仮想通貨Polygon(ポリゴン)/MATICとは?将来性・今後の予想を解説
ブロックチェーン開発の王様とも呼ばれるイーサリアムは、多くのDappsやNFTマーケットなどの基盤として使用される一方で、スケーラビリティ問題(ユーザー過多による処理遅延や手数料高騰)を抱えています。
その解決策の一つとして2021年に一気に需要が拡大しているのが、「Polygon/MATIC」というセカンドレイヤー・ソリューションのプロジェクトです。
そこで今回は今注目のPolygon/MATICについて、その特徴や今後の見通しなどを解説していきます。
ブロックチェーン技術に詳しくない方は、「DEXとは?」「DeFiとは?」の記事もぜひご覧ください。
- Polygonは、イーサリアムにおけるセカンドレイヤー・ソリューションの一つ
- イーサリアムとの互換性がありつつ、イーサリアムよりも圧倒的に処理速度が速く低コスト
- イーサリアム上で稼働している多くのDappsやDeFiが、Polygonへの対応を進めている
- 今話題のNFTマーケットやNFTゲームも、Polygon上で稼働している
- Polygonの独自トークンであるMATICは、国内取引所での取り扱いが少ない
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【2024年4月】仮想通貨Polygon/MATICの現在の価格動向
まずは直近1年の価格動向を見ていきましょう。
2023年の前半は米利上げの収束期待から仮想通貨市場全体で上昇しました。
しかし、市場予想とは裏腹にアメリカでは段階的な利上げが進んだことで、再度MATIC含む仮想通貨全体で下降トレンドを形成します。
2023年10月頃からはビットコイン現物ETF承認の連れ高により上昇していますが、まだそこまで大きな伸びではありません。
今後再び価格が上昇すると考えるのであれば、今は買い時と捉えることもできるでしょう。
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仮想通貨Polygon/MATICとは?
仮想通貨名 | MATIC(マティック) |
ティッカーシンボル | MATIC |
現在の価格(2024年4月時点) | ¥112.75 |
時価総額(2024年4月時点) | ¥1,115,776,971,666 |
時価総額ランキング(2024年4月時点) | 18位 |
Polygon(ポリゴン)は、イーサリアムが抱えるスケーラビリティ問題(ユーザー過多による処理遅延や手数料高騰)を解決するためにつくられたプロジェクトです。
2017年に開発がスタートし当初はMatic(マティック)と呼ばれていたのですが、2020年5月にメインネットをローンチした後、2021年2月にPolygonへとリブランディングされました。
なお、Polygonが発行している独自トークンの名称は、リブランディング後も変わらずにMATICのままです。
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仮想通貨Polygon/MATICの特徴
Polygon/MATICには、次のような特徴があります。
- イーサリアムのセカンドレイヤー・ソリューションの一つである
- 高速かつ低コスト化を実現している
- 独自のコンセンサスアルゴリズムを有している
イーサリアムのセカンドレイヤー・ソリューションの一つである
Polygonは、イーサリアムのセカンドレイヤー・ソリューションの一つです。
イーサリアムブロックチェーンは、スケーラビリティ問題(ユーザー過多による処理遅延や手数料高騰)を抱えているのですが、Polygonはその解決策の一つとして存在しており、イーサリアムに接続することでそのエコシステムをサポートしています。
高速かつ低コスト化を実現している
イーサリアムは現在、ガス代の高騰が非常に問題視されています。
Polygonはセカンドレイヤー技術によってイーサリアムとの互換性を保ちつつ、イーサリアムよりも高速処理ができて低コストな環境を実現しています。
イーサリアムのトランザクション数が毎秒10~15件程度と言われているのに対し、Polygonは毎秒6,000~7,000件を処理することが可能です。
また平均取引手数料は、0.00002ドルと非常に安くなっています。
独自のコンセンサスアルゴリズムを有している
Polygonはイーサリアムのセカンドレイヤーですが、イーサリアムからは独立したコンセンサスアルゴリズム(PoS)を有しており、独自トークンのMATICも発行しています。
そのため機能上は、レイヤー1と同等とみなすこともできます。
なお、コンセンサスアルゴリズムがPoS(プルーフ・オブ・ステーク)であるため、MATICはステーキング(対象の仮想通貨を保有しネットワークに参加することで、報酬を得られる仕組み)をおこなうことが可能となっています。
仮想通貨Polygon/MATICのこれまでの価格推移
続いてPolygon/MATICについて、ローンチから2021年8月末までの価格推移をおさらいしておきましょう。
2019年4月にローンチ
MATICは2019年4月に、仮想通貨取引所最大手のバイナンスでのIEO(資金調達のプレセール)を経てローンチされました。
なおチャートを見てもわかるとおり、ローンチされた2019年から2020年末までは目立った値動きがありませんでした。
2021年に急騰・急落
上の画像は、2021年に入ってからのMATIC/USDチャートです。
MATICは2月頃から少しずつ価格が上がりはじめ、4月下旬から5月中旬にかけて一気に高騰します。
2021年始値(0.017ドル)に対して、一時はその170倍(2.9ドル)にまで急騰しました。
しかしその後は一転して7月下旬までの約2ヶ月間、下落基調に陥ります。
なお8月末は復調しており、再び上昇トレンドを形成中です。
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仮想通貨Polygon/MATICの将来性や今後の見通し
Polygon/MATICは次のような要因によって、投資家やメディアからその将来性を高く評価されています。
- 様々なDappsやDeFiがPolygonに参入してきている
- 他のインターオペラビリティプロジェクトと競合しない
- 今話題のNFTとも関連している
様々なDappsやDeFiがPolygonに参入してきている
イーサリアム上にあるDappsやDeFiはこれまで長くスケーラビリティ問題に悩まされていました。
しかしセカンドレイヤー・ソリューションが生まれたことで、多くのDappsやDeFiが様々なセカンドレイヤーに活躍の場を移行しています。
その選択肢としてPolygonは高い需要があり、メジャーなものでは分散型取引所(DEX)の「Sushiswap」がポリゴン上で使えるようになっています。
Polygon上で様々なDappsが稼働すれば、手数料として利用されるMATICの実需が拡大します。
また、直接Dappsを利用しない投資家からも信頼を得て、MATICの価格高騰につながっていくことでしょう。
今話題のNFTとも関連している
NFT(非代替性トークン)とは複製や改ざんができない唯一無二のデジタルデータのことで、近年ゲームやデジタルアートの分野での実用化が進み、高い注目を集めるようになっています。
そんなNFTのマーケットプレイスやNFTゲームも、低コストで利用できるPolygonへの対応が進められています。
例えば、国産のNFTゲーム「My Crypto Heroes」やNFTマーケットの「Nanakusa」も、すでにPolygonへの対応を済ませています。
このように高速・低コストであるPolygonは、様々な分野からの需要があります。
他のインターオペラビリティプロジェクトと競合しない
Polygonは、イーサリアムとの互換性を有するセカンドレイヤーです。
そのため、ブロックチェーン同士の相互運用を目指すポルカドットやコスモスなどと比較されることがあります。
しかしポルカドットやコスモスが様々なブロックチェーン同士の相互運用にフォーカスしているのに対し、Polygonはあくまでイーサリアムにおけるスケーラビリティ問題の解決やエコシステムの拡大を目指して開発されました。
それぞれ目的が異なるため、ポルカドットやコスモスもしくは新たな相互運用性を持つプロジェクトが活躍の場を広げたとしても、イーサリアムに対しての優位性を持つPolygonが淘汰される可能性は低いと見られています。
このようにPolygon/MATICには、将来性に期待できる要因が揃っています。
また、これらの要因からPolygon/MATICは、長期目線で投資しやすい対象の一つだと言えるでしょう。
仮想通貨Polygon/MATICの将来の価格予想
続いて、仮想通貨専門メディア等が発信しているPolygon/MATICの価格予想をチェックしてみましょう。
2024年末の仮想通貨Polygon/MATICの価格予想
2024年末での価格予想は、次のようなものが示されています。
- Coin Price Forecast:2.40ドル
- Digital coin:1.10ドル
2021年の年初来最高値(2.9ドル)までには及ばないものの、現在価格(1.0ドル)よりは上昇するだろう、という予想が多く見られます。
2024年以降の仮想通貨Polygon/MATICの価格予想
次に、より長期的な予想は以下のようになっています。
- Coin Price Forecast:2.14ドル【2025年末の価格予想】
- Digital coin:3.98ドル【2025年末の価格予想】
MATICの史上最高値(2021年最高値):2.9ドル
長期的な予想は各メディアとも非常に前向きなものとなっており、中にはいずれ3ドルの大台を突破すると予想しているところもあります。
また、こういった予想が示されているということは、各メディアがPolygon/MATICの性能や将来性を高く評価している証だと言えるでしょう。
もちろんこれらはあくまで予想なのでその通りになるとは限りませんが、Polygon/MATICに興味を持った方は、ぜひその将来性への投資を検討してみてください。
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仮想通貨Polygon/MATICを購入できる取引所・購入方法
Polygon/MATICは一部国内取引所で扱っています。
なおMATICを購入する際の国内取引所は、Coincheckの公式サイトをチェックしてみましょう。
現物取引(銘柄数) | 販売所形式:○(26銘柄) 取引所形式:○(8銘柄) (販売所・取引所を合わせると、取扱銘柄は全29種類) |
レバレッジ取引(銘柄数) | × |
最小発注数量 (ビットコインの場合) | 販売所形式:500円以上 取引所形式:0.005BTC以上、かつ500円以上 |
取引手数料 (ビットコインの場合) | 販売所形式:0円(スプレッドあり) 取引所形式:0円 |
取引ツール | パソコン・ネットブラウザ:○ スマホアプリ:○ |
その他のサービス | Coincheckつみたて 貸仮想通貨 大口OTC取引 CoincheckNFT(β版) Coincheckでんき/ガス ステーキングサービス*現在停止中 |
公式サイト | Coincheck公式サイト |
関連記事 | Coincheckの評判 |
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レバレッジ取引 | 取り扱いなし |
販売所手数料 | 無料 |
入金手数料 | 無料 |
取扱通貨 | 39種類 |
対応サービス | 販売所 取引所 貸仮想通貨 |
最低取引額 | 販売所:0.00000001BTC 取引所:0.0001BTC |
詳細 | bitbank公式ページ |
bitbankは仮想通貨MATICの取り扱いを開始しています。
取引所形式でのトレードが発達しており、仮想通貨投資の初心者から中・上級者まで幅広い人気を誇ります。
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なお、その他のおすすめ仮想通貨取引所や仮想通貨取引所の手数料の比較記事もご覧ください。
仮想通貨Polygon/MATICのステーキング方法
最後にPolygon/MATICのステーキングをご紹介します。
ステーキングとは、対象の通貨を一定期間保有してブロックチェーンのネットワークに参加することで、報酬を得られる仕組みのことです。
対象通貨をただ保有するだけの「フレキシブルステーキング」と、一定期間ロックしてその通貨が使えなくなる「定期ステーキング」があり、MATICのステーキングは後者です。
なお、「定期ステーキング」はステーキング中に自由に移動や売却ができない反面、フレキシブルステーキングよりも利回りが大きいというメリットがあります。
Polygon/MATICのステーキング方法は、以下の通りです。
- MATICを仮想通貨ウォレット(MetaMaskなど)に移す
- Polygonのウェブウォレットにアクセスして、MetaMaskを接続する
- Polygonのウェブウォレット上で、バリデーターを選んでデリゲート(委任)する
順番に説明します。
STEP1:MATICを仮想通貨ウォレット(MetaMaskなど)に移す
まずはMetaMaskなどの仮想通貨ウォレットを用意して、そこに自身のMATICを送金しましょう。
なおMetaMaskはWebブラウザの拡張機能(プラグイン)となっており、次のWebブラウザで利用できます。
- Google chrome
- Microsoft Edge
- FireFox
- Brave
STEP2:Polygonのウェブウォレットにアクセスして、MetaMaskを接続する
続いてPolygonのウェブウォレットにアクセスして、MetaMaskを接続しましょう。
STEP3:Polygonのウェブウォレット上で、バリデーターを選んでデリゲート(委任)する
MetaMaskを接続してPolygonのウェブウォレットにログインできたら、アプリケーションの中から「ステーキング」を選択します。
すると、次のようにバリデーターの一覧が表示されます。
表示されたバリデーターの中から任意の相手を選んで、自身のMATICをデリゲート(委任)しましょう。
バリデーターとは、ネットワーク上のトランザクションを検証・承認する利用者のことを指し、検証・承認により報酬を得ています。
またデリゲーターとは、自分では検証・承認をおこなうことができないものの、バリデーターに自らの通貨やトークンを委任する利用者のことで、委任することで報酬の分け前を受け取ることができます。
個人投資家がバリデーターになることはハードルが高いので、すでに存在しているバリデーターに対して自身の通貨をデリゲート(委任)するようにしましょう。
以上の簡単な手順で、MATICのステーキングは完了です。
自身のMATICを一定期間ロックするだけで不労所得を得られるようになるので、ぜひチャレンジしてみてください。
仮想通貨Polygon/MATICの見通しや予想まとめ
今回はPolygon/MATICについて、その特徴や今後の見通しなどを解説しました。
- Polygonは、イーサリアムにおけるセカンドレイヤー・ソリューションの一つ
- イーサリアムとの互換性がありつつ、イーサリアムよりも処理速度が速く低コスト
- イーサリアム上で稼働している多くのDappsやDeFiが、Polygonへの対応を進めている
- 今話題のNFTマーケットやNFTゲームも、Polygon上で稼働している
Polygonは処理速度の高速化と低コスト化を実現しているイーサリアムのセカンドレイヤー・ソリューションで、2021年に入り急速に需要が拡大しています。
また、その将来性を高く評価されており、MATICの価格予想を見ると多くのメディアが「今後さらに価格が高騰していくだろう」との見方を示しています。
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