【最強決定】SBI証券・楽天証券はどっちがおすすめ?初心者向けに違いを徹底比較
近年、オンラインで自分で資産運用ができるネット証券が高い人気を集めています。
その中でも、SBI証券と楽天証券の2社は口座開設数がいずれも600万口座を超えている2トップで、この2社の内どちらを使うかで迷っている方も多くおられるでしょう。
そこで今回は、SBI証券と楽天証券の違いやそれぞれのメリットなどをわかりやすく解説していきます。
これから資産運用を始める方は、ぜひ証券会社選びの参考にしてみてください。
- SBI証券と楽天証券は、どちらも取扱商品が多く、手数料も安い
- SBI証券はIPOの取扱数が多く、IPOに取り組む方に使いやすい
- SBI証券は単元未満株を扱っており、少額から現物株を購入可能
- 楽天証券は、楽天ポイントが使えるだけでなく、楽天市場のお買い物もお得になる
- 楽天証券は、サイトやツールのユーザビリティに定評がある
- SBI証券と楽天証券、両方の長所を良いとこ取りしよう
両社とも無料ではじめられますので、ご自身で双方の長所を使い分けましょう。
非常に定番の証券会社ですので、是非この機会に公式サイトをチェックしておきましょう。
どちらの証券会社でお迷いの方は、SBI証券・楽天証券の両方を保有しておくと良いです。
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1級FP カワサキ
東証一部上場金融機関に勤め、以後投信生保販売業務や法人融資業務に従事。
- 2019年に独学で1級ファイナンシャルプランニング技能士に合格
- 個人・法人問わずライフプランや節税相談を行っておりFP分野全般を得意とする
- 趣味はスキューバダイビング
- 最低年1回は沖縄県阿嘉島に潜りに行き、レスキューダイバーの資格を持つ
SBI証券と楽天証券の特徴比較表
SBI証券は口座開設数600万口座以上で、最もユーザー数が多いネット証券です。
また情報メディア「みんかぶ」のネット証券総合ランキングで1位を獲得しており、取扱商品・手数料・情報量などあらゆる要素で高い評価を受けています。
一方で楽天証券も近年、急激にユーザーが増えてきており、2021年5月にはSBI証券と同じく累計600万口座を達成しました。
楽天証券の場合は、楽天カードや楽天銀行、楽天市場などと合わせて「楽天エコシステム(経済圏)」の一部として利用しているユーザーが特に多く見られます。
項目 | SBI証券 | 楽天証券 |
---|---|---|
口座開設数 | 600万口座以上 | 600万口座以上 |
取扱金融商品 | 国内株 外国株 投資信託 先物・オプション 他 | 国内株 外国株 投資信託 先物・オプション 他 |
国内株(現物取引)手数料 | 1日の約定代金合計100万円まで0円 | 1日の約定代金合計100万円まで0円 |
取扱外国株 | 米国株 中国株 他 (全9か国) | 米国株 中国株 他 (全6か国) |
投資信託本数 | 2,644本 | 2,692本 |
単元未満株 | ○ | × |
IPO | ○ (2020年:85社) | ○ (2020年:38社) |
非課税制度 | NISA つみたてNISA ジュニアNISA iDeCo | NISA つみたてNISA ジュニアNISA iDeCo |
大差はありませんが、外国株・IPOの取扱数においてSBI証券の方が勝っている、と言えます。
SBI証券では、韓国・ロシア・ベトナムなどマイナーな外国株を買うことが可能です。
ゆくゆく外国株やIPO取引を始めようとお考えの方はSBI証券公式サイトをチェックしてみましょう。
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SBI証券と楽天証券のメリット比較表
続いて、SBI証券と楽天証券のメリットの違いを一覧でまとめました。
それぞれの強みを理解した上で、どちらの証券会社が自分に適しているかよく考えてみましょう。
比較項目 | SBI証券 | 楽天証券 |
---|---|---|
金融商品の種類の多さ | ◎ | ◎ |
取引手数料の安さ | ◎ | ◎ |
投資信託の銘柄数 | ◎ | ◎ |
外国株の取扱国数 | ◎ | ○ |
単元未満株 | ◎ | × |
IPOの取扱件数 | ◎ | △ |
非課税制度の利用 | ◎ | ◎ |
サイトのユーザビリティ | △ | ◎ |
ツールの性能 | ○ | ◎ |
ポイント還元・ポイント投資 | ○ | ◎ |
サポート体制 | ◎ | ○ |
楽天ポイントが溜まることは、楽天証券の最大の強みです。
楽天経済圏のサービスをよく使う方は、この2社で悩んでいたら楽天証券公式サイトをチェックしておきましょう。
一方、外国株やIPO取引ではSBI証券の方が優勢と言えます。
楽天をあまり頻繁に利用されない方は、SBI証券公式サイトをチェックしましょう。
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SBI証券のメリット
次にそれぞれの証券会社のメリットを、より具体的に見ていきましょう。
SBI証券の評判の記事でも詳しく解説していますが、SBI証券には、次のようなメリットがあります。
- 豊富な商品・銘柄を取り扱っている
- 取引手数料がお得
- IPOの当選チャンスが大きい
- 三井住友カード(NL)で積立投資ができる
豊富な商品・銘柄を取り扱っている
他の証券会社では、国内株やFX、外国株など、取り扱う金融商品を一部のものに特化させて差別化を図っているところも多くあります。
しかし、SBI証券は国内株、外国株、FX、投資信託、先物・オプション、金・銀・プラチナなど、さまざまな商品を扱っており、その品揃えの良さはネット証券でトップクラスです。
そのためわざわざ複数の証券会社で口座をつくらなくても、とりあえずSBI証券の口座を1つ作っておくだけで、さまざまなスタイルの投資にチャレンジすることが可能です。
SBI証券の取扱商品一覧
国内株式 | 現物取引 信用取引 IPO・PO 立会外分売 証券投資法人 ETF・ETN REIT ライツオファリング 貸株サービス 貸株プラス 貸株ヘッジ PTS(夜間)取引 |
外国株式・海外ETF | 外国株式 (アメリカ・中国・韓国・ロシア・ ベトナム・インドネシア・シンガポール・ タイ・マレーシア) 海外ETF |
投資信託 | 投資信託 投信積立 外貨建MMF MMF 中期国債ファンド MRF |
債券 | 円建債券 外貨建債券 |
その他 | FX 積立FX 先物取引 オプション取引 CFD(くりっく株365) eワラント 金・プラチナ取引 |
取引手数料がお得
SBI証券はただ品揃えがいいだけでなく、どの金融商品の手数料も業界最安水準です。
例えば国内株の現物取引では、1日の約定代金合計が100万円を超えなければ手数料がかかりません。
また25歳以下のユーザーは、上限なく国内株の現物取引手数料が無料なので、若い方には特にSBI証券が使いやすいです。
頻繁に取引をする方にとって取引手数料がかかることは非常に痛手となります。
その点、取引手数料業界最安値であるSBI証券はすべてのトレーダーが気負いなく取引することができます。
取引手数料を低く抑えて、株取引を始めようという方はぜひ公式サイトをチェックしておきましょう。
IPOの当選チャンスが大きい
SBI証券はIPOの取扱件数がネット証券でトップであり、2020年はIPO銘柄93社のうち85社(全体の約91%)を取り扱っています。
また主幹事数も15社と比較的多く、IPOの当選チャンスが大きいネット証券の1つだと言えるでしょう。
三井住友カード(NL)で積立投資ができる
SBI証券ではナンバーレスカードをはじめ、Vポイントが貯まるタイプの三井住友カード(クレジットカード)で、投資信託の積立投資ができます。
SBI証券のクレジットカード積立には、次のようなメリットがあります。
- クレジットカードで決済できるので、証券口座への入金は不要
- 積立可能金額は毎月100円~5万円(1円単位)で、少額からの積立も可能
- クレジットカードの種類に応じて、最大3%ポイント付与
- 特定口座・NISA・つみたてNISA口座に対応
証券口座への入金が不要ですので、手軽に取引を始めることができます。
ポイント付与率が高いお得なサービスとなっているので、三井住友カードのユーザーの方はぜひ利用を検討してみてください。
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楽天証券のメリット
続いて楽天証券には、次のようなメリットがあります。
- 楽天ポイントで投資をすることができる
- 初心者向けのキャンペーンが充実している
- 楽天カードで投資をすることができる
- オリジナルの取引ツールが充実している
楽天ポイントで投資をすることができる
楽天証券では国内株(現物)・投資信託・バイナリーオプションに対して、楽天ポイントで投資することができます。
例えば投資信託は100円(楽天ポイント100ポイント分)から購入できるので、ポイントがあれば現金を使わずに投資デビューすることも可能です。
また、投資信託でポイント投資をおこなうと楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)によって、楽天市場でのお買い物もポイントが+1倍になって非常にお得です。
現金で投資することに抵抗のある方は、この機会にぜひ公式サイトをチェックしておくと良いでしょう。
初心者向けのキャンペーンが充実している
楽天証券では、金融商品ごとに次のような初心者向けのキャンペーンが豊富に用意されています。
お得に楽天ポイントが入手できるので、ポイント投資と合わせて少ない資金でも資産運用を始められます。
- 国内株式:信用取引デビューで、もれなく楽天ポイント200ポイントをプレゼント
- iDeCo:iDeCoデビューでもれなく200ポイント、抽選で書籍をプレゼント
- FX:はじめての取引でもれなく200ポイント、抽選で最大10万ポイントをプレゼント
- CFD:初回かつ3万円以上入金でもれなく200ポイントプレゼント
- 金・プラチナ:はじめての積立×1万円以上でもれなく500ポイントプレゼント
また楽天カードや楽天銀行など、連携しているグループ内のサービスに関連したキャンペーンも豊富です。
楽天カードで投資をすることができる
SBI証券の三井住友カードと同様に、楽天証券でも楽天カードのクレジット決済を用いて投資信託の積立が可能です。
また楽天カード決済なら、毎月の積立額に楽天ポイントを利用することが可能です。
さらに、決済額に応じて1%分の楽天ポイントが付与されます。
さらに、前述のように楽天ポイントでの投資が可能ですので、楽天カードをお持ちの方はぜひこの機に公式サイトをチェックしておきましょう。
オリジナルの取引ツールが充実している
楽天証券では無料で使えるオリジナルの取引ツールが充実しています。
特にスマホ用の取引ツールは「iSPEED」は累計500万ダウンロードを超える人気ぶりで、多くのユーザーが愛用しています。
iSPEEDは株式取引用・FX用・先物オプション取引用の3種類がありますが、特に株式取引用のiSPEEDは投資情報メディア「トウシル」と連携しており、取引や分析だけでなく情報収集の面でも優れています。
複数の証券会社を開設するメリット
ここまでSBI証券と楽天証券のメリットをお話しましたが、この2社も含めて証券会社選びは「必ずいずれか1社に絞らなければならない」というわけではありません。
複数の証券会社の口座を持つことは可能であり、多くの証券会社では口座開設時の手数料や維持費がかからないため、複数持つことによるデメリットもほぼありません。
むしろ複数の口座を持つと、次のようなメリットを享受できます。
- 取引できる商品・銘柄の幅が広がる
- 証券会社ごとの長所を活かせる
- IPOの当選確率が上がる
- 万が一のトラブルの際も取引を継続できる
取引できる商品・銘柄の幅が広がる
証券口座を複数持っておくと、取引できる商品・銘柄の幅が広がります。
例えばSBI証券と楽天証券で外国株1つ取ってみても、それぞれ投資できる国や銘柄が異なります。
常に複数の口座で投資する必要はありませんが、より多くの選択肢を持っておくと、利益を得られるチャンスのときにそれを見逃さずに済むようになります。
証券会社ごとの長所を活かせる
証券会社はそれぞれ、高性能な取引ツール・独自のポイント還元サービス・ロボアドバイザーなど、差別化を図るために他社とは異なる長所を持っています。
複数の証券会社で口座を持つと、それらの長所を余すことなく利用できるでしょう。
IPOの当選確率が上がる
IPOは主幹事の証券会社に多くの株が振り分けられるので、主幹事の証券会社から申し込むと当選確率が上がります。
IPOに積極的に取り組むなら、証券会社の過去の実績をチェックして、主幹事の回数が多いところは一通り口座をつくっておくとよいでしょう。
万が一のトラブルの際も取引を継続できる
ネット証券は、ユーザー側のトラブルではなく、証券会社側のサーバーや通信設備のトラブルによって一時的に取引できなくなることが極まれに発生します。
一部の証券会社でそういったトラブルが発生してしまった場合でも、複数の口座を持っていれば取引の継続が可能です。
このように複数の証券会社を利用することには、多くのメリットがあります。
どの証券会社にするかでお悩みの方は、まずは王道のこの2社の公式サイトをチェックしておきましょう。
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それぞれ長所短所ありますが、1番確実なのは実際にサイトに行ってみて案内やツールを触ってみることです。実際利用してみないと見えてこないものがあるのは勿論、両方利用するデメリットも特にないですし、色んな商品・取引に触れて経験も積めるので是非挑戦してみましょう。
カワサキ
SBI証券と楽天証券を両方とも開設しよう
続いてSBI証券と楽天証券を両方とも開設したら、どのような使い方がよいか考えてみましょう。
国内株に投資するなら楽天証券
楽天証券は、パソコン・スマホともに高性能かつ使いやすい国内株用の取引ツールがそろっています。
また、NISAを活用して手数料や税金をおさえたお得な取引も可能です。
投資信託を購入するなら楽天証券
楽天証券では、楽天ポイントで投資信託を購入することができます。
また、楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)によってお得に投資信託が買えるだけでなく、楽天市場のお買い物で得られるポイントも+1倍になります。
投資信託には、少額から始められるという利点があります。
できるだけリスクを背負わず、少額からの投資を始めたいとお考えの方は楽天証券公式サイトをチェックしておきましょう。
単元未満株に投資するならSBI証券
楽天証券の単元未満株は、売買ではなく発行会社に対して買取請求をすることしかできません。
一方でSBI証券では単元未満株(S株)の売買ができるため、少額から国内株を購入したいのであればSBI証券の方が適しています。
外国株式に投資するならSBI証券
SBI証券の外国株は、9か国もの銘柄に投資することできます。
また米国株については自動買付や貸株など、便利でお得なサービスを利用することも可能です。
SBI証券 | 楽天証券 | |
---|---|---|
外国株での取扱国 | 【9か国】 アメリカ 中国 シンガポール タイ マレーシア インドネシア 韓国 ロシア ベトナム | 【6か国】 アメリカ 中国 シンガポール タイ マレーシア インドネシア |
IPOに投資するならSBI証券
IPOの実績は楽天証券よりもSBI証券の方が、大きく上回っています。
楽天証券も徐々にIPOに力を入れてきているようですが、現状はまだまだSBI証券の方に軍配が上がっています。
年度別件数 | SBI証券 | 楽天証券 |
---|---|---|
2020年IPO取扱件数 | 85社 | 38社 |
2019年IPO取扱件数 | 82社 | 26社 |
2018年IPO取扱件数 | 86社 | 11社 |
2017年IPO取扱件数 | 83社 | 4社 |
このようにSBI証券と楽天証券を両方使うとそれぞれの長所を活かせるので、ぜひ2社とも公式サイトをチェックしてみてください。
SBI証券と楽天証券に関するよくある質問
最後にSBI証券と楽天証券に関して、よく聞かれる質問にお答えしていきます。
- 初心者におすすめな証券会社はどちらですか?
- 取引手数料がお得なのはどちらの証券会社ですか?
- どちらの方が早く口座開設を完了させることができますか?
初心者におすすめな証券会社はどちらですか?
楽天証券とSBI証券は口座開設数が拮抗していることからもわかる通り、どちらも甲乙つけがたい優れたネット証券です。
それでもあえてどちらか一方を初心者向けの証券会社として勧めるのであれば、楽天証券の方がより初心者には適していると言えるでしょう。
楽天証券は、サイトデザインや取引ツールが投資初心者でも分かりやすいようにまとめられています。
一方でSBI証券は、IPOをセールポイントの1つにしている点などからも、楽天証券よりは上級者向けと言えるでしょう。
取引手数料がお得なのはどちらの証券会社ですか?
取引手数料もネット証券同士の低価格競争が進んでいるため、SBI証券・楽天証券ともにリーズナブルになっていますが、商品によってはSBI証券の方がやや安くなっています。
例えば、国内株の現物取引で1日の約定代金合計額に応じて手数料がかかるプラン(SBI証券はアクティブプラン、楽天証券はいちにち定額コース)を選択したとしましょう。
1日の約定代金合計が100万円までは手数料がかからない点は2社とも同じですが、100万円を超えてくるとSBI証券の方がお得になります。
1日の約定代金合計 | SBI証券 | 楽天証券 |
---|---|---|
100万円まで | 0円 | 0円 |
200万円まで | 1,278円 | 2,200円 |
200万円超 | 100万円増加毎に+440円 | 300万円まで3,300円 以降100万円増加毎に+1,100円 |
また、米国株の取引手数料は2社とも変わりませんが、中国株の取引手数料はSBI証券の方がお得になっています。
SBI証券 | 楽天証券 | |
---|---|---|
米国株の取引手数料 | 約定代金の0.495% (0ドル~22ドル) | 約定代金の0.495% (0ドル~22ドル) |
中国株の取引手数料 | 約定代金の0.286% (51.7~517香港ドル) | 約定代金の0.55% (550~5,500円) |
このように2社の手数料は共通する部分も多くありますが、SBI証券の方が一部では有利になっています。
取引手数料でお迷いの方は、SBI証券公式サイトをチェックしてみてください。
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どちらの方が早く口座開設を完了させることができますか?
SBI証券では、インターネットで申し込んだ場合すぐに口座が開設され、最短翌営業日には取引が可能になります。
なお郵送での口座開設の場合、口座開設申込書を返送してから口座開設までに10日程度お時間を要します。
一方で楽天証券の場合は、近年急激に人気が増して口座開設申込みも急増していることから、手続き完了に通常よりも時間がかかるようになっています。
- インターネットでのお申込み:1週間
- 郵送でのお申込み:1カ月程度
今すぐに取引を開始したい、という方にはSBI証券が使いやすいです。
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「開設するのは1つだけでいい」なんて方の中には、楽天とSBIどちらにもそれぞれ長所があるので迷われてる方も多いと思います。そんな時は自分が投資を始める上で重要視するのは手数料なのか、銘柄数なのか、使い易さなのか等優先順位を整理してみましょう。その上で本記事と照らし合わせると自ずと自分に合った証券会社が見えてくる筈です。
カワサキ
SBI証券と楽天証券の比較まとめ
今回は、ネット証券の2トップであるSBI証券と楽天証券をご紹介しました。
- SBI証券と楽天証券は、どちらも取扱商品が多く、手数料も安い
- SBI証券はIPOの取扱数が多く、IPOに取り組む方に使いやすい
- SBI証券は単元未満株を扱っており、少額から現物株を購入可能
- 楽天証券は、楽天ポイントが使えるだけでなく、楽天市場のお買い物もお得になる
- 楽天証券は、サイトやツールのユーザビリティに定評がある
- 2社両方の長所を良いとこ取りしよう
SBI証券と楽天証券は、口座開設数が物語っているように、どちらも甲乙つけがたいほど優れたネット証券です。
どちらも取扱商品が多く手数料が安いという点では共通していますが、SBI証券は外国株やIPOの取り扱いが多く、楽天証券は楽天ポイント関連のサービスが優れているといったように、それぞれ異なる長所も持ち合わせています。
口座開設にかかる費用や維持費は両社とも無料なので、もしどちらを使うか迷っているようであれば、まずは両方を実際に使いながら自分に合った資産運用のスタイルを模索してみるのもいいのではないでしょうか。
非常に定番の証券会社ですので、是非この機会に公式サイトをチェックしておきましょう。
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1級FP カワサキ
東証一部上場金融機関に勤め、以後投信生保販売業務や法人融資業務に従事。
- 2019年に独学で1級ファイナンシャルプランニング技能士に合格
- 個人・法人問わずライフプランや節税相談を行っておりFP分野全般を得意とする
- 趣味はスキューバダイビング
- 最低年1回は沖縄県阿嘉島に潜りに行き、レスキューダイバーの資格を持つ