【上場】仮想通貨メイカー(MKR)・ダイ(DAI)とは?将来性や今後の見通し/予想・MakerDAOについて解説
MakerDAOは、2014年にローンチされた長い歴史を持つDeFiです。
また、ステーブルコインDAIを発行しており、DAIは米ドルと連動した値動きが特徴の仮想通貨です。
仮想通貨はボラティリティが大きいものが多いのですが、ボラティリティが比較的小さいドルの価格に連動するDAIは幅広いシーンで活躍します。
MakerDAOの利用、もしくはDAIやMKRを入手するには、まず仮想通貨を国内仮想通貨取引所で購入する必要があります。
国内の仮想通貨取引所では、2022年1月からbitbankでMKR、2022年2月からはGMOコインでMKRとDAIの取扱いが開始されました。
まだ口座をお持ちでない方はぜひこの機会にそれらの取引所で口座を開設しておきましょう。
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クジラ投資家の買い増しによるMKRの高騰中
2023年半ばより、MKRが大きく上昇しています。
年初には500ドル台で推移していましたが、2023年10月時点では1500ドルと約3倍の価格高騰です。
仮想通貨市場ではまだ停滞が継続していますが、MKRは単体で上昇している形です。
MKR高騰の背景
Solana(ソラナ)ベースの新チェーン構想への期待
Sparkプロトコルと呼ばれるDeFiプロトコルの運用に関する投票の開始
過去のMKR上昇時は、MakerDAOのガバナンス投票やイーサリアムの構想に関連する例が多くありました。
今回もクジラと呼ばれる機関投資家の買い増しが価格上昇の要因と言われており、この流れでファンドの買いが進めば更なる上昇を見せる可能性もあります。
MakerDAOとは?
サービス名 | MakerDAO |
開発 | Maker Foundation |
ローンチ | 2014年 |
ガバナンストークン | MKR (別途ステーブルコイン「DAI」も発行) |
MKRの価格(2023年10月時点) | ¥233,194.42 |
MKRの時価総額(2023年10月時点) | ¥224,879,137,370 |
MKRの時価総額ランキング(2023年10月時点) | 32位 |
公式サイト | MakerDAO公式サイト |
公式Twitter | MakerDAO公式Twitter |
MakerDAOは、非営利団体であるMaker Foundationが開発するDeFi(分散型金融)です。
2014年にローンチされており、まだ誕生から間もない仮想通貨業界の中では比較的長い歴史を持つDeFiの一つです。
分散型金融とは、銀行など従来の中央集権型な金融機関に依存しない、新しい金融システムの呼称です。
DeFiではブロックチェーン技術の恩恵で中央管理者が存在しないため、人為的なミスや不備の可能性を除外することができます。
またMakerDAOでは、ステーブルコインであるDAIと、ガバナンストークンであるMKRの2種類の仮想通貨を発行しています。
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MakerDAOの特徴
それではMakerDAOの特徴を3つお伝えします。
- ステーブルコイン「DAI」を発行している
- MakerDAOのエコシステム内で、様々なサービスを提供している
- 分散性が高い
ステーブルコイン「DAI」を発行している
MakerDAOは、米ドルと同等の価格を維持するステーブルコインであるDAIを発行しています。
2022年2月時点でのDAIの時価総額ランキングは19位であり、仮想通貨シーンでは有力なステーブルコインとして広く認知されています。
ステーブルコインの中では「仮想通貨担保型」に分類され、イーサリアムなどの他の仮想通貨を担保にしていることが特徴です。
2019年10月までは担保に対応していた仮想通貨はイーサリアムだけでしたが、現在では数十種類の仮想通貨を担保にDAIの発行が可能になりました。
複数の仮想通貨を担保に対応させることで、特定の仮想通貨の価格変動によるリスクを軽減し、よりDAIの価格は安定しやすくなり、ステーブルコインとしての価値の評価も高まりました。
MakerDAOのエコシステム内で、様々なサービスを提供している
MakerDAOのエコシステム内では、Curve、Uniswapなどの優れたDeFiが提供されています。
多くの仮想通貨は価格が安定しない特徴を持ち、安定した取引には不向きである現状があります。
一方でステーブルコインであるDAIはドルと一致した値動きを見せるため、仮想通貨の中では屈指の安定感を誇ります。
そのため、複数のDeFiにおいてDAIの安定性を利用するケースが目立ち、レンディングやスワップでも重宝されています。
分散性が高い
繰り返しになりますが、MakerDAOはDeFi(分散型金融)です。
ブロックチェーン関連のサービスの中には、他のメリットを追求するあまりに分散性が損なわれているケースが見受けられます。
しかし、MakerDAOの場合はスマートコントラクトやガバナンストークンでの意識決定など、高い分散性を維持しています。
また開発組織であるMaker Foundationは2021年に解散を発表しており、中央集権的な要素が排除されています。
利用者にとって、分散性が高いMakerDAOの高い信頼性は魅力的であり、安心して利用できます。
仮想通貨MKRに興味を持っていて、まだ口座をお持ちでない方はぜひこの機会にbitbankで口座開設しておきましょう。
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MKRトークンとは?
続いてMKRトークンについて解説します。
- ガバナンストークンである
- ユーティリティトークンである
- DAIの価格を安定させる
ガバナンストークンである
MKRトークンはDAIとはまた別の仮想通貨であり、MakerDAOのガバナンストークンとなっています。
中央運営組織が存在しないMakerDAOでは、MKRトークンの保有者たちの意向が運営に反映されます。
具体的にはMKRトークンの保有率に応じて、組織運営などの意思決定をするための投票権が付与されます。
ユーティリティトークンである
MKRトークンはガバナンストークンとしてだけでなく、MakerDAOに預け入れた仮想通貨の取引時などに発生する手数料としても活用できます。
MakerDAOは分散型金融のサービスであるため、当然その中で金銭の取引が頻繁に発生しますが、そこでMKRトークンを手数料などに使用できるようになっています。
DAIの価格を安定させる
MKRトークンは、DAIの価格を安定させるための資金調達手段として利用される場合があります。
DAIはステーブルコインであり、ドルと連動した値動きすることに価値があります。
一方でその価格が乱れてしまうと、信用を失って他の仮想通貨以上に打撃を受けてしまうため、万が一の事態に備えなければなりません。
そこでMKRトークンを発行することで資金を集め、その資金がDAIの価格安定化の一端を担っています。
なお、MKRトークンを持ちなくてもDAIの価格は安定するようには設計されていますが、いわば最後の砦としてMKRトークンが位置付けられています。
仮想通貨MKRに興味のある方は、ぜひこの機会にbitbankで口座開設しておきましょう。
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MakerDAOの仕組み
ここでは、DeFiであるMakerDAOの仕組みを3つお伝えします。
- 証拠金となる仮想通貨の預け入れ
- スマートコントラクト:CDPの活用
- MKRトークンによる資金調達
証拠金となる仮想通貨の預け入れ
MakerDAOでは、まずユーザーが証拠金となる仮想通貨を預け入れます。
これにより誰でもステーブルコインDAIを発行できます。
また、仮想通貨の価格変動に応じてDAIの発行枚数が変動するという仕組みによって、DAIの価格はコントロールされています。
具体的には、証拠金比率を100%としてしまうと、もしもDAIの価格を担保する仮想通貨が急激な下落を見せた場合に、DAIとドルの連動性を保てなくなるリスクが想定されます。
そのため、MakerDAOでの証拠金の比率は100%以上で設定されており、DAIの価格が1ドルからできるだけ変動しないように工夫されています。
スマートコントラクト:CDPの活用
CDPとは、DAIを発行するためのスマートコントラクトの名称です。
人が取引を管理するわけではなく、CDPにより自動的に取引が成立するため、人為的なミスや不透明さを排除できるのが強みです。
DAI以外に有力なステーブルコインとしてテザーが挙げられますが、こちらはDAIと違って中央集権的な運営者によって管理されています。
つまりテザーの場合は、ユーザーから見ると、まずテザーの運営者が信用に値するかを判断する必要があるということです。
一方DAIなら、中央集権的な運営者が存在せず、スマートコントラクトでシステム的に取引が成立するため、ユーザーは信頼するかの判断を下すまでもなく利用できます。
MKRトークンによる資金調達
価格が一定に保たれるよう設計されているDAIですが、万が一の際にはMKRトークンによる資金調達で価格を安定させる仕組みが導入されています。
しかし、この資金調達はあくまでも不測の事態の措置であり、基本的にはスマートコントラクトのCDPによりMakerDAOは成立しています。
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仮想通貨MKR・DAIに投資できる取引所
2023年10月現在、MKRはbitbankまたはGMOコイン、DAIはGMOコインで取り扱われています。
すでに取り扱いがあるbitbankとGMOコインをご紹介します。
bitbank
レバレッジ取引 | 取り扱いなし |
販売所手数料 | 無料 |
入金手数料 | 無料 |
取扱銘柄数 | 31銘柄 |
対応サービス | 販売所 取引所 貸仮想通貨 |
最低取引額 | 販売所:0.00000001BTC 取引所:0.0001BTC |
詳細 | bitbank公式ページ |
ビットバンクは手数料・スプレッドが安く、取引画面が使いやすい人気の取引所です。
また国内取引所の中では珍しく、アルトコインを取引所形式(板取引)で取引することができます。
アルトコインを板取引でお得に取引したいという方は、ビットバンクを使うのがおすすめです。
GMOコイン
名称 | GMOコイン |
現物取引(銘柄数) | 販売所形式:○(26銘柄) 取引所形式:○(10銘柄) |
レバレッジ取引(銘柄数) | 販売所形式:○(10銘柄) 取引所形式:○(5銘柄) |
最小発注数量 (ビットコインの場合) | 現物取引(販売所形式):0.00005 BTC 現物取引(取引所形式):0.0001BTC レバレッジ取引(販売所形式):0.01BTC レバレッジ取引(取引所形式):0.01BTC |
取引手数料 (ビットコインの場合) | 現物取引(販売所形式):無料(スプレッドあり) 現物取引(取引所形式):Maker -0.01%、Taker 0.05% レバレッジ取引(販売所形式):無料(スプレッド、レバレッジ手数料あり) レバレッジ取引(取引所形式):無料(レバレッジ手数料あり) |
その他のサービス | 貸暗号資産 つみたて暗号資産 ステーキングサービス |
公式サイト | GMOコイン公式サイト |
関連記事 | GMOコインの評判 |
GMOコインは、現物取引とレバレッジ取引でそれぞれ販売所形式と取引所形式が利用できる利便性の高い国内取引所です。
リスクリターンの異なる様々な投資にチャレンジしてみたいという方には、GMOコインがおすすめです。
なおMKRとDAIは今のところ、販売所形式の現物取引のみでの取扱いとなっています。
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MakerDAOの使い方
それではここで、MakerDAOの使い方を解説します。
MakerDAOを使うには、まず軍資金となる仮想通貨(イーサリアムなど)を国内取引所で入手する必要があります。
なお国内取引所を利用するなら、初心者でも使いやすいコインチェックがおすすめです。
コインチェックで口座開設
まずMakerDAOで利用する仮想通貨(イーサリアムなど)を国内取引所で入手しましょう。
ここではコインチェックを利用した手順でお伝えします。
コインチェックは初心者でも操作しやすく設計されており、また約500円から仮想通貨を購入できるのでおすすめです。
口座開設の手順として、まずコインチェック公式サイトにアクセスし、「口座開設(無料)はこちら」をクリックしましょう。
登録の手順としては、メールアドレスや電話番号などの情報を入力していきます。
本人確認申請の手順があり、ここでは運転免許証などの身分証の写真を提出し、自分の顔をカメラで撮影してください。
本人確認を申請するとコインチェック側の審査に移ります。
審査は数時間~1日ほどで完了し、特に問題がなければ登録していたメールアドレスにコインチェックよりメールが届きます。
以上で口座開設の手順は完了ですが、便利なスマートフォン用コインチェックアプリをダウンロードしましょう。
コインチェックのアプリは、国内仮想通貨アプリの中でダウンロード数No.1であり、いつでもどこでも仮想通貨を運用できる便利なアプリです。
今回お伝えする手順でも利用するので、ダウンロード及びログインをお済ませください。
コインチェックに日本円を入金
コインチェックの口座を開設したら、仮想通貨の購入に使う日本円を入金しましょう。
コインチェックアプリを起動し、画面下メニューに表示される「ウォレット」を選択し、「日本円」⇒「入金」の順にタップしてください。
左のような画面が表示され、ここでは「入金方法」を選択できます。
コインチェックでは、「銀行入金」、「コンビニ入金」、「クイック入金」の3種類の入金に対応しており、それぞれにメリット・デメリットがあります。
今回は手数料が無料の「銀行入金」での手順をお伝えします。
「GMOあおぞらネット銀行」、「住信SBIネット銀行」のどちらかをタップし、表示される口座宛に日本円を入金しましょう。
どちらの銀行を選択しても必要な手順は共通していますが、もし共通の銀行口座を開設済みなら、手数料を抑えるためにもそちらの口座での入金をおすすめします。
入金の際は、振込人名義を間違えないようにご注意ください。
また入金は基本的に数分~1日ほどで完了します。
コインチェックでイーサリアムを購入
コインチェックへの日本円入金が完了したら、仮想通貨を購入しましょう。
ここではイーサリアムの購入手順をお伝えします。
まずコインチェックのアプリを起動し、画面下メニューから「販売所」を選択してください。
左のような画面が表示され、ここでは購入したい仮想通貨を選択できます。
上から二番目に表示される「イーサリアム」をタップしましょう。
画面が切り替わるので「購入」を選択し、イーサリアム購入に使用したい分の日本円の金額を入力してください。
「日本円でイーサリアムを購入」をタップすると購入手順は完了ですが、入力内容に間違いがないかしっかり確認しましょう。
以上でイーサリアムの購入は完了です。
またイーサリアムは常に価格が変動する仮想通貨なので、安いタイミングを狙って購入すれば、お得に取引できます。
なお、購入時に発生するコストについては「仮想通貨取引所の手数料比較」の記事をご参照ください。
メタマスクを入手
続いて、MakerDAOでイーサリアムを使用するために必要なメタマスクを入手しましょう。
メタマスクとは、イーサリアム系の仮想通貨をwebサービスで利用するために使用するウォレットです。
入手手順としては、メタマスク公式サイトにアクセスしてください。
ブラウザによってはメタマスクに対応していなく、GoogleChromeの利用をおすすめします。
公式サイトにアクセスしたら、「Download now」⇒「Install MetaMask for Chrome」の順にクリックしてください。
chromeウェブストアが表示されるので、「Chromeに追加」をクリックすればGoogleChromeの拡張機能にメタマスクが追加されます。
ここまででメタマスクの入手は完了ですが、初期設定をしないと利用できません。
拡張機能よりメタマスクを起動し、初期設定を始めましょう。
左のように表示されるので、「ウォレットの作成」をクリックしてください。
初期設定の手順を進めていくと「秘密のバックアップフレーズ」という項目が表示されます。
「秘密のバックアップフレーズ」とは、メタマスクで保有する仮想通貨情報を復元する際など、重要な場面で必要になる情報です。
忘れないように管理し、誰にも教えないようにしましょう。
イーサリアムをメタマスクへ送金
メタマスクの入手及び初期設定が完了したら、コインチェックで保有するイーサリアムをメタマスクに送金しましょう。
送金するには、まずGoogleChromeの拡張機能よりメタマスクを起動します。
左のような画面が表示されるので、画面中央上部の自分のアドレスをクリックし、アドレスをコピーしましょう。
このアドレス宛にイーサリアムを送金していきます。
続いてコインチェックアプリを起動し、「送金と受け取り」をタップします。
「BTC以外の送金はこちら」⇒「Ethereumを送る」の順に選択し、「送金先リスト」の項目にコピーしておいたメタマスクのアドレスを入力し「追加」を選んでください。
次に送金したい分のイーサリアムの金額を入力し、「送金する」をタップしましょう。
以上で送金手順は完了ですが、送金には手数料が発生し、送金完了までにある程度時間を要することにご注意ください。
MakerDAOでレンディングを実施
メタマスクへのイーサリアムの送金が完了したら、MakerDAOにアクセスしましょう。
「Connect a wallet」をクリックし、表示されるウォレットの一覧からメタマスクを選びます。
メタマスクのポップアップが表示されるのでパスワードを入力すれば、MakerDAOとメタマスクの連結が完了します。
仮想通貨が一覧で表示されるので、「Ether」のtypeを選択し、「Open Vault」をクリックしてください。
続いて「Borrow Against ETH」⇒「Multiply ETH」の順に選択し、「Deposit ETH」に使いたい分のイーサリアムを入力し、「Setup Proxy」をクリックしてください。
次に「Create Vault」でVaultを作成すれば、DAIがウォレットに自動で振り込まれるようになります。
手順が分かった方は、ぜひコインチェックでの口座開設から始めてみましょう。
\ アプリダウンロード数No.1 /
※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
DAIの価格動向
こちらは2021年1月~2021年12月までの1年間におけるDAIの価格動向です。
ご覧の通りステーブルコインとしてドルと値動きが連動するDAIの価格は、1ドル付近を推移し続けています。
またチャートから2021年4月に急落したことがわかりますが、それでも約0.9780ドル(0.022ドルのマイナス)であり、また価格が下がった期間が非常に短い期間であることから、実用性にはほぼ影響がありませんでした。
このようにDAIは、ドルに連動するステーブルコインとしての役割を堅実に果たしています。
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MakerDAOの今後の見通し
MakerDAOの今後の見通しを3つお伝えします。
- 分散型金融の市場を構築
- DAIの担保資産の多様化
- ステーブルコインDAIの普及
分散型金融の市場を構築
さまざまな技術の発展により、あらゆる市場で急激なイノベーションが見られる昨今ですが、一方で発展が遅れているとされるのが金融市場です。
従来の中央集権型の金融市場では、不透明性や中央組織による搾取などが問題視されています。
また日本人では想像しにくいことですが、世界には戸籍を持たずに生まれたため、口座を開設できない人々が無数にいます。
このような金融市場の課題解決手段の一つとして注目されているのが、DeFiの普及です。
またDeFiの中でも、比較的長い歴史があり有力なステーブルコインであるDAIを発行するMakerDAOが、上記の課題解決の一端を担うのではないかと期待されています。
DAIの担保資産の多様化
すでに数十種類の仮想通貨を担保に発行されるDAIですが、今後より多くの仮想通貨やモノによる担保に対応していくと予想されています。
まず、現在対応していない仮想通貨を担保として利用できるようになるでしょう。
さらに特に注目を集めているのは、現実世界の資産を担保としたDAIの発行です。
具体的には、不動産などのブロックチェーン外にある有形資産を担保とすることが挙げられます。
ちなみに有形資産を担保にする動きは2021年からすでに実施されており、今後の発展に期待が集まっています。
また、このようにブロックチェーンと現実の両面の資産を担保とすることで、いっそうDAIの価格安定化につながっていくことでしょう。
ステーブルコインDAIの普及
米ドルと同じ値動きを見せるステーブルコインはDAIだけではありません。
特に注目を集めているステーブルコインは、時価総額が高く、またDAI以上に価格が安定しやすい「テザー」です。
しかし、テザーは中央集権的な管理がなされており、その管理の不透明性に疑問の声が上がっています。
そもそもブロックチェーン技術が世界を大きく変えるだろうという主張の根拠には、分散性が前提にあります。
そのため分散性を重視し透明性が高いDAIが、今後いっそう普及していく可能性が考えられます。
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MakerDAOのまとめ
今回は、MakerDAOについてお伝えしました。
MakerDAOは、2014年にローンチされたDeFiの先駆け的な存在です。
またMakerDAOは、米ドルと連動した値動きをするステーブルコインDAIと、MakerDAOのガバナンストークン及びユーティリティトークンであるMKR、この2つの仮想通貨を発行しています。
この内DAIはステーブルコインとして世界中で認知されており、価格の安定性と分散性の高さで評価されています。
多くの仮想通貨はボラティリティが大きすぎて、実用性では法定通貨には劣るのが現状です。
しかしステーブルコインであるDAIならば、法定通貨のドルと価格が連動していてボラティリティが小さいため、まさにドルを使うのと同じように幅広いシチュエーションで利用できます。
なお、MKRはbitbankまたはGMOコイン、DAIはGMOコインで取り扱われています。
まだ口座をお持ちでない方は、この機会にぜひその2つのいずれかで口座開設しておきましょう。
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Media Argo公式LINEでは、投資家のみなさまにとって有益な情報を随時配信していきます。
まだ友だち追加がお済みでない方は、この機会にぜひ無料で登録しておきましょう。
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