるごとにガス代の支払いを求められる仕様になっており、それがブロックチェーンゲームの普及を妨げる一因にもなっていました。
そこでOasysでは、ゲームのプレイヤーにはガス代の支払いを求めない設計がなされました。
Oasysの場合、ガス代はプレイヤーではなく、Verse-Layerで独自チェーンの「Verse」をつくる開発者が支払う仕組みになっています。
また、コンセンサスアルゴリズムにはイーサリアムなどと同じくPoS(プルーフ・オブ・ステーク)が採用されており、開発者が支払うガス代も最小限に抑えられています。
仮想通貨OAS(オアシス)の価格動向
ここで、OASのこれまでの値動きをチェックしておきましょう。
OASは、2022年12月12日にBybitやGate.ioなどの海外取引所から、市場への初上場を果たしました。
次のチャートは、初上場から本記事執筆時点(2023年10月6日)までの、対テザー(USDにペッグされたステーブルコイン)でのOASの値動きを示したものです。
OASは、2022年12月末から2023年1月末にかけて、緩やかな上昇トレンドを形成していました。
そこに、”bitbankからOASが国内市場に初めて上場する”という話題が飛び込んできて、それが投資家にポジティブに受け取られたことにより、大きく急騰しました。
OASは2022年12月に市場に上場したばかりの新しい仮想通貨であり、Oasysの需要の拡大や、上場先の増加などによって、これからさらに価格が高騰していく可能性が十分にあります。
そのため、今の内に投資しておくと、将来大きなリターンを得られるかもしれません。
そんなOASに投資してみたい方は、ぜひこの機会にbitbankのこともチェックしてみてください。
仮想通貨OAS(オアシス)の買い方
OASは、bitbankで取り扱いが開始されることが公表されています。
したがってここでは、bitbankでの仮想通貨の購入方法を確認しておきましょう。
- bitbankで口座を開設する
- 口座に資金を入金する
- 取引の形式を選ぶ
- 数量などを決めて購入する
bitbankで口座を開設する
まずはbitbank公式サイトにアクセスして、口座開設を申し込みましょう。
bitbankでの口座開設の手順は以下のとおりで、最短で申し込みをしたその日の内に、取引を始めることができます。
- アカウントの登録(メールアドレスの登録)
- 本人情報の登録
- 本人確認書類のアップロード
- 口座開設審査
口座に資金を入金する
口座開設が完了したら、次はその口座に仮想通貨の購入資金を入金しましょう。
国内他社には入金方法が複数用意されているところもありますが、bitbankの場合はシンプルに振込入金のみとなっています。
なお、銀行やATMなどでかかる振込手数料については、自身で負担しなければなりません。
取引の形式を選ぶ
上場前なのでOASがどのような扱いになるかはまだわかりませんが、bitbankの取り扱い通貨の多くは、「販売所」と「取引所」のいずれを選んで取引できるようになっています。
「販売所」は仮想通貨取引所とユーザーの間で取引をする形式、「取引所」はユーザー同士で取引できる形式となっており、それぞれ次のような特徴を持ちます。
販売所:
- 仮想通貨取引所とユーザーの間で取引をおこなう
- 取引所と比べて、取引コスト(スプレッド)が割高
- 仕組みがシンプルで、初心者でも取り組みやすい
- 約定力が高く、基本的には仮想通貨取引所が提示した価格のとおりに注文が成立する
取引所:
- 仮想通貨取引所のユーザー同士で取引をおこなう
- 一般的に取引所の取引手数料は、販売所のスプレッドよりも割安になっている
- マイナーな銘柄ほど取引高が少なく、ユーザー同士での取引が成立しにくい
- 販売所と比べると、取引の仕組みがやや難解
bitbankが提示する価格で手軽に取引したい方は「販売所」、取引コストを安く抑えた方は「取引所」を選択するとよいでしょう。
数量などを決めて購入する
取引の形式を決めたら、実際にbitbankで仮想通貨を購入してみましょう。
販売所を利用する場合は、購入数量もしくは日本円での購入金額を入力して注文(成行注文)を出すだけで、ほしい仮想通貨を購入できます。
それに対して取引所は、成行注文だけでなく、オーダーブックを参考にしながら指値・逆指値注文を用いることも可能です。
以上、bitbankでの仮想通貨の購入方法を紹介しました。
繰り返しになりますがbitbankでは、2023年1月31日にOASを取り扱うことが公表されました。
OASに興味がある方は、ぜひbitbankの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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仮想通貨OAS(オアシス)の将来性
最後に、OasysおよびOASの将来性について、考察していきましょう。
- バリデーターに参加した企業が、Oasysでのゲーム開発に参入するかもしれない
- 有名IPがOasysでブロックチェーンゲーム化される可能性がある
- 国内外で上場先が増えていく可能性が高い
バリデーターに参加した企業が、Oasysでのゲーム開発に参入するかもしれない
Oasysでは初期バリデーターに、次のような多くのゲーム開発企業が参加しています。
- セガ
- スクウェア・エニックス
- バンダイナムコ研究所
- thirdverse
- UBISOFT
- グリー
- Gumi
- double jump.tokyo
ブロックチェーンにトランザクションのデータを記録する際、そのデータが正しいかどうか検証するノード(ネットワーク参加者)のこと。
これらはいずれも、すでにブロックチェーンゲームを開発していたり、ブロックチェーンゲームに強い関心を持っていたりする企業で、今後Oasysを基盤にしてブロックチェーンゲームの開発に乗り出すことも十分に期待できます。
また、国内を代表する企業がゲーム開発に参入すれば、ゲーマーからのOasysへの需要は大きく拡大していくことでしょう。
有名IPがOasysでブロックチェーンゲーム化される可能性がある
Oasysではすでに、セガの有名IPである「三国志大戦」を元にしたブロックチェーンゲームの開発が進められています。
人気ゲームのIPを活用したブロックチェーンゲームは、これまでブロックチェーンゲームに触れたことのないそのIPのファンも、引き込める可能性を持ちます。
またOasys上のゲームのプレイヤーが増えていけば、その影響はネイティブトークンであるOASの価格にも反映されるでしょう。
国内外で上場先が増えていく可能性が高い
前述のとおりOASは、2022年12月に市場への上場を果たしたばかりで、国内だけでなく海外でも、まだ上場先が限られています。
そのため、これから国内外で上場先が増えていく可能性が十分にあります。
先ほどOASの価格動向の解説でも述べたように、新規上場の話題は投資家からポジティブに受け取られ、短期的な高騰のきっかけになるケースが多く見られます。
したがって、これからOASに投資するのであれば、新規上場に関するニュースも逐一チェックしておくとよいでしょう。
仮想通貨OAS(オアシス)のまとめ
今回はブロックチェーンOasysとそのネイティブトークンであるOASについて、主な特徴や将来性などを紹介しました。
- OASは、ゲームでの利用に特化したブロックチェーン「Oasys」のネイティブトークン
- Oasys上で、決済通貨やステーキング報酬などに用いられている
- 従来のゲームと違ってOasysのゲームでは、プレイヤーはガス代を支払う必要がない
- OASは、bitbankから国内市場への初上場
OASは、ゲームでの利用に特化した日本発のブロックチェーン「Oasys」のネイティブトークンです。
これからOasysを基盤とした国産のゲームが数多くリリースされるようになれば、決済通貨などに用いられるOASの需要も拡大していくことでしょう。
またOASは、近日中にbitbankから、国内市場への初上場しました。
OASへの投資を考えている方は、ぜひbitbank公式サイトもこの機会にチェックしてみてください。
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