COOL(クール)とは?怪しいという評判/口コミの真偽や始め方・実績を徹底解説
ソーシャルレンディングを始めようと考えている人の中には、どのサービスを利用するか検討中で迷っている人も多いのではないでしょうか。
手軽にソーシャルレンディングに投資できるサービスを探しているという方は、COOLというサービスを利用するのがおすすめです。
COOLは少額から投資を始めたいという人に適していますが、どのようなメリット・デメリットがあるのか、実際に投資を行っている人からの評判について気になるところでしょう。
今回は、COOLの口コミ・評判やメリット・デメリットについて解説していきます。
- COOLは月間400万人以上のアクセスを誇る金融メディア「ZUU Online」のグループ企業が運営しているソーシャルレンディング
- 最低1万円から投資を行うことができ、有識者によって投資ファンドを厳正に審査していることがメリット
- 投資ファンドの人気が高く、数時間以内に募集が終了するケースも多い
- 2022年9月現在24件のファンドが運用を終了しており、特典が配布された案件もいくつかある
- 口コミ・評判では、募集されているファンドが優良であることや人気であることを言及するものが多い
- COOLを始めるためには、メールアドレスを入力し仮登録を始める必要がある
- 口座作成・管理には手数料がかからず、登録する際のデメリットがないため、今のうちに口座開設を始めるのがおすすめ
COOLのメリットは、最低1万円から投資できるということで、ソーシャルレンディング初心者でも投資しやすいという特徴があります。
また、専門家や有識者によって案件が厳選されているため、なるべく安全性の高い投資を行いたいという場合におすすめです。
COOL(クール)とは?
サービス名 | COOL(クール) |
---|---|
運営会社 | 株式会社COOL 親会社:株式会社ZUU、株式会社 COOL SERVICES |
最低投資金額 | 1万円 |
手数料 | 会員登録手数料:無料 口座維持手数料:無料 投資申込手数料:無料 |
これまでの実績 (2021年12月時点) | ファンド件数:16件 |
過去のファンドの想定利回り | 年率4.00%~8.00% |
過去のファンドの想定運用期間 | 3か月~12ヶ月 |
公式サイト | COOL公式サイト |
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株式会社COOLという企業が運営するソーシャルレンディングで、親会社にはZUU Onlineというメディアを運営しているZUUグループがついています。
また、女性向けマネーメディア「fuelle」と、金融経済メディア「MONEY TIMES」に株式会社COOL代表取締役を務めている河原 克樹氏の記事が掲載されているなど、注目を集めているソーシャルレンディングとなっています。
COOL(クール)のメリット
COOLのメリットとしては、以下の4点が挙げられます。
- 最低1万円から投資できる
- 月間訪問者数400万人超えのメディアで有名な「ZUUグループ」が運営している
- 希少な投資案件のみを厳選している
- 金融・法律系の専門家が多数在籍しており安心感がある
ここからは、COOLのそれぞれのメリットについて、詳しく確認していきましょう。
最低1万円から投資できる
COOLの出資可能金額は案件に応じて異なりますが、最低1万円から投資できるファンドもあります。
他のソーシャルレンディングでは最低10万円からという場合も多く、多額の資金を1つの企業に投資するのは抵抗があるという人にはハードルが高いものでした。
しかし、COOLのファンドであれば1万円で投資できるため、分散投資を効果的に行うことができます。
したがって、まずは少額からソーシャルレンディングを始めてみたいという投資初心者の方でも手軽に投資を始めることが可能です。
月間訪問者数400万人超えのメディアで有名な「ZUUグループ」が運営している
ソーシャルレンディングを選ぶうえでは、運営元企業が安定していることが重要となります。
もし、運営先の企業が倒産してしまうと、出資したお金が返還されないため、大きな損失を抱える可能性が高いです。
COOLの運営元企業であるCOOL株式会社は、親会社に金融メディア「ZUU Online」を提供するZUUグループが携わっているため、グループ規模は非常に大きいです。
したがって、運営元企業が倒産するというリスクが少なく、安心して出資を行うことができるメリットがあります。
希少な投資案件のみを厳選している
COOLでは、自社グループで培った豊富な知見とネットワークを活用した、希少な投資案件のみを厳選していることがメリットです。
募集案件が厳選されているということは、利回りの高さや安全性の高さを重視した優良ファンドが多いということであり、投資しやすいという特徴があります。
募集されている案件の中でも特に不動産事業のファンドが多いという特徴があり、事業内容が明確であるという観点から資金の回収に対する懸念が少ないです。
また、募集されている不動産ファンドの多く1万円から投資できるため、リスクを抑えながら不動産部門に投資できることも魅力となります。
金融・法律系の専門家が多数在籍しており安心感がある
COOLでは、ソーシャルレンディングの業界発足に携わってきた金融や法律の専門家が運営に参加しているため、ファンドに安心感が持てます。
ファンドへ貸付を行う際には、クレジットコミュニティ(第三者委員会)を設置し、財務面や法律、コンプライアンスの観点から様々な専門家が融資的確対象先かを判定しています。
クレジットコミュニティでは、親会社である「株式会社COOL SERVICES」営業者取締役、公認会計士、税理士・弁護士資格を保有する外部の専門家などを交えて会議を行い、有識者が賛同した案件のみが募集可能となるため、非常に厳しい審査をクリアしたファンドしかありません。
したがって、なるべく安全性の高いファンドに投資を行いたいという場合には、COOLで投資を行うことが適しています。
COOL(クール)のデメリット
COOLでは、メリットだけでなく、以下の2点のデメリットも見受けられます。
- サービスの開始から日が浅くファンドの実績が少ない
- 募集案件を厳選しているため、すぐに募集が埋まりやすい
ここからは、COOLの2つのデメリットについて、詳しく確認していきましょう。
サービス開始から日が浅くファンドの実績が少ない
COOLでは、サービス開始から日数が経過しておらず、ファンドの運用実績が多くないというデメリットがあります。
COOLで取り扱うファンドは2022年1月時点では16件で、運用が終了した案件が7件であるため、運用実績が少なく、情報が不足しています。
優良なファンドのみを厳選しているというメリットがありますが、実際の運用利回りなどの実績データが少ない分、ファンドの安全性に確証はありません。
したがって、大手のソーシャルレンディングと比べると定量的な根拠がないということが懸念点となります。
募集案件を厳選しているため、すぐに募集が埋まりやすい
COOLで募集されているファンドは専門家や自社社員が厳選した優良なものに限られるため、ファンドの安全性が高いというメリットはありますが、人気が高く募集が終了するスピードも早いです。
また、募集金額も1,000万円〜5,000万円の範囲であることが多く、募集開始から数時間以内に満了となるケースもあります。
したがって、必ずしもファンドに申し込みができるというわけではありません。
また、ファンドを少数に厳選しているという特性上募集が1件もない期間があるため、自分が投資を行いたいというタイミングで申し込みができない可能性があります。
したがって、投資したいファンドが見つかってから口座開設を行うのではなく、あらかじめ口座開設を行って準備しておくことが望ましいです。
口座開設手数料はかからず、口座を持っているだけでデメリットは発生しないため、今のうちに口座開設しておきましょう。
COOL(クール)の実績
ソーシャルレンディングを選ぶうえで重要なのが、運用されているファンドの実績です。
COOLのファンドがこれまでどのような実績を残しているのかについて気になっているという方も多いのではないでしょうか。
COOLで運用が終了しているファンドのうち、7件を紹介します。
ファンド名 | 募集金額 | 運用期間 | 運用利回り | 特典 |
---|---|---|---|---|
アジア貿易ファンド | 10,000,000円 | 3ヵ月 | 4.5% | – |
民泊・マンスリーファンド事業融資ファンド | 50,000,000円 | 5ヵ月 | 4.0% | – |
LEGALAND不動産事業ファンド#1 | 30,000,000円 | 3ヵ月 | 4.0% | – |
LEGALAND不動産事業ファンド#2 | 30,000,000円 | 5ヵ月 | 4.5% | – |
LEGALAND不動産事業ファンド#3 | 30,000,000円 (申込金額:25,710,000円) | 7ヵ月 | 4.5% | – |
THE CITY不動産事業ファンド | 20,000,000円 | 7ヵ月 | 4.5% | ファンド企業が運営する飲食店クーポン |
山八商事 不動産事業ファンド#1【担保/特典付】 | 10,000,000円 | 6ヵ月 | 4.0% | ドン・キホーテグループで利用できる商品券 |
上記の7件のファンドは資金の回収も問題なく、当初の運用利回りの通りとなりました。
7件中1件だけ、募集金額に満たないファンドがありましたが、運用期間の長いファンドは募集があまり集まらなかったようです。
また、ファンドによっては投資金額に応じて特典が受け取れるというものもあるため、利回り以上にお得な案件もあります。
COOL(クール)の評判/口コミ
COOLがおすすめのソーシャルレンディングがどうか迷っている人の中には、評判や口コミについて気になっているという人が多いと思います。
実際にCOOLで投資を行っている人に評判について、詳しく見ていきましょう。
今日のCOOL「ラ・アトレレジデンス」ファンド#1に50万円投資しました(*^^*)終了早かったですね。 申し込めてよかったです
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2022年の投資一発目、COOLに入れました
さすがに募集が1千万円だと1分で満了ですね。 久々の応募でオロオロしてたので危なかったです。
ということで、僕の2022年が始まりました。 今年もアグレッシブに投資します!
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今日のCOOL「ラ・アトレこんばんわ。 再びマグナドナルドはポテトM・Lの販売が中止になりましたね。 この前はSでは物足りないと言ってました
ソシャレは新年からASSECLIとCOOLのクリック合戦に敗北…投資したくてもできないのがこの金融商品の弱点。
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多くの評判の中には、COOLで募集されているファンドについて言及している人が多かったですが、ほとんどのファンドは募集からすぐに終了するようです。
したがって、COOLで募集されているファンドは人気が高く、優良のファンドが多いということになります。
ソーシャルレンディングを利用する際には、募集されているファンド次第で稼げる金額やリスクが異なるため、すぐに募集が埋まってしまうというようなファンドが多いことは安全性が高いです。
一方で、デメリットとしては募集から1分程度で満了となってしまう案件もあるようで、希望のファンドに申し込めない可能性が高いことが挙げられます。
特に、募集開始時間に申し込みができない状況の場合にはそもそも投資を行うことができない可能性が高いです。
COOL(クール)の始め方
COOLで募集されているファンドに投資したいという場合には、以下の手順で口座開設を行い、取引を始める必要があります。
- 仮登録を行う
- 本登録を行う
- 確認コードを入力し、入金手続きを行う
- 案件に申し込む
ここからは、それぞれの手続きの手順について、詳しく確認していきましょう。
step1:仮登録を行う
まずは、COOLの公式サイトにアクセスし、口座開設の申し込みを行いましょう。
口座開設申し込みを行うと、まずは仮登録として、メールアドレスとパスワードの入力画面に移ります。
上記の画像のように、画面の案内にしたがって、メールアドレス等の入力を行いましょう。
また、仮登録の段階でCOOLの利用規約や個人情報保護方針への規約等を読み、同意する必要があります。
全ての情報の入力、同意が完了すると、「仮登録を完了する」というボタンが下に表示されるので、クリックすることで登録手続きは完了です。
step2:本登録を行う
仮登録が完了すると、入力したメールアドレスに本会員登録の案内メールが届きます。
メールアドレスに記載されているURLを入力して本登録の申し込みを行いましょう。
本登録では、氏名、住所、生年月日などの本人に関係する情報を入力し、本人確認書類・マイナンバー確認書類の提出が必要です。
本人確認書類には運転免許証や健康保険証などの氏名、住所が確認できる書類で、スマートフォンから書類を撮影して提出する方法がオンライン上で完結するため便利です。
step3:確認コードを入力し、入金手続きを行う
本登録の手続きが完了すると、ハガキ、Eメールのどちらかで本人確認コードが送付されます。
本人確認コードを入力しなければ、募集されている案件に応募することができないため忘れずに入力しておきましょう。
確認コードを入力すると案件への応募ができるようになりますが、実際に申し込みを行う際には、口座に資金が入金されている必要があります。
COOLでの入金方法は、指定の銀行口座に振込するという入金方法が利用可能です。
入金の際には手数料がかかりませんが、振込を行う金融機関によっては銀行所定の振込手数料がかかるため注意しましょう。
step4:案件に申し込む
入金手続きが完了したら、実際に案件に応募してみましょう。
「ファンド一覧」から全ての案件を参照することができます。
上記の画像のように、募集予定のファンドや募集が終了しているファンドも全て表示されています。
また、時期によっては、案件が募集されていないということもあるため、いつでも申し込みができるというわけではありません。
募集されるファンドも先着順で締め切られる場合があり、募集タイミングを逃すと案件に応募できない可能性がありますので注意しましょう。
上記の画像では「THE CITYダイニング事業ファンド#4【特典付】」が募集予告という状態になっており、募集時間が始まると申し込みができるようになっています。
また、「詳細」をクリックすると、案件の個別情報を参照することが可能です。
詳細画面では募集金額や最低出資単位、ファンドの融資先の情報などが記載されているため、詳細画面を見て的確な投資先と判断した場合には申し込みを行いましょう。
手順が理解できた方は、実際にCOOLでの口座開設をしてみましょう。
COOL(クール)のよくある質問
COOLに関するよくある質問として、以下の3点の質問をピックアップしました。
- COOLで募集されているファンドに投資するメリットはある?
- COOLで投資したい案件がない場合、申し込みを行わず放置でも大丈夫?
- 追加の投資や申し込みのキャンセルはできる?
それぞれの質問内容について、詳しく解説していきます。
COOLで募集されているファンドに投資するメリットはある?
COOLのファンドは専門家によって厳選された希少な案件のみを取り扱っているため、ファンドの安全性が高く、投資先としては非常に適しています。
また、最低1万円から投資できるという特徴があり、初心者の方でも手軽に申し込みしやすいこともメリットです。
さらに、案件によってはファンド企業から特典が発行される場合があります。
特典では、自社で使える優待券や商品券などを受け取ることができ、株式投資の株主優待のように利用できるため、配当収益以上にお得です。
ソーシャルレンディングを行いながら、優待券をもらいたいという人は、COOLで募集されているファンドに申し込みを行ってみましょう。
COOLで投資したい案件がない場合、申し込みを行わず放置でも大丈夫?
COOLで口座開設した後に投資したい案件がすぐ埋まってしまったという場合や、魅力的な案件がなく投資を行わないという場合も考えられるでしょう。
口座開設手数料や口座管理手数料等の維持費は特に発生しないため、口座開設後に放置しても問題ありません。
じっくりと自分が投資したいファンドが見つかるまで待ちましょう。
ただし、最終ログイン日から90日を経過してログインが行われない場合には、現在は投資の意思が無いとみなし、自動的に出金が行われるため注意が必要です。
追加の投資や申し込みのキャンセルはできる?
COOLで申し込みを行ったファンドは追加申し込みやキャンセルが可能です。
増資については募集枠がある限りは可能ですが、追加分の投資口数については、累積して合算を行うものではなく、それぞれ個別の投資として扱われます。
個別の投資として扱われることで、本匿名組合員出資割合の個別で計算されるため、一度に全額投資した場合と追加で投資した場合に償還金や分配金の計算で生じた端数分の金額に違いが出る可能性があります。
また、案件の申し込みのキャンセルについては、募集期間中のみ可能です。
ただし、キャンセルは1口単位ではなく、申し込み単位で行われるため、一部の投資口数のみキャンセルを行うことはできません。
もし、10口申し込みを行っていて5口キャンセルを行いたいという場合には、一度全てキャンセルしてから再度申し込みを行わなければいけないため注意しましょう。
COOL(クール)の評判/口コミまとめ
今回は、COOLの口コミ・評判や投資の始め方について解説しました。
- COOLは月間400万人以上のアクセスを誇る金融メディア「ZUU Online」のグループ企業が運営しているソーシャルレンディング
- 最低1万円から投資を行うことができ、有識者によって投資ファンドを厳正に審査していることがメリット
- 投資ファンドの人気が高く、数時間以内に募集が終了するケースも多い
- 2022年9月現在24件のファンドが運用を終了しており、特典が配布された案件もいくつかある
- 口コミ・評判では、募集されているファンドが優良であることや人気であることを言及するものが多い
- COOLを始めるためには、メールアドレスを入力し仮登録を始める必要がある
- 口座作成・管理には手数料がかからず、登録する際のデメリットがないため、今のうちに口座開設を始めるのがおすすめ
COOLは最低1万円から投資を始めることができるソーシャルレンディングで、まずは少額から投資を始めたいという方におすすめです。
スマートフォンから手軽に口座開設ができるため、この機会にソーシャルレンディングで投資を始めてみましょう。