【徹底比較】WealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO+docomo(テオ)はどっちがおすすめ?手数料や実績・リスクを解説
ロボアドバイザーは投資先の選定や実際の運用をAIが代行してくれる便利なサービスであり、2016年に登場して以降、徐々にそのサービスを提供する会社も増えてきます。
そのためロボアドバイザーを利用したくても、どのサービスが自分に適しているか分からずに悩んでいる方もおられることでしょう。
そこで今回は、ロボアドバイザーの中でも特に人気の高い「WealthNavi(ウェルスナビ)」と「THEO+docomo(テオプラスドコモ)」をピックアップして比較・紹介していきます。
それら2つのサービスのメリット・デメリットや、どういった人がWealthNavi・THEO+docomoに向いているかを分かりやすく解説していきますので、ロボアドバイザー選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
- WealthNaviとTHEO+docomoは、どちらも投資一任型のロボアドバイザー
- WealthNaviは、運用者数・預かり資産ともに業界トップ
- どちらもサービス開始以降、リスク許容度に関わらずプラスのリターンを上げている
- WealthNaviはNISAを活用できる投資一任型ロボアドバイザー
- THEO+docomoは、特定の条件をクリアすると業界最安水準の手数料で利用できる
なお、どのロボアドバイザーを使ってよいか中々決められない方は、WealthNaviの利用が特におすすめです。
WealthNaviは預かり資産1兆円(2024年1月11日時点)、運用者数38万人(2023年9月30日時点)の、ロボアドバイザー国内トップシェア(※)です。※一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2024年3月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2024年6月時点)
またユーザー満足度は84%を誇り、多くの方が継続して利用しています。
口座開設は無料でできるので、ぜひこの機会にWealthNaviを使って、おまかせで資産運用を始めましょう。
ロボアドバイザーを選ぶポイント
まずはロボアドバイザーを選ぶ際に重要になってくるポイントを、4つ押さえておきましょう。
- 投資一任型かアドバイス型のどちらが適しているのか
- 自身の望む資産運用(リスクリターン)を実現してくれるのか
- 手数料は安く抑えられるか
- 節税機能があるか
投資一任型かアドバイス型のどちらが適しているのか
まず大前提としてロボアドバイザーには、大きく分けて「投資一任型」と「アドバイス型」の2種類があります。
投資一任型は投資資金を預け入れたら、銘柄の選定から発注、その後の運用まですべてAIが代行してくれます。
一方でアドバイス型は、ユーザーのリスク許容度を診断し、投資家それぞれに合った運用方法を提案してくれて、実際の運用はそのアドバイスを元に自らおこないます。
またアドバイス型は無料で利用できることがほとんどですが、実際の運用まで代行してくれる投資一任型は利用料が発生します。
これらのメリット・デメリットを比較して、自分にはどちらが適しているのかよく検討しましょう。
自身の望む資産運用(リスクリターン)を実現してくれるのか
多くのロボアドバイザーは手軽にできる無料診断によって、投資家一人ひとりに適しているであろう運用プランを提案してくれます。
それを通して利用しようとしているロボアドバイザーが、自分が望む資産運用(リスクリターン)を実現してくれるものなのかよく確認しましょう。
興味のあるロボアドバイザーが複数ある場合はそれぞれで一度、無料診断を受けてみることをおすすめします。
手数料は安く抑えられるか
手数料もロボアドバイザー選びの大事な要素の一つです。
優れたリターンを実現できるロボアドバイザーであっても、手数料が高いとトータルの収益は目減りしてしまいます。
そのため、手数料はできるだけ安く抑えられるところを選びましょう。
節税機能があるか
手数料とあわせて重要なのが節税対策で、税金も支払いが多いとせっかくの利益を減らしてしまうことにつながります。
投資一任型のロボアドバイザーの中には、ただ自動で売買を繰り返すだけでなく、税金の支払いをできるだけ減らせるように最適化してくれる機能が組み込まれているものがあるので、よくチェックしましょう。
初めてロボアドを始めてみるという方は、まずは国内トップシェア(※)を誇るWealthNaviから始めてみることがおすすめです。※一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2024年3月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2024年6月時点)
WealthNavi / THEO+docomoとは?
続いて今回比較していくWealthNaviとTHEO+docomoがどのようなサービスなのか、概要をご紹介します。
WealthNavi
サービス名 | WealthNavi(ウェルスナビ) |
運営会社 | ウェルスナビ株式会社 |
サービス開始 | 2016年1月 |
投資対象 | 2,000本以上の米国ETF (それらの中から6~7本を投資対象として厳選) |
最低投資金額 | 1万円 |
自動積立金額 | 月1万円~ |
運用コスト | 預かり資産×年率1.1% (税込) 3,000万円を超える部分は年率0.55%(税込) |
非課税制度 | NISAに対応 |
公式サイト | WealthNavi公式サイト |
関連記事 | WealthNaviの評判 |
おすすめのロボアドランキングNo1のWealthNavi(ウェルスナビ)は、ウェルスナビ株式会社が2016年から提供している「投資一任型」のロボアドバイザーです。
運用者数・預かり資産ともに国内トップシェア(※)であり、預かり資産で見ると国内シェア率66%(2021年6月時点)と、他社を寄せ付けない圧倒的な人気を誇ります。※一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2024年3月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2024年6月時点)
また投資対象は米国ETFで、それらを通して世界約50か国の1万2,000銘柄に対して分散投資できるようになっています。
THEO+docomo
サービス名 | THEO+docomo(テオプラスドコモ) |
運営会社 | 株式会社お金のデザイン |
サービス開始 | 2016年2月 |
投資対象 | 米国ETF (最大30本以上の米国ETFに分散投資) |
最低投資金額 | 1万円 |
自動積立金額 | 月1万円~ |
運用コスト | 預かり資産×年率1.1% (税込) |
非課税制度 | 非対応 |
公式サイト | THEO+docomo公式サイト |
関連記事 | THEO+docomoの評判 |
THEO+docomo(テオプラスドコモ)もWealthNaviと同じく投資一任型のロボアドバイザーで、株式会社お金のデザインが運営しています。
また投資対象もWealthNaviと同じく米国ETFですが、こちらはETFを通して世界86の国と地域、1万1,000銘柄以上に分散投資をおこなうことによって、リスク低減につなげています。
なおTHEO+docomoは、利用の前にdポイントクラブの会員(会員登録は無料)になっておく必要があります。
WealthNaviとTHEO+docomoの比較表
人気の高いWealthNaviとTHEO+docomoはどちらも「投資一任型」のロボアドバイザーですが、それぞれ異なった特徴を有しており、それらを分かりやすく表にまとめました。
比較項目 | WealthNavi | THEO+docomo |
---|---|---|
利用者数 | 38万人超 (2023年9月30日時点) | 10万人超 (2022.8月時点) |
預り資産 | 9500億円超 (2023年11月6日時点) | 1100億円超 (2022年8月時点) |
投資対象 | 米国ETF1万2,000銘柄 (6~7本をピックアップして分散投資) | 米国ETF (最大30本以上に分散投資) |
ロボアドの種類 | 投資一任型 | 投資一任型 |
利用手数料 | 預かり資産×1.1% (年率・税込) | 預かり資産×1.1% (年率・税込) |
手数料の割引プログラム | 最大で年率0.99%まで割引 | 最大で年率0.715%まで割引 |
最低投資金額 | 1万円 | 1万円 |
自動積立の最低投資金額 | 1万円 | 1万円 |
リターン実績 | 約5年半で+30.8~60.8% (2016.1~2021.10) | 年利2.58~8.59% (2016.2~2021.8) |
非課税制度の利用 | NISAに対応 | 不可 |
リバランス機能 | 有り | 有り |
税金の最適化機能 | 有り | 有り |
ポイント還元 | TOKYUPOINT、マイルなど | dポイント |
運用実績の比較
WealthNaviとTHEO+docomoの運用実績は表に示す通り、利率の算出方法がそれぞれ異なるので単純な比較はできません。
ただどちらもサービス開始以降、リスク許容度の高低に関わらずプラスのリターンを上げており、いずれも優秀なサービスだと言えるでしょう。
必要資金の比較
WealthNavi、THEO+docomoともに投資資金に最低でも1万円が必要です。
なお自動積立を利用した場合の、1回あたりの最低引落金額もどちらも1万円です。
利用手数料の比較
利用手数料はどちらも基本的には、預かり資産×1.1%(年率・税込)で同じです。
ただ、それぞれ利用状況に応じた割引プログラムがあり、最大の割引率はTHEO+docomoの方が上です。
その他の比較
THEO+docomoは非課税制度に一切対応していませんが、WealthNaviはNISAに対応しています。
またTHEO+docomoは、運用する中でdポイントが貯まります。
一方でWealthNaviは様々な企業と提携しており、中にはその提携先のポイントやマイルが貯められるものもあります。
例えば「WealthNavi for JAL」の取引口座を開設すると、運用中にJALのマイルが貯まっていきます。
NISAに対応しているという点では、初心者におすすめのロボアドはWealthNaviと言えるでしょう。
まだWealthNaviの口座をお持ちでない方は是非この機会に無料で口座開設しておきましょう。
WealthNavi(ウェルスナビ)のメリット
ロボアドバイザーの国内トップシェア(※)であるWealthNaviには、次のようなメリットがあります。※一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2024年3月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2024年6月時点)
- 運用実績が安定している
- 投資対象が分かりやくて安心
- 非課税制度のNISAを使って運用してくれる
- 様々な企業と提携しており、ポイント還元など独自のサービスを受けられる
運用実績が安定している
WealthNaviは以下のようなモデルケースを用いて、2016年のサービス開始から2021年10月末までの運用実績を算出しています。
- サービス開始時点(2016年1月19日)で、資金100万円でスタート
- サービス開始翌月から毎月3万円を積立
- 半年ごとにリバランスを実施
- 手数料分は差し引かれた状態で算出
- 手数料は現金部分を除く預り資産に対して年率1%(税込1.1%)
- 分配金やリバランス時の譲渡益にかかる税金は考慮しない
- ETFの分配金は権利落ち日に再投資
またこのモデルケースでの想定の運用実績(円建ての場合)は以下の通りで、設定するリスク許容度に関わらずサービス開始以降、安定したリターンが得られていることが分かります。
リスク許容度 | 累積元本 | 資産評価額 | 損益 | リターン |
---|---|---|---|---|
1 | 307万円 | 402万円 | +95万円 | +30.8% |
2 | 307万円 | 433万円 | +126万円 | +41.1% |
3 | 307万円 | 458万円 | +151万円 | +49.0% |
4 | 307万円 | 482万円 | +175万円 | +56.8% |
5 | 307万円 | 494万円 | +187万円 | +60.8% |
投資対象が分かりやすくて安心
WealthNaviは1万2,000銘柄の米国ETFを投資対象としていますが、実際に運用する際はそれらの中からユーザー一人ひとりのリスク許容度診断を元に、6~7本のETFをピックアップします。
また、それら6~7本のETFへの投資割合を調整することによって、リスクリターンをコントロールします。
さらに投資しているETFの名称とその投資割合は、次の事例のようにユーザーに明確に示されるので、安心して利用できます。
- (2022 年 11 月 1 日以降)
- 米国株 VTI
- 日欧株 VEA
- 新興国株 VWO
- 債券 AGG
- 債券 TIP
- 金 GLD
- 金 IAU
- 不動産 IYR
非課税制度のNISAを使って運用してくれる
投資一任型のロボアドバイザーの多くはNISAに対応できていませんが、WealthNaviは2021年2月から業界で初めて、NISAに対応した「おまかせNISA」のサービスを開始しました。
また「おまかせNISA」は何でもNISA口座で買い付けるのではなく、通常の口座と組み合わせて運用することによって、自動で非課税メリットの最大化を図ってくれます。
様々な企業と提携しており、ポイント還元など独自のサービスを受けられる
WealthNaviは様々な金融機関や企業と提携しており、それぞれの提携サービスの口座を開設すると、優待プログラムやポイント還元など独自のサービスを受けられるようになっています。
ただ「長期割」など、提携サービスの口座をつくることによって受けられなくなるサービスもあるので、口座を開設する際はどのサービスを優先するかよく検討する必要があります。
このようなWealthNaviのメリットに魅力を感じ方は、ぜひこの機会にWealthNaviの口座を開設しておきましょう。
WealthNaviの口座開設手順は、「ウェルスナビの始め方」で詳しく解説しておりますので是非ご参照ください。
THEO+docomo(テオ)のメリット
次にTHEO+docomoにも、WealthNaviにはない独自のメリットがあります。
- 1万円から始められる
- 積立や出金などの実績によって手数料が大幅に安くなる
- 運用金額に合わせてdポイントが貯まる
1万円から始められる
THEO+docomoの最低投資金額は1万円となっています。
そのため、投資資金が少ない方や投資未経験者でも気軽に始められます。
また自動積立も1万円からできるので、無理せず継続して運用することが可能です。
積立や出金などの実績によって手数料が大幅に安くなる
THEO+docomoの基本の手数料は年率1.1%ですが、「THEO Color Palette」という手数料体系によって以下のように、積立や出金実績によって最大で年率0.715%まで手数料を引き下げることが可能です。
また年率0.715%は、主要ロボアドバイザー提供サービス(WealthNavi、楽ラップ、ON COMPASS、フォリオ)と比較すると最安の水準です。
カラー | 手数料 (税込・年率) | 割引率 | カラー基準額 |
---|---|---|---|
ホワイト (通常の手数料) | 1.100% | ー | ー |
ブルー | 0.990% | 10%OFF | 1万円以上50万円未満 |
グリーン | 0.880% | 20%OFF | 50万円以上100万円未満 |
イエロー | 0.770% | 30%OFF | 100万円以上1,000万円未満 |
レッド | 0.715% | 35%OFF | 1,000万円以上 |
ただ、THEO Color Paletteの適用には次の4つの条件があり、多くの金額を投資するだけでは割引を受けられないので注意しましょう。
運用金額に合わせてdポイントが貯まる
THEO+docomoではdポイントと連携することで、運用金額1万円につき1ポイントが毎月もらえます。
またスマホや携帯のキャリアがdocomoだった場合、得られるポイントが1.5倍になります。
運用金額 | 1年間で貯まるポイント (docomoユーザー以外) | 1年間で貯まるポイント (docomoユーザーの場合) |
---|---|---|
50万円 | 600ポイント (50ポイント×12ヶ月) | 900ポイント |
100万円 | 1,200ポイント | 1,800ポイント |
300万円 | 3,600ポイント | 5,400ポイント |
1000万円 | 12,000ポイント | 18,000ポイント |
THEO+docomoはdocomoユーザーには魅力的なサービスと言えるでしょう。
スマホのプランでdocomoをご利用になっている人は、ぜひこの機会にTHEO+docomoに口座開設しておきましょう。
WealthNavi(ウェルスナビ)のデメリット
一方でWealthNaviには、次のようなデメリットもあります。
- 利用手数料が割高
利用手数料が割高
これはWealthNaviに限ったことではありませんが、テクノロジーに代行してもらう投資一任型のロボアドバイザーは、自分で投資信託やETFを買い付けるより運用コストがどうしても割高になります。
またWealthNaviの利用料である年率1.1%はロボアドバイザーの中では平均的な水準ですが、割引プログラム込みで考えると、WealthNaviよりTHEO+docomoの方が割安な手数料で利用できます。
THEO+docomo(テオ)のデメリット
またTHEO+docomoにも、次のようなデメリットがあります。
- dポイントユーザーでないと利用できない
- 非課税制度に対応していない
dポイントユーザーでないと利用できない
THEO+docomoは名前が示す通り、dポイントクラブの会員でないと口座を開設することができません。
そのため、ポイントサービスに興味がない方やdポイント以外のサービスを利用している方には不向きと言えるでしょう。
なお、dポイントクラブの会員でなくてもノーマルな「THEO」なら誰でも口座を開設できますが、その場合はTHEO+docomoの次のようなサービスはすべて使えません。
- 資産運用しながらdポイントが貯まる
- dカードと連携しておつり積立ができる
- d払い残高と連携してワンクリック入金ができる
非課税制度に対応していない
THEO+docomoは他の多くのロボアドバイザーと同様、非課税制度には対応していません。
またTHEO+docomoはリバランスの頻度が比較的高く、売買が年間で何度も繰り返される仕組みになっているため、仮に非課税制度を導入したとしてもその上限額をすぐに超えてしまう可能性があります。
そのためTHEO+docomoではNISAの非課税制度のメリットを活かすのは難しいと考えられており、今のところはNISAに今後対応しようとする動きも見られません。
NISAを利用したいという方は、ぜひWealthNaviで口座開設して、ロボアドで資産運用効率を上げていきましょう。
WealthNavi(ウェルスナビ)がおすすめな人
これまでの2社の比較と、メリット・デメリットを踏まえて、WealthNaviは次のような人に適したサービスだと言えるでしょう。
- 信頼と実績のあるサービスを利用したい人
- NISAを活用して節税したい人
- 提携企業のサービスを受けたい人
信頼と実績のあるサービスを利用したい人
WealthNaviは運用者数、預かり資産ともに、業界トップのロボアドバイザーです。※一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2024年3月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2024年6月時点)
また先ほどご紹介した通りサービス開始以降、安定した実績を残しています。
そのため、中々どのロボアドバイザーを使えばいいか決められない方は、とりあえずWealthNaviを選んでおけば間違いはないでしょう。
NISAを活用して節税したい人
WelthNaviは非課税制度のNISAに対応している投資一任型のロボアドバイザーです。
そのため税金を抑えながら、おまかせで資産運用をしていきたい方は、WealthNaviが良いでしょう。
提携企業のサービスを受けたい人
メリットの中でも紹介した通り、WealthNaviは様々な企業や金融機関と提携しており、それらで口座を開設すると独自のサービスを受けられます。
例えば仕事で航空機をよく利用する方は、「WealthNavi for JAL」や「WealthNavi for ANA」を活用すると、より効率よくマイルを貯めることができるでしょう。
THEO+docomo(テオ)がおすすめな人
続いてTHEO+docomoは、次のような人におすすめです。
- dポイントを普段の生活で活用している人
- 手数料割引プログラムの適用条件をクリアできる人
dポイントを普段の生活で活用している人
THEO+docomoでは運用していく中でdポイントが貯まっていくので、普段の生活でdポイントを使っている人に特におすすめです。
また、dカードとの連携による「おつり投資」やd払いとの連携による「ワンクリック入金」も、dポイントユーザーやdocomoユーザーにはうれしいサービスと言えるでしょう。
手数料割引プログラムの適用条件をクリアできる人
THEO+docomoでは「THEO Color Palette」という手数料体系によって、より多くの金額を運用すると手数料の割引率も大きくなる仕組みになっています。
50万円以上を運用した時点でWealthNaviよりもお得な手数料で利用できるようになるので、50万円以上を投資できて、かつ手数料重視の人はTHEO+docomoがおすすめです。
ただ先ほども紹介した通り、THEO Color Paletteの適用を受けるには運用金額以外にも次の4つの条件があるので、その点は注意しましょう。
- dカードGOLD会員であること
- 対象期間内に出金がないこと
- 毎月、通常積立をしていること
- おつり積立を設定していること
これらすべてをクリアできない場合は割引なし
WealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO+docomo(テオ)の比較まとめ
今回は、人気のロボアドバイザー「WealthNavi」とTHEO+docomoについて解説しました。
- WealthNaviとTHEO+docomoは、どちらも投資一任型のロボアドバイザー
- WealthNaviは、運用者数・預かり資産ともに業界トップ※一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2024年3月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2024年6月時点)
- どちらもサービス開始以降、リスク許容度に関わらずプラスのリターンを上げている
- WealthNaviはNISAを活用できる投資一任型ロボアドバイザー
- THEO+docomoは、特定の条件をクリアすると業界最安水準の手数料で利用できる
WealthNaviとTHEO+docomoは、どちらも高い人気を誇るロボアドバイザーです。
しかしそれぞれ異なったメリット・デメリットを持ち、人によって向き不向きが異なります。
例えば、最も信頼のおけるサービスを使いたい方やNISAを活用したい方は、WealthNaviがおすすめです。
また、dポイントユーザーやdocomoユーザーで、特に割引プログラムの適用条件をクリアできる方であれば、断然THEO+docomoの方がおすすめです。
これからロボアドバイザーの利用しようと考えている方は、ぜひ今回の記事も参考にして、自分に合ったサービスを探してみてください。