【辛口】Coincheck(コインチェック)の評判・口コミ|メリット・デメリットを徹底解説

コインチェック
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仮想通貨取引所Coincheck(コインチェック)は、国内では人気の高い取引所の1つです。

知名度もあるのでこれから仮想通貨取引をはじめようという場合に、多くの方が利用の候補にあげるのではないのでしょうか。

ただ一方で、Coincheckは過去にハッキングを受けて巨額の不正流出事件を起こしているので「本当に利用しても大丈夫なのだろうか?」と、疑問に思われている方も中にはおられるかもしれません。

そこで今回は、現在のセキュリティ状況なども含めて、Coincheckの特徴、メリット・デメリット、実際に使っているユーザーの口コミなどをわかりやすく紹介していきます。

この記事からわかること
  • Coincheckでは、国内最多クラス29種類の仮想通貨を取り扱っている
  • ブラウザ版、スマホアプリともツールがシンプルで使いやすい
  • NFTマーケットやIEOなど、新しい取り組みにも積極的
  • 不正流出事件後に大手ネット証券マネックスグループの傘下に入り、セキュリティも万全

結論を述べますと、非常に扱いやすいうえに国内最多規模の仮想通貨を取引できるので、仮想通貨を取引しようと考えている方はぜひ口座開設しておくべきだと言えます。

最短5分での登録、最短5秒での購入が可能な取引所となっておりますので、初心者の方でも非常に参入しやすいでしょう。

定番の取引所ですので、是非この機会に口座開設してみてください。

この記事の監修者

本間 遼介(ほんま りょうすけ)

立教大学法学部卒業
商社勤務

  • 2021年1月から趣味として暗号通貨投資を開始
  • 暴落相場により資金が70%下落し、詐欺プロジェクトに騙される等の経験をするも、V字回復しROE約200%を継続中
  • 初心者向けの暗号通貨投資に関するブログ運営
  • ブロックチェーンに関する海外情報をTwitter発信
  • ファイナンシャルプランナー3級
  • TOEICスコア865
目次

Coincheck(コインチェック)の特徴

コインチェック
現物取引(銘柄数)販売所形式:○(通貨29銘柄、通貨ペア51銘柄)
取引所形式:○(8銘柄)
レバレッジ取引(銘柄数)×
最小発注数量
(ビットコインの場合)
販売所形式:500円以上
取引所形式:0.005BTC以上、かつ500円以上
取引手数料
(ビットコインの場合)
販売所形式:0円(スプレッドあり)
取引所形式:0円
取引ツールパソコン・ネットブラウザ:○
スマホアプリ:○
その他のサービスCoincheckつみたて
貸仮想通貨
大口OTC取引 (現在、一時的にサービス停止中)
Coincheck NFT
Coincheckでんき/ガス
公式サイトCoincheck公式サイト
取扱銘柄一覧
取引方法対象銘柄
現物取引
(販売所形式)
【26銘柄】
ビットコイン
イーサリアム
イーサリアムクラシック
リスク
リップル
ネム
ライトコイン
ビットコインキャッシュ
モナコイン
ステラルーメン
クアンタム
ベーシックアテンショントークン
アイオーエスティー
エンジンコイン
サンド
ポルカドット
チリーズ
チェーンリンク
メイカー
ポリゴン
イミューダブル
エイブコイン
アクシーインフィニティ
ラップドビットコイン
アバランチ
シバイヌ
※円建てとビットコイン建てができるので、通貨ペアは51銘柄
現物取引
(取引所形式)
【8銘柄】
ビットコイン
イーサリアムクラシック
モナコイン
パレットトークン
リスク
フィナンシェトークン
ダイ
ラップドビットコイン
Coincheckつみたて【26銘柄】
ビットコイン
イーサリアム
イーサリアムクラシック
リスク
リップル
ネム
ライトコイン
ビットコインキャッシュ
ステラルーメン
クアンタム
ベーシックアテンショントークン
アイオーエスティー
エンジンコイン
モナコイン
サンド
ポルカドット
チリーズ
チェーンリンク
メイカー
ポリゴン
イミューダブル
エイブコイン
アクシーインフィニティ
ラップドビットコイン
アバランチ
シバイヌ
大口OTC取引【5銘柄】
ビットコイン
イーサリアム
リップル(※一時停止中)
ライトコイン
ビットコインキャッシュ
貸仮想通貨【30銘柄】

Coincheckは国内取引所では最大級のアルトコイン(28銘柄)を取り扱いながら、販売所形式では500円という少額から取引ができることから、初心者からベテラン投資家まで幅広い層から人気のある仮想通貨取引所です。

また、単に仮想通貨の取引ができるだけでなく以下のようなユニークなサービスも提供しています。

  • Coincheckつみたて
  • 貸仮想通貨
  • NFTマーケット
  • IEO

Coincheckつみたてを利用すれば、手間をかけずに仮想通貨への投資を始めることができ大変便利です。

まだ口座をお持ちでない方はこの機会にCoincheck公式サイトから口座を開設しておきましょう。

仮想通貨国内取引所のトップランナーとして、積極的に新しいサービスに挑戦しています。

本間遼介

Coincheck(コインチェック)のメリット

Coincheckには、次のようなメリットがあります。

国内最多規模の通貨ペアを取り扱っている

Coincheckは通貨の種類でも通貨ペアの数でも、国内最多規模を誇っています。

まず通貨の種類ですが、ビットコイン含め29種類の仮想通貨を取り扱っています。

また販売所形式の現物取引では、円建てだけでなくビットコイン建てでの取引をすることもでき、通貨ペアで見ると51銘柄で取引できることになります。

投資の基本は「安く買って高く売る」ことですが、監視できる通貨の種類や通貨ペアの数が多いと、それだけ安く買うチャンス・高く売るチャンスを増やすことができると言えるでしょう。

たくさんの仮想通貨取引所でお悩みの方は、まずは国内最大規模の通貨ペアを扱うCoincheckでの口座開設をおすすめいたします。

国内で初めてIEOを実施している

IEO(Initial Exchange Offering)とは、ブロックチェーンプロジェクトの発行する新しいトークンを、仮想通貨取引所が先行販売するサービスのことを言います。

仮想通貨のIEO

IEOで先行販売されたトークンは、注目度が高いと取引所での販売開始後に価格が高騰する傾向があります。

そのため先行販売の時点で入手しておくと、大きな利益を得られるチャンスを得られます。

Coincheckは国内の取引所では初めてIEOに取り組み、2021年7月1日から新しいトークン「Palette Token」の購入申し込みをおこないます。

「PaletteToken」のIEOスケジュール
  • 7月1日12時:購入申し込み開始
  • 7月15日18時:購入申し込み終了
  • 7月20日以降:抽選および順次PaletteTokenの受け渡し
  • 7月27日12時:取引所でPaletteTokenの取扱開始

興味のある方はぜひCoincheckで口座をつくって、購入申し込みをしてみてください。

UI/UXが初心者でも使いやすい

Coincheckは、サイトや取引ツールのUI/UXが非常にシンプルで見やすくつくられています。

仮想通貨取引所はたくさんありますが、それらと見比べても特にわかりやすい部類に入ります。

仮想通貨取引をやったことがない方でも直感的に理解できるようになっているので、これから仮想通貨取引にチャレンジしてみたい方は、ぜひCoincheckを利用してみてください。

カスタマーサポートが充実している

Coincheckでは、24時間対応のサポートチャットを利用できます。

取引を進める中でわからないことがあれば、まずはそこで解決方法を聞いてみましょう。

コインチェック カスタマーサポート

また、自力での対処が難しいトラブルなどが発生した際は、電話やメールでの問い合わせも受け付けているので、安心して利用できます。

仮想通貨の不透明さに不安を抱いて手を出せない方でも、安心して取引することが可能です

NFTマーケットを展開している

NFT(非代替性トークン)とは、偽造できない鑑定書や所有証明などを付与されたデジタルデータのことです。

NFTとは

これまでのデジタルデータは、容易に複製や交換ができていました。

しかしNFTは複製などができず、現実世界の美術品などのように一つ一つのデータが唯一無二の存在であることが証明されます。

そのためNFT化されたデジタルアートやゲーム内のアイテムなどが、近年高い注目を集めるようになっています。

CoincheckはそのNFTを扱うオンラインマーケットを国内取引所で初めて立ち上げました。

Coincheckに口座を持っておくと、仮想通貨でNFTを購入したり、自分の保有しているNFTを売却して仮想通貨を得たりすることが可能です。

NFTマーケットプレイス

上述のように多くのメリットがありますので、この機会にCoincheck公式サイトから口座開設しておきましょう。

Coincheck(コインチェック)のデメリット

一方で、Coincheckには次のようなデメリットもあります。

販売所のスプレッドが大きい

仮想通貨のスプレッド

Coincheckでは以下の2つを利用して取引ができます。

  • 販売所(コインチェックとユーザーが取引)
  • 取引所(コインチェックのユーザー同士で取引)

販売所では取引手数料はかかりませんが、0.1~5%程度の手数料相当額(スプレッド)を支払う必要があります。

例えば下の画像は、同じ時間のビットコインの購入価格と売却価格を並べたものです。

購入価格は1ビットコインあたり309万9900円なのに対し、売却価格は291万7300円となっています。

仮にこの価格で1ビットコインを購入したら、スプレッドがあるためスタート時点で約23万円(約5.9%)のマイナスになっており、それ以上にビットコインの価格が上昇しないと利益を出せません。

一方で取引所の現物取引では、手数料がかからずスプレッドもないので、非常に低コストで売買をすることができます。

取引所の取扱銘柄は8種類(ビットコイン、イーサリアムクラシック、モナコイン、パレットトークン、リスク、フィナンシェトークン、ダイ、ラップドビットコイン)と、銘柄数では販売所に劣りますが、特にビットコインを取引する際はコストがかからない取引所の利用をおすすめします。

Coincheckは、取引所であれば手数料が無料です。手数料の有無は企業によって違いますので、事前に確認しておきましょう。

本間遼介

レバレッジ取引ができない

レバレッジ取引

Coincheckではレバレッジをかけて取引をすることができません。

Coincheckを運営するマネックスグループは、マネックス証券で「マネックスビットコイン」というサービスを提供しており、そちらをレバレッジ取引に特化させることでサービスのすみ分けをおこなっています。

1つの口座でCoincheckもマネックスビットコインも利用できると大変便利なのですが、残念ながら同じグループ内であっても、Coincheckの口座でマネックスビットコインを利用することはできません。

bitFlyerではレバレッジ取引をすることができますので、コインチェックとビットフライヤーの比較についてはこちらの記事を参考にしてください。

急に売買ができなくなる可能性がある

Coincheckでは相場が急変動すると、販売所が対応しきれないためか取引できなくなることがあります。

直近では2021年2月の急騰時、5月の急落時に一時的に取引できなくなることがあったようです。

それほど頻繁に起きるわけではないのですが、急騰時にチャンスを逃がすだけならまだしも、急落時は取引できないと逃げ場を失う可能性があるのでその点は注意が必要です。

なお、他の仮想通貨取引所については、おすすめ仮想通貨取引所の記事を合わせてご参考ください。

Coincheck(コインチェック)の手数料

続いてCoincheckの手数料体系を見ていきましょう。

仮想通貨 手数料

取引手数料

販売所と取引所の取引手数料は次の通りです。

販売所の手数料

取引手数料無料
手数料相当額
(スプレッド)
0.1〜5.0% (カバー先またはコインチェック取引所の価格に対して)
※市場の流動性などの変化で、上記を超える手数料相当額を含んだ価格を提示される場合もあり。

取引所の手数料

テイカーの手数料
Taker手数料0%
Maker手数料0%

販売所で現物取引をおこなう場合、取引手数料はかかりませんが、手数料相当額(スプレッド)を支払う必要があります。

また、デメリットの中でも述べた通り、Coincheckでのスプレッドはやや大きめな割合となってしまうことが多いです。

一方で取引所の現物取引では、手数料がかからずスプレッドもないので、非常に低コストで売買をすることができます。

そのため、販売所・取引所の両方で扱っている銘柄については、取引所を利用して売買することをおすすめします。

手数料を抑えて取引がしたいとお考えの方は、Coincheckの取引所で口座開設しておくことをおすすめします。

その他の手数料

入金手数料
日本円の入金(銀行振込)無料
※ユーザーが入金に利用する金融機関の振込手数料は自己負担
日本円の出金407円
仮想通貨の入金無料
仮想通貨の送金BTC  0.0005 BTC
ETH  0.005 ETH
ETC  0.01 ETC
LSK  0.1 LSK
XRP  0.15 XRP
XEM  0.5 XEM
LTC  0.001 LTC
BCH  0.001 BCH
MONA  0.001 MONA
XLM   0.01 XLM
QTUM  0.01 QTUM
BAT   130.0 BAT
IOST  1.0 IOST
ENJ  99.0 ENJ
PLT  569.0 PLT
SAND  82.0 SAND
XYM  1.0 XYM
DOT  0.1 DOT
FLR  0.1 FLR
FNCT  9974.0 FNCT
CHZ  223.0 CHZ
LINK  3.0 LINK
DAI  25.0 DAI
MKR  0.018 MKR
MATIC  0.1 MATIC
APE  17.0 APE
AXS  5.0 AXS
IMX  44.0 IMX
WBTC 0.000918 WBTC
※ビットコイン、イーサリアム、ベーシックアテンショントークン、エンジンコイン、サンド、PLTの送金手数料は変動性
※コインチェックユーザー間での送金は無料

Coincheckは少額から取引を始められることも、セールスポイントの1つとなっています。

ただ、入金・出金についてはどちらも手数料がかかるので、少額で小まめにお金を出し入れしてしまうと手数料が嵩んでしまいます。

そのため少額でも利用できると言いつつも、できればまとまった金額を利用して、入出金の回数はできるだけ少なく済むように工夫しましょう。

仮想通貨の送金手数料は更新されることがありますので、送金時に再度確認しておきましょう。

本間遼介

Coincheck(コインチェック)で提供されるサービス

Coincheckではただ仮想通貨の取引ができるだけでなく、次のようなユニークなサービスも展開しています。

Coincheckで提供されるサービス
  • Coincheck NFT
  • Coincheckつみたて
  • Coincheckでんき
  • Coincheckガス
  • 貸仮想通貨サービス

それでは一つずつ詳しく説明していきます。

Coincheck NFT

メリットの中でもご紹介しましたが、CoincheckはNFTを扱うオンラインマーケットを日本で初めて立ち上げました。

Coincheckに口座を持っておくと仮想通貨でNFTを購入したり、自分の保有しているNFTを売却して仮想通貨を得たりすることが可能です。

なお、現在はカードゲームの『CryptoSpells』、箱庭系ゲームの「The Sandbox」のNFTなど複数タイトルのみの取り扱いとなっていますが、取扱タイトルは随時追加されていく見込みです。

Coincheckつみたて

コインチェック積み立て

Coincheckでは仮想通貨の自動積立が可能です。

最初に簡単な設定をするだけで月々1万円から積み立てられるので、普段仕事が忙しくてなかなか自分で取引をする時間がない方におすすめのサービスです。

なお積立の方法は販売所形式での買付となっており、取引所形式で自ら買い付けるよりはややコストが割高ですが、積立サービスの利用手数料を別途払ったりする必要はないのでその点は良心的です。

仮想通貨つみたては早い段階で取り組んでおいた方が、より長期的で安定した投資が見込めます

まだ口座開設がお済みでない方は、ぜひこの機会で開設しておきましょう。

定額積み立ては「ドルコスト平均法」と言われ、毎月少額でも長期的に投資するほど、価格変動リスクを分散できる効果があります。長期的に成長が見込める銘柄であれば検討の価値があるでしょう。

本間遼介

Coincheckでんき

Coincheckでんきは、電気料金の支払いにビットコインを利用できるサービスです。

次の2つの提供プランから選ぶことができ、いずれも電気料金が最大7%お得になります。

また、沖縄電力や離島を除く日本全国でサービスを利用できます。

コインチェックでんき

Coincheckガス

Coincheckガスは、ガス料金の支払いにビットコインを利用できるサービスです。

電気の場合と同じく2つのプランから好きな方を選ぶことができ、どちらもガス料金が3%安くなります。

なおサービスの提供を受けられるのは、関東圏で東京ガス(都市ガス)を利用している方に限られており、残念ながらCoincheckでんきのように全国で利用することはできません。

コインチェック ガス

貸暗号資産サービス

貸仮想通貨サービス

貸仮想通貨サービスは、ユーザーが保有している仮想通貨を一定期間Coincheckに貸し出して、その貸借料をもらえるというものです。

貸借料の利回りは最大年率5.0%と比較的高く、長期投資メインで仮想通貨の保有期間が長いユーザーは利用しない手はありません。

なお、貸仮想通貨を利用するには口座とは別に「貸仮想通貨用アカウント」が必要になるので、使ってみたい方はまずアカウントを作成しましょう。

このように、コインチェックでは単にコインを売買するだけでなく、仮想通貨関連の様々なサービスを利用することができます。

ビットコインとイーサリアム両方に対応しており、年利も高いです。長期投資をするユーザーにとってはかなり良いサービスと言えます。このサービス(レンディング)がない取引所も多いので、ビットコイン購入時は取引所選びに気をつけましょう。

本間遼介

Coincheck(コインチェック)の取引ツール

Coincheckではネットブラウザ版の取引ツールと、専用のスマホアプリで取引することができます。

メリットでも述べた通り、Coincheckの取引ツールはUI/UXが非常にシンプルで、初心者で直感的に理解して使いこなせるようになっています。

またブラウザ版の取引ツールは、高性能チャートツール「TradingView」と連携しており、ラインやインジケーターを利用した細かなテクニカル分析をおこなうことも可能です。

ビットコインのリアルタイムチャート

ただ、1つ難点をあげるとするならば、Coincheckのスマホアプリでは取引所形式の現物取引ができません。

コストを抑えられる取引所形式はブラウザ版でしか利用できないので、その点についてはやや不便だと言えるでしょう。

Coincheck(コインチェック)のセキュリティ

Coincheckは2018年1月にハッキングの被害に遭い、仮想通貨ネム(NEM)を大量に不正流出させました。

その被害額は約580億円にもなり、2014年に起きたマウントゴックスの不正流出事件を上回って、世界的に見ても最大規模のものでした。

2018年当時メディアでも大きく報じられたので、今も「Coincheckはあやしい」「Coincheckはあぶない」と思われている方もおられるでしょう。

しかしCoincheckはその後、2018年4月にネット証券大手のマネックスグループに買収され、マネックスが培ってきた技術を取り入れることでセキュリティ強化を図りました。

なお具体的には現在、次のようなセキュリティ対策をおこなっています。

Coincheckの主なセキュリティ対策

顧客資産の分別管理:

Coincheckでは、自社資産とユーザーの預かり資産を分別して管理しています。

コールドウォレットの利用:

コールドウォレットとは、ネットに繋がっていない隔離されたウォレットのことです。

ユーザーから預かっている仮想通貨はコールドウォレットに保存されるので、ハッキングされる可能性が非常に低いです。

マルチシグの利用:

マルチシグとは、秘密キーを複数用意した公開認証方式のことです。

複数の秘密キーを別々の場所に保管されており、仮にハッカーに侵入されてもすべてのキーを入手できないとハッキングできないようになっています。

二段階認証の利用:

最近これを利用しているサービスが増えてきましたが、Coincheckも二段階認証を採用しています。

ログイン時にはスマホなどに送られてくるワンタイムパスワードが必要なので、もしメールアドレスやパスワードが流出したとしても、不正アクセスを防ぐことができます。

SSLの利用:

SSLは通信データを暗号化できるプロトコル(通信方式)のことです。

暗号化されているので、オンラインでの仮想通貨取引も安心して利用できます。

コールドウォレットに関しては、下の画像を参考にしてください。

コールドウォレット

Coincheckはこのように積極的なセキュリティ対策を実施しており、マネックスによる買収以降、新たなハッキング被害は発生していません。

そのため過去の事件を理由に、その安全性を過度に疑う必要はないでしょう。

ちなみにCoincheckは不正流出したお金を、ユーザーに対してすべて適切に補償しました。

そういったことからも、現在は十分信用できる仮想通貨取引所であると言えるでしょう。

顧客資産の分割管理義務は通常、証券会社に課せられるものですが、Coincheckがこれを実施していることは評価ポイントでしょう。ユーザーとしては面倒に感じるかもしれませんが、仮想通貨投資を行う上でこの二段階認証は必須のセキュリティ対策です。

本間遼介

Coincheck(コインチェック)の実際の評判や口コミ

それでは次に、Coincheckを実際に使っているユーザーがどのような評価をしているのか見てみましょう。

手数料無料なのが最高。

取り扱い通貨の種類も多く万能

セキュリティ面に関しても力をいれていて安心。

35歳 男性

Coincheckでは取引所形式の取引に手数料がかからないので、低コストで取引ができます。

また、Coincheckは大手ネット証券を手掛けるマネックスグループの傘下に入っており、そこから高いセキュリティ技術を取り入れているので、安心して利用できます。

アプリはとにかく使いやすくて利便性は高いですし、取り扱い通貨も国内では最大級なので大変便利で良かったです。

38歳 男性

メリットの部分で述べた通り、Coincheckの取引ツールはUI/UXが非常にわかりやすくつくられており、このように好評を得ています。

ただ「アプリ版はシンプル過ぎて、細かい分析ができないから物足りない」というベテラン投資家もおられるかもしれません。

そういった場合はブラウザ版なら高性能なチャートを利用できるので、スマホアプリとブラウザのツールを上手に使い分けるとよいでしょう。

コインチェックは国内の大手では割と仮想通貨のペアが成立しやすいという利点があるんですが、問題としては取引できていた通貨がある時を境に安全上の問題から取引不可になります。

36歳 男性

Coincheckでは2021年7月現在、イーサリアムクラシックの取引を一時的に停止しています。

停止の理由は、イーサリアムクラシックで2020年8月から外部からの攻撃が原因とみられる大規模な再編成が継続的に発生したためです。

これはユーザーの資産を守るためなので致し方ない措置なのですが、世界中の取引所が一様に取り扱いを停止しているわけではないので、このような不満の声も上がってくるのでしょう。

取引所形式の取引に手数料がかからない点や取扱通貨が豊富な点、取引ツールが非常に使いやすい点が評価されています。

また、InvestNaviが発表する仮想通貨取引所おすすめランキングでも1位を獲得している他メディアからも評価の高い取引所となつています。

初めての方でもわかりやすく安心して利用できる取引所ですので、無料口座開設してみてください。

Coincheck(コインチェック)の評判や口コミまとめ

今回は、人気の仮想通貨取引所Coincheckをご紹介しました。

この記事のまとめ
  • Coincheckでは、国内最多クラス29種類の仮想通貨を取り扱っている
  • Coincheckはブラウザ版、スマホアプリともツールがシンプルで使いやすい
  • CoincheckではNFTマーケットやIEOなど、新しい取り組みにも積極的
  • Coincheckは不正流出事件後にネット証券大手のマネックスグループの傘下に入り、今はセキュリティも万全

仮想通貨やブロックチェーンはまだまだ歴史が浅く、次々と新たな通貨が生まれてブロックチェーンの技術も進歩しています。

そんな中でCoincheckは、その進歩に負けず劣らずNFTマーケットやIEOなどのサービスを展開し、新規市場を開拓していこうという気概を強く感じられます。

ぜひ口座を作り、取引をするだけに限らず様々なサービスの利用にもチャレンジしてみてください。

この記事の監修者

本間 遼介(ほんま りょうすけ)

立教大学法学部卒業
商社勤務

  • 2021年1月から趣味として暗号通貨投資を開始
  • 暴落相場により資金が70%下落し、詐欺プロジェクトに騙される等の経験をするも、V字回復しROE約200%を継続中
  • 初心者向けの暗号通貨投資に関するブログ運営
  • ブロックチェーンに関する海外情報をTwitter発信
  • ファイナンシャルプランナー3級
  • TOEICスコア865

この記事を書いた人

立教大学法学部を卒業し、商社に勤務。2021年1月から趣味として暗号通貨投資を開始暴落相場により資金が70%下落し、詐欺プロジェクトに騙される等の経験をするも、V字回復しROE約200%を継続中。ブロックチェーンに関する海外情報をTwitterで発信。ファイナンシャルプランナー3級。

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