【暴落する?】米国株価(アメリカ株価)の今後の予想や長期的な見通しを徹底解説
株式投資の中でも米国株について興味のある人や米国株の利回りが高いということを聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。
米国株はS&P500やダウ平均株価などを筆頭にこれまで高い利回りを記録しています。
しかし、米国株が今後も同じように推移するのか不安な人は多いと思いでしょう。
今回の記事では、米国株のこれまでの価格推移や今後の見通しについて解説していきます。
- 米国株は長期的には高い運用成績を記録している
- 2021年は金利上昇や中国の不動産デフォルトなどが要因で下落
- 2023年後半より米利上げサイクル終了の見通しから上昇傾向
- 米国株に投資する人も分散投資を適切に行うよう注意が必要
- 米国株の取引方法はCFD取引、投資信託、現物取引が人気
- 米国株の投資にはIG証券が人気
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米国株のこれまでの価格変動・推移
米国株の運用利回りが高いと聞いたことのある方や米国株の投資に注目している人も多いと思いますが、実際どのような価格で推移しているのかや価格の変動要因を知らなければ的確な投資は行えません。
ここからは、米国株の代表指数であるS&P500とダウ平均株価のチャートを確認しながら、価格変動や推移について確認していきましょう。
2011年〜2015年の価格推移
まずは、2011年〜2015年のS&P500(青色チャート)とダウ平均株価(オレンジ色チャート)の価格推移について確認していきましょう。
2011年〜2015年の5年間は米国株にとって価格を大きく伸ばした年になりました。
2011年の1年間はやや横ばいでしたが2012年〜2014年までは大きな下落もなく右肩上がりを続け、5年間の運用パフォーマンスはS&P500で+61.24%、ダウ平均株価で+45.68%となっています。
ただし、上記チャートから分かる通り2015年の8月頃にS&P500・ダウ平均株価ともに一度大きな下落がありました。
下落の要因としては、中国株安による中国景気への懸念が見られたことや、商品市場が値下がりしたことを受けて世界的な景気後退が懸念されたことが挙げられます。
しかし、2015年8月の下落は一時的なものであり、年末にかけて下落前の価格に戻っています。
2016年〜2020年までの価格推移
2016年〜2020年は全体としては高いパフォーマンスを発揮していますが、単年度で注目すると下落も多い年となりました。
2016年〜2017年の2年間は大きな下落もなく堅調に推移していますが、2018年は非常に変動が激しく、年末には大きく下落しています。
2018年の米国株の下落要因については以下のものが挙げられます。
- 2018年1月:VIXショック
恐怖指数と呼ばれ市場の危険度を示すVIX指数が大きく上昇したことで警戒が高まり米国株全体が大きく下落した - 2018年10月:金利上昇による株安
長期金利が約7年ぶりの水準にまで上昇したことを受けて、ハイテク株を中心に株価が大幅下落 - 2018年12月:金利政策についての先行き不透明による株安
投資家が期待していた金利緩和政策引き締めの中断が発表されず、今後の金利政策方針についての示唆が明確にされなかったことで、今後の先行きが不透明になり株価が下落
長期的な下落から2019年には回復を見せましたが、2020年の2月に再び大きな下落を見せ始めました。
2020年2月の下落は新型コロナウイルスの感染が影響し企業活動が停滞した「コロナショック」によるもので、多くの企業の株価が大きく下落しています。
しかし、FOMCが金融緩和政策を適切に行ったことや、ハイテク株を筆頭に巣篭もり需要の中でも業績を大きく伸ばした企業が台頭したため、コロナショック後すぐに株価が上昇し始め年内には暴落前の株価を突破しました。
結果としては2016年初来からS&P500は+86.62%、ダウ平均株価は+78.47%となり、非常に大きなパフォーマンスとなっています。
2021年~2022年の価格推移
2021年上半期は上昇トレンドが続き、下半期に入るとやや変動が激しくなっています。
同年9月に株価が下落した要因としては、FOMCが年内の量的金融緩和の縮小(テーパリング)開始を示唆したことが挙げられます。
市場金利が上がることで企業の資金調達コストが大きくなってしまうため、業績が停滞すると考えられることと、債券利回りが上昇することで株式よりも債券へ投資が集中するため株価が下落します。
また、中国の不動産大手「恒大集団」のデフォルト懸念が発表されたことにより中国株安となり米国株の下落にも起因しました。
さらに、2021年12月には新型コロナウイルスのオミクロン変異株感染拡大の動きがあり、世界的な経済悪化が懸念され再び下落に転じています。
上記のように、2021年の米国株は金利上昇や中国のデフォルト懸念、オミクロン株など様々な下落要因がありました。
2022年~2024年現在
2022年に入ると、米利上げの影響から株価が大きく下落します。
2022年にはインフレのリスクから大規模な利上げが続き、経済後退懸念から米国株全体での下降トレンドを形成しました。
2023年に入ると、生成AIの発展や米経済回復期待により安値からの転換を見せ始めます。
2024年1月FOMCでは4会合連続の据え置きとなったことで利上げサイクル終了期待が高まり、さらに大きく上昇した形です。
米国株への投資をお考えの方は、NYダウやS&P500に直接投資可能なIG証券がおすすめですので、まだ口座をお持ちでない方は是非この機会に口座開設しておきましょう。
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米国株の今後の見通し・予想
米国企業の運用パフォーマンスや注目度は世界株の中でも非常に高いですが、次の3つの変動要因に注目する必要があります。
- 景気回復局面では金利が上昇し株価が下落するリスクがある
- 中国株や中国の景気が米国株に影響を与える可能性が高い
それぞれの価格変動要因について、詳しく解説していきましょう。
景気回復局面では金利が上昇し株価が下落するリスクがある
新型コロナウイルスからの景気回復などで株価が上昇しますが、景気が回復することで金融政策が行われ金利が上昇する可能性があるため、株価下落に注意しましょう。
米国では、FOMC(連邦公開市場委員会)が金利を決定し、年に8回会合が開催されるため、米国株に投資するのであればFOMCの発表内容に注目することが望ましいです。
中国株や中国の景気が米国株に影響を与える可能性が高い
過去の米国株推移でも2015年の中国景気の後退、2021年の恒大集団のデフォルトなど、中国株や中国景気が米国株の下落に起因しました。
中国が世界の経済や株価市場に与える影響は高いため、米国株に投資を行う際にも中国情勢について注目する必要があります。
また、米中の外交面についても株価の変動要因となるため、大統領選挙が行われると米国株が変動する可能性が高いでしょう。
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米国株への投資方法
米国株の投資方法としては、以下の3つが挙げられます。
- CFD取引
- 投資信託
- 個別株投資
ここからは、米国株の3つの投資方法について解説していきます。
CFD取引
CFD取引とは、差金決済取引と呼ばれる取引方法で証拠金を入金することで、証拠金の数倍の資金で取引を行うことができる投資方法です。
証拠金以上の資金で投資できるレバレッジを活用することで、少ない資金でも多くの銘柄に投資することができるため、分散投資の効果が高くなります。
また、FXのように売りポジションを保有して決済することで、米国株の下落相場時にもリターンを得ることができ、投資の幅が広いです。
投資信託
投資信託とは、投資家から集めた資金を運用のプロがまとめて取引してくれる商品で、分散投資を徹底したい人におすすめです。
数千円の資金からでも運用することができ、数億円以上の運用資金で分散投資を行うため、自分で取引する以上にリスクを抑えることができます。
ただし、信託報酬などの運用コストがかかるという点や運用の自由度が高くないため、自由に運用したい人はCFD取引や個別株がおすすめです。
銘柄については「投資信託のおすすめ銘柄ランキング」をご覧ください。
個別投資(現物取引)
個別株投資は、自分の資金を使って銘柄を購入し、株式を保有する投資方法で、スタンダードな取引になります。
米国株は国内株と異なり、1株からの購入ができるため、投資資金が少ない場合にも取引しやすいです。
また、積立購入や貸株・配当金などのメリットがあり、長期投資をしたい人におすすめといえるでしょう。
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米国株投資に人気の証券会社
米国株投資に人気の証券会社としては、以下の3つが挙げられます。
それぞれの証券会社の特徴やメリットについて、確認していきましょう。
IG証券
- 米国株・米国ETFのCFD取引が行える
- レバレッジをかけることで少額から分散投資を行える
- 売りポジションから入ることで暴落時にも強い
IG証券では、外国市場に強く銘柄数の多い証券会社で全体として約17,000以上の銘柄を取り扱い、米国株や米国ETFのCFD取引を行うことが可能です。
CFD取引では、4〜5倍のレバレッジをかけることで少ない資金からでも分散投資ができます。
また、IG証券では米国株だけでなく、株価指数に投資することもできるため、S&P500やダウ平均株価などの指数を低コストで運用できることがメリットです。
さらに、CFD取引では買いだけでなく、売りから入る取引方法も可能なため、下落相場時にも利益が得られることができます。
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SBI証券
取扱商品 | 国内株、投資信託、外国株、先物・オプション、FX、債券 など |
米国株式購入手数料 | 約定代金の0.45%(税込0.495%) |
提供サービス | 貸ETF、貸株サービス |
公式サイト | SBI証券公式サイト |
関連記事 | SBI証券の評判 |
- 米国株・米国ETFの現物購入・積立購入ができる
- 貸株・貸ETFで長期投資にも強い
SBI証券では、米国株・米国ETFの現物取引・積立購入が可能で、特に積立購入を行うことで価格変動リスクを抑えながら運用することが可能です。
また、米国株・ETFの貸株・貸ETFに対応しており、銘柄を保有しているだけでも貸株収入が得られるため、長期投資との相性が非常に良いです。
積立買付、貸株を活用することで投資初心者でもリスクを抑えながら安定したリターンが期待できるため、取引に慣れていない人におすすめとなります。
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マネックス証券
取扱銘柄 | 国内株、米国株、中国株、投信、積立、債券、FX、先物、商品 |
取引手数料 (米国株) | 約定代金の0.45%(税込0.495%) 最低0米ドル |
その他の主なサービス | ロボアドバイザー「ON COMPASS」 SNS型投資アプリ「ferci」 投資情報メディア「マネクリ」 マネックスカード |
公式サイト | マネックス証券公式サイト |
関連記事 | マネックス証券の評判 |
- 米国株の現物取引が可能
- 米国株専用スマホアプリの機能が充実
- 米国株の投資レポート、投資セミナーが充実しており、勉強しながら投資できる
マネックス証券では、米国株の現物取引を最低0米ドルの手数料から始めることができて、取引にかかるコストが低いことが特徴です。
取引アプリは米国TradeStation社が開発した専用のツールで、レーダースクリーン・チャート分析・チャート発注等の機能がスマートフォンから行えるというメリットがあります。
さらに、専用アナリストによる米国株の投資レポート・投資セミナーが充実しており、米国株の情報を得ながら投資したいという人におすすめです。
米国株への投資手順
米国株に興味のある方や高いパフォーマンスの投資先に運用したいという方は、早速米国株投資を始めてみましょう。
ここからは、IG証券の米国株投資方法について、口座開設の手順から詳しく解説していきます。
口座開設手続きを行う
まずは、IG証券の口座開設を行うために公式サイトから申し込み手続きを行いましょう。
公式サイトの右上などに配置されている「口座開設」というタブをクリックすることで、口座開設が可能です。
上記の画像のように、入力項目に従いながら以下の手順のように口座開設を進めていきましょう。
- 申し込み情報、本人情報の入力
- 各種規約の同意
- 本人確認書類の提出
本人確認書類の提出が完了すると、IG証券の方で審査を行い、問題なければ口座開設が完了します。
銘柄を選択し、取引を行う
口座開設が完了したら、実際に米国株の取引を行うためマイページから「株式CFD」を選択します。
取引画面が表示されると左側のメニューから「株式」を選択することで、米国株・ETFの取引が可能です。
「株式」を選択すると、人気順で銘柄が表示されているため、一覧から人気の銘柄を選択することも可能です。
表示銘柄以外に取引したいものがある場合、画面左上の「検索」タブから任意の銘柄を探すこともできます。
銘柄を選択すると、チャート画面が表示されるので、注文手続きを行うことが可能です。
チャート画面では、買い・売りのポジションを選択し、注文方法、ロット、価格等を入力することで発注を行います。
指値注文等の価格を指定する注文方法の場合、指定レートに到達したら取引が成立します。
手順がわかった方は、まずはIG証券での口座開設から始めてみましょう。
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米国株を選ぶ際の注意点
米国株を選ぶ際の注意点としては以下の3つが挙げられます。
- 1つの銘柄に集中投資しない
- セクターごとに分散投資する
- 運用利回りだけでなく、配当利回りにも注目する
それぞれの注意点について、詳しく解説していきます。
1つの銘柄に集中投資しない
米国株に限らず、投資を行う際には分散投資を行うことが前提です。
自分の投資資金を1つの銘柄に集中させてしまうと、価格変動が1つの銘柄に依存してしまいリスクが高くなります。
分散投資を適切に行うことで価格変動リスクを抑えることができるため、資金の少ない人はIG証券のCFD取引などを活用しながら様々な銘柄を取引しましょう。
セクターごとに分散投資する
株式投資を行う際には、業種や発行株数、株価などで分類された「セクター」というものがあります。
同じセクターの銘柄は、株価の動きが同じになりやすいという性質があるため、複数の銘柄を取引していてもリスクヘッジにならない可能性が高いです。
業種を分けることや小規模な銘柄も運用することでそれぞれの銘柄が持つリスクを分散させることができるため、銘柄選定の際は注意しましょう。
運用利回りだけでなく、配当利回りにも注目する
米国株を投資する上で見逃せないポイントとして配当金が挙げられます。
配当金が充実している銘柄は人気が高く運用利回りが安定しているため、売却による利益は少ないですが、配当金による安定した収入が見込めるため、初心者でも投資しやすいです。
ハイテク株など、価格変動が大きな銘柄は無配当の企業が多いため、株価の値上がりを重視する銘柄と高配当銘柄を適切に取引するのがおすすめといえるでしょう。
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米国株に関するよくある質問
米国株に関するよくある質問として、以下の3つを抜粋しました。
- 2024年の米国株の見通しは?
- 長期的な米国株の見通しは?
- 米国株と日本株はどちらが良い?
2024年の米国株の見通しは?
2024年の米国株の見通しとしては、金利によって価格が変動する可能性があります。
FOMCによる市場金利の引き上げが継続すると、株価の下落要因となるため、市場に動きには注目しましょう。
2024年3月には5会合連続の据え置きとなったことから、上昇も考えられるため投資タイミングには注意が必要です。
長期的な米国株の見通しは?
長期的な米国株の見通しについては、ハイテク株を中心に期待できると言えます。
S&P500やダウ工業平均などの米国株指数は長期的なパフォーマンスが高く、アップルやマイクロソフトなどのビッグ・テックと呼ばれる巨大IT企業を筆頭に業績を大きく伸ばすと予想されます。
したがって、高いパフォーマンスを期待したい方は、ポートフォリオの一部に米国株を取り入れることがおすすめです。
米国株と日本株はどちらが良い?
過去の運用リターンにのみ注目すると、S&P500やダウ工業平均などの米国株指数の方が日経平均などの日本株指数よりも高いです。
したがって、運用パフォーマンスのみに注目するのであれば米国株が良いと言えます。
ただし、日本株は株主優待がもらえる銘柄があるという特徴もあるため、米国株を中心に運用する人でもリスクヘッジの観点から運用することが望ましいでしょう。
なお、今話題のmoomoo証券では、機関投資家のポジションなど、よりコアな情報も入手することができます。
moomoo証券では米国株の取引もできるようになっており、約定代金×0.088%(税込み)の業界最安値水準で取引可能です。
また、2024年3月には日本株の取引サービスも提供しており、豊富な日本株が手数料無料で取引可能です。
米国株取引をしてみたい方は、moomoo証券をチェックしてみましょう。
米国株の見通し・予想のまとめ
今回は、米国株の見通しについて解説しました。
- 米国株は長期的には高い運用成績を記録している
- 2021年は金利上昇や中国の不動産デフォルトなどが要因で下落
- 2024年現在は米利上げの終了期待から上昇傾向
- 米国株に投資する人も分散投資を適切に行うよう注意が必要
- 米国株の取引方法はCFD取引、投資信託、現物取引
- 米国株の投資にはIG証券
S&P500の高い利回りから、米国株へ興味があるという人も多いですが、分散投資を行いリスクを抑えることが重要です。
投資資金が少なくて適切に分散投資ができないという人はIG証券で利用できるCFD取引を活用し、分散投資を効果的に行うようにしましょう。
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