OwnersBook(オーナーズブック)とは?評判/口コミや手数料・始め方を徹底解説

Ownersbook
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不動産クラウドファンディングのオーナーズブックは、プロが厳選する不動産物件に1万円から投資ができるということで人気のサービスです。

低金利が続く日本において、安定した収益を獲得できる不動産クラウドファンディングを投資のポートフォリオの一部に組み込む人も増えています。

今回は、オーナーズブックの特徴やメリット・デメリット、利用者からの評判を解説します。

この記事でわかること
  • オーナーズブックはロードスターインベストメンツが運営する不動産特化型クラウドファンディング
  • 親会社のロードスターキャピタルは東証マザーズ上場企業で信頼性が高い
  • オーナーズブックには貸付型とエクイティ型の2タイプの投資案件がある
  • 1万円からの少額投資が可能で高利回りが期待できる
  • ロードスターキャピタルの株主になると優待枠で申し込める
  • 非常に人気のサービスなので早めに投資家登録しておくと良い

オーナーズブックは近年人気が高まっている不動産クラウドファンディングサービスです。

1万円からの少額投資が可能なので、初めてクラウドファンディングサービスを利用するという方にも使いやすいです。

安定した利回りに興味のある方はぜひこの機会に投資家登録から始めてみましょう。

目次

OwnersBook(オーナーズ・ブック)とは?

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サービス名OwnersBook(オーナーズブック)
会社名ロードスターインベストメンツ株式会社
サービス開始2014年9月
参考利回り3.0%〜5.0%
投資金額1万円から(貸付型)
累計投資額貸付型:271億円以上エクイティ型:約5億円
投資実行済み案件数貸付型:218件エクイティ型:2件
投資家登録OwnersBookの公式サイト
※2022年1月6日時点

オーナーズブックは、ロードスターインベストメンツ株式会社が運営する不動産特化型ソーシャルレンディングサービスです。

2014年にサービスが開始されてから幅広い投資家の人気を集めています。

不動産投資のプロが厳選した物件に最低1万円から投資ができるという点が魅力です。

2タイプの投資案件

オーナーズブックでの投資方法は、「貸付型」と「エクイティ型」の2タイプがあります。

貸付型はいわゆるソーシャルレンディングと呼ばれるタイプで、クラウドファンディングで集めた資金について、不動産等を担保として企業に融資を行います。

投資家は融資に対する利息をオーナーズブックから配当として受け取ります。

貸付型の最低投資額は1万円となっており、全案件不動産担保がついていることからも初心者でも投資しやすいことが特徴です。

オーナーズブック

一方のエクイティ型は、クラウドファンディングで集めた資金を用いて、特別目的会社(SPC)を経由して不動産信託受益権や出資持分等を取得します。

投資家は、物件の運用中の家賃収入や不動産の値上がりによる売却益を配当として受け取ることができます。

エクイティ型の最低投資額は案件ごとに異なりますが、第一号案件は50万円でした。

貸付型に比べるとエクイティ型の募集は少なく、これまでの実行済み案件は2件となっています。

オーナーズブック

不動産クラウドファンディングに挑戦したい方はぜひOwnersbookから始めて見て下さい。

OwnersBook(オーナーズ・ブック)のメリット

オーナーズブックのメリットは主に以下の4点が挙げられます。

メリット4点
  • 少額投資が可能
  • 上場企業子会社が運営している安心感
  • 安定した高利回りが期待できる
  • ロードスターキャピタル社の株主は優待も期待できる

少額投資が可能

不動産投資では、マンションやアパートを取得するために数千万円から1億円以上の資金が必要なことがほとんどです。

物件取得後の管理・運営といった手間も発生するため、投資初心者にとって不動産投資はハードルが高いと言えるでしょう。

オーナーズブックでは、貸付型の案件は1万円から不動産投資が行えるため、資金や時間がない人にも使いやすいです。

貸付型の案件は、すべて不動産担保付きの融資案件となっているため、リスクもある程度抑えて投資することが可能です。

初心者は、少額投資から始めて徐々に投資金額を増やすといった投資方法をとると良いでしょう。

上場企業子会社が運営している安心感

ロードスターインベストメンツの親会社であるロードスターキャピタル社は、2012年に総合不動産会社として開業した会社です。

ロードスターキャピタル社の概要は以下の通りです。

会社名ロードスターキャピタル株式会社
上場市場東証マザーズ
設立2012年3月
資本金27億94百万円
売上高169億79百万円

設立から5年で事業を拡大し、マザーズに上場したことで話題にもなりました。業績も創業入りの黒字を継続しています。

オーナーズブックは、東証マザーズ上場企業の100%子会社が運営しているという安心感もあります。

不動産投資や不動運営・管理に関する豊富な知識・経験を持った投資のプロが、案件を厳選し提供しているという特徴があります。

安定した高利回りが期待できる

不動産クラウドファンディングは、株や投資信託などと違い、市場価格が変動することによるリスクが少ないのが特徴です。

貸付型のタイプは満期まできちんと返済されればそのままリターンとして受け取ることができるため、定期預金や公社債に近い商品性です。

預金や債券の利回りは1%に満たないことがほとんどですが、オーナーズブックの利回りは3.0%〜5.0%と高い水準が期待できます。

投資期間や利回りは物件によって異なるため、自分の運用計画に適した案件を選んで投資することも可能です。

日々の値動きを気にせずに、安定した利息収入を得られるという点が大きなメリットです。

ロードスターキャピタル社の株主は優待も期待できる

オーナーズブックの運営企業の親会社であるロードスターキャピタルの株式を保有すると、以下の条件を満たせば株主優待を受けられます。

ロードスターキャピタルの株主優待
  • ロードスターキャピタル社の株式を1,000株以上かつ6ヶ月以上継続保有
  • 優待基準日(6月30日及び12月31日)の株主名簿に記載された株主

ロードスターキャピタルの株主優待は、貸付型案件及びエクイティ型案件の募集枠の一部枠について、株主優待枠として優先的に投資ができるようになるというものです。

ソーシャルレンディングは案件によってはわずか数分で募集枠が埋まってしまったり、抽選方式に応募しても外れてしまったり、と投資機会を得られないことも度々あります。

株主優待枠を利用して優先的に投資が行えるのは大きなメリットと言えるでしょう。

少額から安心して不動産に投資したい方はぜひ利用して見て下さい。

OwnersBook(オーナーズ・ブック)のデメリット

オーナーズブックのデメリットも確認しておきましょう。

主に以下の2点が挙げられます。

オーナーズブックのデメリット
  • 元本保証ではない
  • 人気が高く当選しづらい

元本保証ではない

オーナーズブックの取り扱う案件は元本保証ではないため、貸付先の会社が倒産すれば元本や利息が支払われない可能性があります。

ロードスターインベストメンツ社では、そのような債務不履行や経営破綻が生じないように貸付先や物件を厳しく選定しています。

ただし、どんな投資にも「絶対」ということはあり得ないので、自分でも投資先をよく吟味し、リスクを理解した上で投資するようにしましょう。

人気が高く当選しづらい

オーナーズブックは非常に人気の不動産クラウドファンディングサービスです。

会員数は30,000人を超えるため、人気の案件にはなかなか申し込めないこともあります。

特に先着方式は募集開始後すぐに枠が埋まってしまうこともあるので、早めに会員登録をしておくと良いでしょう。

また、抽選方式も倍率が高いため、なかなか毎回当選するのは難しいでしょう。

厳選された良い案件を揃えているからこそ、申し込みが殺到してなかなか投資できない点はデメリットとなります。

このようなデメリットが気になる方は下記の記事から自分に合った不動産クラウドファンディング業者を見つけて見て下さい。

OwnersBook(オーナーズ・ブック)の実績

オーナーズブックの実績について、貸付型とエクイティ型でそれぞれ確認していきましょう。

貸付型の運用実績

累計投資額27,188,050,000円
投資実行済案件数218件
償還済案件数192件
期限前償還済案件数147件
元本割れ件数0件
平均予定運用期間19.9ヶ月
平均確定運用期間11.1ヶ月

貸付型は別名ソーシャルレンディングと呼ばれるタイプで、1万円から投資可能なことや全案件不動産担保付きなことが特徴です。

元本毀損リスクを低減するために、プロによる市場価格の精査などに取り組んでいます。

オーナーズブックではこの貸付型が募集案件の中心です。

これまでに募集された案件は200件以上で、元本割れしたことはありません。

募集時の予定運用期間は20ヶ月程度に設定されている案件が多いですが、平均確定運用期間が11ヶ月程度となっています。

予定よりも早く償還になる案件が多い点を理解しておきましょう。

エクイティ型の運用実績

累計投資額523,000,000円
投資実行済案件数2件
償還済案件数0件
元本割れ件数0件
平均予定運用期間48.5ヶ月

エクイティ型は実際の不動産投資を小口で行うイメージに近い投資方法です。

クラウドファンディングで集めた資金を用いて不動産投資を行い、賃料収入や物件の値上がり益を受けとるという仕組みです。

貸付型に比べ元本割れのリスクも高いですが、売却益を出資持分に応じて受け取ることができるため、大きなリターンも期待できます。

オーナーズブックでの募集実績はまだ2件しかないため、これからの募集に期待されます。

最低投資額は案件ごとに設定されますが、これまでに募集された案件では50万円と定められていました。

また、平均予定運用期間が長いことも特徴なので、長期間資金を運用に向けられる方に適しています

OwnersBook(オーナーズ・ブック)の評判/口コミ

オーナーズブックの利用者の評判を確認してみましょう。

オーナーズブック、株主優待枠が8,000万円と多かったんだけど、かなり短時間で埋まりました。これは今日の18時、思った以上の激戦になるか?ちょっと気合いいれます。

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オーナーズブックの人気すごっ。2.45億円の募集総額に対して、申し込み期限前で既に約7億の申し込み。株主優待制度が改正されて、6月末が期限になってるけど、これを観るとオーナーズブックに投資したい投資家にとっては、良い優待制度かもしれない。

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ソーシャルレンディングおすすめですよ。すぐに解約出来ないのは難点ですが、簡単ですし利回りは魅力的です。担保付でリスク低いオーナーズブックがまずは良いですよ。

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口コミを確認すると、案件の募集開始と共に申し込みが殺到していることがわかります。

早い時だと申し込み開始数分で枠が埋まり切ってしまうようです。

今後もますます人気が予想されるので、興味のある方はぜひ早めに会員登録をしておきましょう。

また、ロードスターキャピタルの株主優待枠が儲けられている点も好感を持たれているようです。

担保付きでリスクが限定的という点もポイントですね。

OwnersBook(オーナーズ・ブック)の始め方

オーナーズブックは以下の手順で始めることができます。

  1. 仮会員登録
  2. 投資家登録&口座開設
  3. 入金手続き
  4. 運用開始

仮会員登録

オーナーズブックの公式サイトより仮会員登録を行います。

メールアドレスの入力後、規約の確認・同意を行い「登録する」を押すと、仮登録完了のメールが送付されます。

オーナーズブック

本文内にあるURLをクリックし、メールアドレスの確認を行います。

登録画面から氏名やログインパスワードなどの情報を入力し、仮会員登録を完了させましょう。

投資家登録&口座開設

仮登録が完了したら、マイページにログインして「投資家申請」から必要事項の入力を行います。

オーナーズブック

本人情報を入力し、出金先の銀行口座の登録・本人確認書類の提出をします。

本人確認方法には2つの方法があり、それぞれ必要書類が異なります。

スマホでクイック本人確認(いずれか1点)ハガキ受け取りで、本人確認(いずれか2点)
運転免許証
運転経歴証明書(平成24年4月1日以降に交付されたもの)
マイナンバーカード(顔写真のある表面のみ)
パスポート(住所記載欄があるもの、顔写真ページ・住所記載ページ)×
健康保険証(現住所の記載があり、所定のマスキングを施したもの)×
住民票(発行日より6ヶ月以内で、個人番号の記載が無いもの)×
特別永住者証明書×
在留カード

「スマホでクイック本人確認」の場合は、本人確認書類提出画面で、「スマホでクイック本人確認」を選択し、画面の指示通りに本人確認書類を撮影します。

「ハガキ受け取りで、本人確認」の場合はファイルをアップロードすることで提出します。

後日簡易書留が郵送されるので、それを受け取って本人確認が完了します。

入金手続き

投資家登録が完了すると、メールまたは郵送で通知が届きます。

ログインし、「入金する」から記載された専用口座へ資金を振り込みます。

入金タイミングは案件のタイプによって異なります。

入金タイミング

貸付型…投資資金入金後に案件申し込みが可能
エクイティ型…申し込み後に案内される口座に直接入金する

運用開始

「案件一覧」から気に入った投資案件を選び、投資内容等を確認します。

オーナーズブック

問題がなければ投資応募を行います。

ぜひ以上の手順を参考にして不動産クラファンに挑戦して見て下さい。

また、ソーシャルレンディングに関して下記の記事で紹介しているので他の会社も気になる方は是非参考にして見て下さい。

OwnersBook(オーナーズ・ブック)のよくある質問

オーナーズブックについてよくある質問を以下にまとめました。

よくある質問

・投資にかかる手数料は?
・不動産クラウドファンディングとJ-REITの違いは?
・税金はどのようにかかる?

投資にかかる手数料は?

投資家が負担する手数料については以下の通りとなっています。

会員登録にかかる費用無料(0円)
投資口座開設にかかる費用無料(0円)
投資口座管理にかかる費用無料(0円)
投資案件取引にかかる費用無料(0円)
投資口座への入金(お客様口座 → 投資口座)お客様負担
払戻にかかる費用(投資口座 → お客様口座)330円(税込)

口座の開設や管理についてはいっさい手数料がかかりません。

不動産クラウドファンディングとJ-REITの違いは?

不動産クラウドファンディングとよく並べて語られるのがREIT(リート)です。

日本の市場に上場するREITをJ-REITと呼んでいます。

どちらも不動産に投資する商品ですが、いくつか違いがあります。

REIT(リート)不動産クラウドファンディング
一口当たりの投資金額数万~数十万円1万円~
流動性高いやや低い
価格変動リスク高い※不動産クラウドファンディングと比較して低い※REITと比較して
元本割れに対処するスキームなしあり(優先劣後方式)

REITは市場に上場している分、流動性が高いというメリットがありますが、その分価格変動リスクも高いことが特徴として挙げられます。

また、不動産クラウドファンディング(貸付型)の場合は、優先劣後方式を用いて元本の安全性を高めていることがほとんどです。

REITの場合はこのようなリスクを低減する仕組みは特にないので、物件の価格動向や賃料収入にそのまま影響を受けます。

税金はどのようにかかる?

オーナーズブックやその他給与所得以外の所得の合計が20万円を超えた場合は原則確定申告が必要となります。

オーナーズブックでは20.42%の源泉徴収を行っているため、投資家の給与所得の最高税率が20.42%に満たない場合は確定申告を行うことで、一部税金が還付される可能性があります。

詳細や正確な情報については、税務署や税理士に確認するようにしましょう。

OwnersBook(オーナーズ・ブック)の評判/口コミまとめ

今回は、オーナーズブックの特徴やメリット・デメリット、始め方について解説しました。

この記事のまとめ
  • オーナーズブックはロードスターインベストメンツが運営する不動産特化型クラウドファンディング
  • 親会社のロードスターキャピタルは東証マザーズ上場企業で信頼性が高い
  • オーナーズブックには貸付型とエクイティ型の2タイプの投資案件がある
  • 1万円からの少額投資が可能で高利回りが期待できる
  • ロードスターキャピタルの株主になると優待枠で申し込める
  • 非常に人気のサービスなので早めに投資家登録しておくと良い

オーナーズブックは定期預金や債券投資代わりに高利回りが期待できる不動産クラウドファンディングサービスです。

人気の案件は募集開始後すぐに枠が埋まってしまうため、早めに申し込むと良いでしょう。

まだ登録していない方は、ぜひこの機会に投資家登録しておきましょう。

この記事を書いた人

MediaArgoを運営する、MediaArgo編集部です。金融・投資に関する情報をわかりやすく正確にお伝えします。

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