SBIネオトレード証券の評判/口コミを徹底解説|メリット・デメリットや手数料は?[旧ライブスター証券]
資産運用の観点から、ネット証券を利用する人が増えつつあります。
インターネット調査を主に行っているマイボイスコム株式会社が行った、ネット証券に関するアンケートによると、2021年から直近1年間でインターネット取引を利用して株式投資を行った経験がある人は、4割近く増加しています。
しかし、いざネット証券を利用してみようと考えてみても、ネット証券会社の数が多すぎて、どの証券会社を利用したら良いのかわからなくなってしまうはずです。
そこで、今回は株式投資にかかる手数料が業界最安水準である、SBIネオトレード証券について紹介いたします。
SBIネオトレード証券は手数料が安いだけでなく、IPOにも強いネット証券です。
今回の記事ではSBIネオトレード証券のメリット・デメリットを踏まえつつ、評判・口コミを紹介します。
- SBIネオトレード証券は、手数料が業界最安値水準のネット証券であること
- 事前の入金が必要なしにIPOに参加できる
- 高機能な取引ツールを無料で利用可能
- 制度信用買方金利が1.19%に、一般信用金利は1.59%まで安くなること
- 手数料を安く取引したいのであれば、SBIネオトレード証券がおすすめ!
手数料を安く抑えて、利用したい人はSBIネオトレード証券の利用がおすすめです。
新しく証券口座を開設したい人は、SBIネオトレード証券の利用も検討してみてください。
SBIネオトレード証券とは?
名称 | SBIネオトレード証券 |
取扱商品 | 国内株式投資信託先物取引IPO |
取引手数料 | 業界最安水準の信用取引手数料は0円現物取引の定額プランであれば、1日の約定代金が100万円以下で0円 |
取引ツール | 初心者から上級者まで満足できる取引ツール「NEOTRADE R」を導入 |
特徴 | IPOに事前の入金が必要ない高機能な取引ツールが無料で利用可能 |
口座開設 | SBIネオトレード証券の公式サイト |
SBIネオトレード証券は、SBIホールディングスグループに属しているネット証券です。
主要なネット証券の中でも、最安水準の手数料が用意されています。
現物取引の「定額プラン」を利用すれば、100万円以下の約定代金にかかる1日の手数料が0円です。
頻繁に取引を行う投資家にとっては魅力的ですね。
その手数料の安さから、SBIネオトレード証券は、高い顧客満足度を得ています。
「2021年オリコン満足度ネット証券ランキング」の「取引手数料」の部門で1位に輝きました
まだ口座を持っていない方はこの機会にぜひ口座開設してみてください。
SBIネオトレード証券の特徴|メリット
SBIネオトレード証券には4つのメリットが存在します。
それぞれのメリットについて簡単に紹介していきます。
業界最安水準の手数料
SBIネオトレード証券は、業界最安水準の手数料が特徴的です。
現物取引の場合、顧客の投資スタンスに合わせて、2つの手数料プランが用意されています。
1日の約定代金(定額プラン…1日の約定代金によって手数料が変わる) | 手数料 |
---|---|
50万円以下 | 0円 |
50万円超〜100万円以下 | 0円 |
100万円超〜150万円以下 | 880円 |
150万円超〜200万円以下 | 1,100円 |
200万円超~300万円以下 | 1,540円 |
それ以降100万円増加ごとに | 295円ずつ追加 |
1注文ごとの約定代金(一律プラン…1注文ごとの約定代金に応じて手数料が変わる) | 手数料 |
---|---|
5万円以下 | 50円 |
5万円超~10万円以下 | 88円 |
10万円超~20万円以下 | 100円 |
20万円超~50万円以下 | 198円 |
50万円超~100万円以下 | 374円 |
100万円超~150万円以下 | 440円 |
150万円超~300万円以下 | 660円 |
300万円超 | 880円 |
定額プランの場合、100万円以下の取引であれば手数料がかかりません。
そのため、細かい金額の取引であれば、手数料がかかりにくいです。
さらに一律プランの手数料を大手ネット証券会社と比べた場合であっても、SBIネオトレード証券の方が安いです。
例えば、同じSBIホールディングスグループのSBI証券では、300万円を超える取引をしてしまうと、「一律プラン」で1,013円かかってしまいます。
しかし、SBIネオトレード証券の場合、880円の手数料しかかかりません。
顧客の要望に応え続けている、SBIネオトレード証券だからこそ、業界最安水準の手数料が提供できているのかもしれません。
使いやすい取引ツール
SBIネオトレード証券では以下の取引ツールを提供しています。
高機能ダウンロード版 NEOTRADE R | ・国内株式から日経225先物、オプション取引まで対応している取引ツール ・最大2,880本の足表示ができる高機能なチャート表示あり ・スマホアプリと共有できるお気に入り銘柄の登録数は、2,000銘柄まで対応 |
NEOTRADE S | ・株式やNISA、先物オプションまで操作できるアプリ ・各種ランキング機能は、最大で300位まで表示可能 ・リアルタイムチャートで細かい値動きまで把握 |
NEOTRADE W | ・初心者の方でも安心して利用できるWebブラウザ版トレードツール ・SBIネオトレード証券のほとんどの取引ができる |
株価ボード | ・最大100銘柄の登録が可能 ・ダウンロード版に劣らない、詳細なリアルチャートも実装 |
SBIネオトレード証券では、上述のように豊富な取引ツールを利用できます。
さらにこれらの取引ツールが、なんと無料で利用可能です。
直感的な操作性を備えている取引ツールですので、初心者から上級者までさまざまな投資家が安心して利用しています。
IPO投資にも強い
SBIネオトレード証券はIPO投資にも強い味方といえます。
そもそもIPO投資とは、株式市場に新規で上場する株式を購入して、上場した初日に売却を行い、利益を狙う投資手段です。
一般的にこのIPO投資を行うとなると、事前に30万円程度の資金が必要になります。
しかし、SBIネオトレード証券では、事前の入金が不要でIPOの購入権利を申込可能です。
SBIグループの100%子会社となることで、SBIネオトレード証券のIPO銘柄が増えました。
2020年10月〜2021年9月までのIPO銘柄取り扱い数は16社にものぼります。
前年の同月間でのIPO取り扱い銘柄数が、7社であったことを踏まえるとおよそ2倍も取り扱い銘柄が増えたことになります。
さらに、SBIネオトレード証券ではIPO銘柄を購入する際の手数料が無料です。
手数料がかかるのは、IPO銘柄を売却したときのみですので、購入時の手数料を気にする必要がありません。
IPOについては「IPO株の買い方」「IPOのおすすめ証券会社」「IPOの当選確率」などの記事がありますので是非ご参照ください。
国内株式・信用取引に特化している
SBIネオトレード証券は国内株式・信用取引に特化しているネット証券です。
海外株式(ETF)の取引がない代わりに、国内株式の取引が充実しています。
日本国内の取引に集中することで、すでに述べている業界最安水準の手数料で取引できたり、顧客が満足できるような取引ツールを提供していたりします。
東京証券取引所に登録されている銘柄はもちろんのこと、国内のベンチャーファンドの取り扱いも行っています。
そのため、日本国内で設立しているさまざまな企業に投資できる点も魅力的です。
SBIネオトレード証券の特徴|デメリット
ここまでSBIネオトレード証券のメリットについて紹介してきました。
しかし、もちろんメリットがある一方で、デメリットも存在します。
そこで、SBIネオトレード証券を利用する上でのデメリットについて2つ紹介いたします。
投資信託は少なめ
国内株式に特化しているSBIネオトレード証券ですが、投資信託の銘柄数は他のネット証券と比べても少ないです。
SBIネオトレード証券は、以下の2社が投資信託を提供しています。
SBIアセットマネジメント | 顧客の需要に対応するべく、前例のない革新的な商品を提供することを心がけるファンド。 |
レオス・キャピタルワークス | 2008年から「ひふみ投信」を中心に商品を提供しているファンド。 |
このように2つの会社が運用している投資信託の銘柄数は、合計で10本です。
銘柄数が10本しかない中で、投資のリスク分散をすることは難しいでしょう。
海外株式(海外ETF)の取り扱いがない
SBIネオトレード証券は国内株式に特化している一方で、海外株式(ETF)の取り扱いがない点は注意が必要です。
近年では、バンガード社が運営する「S&P500」と連動する米国ETFを中心に、投資信託を利用している人も多いでしょう。
しかし、SBIネオトレード証券では一切の海外ETFがないです。
AmazonやApple、Googleなどの今後も成長が期待できる米国株式への投資ができない点は、機会損失となってしまうかもしれません。
そのため、世界市場の中心である米国への投資ができない点は、デメリットといえます。
さらに、海外株式以外にも地方単独上場銘柄の取り扱いがありません。
地方の成長が期待できる企業への投資ができない点は承知した上で、利用するようにしてください。
以上の様なデメリットが気になる方はSBI証券の方でも口座開設してみてください。
SBIネオトレードと使い分けることでより快適に自分のしたい投資をすることができる様になると思います。
まだSBI証券で口座開設していない人はぜひ口座開設してみてください。
\ 国内株式個人取引シェアNo.1 /
SBIネオトレード証券の評判・口コミ
それぞれSBIネオトレード証券を利用する際のメリット・デメリットを紹介しました。
では、実際の使用感はどうなのかが気になるところです。
ここからは、SBIネオトレード証券を利用している人の評判・口コミを紹介していきます。
やはり、SBIネオトレード証券の手数料は魅力的なようです。
特にSBIネオトレード証券では、1日の約定代金によって手数料が変わる「定額プラン」が用意されていて、100万円までの取引であれば手数料が発生しません。
上記の口コミの中では、ネット証券の手数料を比較している人もいます。
その方によると、1日の取引金額が200万円までの取引であれば、SBIネオトレード証券の利用はお得なようです。
また、SBIネオトレード証券のIPOを利用している人もいるようです。
SBIネオトレード証券のIPO抽選は、取引実績や保有資産に応じて当選確率が変わる抽選方式と、申込した人を平等に抽選する方式を混ぜた、混合抽選方式を採用しています。
そのため、SBIネオトレード証券を利用している人であれば当選しやすくなる場合があります。
もとより抽選確率の低いIPO抽選ですので、その確率を少しでも引き上げるプログラムがあるのは魅力的です。
さらに、SBIネオトレード証券のIPO抽選で良い点として、IPOの抽選結果がメールの件名で判別できる点も挙げられるでしょう。
SBIネオトレード証券のサイトをわざわざ確認しなくても抽選結果がわかりますので、無駄な手間を省けます。
SBIネオトレード証券が向いていている人
ここまでSBIネオトレード証券に関する特徴について紹介してきました。
ここからは、今まで紹介してきた特徴を踏まえた上で、SBIネオトレード証券の利用が向いている人の特徴を3つ紹介します。
SBIネオトレード証券の利用を検討している人は、参考にしてみてください。
とにかく手数料を抑えたい人
株式投資にかかる手数料をとにかく抑えたいという人は、SBIネオトレード証券の利用が向いています。
SBIネオトレード証券は、公式サイトや口コミの情報から分かるように、とにかく手数料が安いことが特徴的です。
取引を頻繁に行う、いわゆる「デイトレーダー」のような方であれば、手数料負けを気にしがちでしょう。
しかし、SBIネオトレード証券は業界最安水準の手数料で取引ができます。
そのため、他のネット証券で起こるような手数料負けが起きにくいです。
SBIネオトレード証券の現物取引は、定額プランであれば手数料を0円から利用できます。
さらに、信用取引にかかる手数料も0円です。
手数料負けを気にして思い切った取引が今までできなかった方こそ、SBIネオトレード証券の利用がおすすめです。
国内企業への投資をしたい人(IPO含む)
海外株式を扱っていない代わりに、国内株式に特化しているのがSBIネオトレード証券です。
そのため、国内株式を中心に取引を行いたい人には、SBIネオトレード証券の利用をおすすめします。
他のネット証券では幅広い銘柄を取り扱うことで、リスクヘッジを可能にしているのが一般的です。
しかし、SBIネオトレード証券ではあえて国内株式に特化しています。
国内株式に特化することで、顧客が望む手数料の引き下げや取引ツールの充実などを実現しています。
信用取引を中心に投資を行いたい人
信用取引を中心に投資を行いたい人も、SBIネオトレード証券の利用が向いています。
SBIネオトレード証券では、信用取引にかかる手数料が0円だということはすでに紹介しました。
他のネット証券では信用取引の手数料がかかる中、いかにSBIネオトレード証券の手数料が破格だかがうかがえます。
さらに、SBIネオトレード証券は、入金額・入庫額に応じて信用金利が大幅に安くなるお得なキャンペーンも実施しています。(常時開催)
SBIネオトレード証券が実施しているキャンペーンを利用することで、制度信用買方金利では1.19%、一般信用金利では1.59%まで安くなります。
SBI証券や楽天証券などの大手証券会社の制度信用買方金利が、2.8%であることを考慮すれば、いかに低い金利であるかが分かるでしょう。
そのため、安いコストで信用取引を行いたい人は、SBIネオトレード証券の利用がおすすめです。
以上の様な方はぜひSBIネオトレードで口座開設してみてください。
SBIネオトレード証券が向いていない人
SBIネオトレード証券は限定されたサービスを提供していますので、万人受けするネット証券会社ではありません。
そのため、SBIネオトレード証券の利用が向いていない人もいます。
ここではSBIネオトレード証券の利用が向いていない人の特徴を2つ紹介します。
海外株式にも投資したい人
SBIネオトレード証券では海外株式を取り扱っていませんので、海外株式に投資してみたい人には利用が向いていません。
近年では資産形成の観点から、パフォーマンスが高い米国株式が注目され始めています。
しかしながら、SBIネオトレード証券では海外株式の取り扱いがありません。
日本株式の運用に特化していることが特徴であるSBIネオトレード証券ですので、今後も海外株式への投資ができる見込みは薄いです。
SBIネオトレード証券を利用していると、どうしても資産が日本へと集中してしまいます。
そのため、リスクヘッジがしづらい一面があります。
どうしても国内株式ではリスク管理が不安だという人は、同じSBIホールディングスグループで、銘柄が豊富に用意されている「SBI証券」の利用をおすすめします。
投資信託を中心に投資したい人
SBIネオトレード証券は、投資信託を提供している会社が2社しかありません。
他のネット証券会社と比べると、投資信託の銘柄が少ないですので、投資への選択肢が狭くなりがちです。
そのため、投資信託を中心に取引したい人は利用が向いていないでしょう。
以上の様な方はぜひSBI証券の方でも口座開設してみてください。
\ 国内株式個人取引シェアNo.1 /
SBIネオトレード証券のよくある質問
初めてSBIネオトレード証券を利用するとなると、気になることは多々あるはずです。
そこで、SBIネオトレード証券を利用する上で、よくある質問を3つまとめました。
どんな注文方法がありますか?
SBIネオトレード証券では、顧客のさまざまな需要に応えるべく、豊富な注文方法が用意されています。
一般的な成行注文から指値注文、特殊な注文方法まで利用できます。
一般的な注文方法以外にどのような注文方法があるかは、以下の表を確認してください。
注文方法 | 特徴 |
---|---|
逆指値S注文 | 買い注文では現在値以上の価格を逆指値注文し、逆指値条件に価格が到達したら「成行」か「指値」で注文します。売り注文では現在値以下の価格を逆指値注文し、逆指値条件に価格が到達したら「成行」か「指値」で注文します。 |
逆指値M注文 | 買い注文では現在値以下の価格を逆指値注文し、逆指値条件に価格が到達したら「成行」か「指値」で注文します。売り注文では現在値以上の価格を逆指値注文し、逆指値条件に価格が到達したら「成行」か「指値」で注文します。 |
OCO注文 | 指値注文と不成注文、逆指値S注文を同時に発注する注文方法です。 |
IFD注文 | 買付注文の発注と売却注文予約を同時に設定できる注文方法です。 |
IFDO注文 | 買付注文とともに、OCO注文を発注できる注文方法です。 |
配当金はいつもらえますか?
銘柄ごとの権利確定日時点の残高に対して、約2〜3ヶ月後に配当金が支払われます。
配当金受領方法によって受け取る方法は異なりますので、以下の表を確認してください。
口座開設から開設完了までの期間はどれぐらい?
口座開設にかかる書類を提出してから、手元にログインIDが到着するまで数日かかることがあります。
手元にログインIDが届くまで最短で、3営業日程度の時間がかかるようです。
ただし、最短で3営業日ですので、それ以上かかる可能性があることは考慮した上で、申込するようにしてください。
SBIネオトレード証券のまとめ
今回の記事では、SBIネオトレード証券の情報を中心に紹介しました。
この記事から分かること
- SBIネオトレード証券は、手数料が業界最安値水準のネット証券であること
- 手数料の安さから、「2021年オリコン満足度ネット証券ランキング」の「取引手数料」の部門で1位を獲得
- 初心者から上級まで満足できる取引ツールを無料で提供している
- 手数料を安く取引したいのであれば、SBIネオトレード証券がおすすめ!
SBIネオトレード証券は、手数料の安さが特徴的なネット証券です。
取引を頻繁に行う人にとっては、その手数料の安さは魅力的でしょう。
また、信用取引において、低金利で利用できる点も見逃せません。
ネットからの申込で簡単に利用できますので、この記事を通して興味を持った方はぜひ利用してみてください。