仮想通貨モネロ(Monero/XMR)とは?買い方/購入方法や今後の見通し・将来性を解説
ここ数年急激に市場価値を高めている仮想通貨。
その特徴を活かして決済手段をはじめとするさまざまなサービスで利用されていますが、その一方で、個人情報や仮想通貨の流出が相次ぐなど「セキュリティ面」にはまだ課題が残っています。
今回は、個人情報保護に優れる「プライバシーコイン」として有名な仮想通貨「モネロ」について紹介していきます。
- モネロは、個人情報保護に優れた「プライバシーコイン」の一種
- モネロは、性能の低いパソコンでもマイニングが可能
- 2021年に入ってからモネロの「ラップドトークン」が発行されており、他チェーン上でも流通可能に
- モネロは、不正行為に使用されるリスクが高いことから取引所での上場廃止が相次いでいる
- 海外取引所での仮想通貨のやり取りは、リスクが高く危険
モネロは、セキュリティ面で優れた特性を持っている一方で、犯罪行為に利用されてしまうリスクが高いことから主要取引所での取扱い中止が相次いでいる「一長一短」な仮想通貨です。
仮想通貨投資にはじめてチャレンジする方は、Coincheckのようなセキュリティ面で安心できる国内取引所での口座開設をおすすめしています。
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モネロ(Monero/XMR)とは?
通貨名 | Monero(モネロ) |
シンボル | XMR |
価格(2024年4月現在) | ¥20,672.54 |
時価総額(2024年4月現在) | ¥381,987,775,552 |
市場ランキング(2024年4月現在) | 49位 |
おもな国内取引所 | なし |
公式サイト | モネロの公式サイト |
仮想通貨「モネロ」は、プライバシーコインのパイオニア通貨である「Bytecoin」をベースに開発され、2014年に取引がスタート。
「リング署名」や「ステルスアドレス」などの技術を採用することで匿名性の高い仮想通貨として有名ですが、犯罪に利用されるケースが多く、仮想通貨市場では警戒されている面もあります。
2021年には2018年以来の高値をマークしており、価格変動にとても注目が集まっています。
しかし、国内取引所ではモネロを扱っていないため、国内の仮想通貨取引所で口座開設をおこない、ビットコインやイーサリアムをはじめとする主要通貨を購入する必要があります。
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モネロ(Monero/XMR)の特徴
まずはモネロの仮想通貨としての特徴について。
モネロは個人情報保護に優れる「プライバシーコイン」の代表的な銘柄で、イーサリアムやビットコインのようなメジャー通貨に引けを取らない強みを有しています。
- 個人情報保護に優れる「プライバシーコイン」の一種
- 性能の高いパソコンでなくてもマイニングが可能
- 送金スピードが早い
- 高いセキュリティレベルを誇る
個人情報保護に優れる「プライバシーコイン」の一種
はじめに、モネロは個人情報保護に優れる「プライバシーコイン」の一種です。
ブロックチェーン上でおこなわれる取り引きの「起点」と「終点」を隠すことで、個人情報を秘匿することができる仮想通貨のこと。
ユーザーの個人情報を外部から保護する目的で開発が進められていましたが、現在は「足がつかない」ことから、犯罪者による「資金洗浄」や「資金調達」に用いられることが多く、各国で規制の動きが進んでいます。
モネロの場合、複数人で署名をおこない取り引き実行者を秘匿する「リング署名」や、送金の度にワンタイムアドレスを発行することでユーザーを保護する「ステルスアドレス」のような技術を採用し、ユーザーが安心して取り引きできる環境を構築しています。
性能の高いパソコンでなくてもマイニングが可能
モネロは、普段使いのパソコンでもマイニングが可能です。
仮想通貨をやり取りする際に、インターネット上で実行されている複雑な計算作業に協力することで、成功報酬として仮想通貨を受け取ること。
中国では2021年にマイニングを全面禁止する方針を発表していますが、マイニング時の電力を削減することで進行中の環境破壊を止める目的もあるのでないかと考えられています。
モネロは、マイニング時に高スペックのパソコンが必要なイーサリアムやビットコインのような主要通貨と異なる「CryptoNight」というハッシュ値を用いているので、みなさんがお持ちのパソコンに搭載されている「CPU」でも十分マイニングで稼ぐことができる仕組みとなっているのです。
送金スピードが早い
仮想通貨をやり取りする際の「送金スピード」が早いというのも、仮想通貨モネロの特徴のひとつです。
ブロックチェーンを用いる仮想通貨は、インターネット上で複雑な計算を実行することで取引履歴(ブロック)を鎖状に連結。
これを「ブロックチェーン」と言うのですが、仮想通貨が流通しているブロックチェーンは、実はそれぞれブロックを生成するスピード(送金スピード)が異なっています。
モネロの場合は、ビットコインの5分の1のスピードで1つのブロックを生成できるため、ビットコインより遥かに早いスピードで送金手続きをおこなうことが可能です。
モネロ(Monero/XMR)の価格動向
続いて、モネロの価格動向について紹介。
「上場から2021年末まで」と「直近」のチャート図を用いて、相場が変動するきっかけに迫っていきます。
上場から2021年末までのモネロの価格動向
まずは、モネロが海外取引所「Binance」に上場した2017年末から2021年末までのチャート図をご覧ください。
2017年の年末から2018年のはじめにかけて、大きく価格が急騰していますね。
これは、ビットコインをはじめとする仮想通貨市場全体が「バブル」をおこしていたタイミングと、モネロが取引コストを削減するための「ハードフォーク」をおこなったタイミングが重なったためではないかと考えられています。
それ以降、数年もの間モネロの価格は低調に推移していましたが、2021年に入ってふたたび急騰。
こちらも、仮想通貨市場全体の価格上昇と、モネロがイーサリアムブロックチェーン上で流通可能な「ラップドトークン」を発行したことがおもな要因だとされています。
直近の価格動向
こちらは、モネロの2022年1月から現在のチャート図となります。
2022年4月には280ドル付近を推移していましたが、2022年5月には仮想通貨市場全体での下落に連動しました。
2024年4月時点で見てもまだ安値圏で推移しており、134ドル付近で停滞しています。
直近では、モネロに関する大きなニュースは報道されていないので、おそらくビットコインの価格下落に伴い、同様の値動きをしている可能性が高いでしょう。
モネロは、他のアルトコイン同様に主要通貨の相場と同じ値動きをする傾向にあるので、同銘柄に投資をする際は、他銘柄の価格変動にも気を配っておくことをおすすめします。
また、モネロの購入を検討されている方は、海外取引所で取引をするためにビットコインやイーサリアムのような主要通貨を購入する必要があるため、国内取引所で人気No.1のCoincheckで口座開設し、モネロを買うための準備をしましょう。
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モネロ(Monero/XMR)の今後の見通し
この項では、モネロの将来性について解説していきます。
さきほど紹介した価格動向とあわせてご覧ください。
- 身代金としての需要
- 利用サービスの拡充
- 新たな仮想通貨取引所での取り扱い開始
利用サービスの拡充
モネロは、独自ブロックチェーン上に流通していることから利用できるサービスが少ないことがデメリットのひとつです。
もし対応サービスが拡充されるようなことがあれば、投機目的だけでなく、サービスの利用目的でモネロを購入するユーザーが増加するため、その価値は大きく上昇すると考えられています。
2021年1月にはイーサリアムブロックチェーン上で流通できる「ラップドトークン」が発行されるなど、運営側も利用サービスの拡大を目指して開発を進めています。
今後のモネロのニュースリリースには要注目ですね。
身代金としての需要
モネロは、通貨の支払いをおこなった人物の身元を隠すことができることから、ハッカーに「身代金」を支払う目的で保有する人が増えているとのこと。
インターネットが社会にどんどん浸透している昨今。
あまり考えたくはないですが、自分の会社がハッキングによって乗っ取られるリスクも増加してきているわけです。
今後、いわゆる「ネット社会」が拡大していけばいくほど、モネロをはじめとする「プライバシーコイン」の需要は高まっていくのかもしれませんね。
新たな仮想通貨取引所での取り扱い開始
一般的に、アルトコインは世界の主要取引所に上場したタイミングで価格が高騰すると言われています。
モネロはここ最近、大手取引所で取り扱いが中止になる事例が相次いでいますが、新たに取引所に上場するようなことがあれば、今の下落トレンドも反転、上昇に向かう可能性が高いです。
大手取引所の新規上場に関する情報は、インターネット上でかんたんに検索できるので、定期的にチェックしておくことをおすすめします。
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モネロ(Monero/XMR)の買い方
ここまでは、仮想通貨モネロの特徴についてくわしく解説してきました。
モネロに興味が湧いた方は、ただちに購入の手続きを進めましょう。
しかし、国内にある仮想通貨取引所ではモネロの取り扱いはなく、今すぐモネロを購入したい場合は海外の取引所で売買をしなければいけません。
- 国内の仮想通貨取引所に口座開設し、仮想通貨を購入
- 購入した仮想通貨を海外の仮想通貨取引所に送金
- 海外取引所でモネロを購入
海外の仮想通貨取引所は法規制や詐欺などのリスクが高いため、「何が何でも海外取引所で取引したい」という方は、慎重に手続きを進めるようにしてください。
国内取引所に口座開設し、仮想通貨を購入
海外の仮想通貨取引所では、日本「円」でモネロを購入することができません。
そこで、海外の仮想通貨取引所で使用可能な「通貨」として、まずは国内の仮想通貨取引所で口座開設をおこない、ビットコインやイーサリアムをはじめとする主要通貨を購入しましょう。
おすすめの国内取引所は、国内ダウンロード数No.1のCoincheckです。
現物取引(銘柄数) | 販売所形式:○(26銘柄) 取引所形式:○(8銘柄) |
レバレッジ取引(銘柄数) | × |
最小発注数量 (ビットコインの場合) | 販売所形式:500円以上 取引所形式:0.005BTC以上、かつ500円以上 |
取引手数料 (ビットコインの場合) | 販売所形式:0円(スプレッドあり) 取引所形式:0円 |
取引ツール | パソコン・ネットブラウザ:○ スマホアプリ:○ |
その他のサービス | Coincheckつみたて 貸仮想通貨 大口OTC取引 CoincheckNFT(β版) Coincheckでんき/ガス |
公式サイト | Coincheck公式サイト |
関連記事 | Coincheckの評判 |
少額から投資できる
Coincheckでは取り扱いのある29種類もの銘柄に対して、500円という少額から投資することが可能です。
そのため、投資初心者や資金が少ない方でも気軽に仮想通貨投資にトライできます。
貸仮想通貨でインカムゲインを得られる
仮想通貨には基本的に、株の配当やFXのスワップポイントのようなインカムゲインを得る仕組みがありません。
しかしCoincheckの貸仮想通貨なら、ユーザーが保有中の仮想通貨をCoincheckに預けることで賃借料として報酬を得ることが可能です。
また、その利回りは最大5%(1年あたり)と、既存の金融機関と比較すると利率が極めて高いため、仮想通貨を長期間にわたり保有するのであれば、Coincheckの貸仮想通貨サービスにチャレンジしてみることをおすすめします。
購入した仮想通貨を海外の仮想通貨取引所に送金
国内取引所で仮想通貨を購入したら、モネロを購入できる海外取引所に送金しましょう。
ここで、モネロを取り扱っているおもな海外取引所について紹介します。
- Binance
- Bitfinex
- Huobi など
海外の仮想通貨取引所は、本人確認書類の提出が必要ないなど国内取引所と比較してみると手続きに必要な工程数が少ないです。
口座開設が簡単である反面、取引時のリスクも高いので、もし、取引をしたいならば慎重に手続きするようにしてください。
海外取引所でモネロを購入
海外取引所へ仮想通貨を送金したら、最後にモネロを購入して取引は完了となります。
繰り返しになりますが、海外の仮想通貨取引所は詐欺やハッキングなどセキュリティ面での危険性や法規制に関する問題から、当サイトでは口座開設や仮想通貨のやり取りをおすすめしていません。
もし、どうしても海外取引所を利用したいのであれば、必ず「自己責任」でおこなうようにしてください。
海外の仮想通貨取引所で使用可能な「通貨」として、まずは国内の仮想通貨取引所で口座開設をおこない、ビットコインやイーサリアムをはじめとする主要通貨を購入しましょう。
国内仮想通貨取引所では、小額から投資ができるCoincheckがおすすめなので、この機会に口座開設しておきましょう。
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モネロ(Monero/XMR)の注意点
最後に、モネロへの投資にチャレンジするうえで気をつけるべきポイントについて紹介します。
モネロの注意点は大きく3つ。
- 口座開設した取引所が取り扱いを廃止するおそれがある
- 公式サイトがマルウェア感染した過去も
- そもそも、海外取引所での仮想通貨の売買はリスクが高く危険
口座開設した取引所が取り扱いを廃止するおそれがある
さきほど紹介したとおり、モネロはその秘匿性の高さから犯罪行為に利用される事例が非常に多いです。
各国の金融当局はその事実を重く受け止めており、モネロを含むプライバシーコインへの規制を強めています。
2021年にはいってからも、Bittrexなどの主要取引所でモネロの取り扱いが中止になるなど同通貨への風当たりは非常に強いままです。
みなさんが口座開設した取引所でも、モネロの取り扱いが中止になる可能性はじゅうぶん考えられるので、納得したうえで取り引きに挑戦するようにしてください。
公式サイトがマルウェア感染した過去も
モネロの開発者は、2019年末に公式サイトからダウンロード可能なウォレットがマルウェアに感染していたことを明かしています。
仮想通貨そのものがいくらセキュリティが強固でも、公式サイトやウォレットがマルウェアに感染していてはひとたまりもありません。
その一件以降はモネロに関する不祥事は報告されていませんが、今後も同様の問題が発生する可能性はじゅうぶんに考えられますね。
そもそも、海外取引所での仮想通貨の売買はリスクが高く危険
モネロは、国内の仮想通貨取引所に未上場で、購入したい方は必然的に海外にある取引所で口座開設をおこなうことになります。
海外取引所は国内取引所にくらべて取り扱っている仮想通貨の種類が豊富で非常に魅力的ですが、その反面で、詐欺やハッキングなどのセキュリティ面でのリスクや法規制が行き届いていないというリスクがあるため、当サイトでは海外取引所での取り引きを推奨していません。
どうしても今すぐ海外取引所でモネロを購入したい方は、「自己責任」で臨むようにしてください。
また、海外取引所よりも国内取引所の方が安全性が高く、初心者の方にもおすすめです。
とりわけ、Coincheckは小額からの取引も可能なので、この機会に口座を開設してみてはいかがでしょうか。
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モネロ(Monero/XMR)のまとめ
今回は、「プライバシーコイン」として有名な仮想通貨「モネロ」について紹介しました。
- モネロは、個人情報保護に優れた「プライバシーコイン」の一種
- モネロは、性能の低いパソコンでもマイニングが可能
- 2021年に入ってからモネロの「ラップドトークン」が発行されており、他チェーン上でも流通可能に
- モネロは、不正行為に使用されるリスクが高いことから取引所での上場廃止が相次いでいる
- 海外取引所での仮想通貨のやり取りは、リスクが高く危険
モネロは、セキュリティ面で優れた特性を持っている一方で、犯罪行為に利用されてしまうリスクが高いことから主要取引所での取扱い中止が相次いでいる「一長一短」な仮想通貨です。
仮想通貨投資にはじめてチャレンジする方は、Coincheckのようなセキュリティ面で安心できる国内取引所での口座開設をおすすめしています。
投資経験が十分身についたタイミングで、モネロへの投資に挑戦してみてください。
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