【初心者向け】仮想通貨/ビットコインの換金/現金化や売り方・売り時を徹底解説!
仮想通貨投資に興味を持ち、ビットコインを買ったものの日本円に換金できずに困っている方もいるのではないでしょうか。
仮想通貨の換金は、仮想通貨取引所を利用すれば数分で完了します。
今回は仮想通貨の換金方法や換金するタイミングを解説します。
- 仮想通貨の換金方法は「取引所」「デビットカード」「ビットコインATM」の3つ
- 使いやすい換金方法は取引所での換金
- 換金するタイミングは、「価格が高騰した時」「事前に決めたタイミング」「重大なニュースが発表された時」「他の通貨が高騰した時」の4つ
- Coincheckでビットコインを日本円に換金する手順を紹介
- 換金に関する質問に回答
仮想通貨の換金に使いやすい取引所は、取引手数料が無料のCoincheckです。
どちら利用者が多い人気の取引所ですので、この機会に公式サイトをチェックしてみてください。
仮想通貨/ビットコインの換金・現金化のタイミング(売り時)
仮想通貨を換金するタイミング(売り時)は次の4つです。
- 仮想通貨の価格が高騰した時
- 事前に決めたタイミング
- 重要なニュースが発表された時
- 他の通貨の価格が高騰している時
換金に手数料が必要な場合や、換金するタイミングで課税所得が発生する場合もあるので、それらを考慮して換金するようにしましょう。
仮想通貨の価格が高騰した時
仮想通貨の価格が高騰したときです。
ビットコインを始めとする仮想通貨の価格は常に変化しており、上昇と下落を繰り返しています。
刻々と変化する価格ですが、仮想通貨購入した時よりも価格が高騰したときに売却することで利益を得られます。
しかし、結果的に価格は高騰していますが、下落している時期もあり、どこまで高騰したときに売却すればいいかわからない人が多いでしょう。
そんな人に使いやすい方法を次に紹介します。
事前に決めたタイミング
仮想通貨の価格が事前に決めた金額に達した時に換金しましょう。
具体的な方法としては、「〇〇円まで上昇したら換金する」とルールを決めることです。
例えば、1BTCが100万円のときに購入していれば、110万円まで上昇したら必ず換金するというルールです。
「もう少し値上がりするかもしれない」と欲を出して待っていたら、価格が急落することも珍しくないので、決めたルールは必ず守るようにしましょう。
重要なニュースが発表された時
重大なニュース、特にポジティブなニュースが発表されたとき、仮想通貨の価格が上昇するので、そのタイミングで換金すると良いでしょう。
過去の事例としては、中国政府がブロックチェーンに注力する方針を発表したときに、ビットコインの取引価格が30万円ほど上昇しました。
ニュースの規模が大きほど価格の上昇幅も大きくなります。
仮想通貨の取引価格が上昇するタイミングを逃さないためにも、仮想通貨関連のニュースをチェックすることは大切です。
ポジティブなニュースが発表されると価格が上昇する一方で、ネガティブなニュースが発表されれば価格が下落することも理解しておくと良いでしょう。
他の通貨の価格が高騰している時
他の通貨が価格が上昇している時も換金のチャンスです。
ビットコインの換金を考えているのであればイーサリアムなどのアルトコイン、イーサリアムの換金を考えているのであればビットコインなどの価格を参考にします。
仮想通貨の価格は、どれか1つの銘柄だけ価格が高騰することはほとんどありません。
アルトコインのニュースが話題になっている時は、ビットコインの価格も上がるかもしれないと思って、幅広く情報をチェックすると良いでしょう。
仮想通貨/ビットコインの現金化・換金方法
仮想通貨を現金化する方法は次の3つです。
- 仮想通貨取引所で換金する
- デビットカードで換金する
- ビットコインATMで換金する
最も使いやすい方法は、スマホやPCを使って手軽に現金化できる仮想通貨取引所での換金です。
それぞれ詳細を解説します。
仮想通貨取引所で換金する
1つ目の換金方法は仮想通貨取引所で換金する方法です。
仮想通貨取引所は、仮想通貨の売買を行うオンラインサービスです。
CoincheckやDMM Bitcoin、bitFlyerなどが有名な取引所です。
これらの取引所では、所持している仮想通貨を売って日本円にしたり、日本円を銀行に送金したりすることができます。
仮想通貨の売却には「販売所」と「取引所」の2種類があります。
販売所は、仮想通貨取引所と仮想通貨を交換します。
取引所は、仮想通貨取引所を利用しているユーザー同士で仮想通貨と日本円を交換します。
販売所形式では短時間の簡単な操作で売却ができますが、手数料やスプレッドが取引所よりも高く設定されています。
取引所形式では多少操作が複雑になり交換条件があうユーザーを探し出す時間が必要になりますが、手数料やスプレッドは低く設定されています。
基本的にはどの取引所にも販売所形式と取引所形式があります。
利用する際はどちらの取引形式を利用する方が良いか事前に確認しましょう。
デビットカードで換金する
2つ目の換金方法はデビットカードを利用する方法です。
日本円に換金するというよりは、デビットカードでの支払いを分をビットコインで引き落とします。
仕組みとしては、ビットコイン決済とほとんど同じです。
しかし、まだまだビットコイン決済に対応している店舗やサービスは少ない状況です。
この方法はデビットカード支払いができる店舗であれば使えるので、ビットコイン決済よりも使える店舗が多いと言えます。
ビットコインATMで換金する
3つ目の換金方法はビットコインATMを利用する方法です。
日本に設置されているビットコインATMは東京(新宿)の一ヶ所のみです。(Coin ATM Radarより)
世界に目を向けると設置されている国は多数ありますが、銀行のATMに比べると非常に少ない状況です。
初回利用時には個人情報の入力や携帯番号の登録などが必要です。
また、引き出し額の2〜10%の手数料を取られデメリットがあります。
今後、仮想通貨の利用が一般的になってくればビットコインATMも増加するかもしれません。
仮想通貨/ビットコインの換金におすすめの取引所
仮想通貨の換金に使いやすい取引所はCoincheck、DMM Bitcoin、bitFlyerの3つです。
Coincheck(コインチェック)
現物取引(銘柄数) | 販売所形式:◯ (26銘柄) 取引所形式:◯ (8銘柄) |
レバレッジ取引(銘柄数) | × |
最小発注数量(ビットコインの場合) | 販売所形式:500円以上 取引所形式:0.005BTC以上、かつ500円以上 |
取引手数料(ビットコインの場合) | 販売所形式:無料(スプレッドあり) 取引所形式:無料 |
出金手数料(日本円) | 407円 |
取引ツール | パソコン・ネットブラウザ:◯ スマホアプリ:◯ |
その他のサービス | Coincheckつみたて 貸仮想通貨 大口OTC取引 Coincheck NFT Coincheckでんき/ガス |
公式サイト | Coincheck公式サイト |
関連記事 | Coincheckの評判 |
Coincheckは扱っている銘柄が29種類と豊富です。
また、取引所形式で売買する場合は手数料が無料なので換金するときにお得に利用できます。
ただし、販売所形式で売買する場合はスプレッドがかかるので注意しましょう。
Coincheckつみたて
26種類の通貨を毎月1万円から自動で購入して積み立てることができます。
貸仮想通貨
保有している仮想通貨をCoincheckに貸し出すことで、賃借料を得ることができます。
大口OTC取引
数千万円以上の大口取引をおこなう場合に、通常よりも優遇されたレートで売買できます。
Coincheck NFT
Coincheckのユーザー同士でデジタルアセット「NFT」と仮想通貨の交換取引ができるマーケットプレイスです。
Coincheckでんき/ガス
電気とガスの支払いにビットコイン決済が利用できます。
また毎月の支払い料金の数%分のビットコインをもらえます。
Coincheckのメリット
扱っている銘柄が豊富
Coincheckではビットコインを含め29種類の仮想通貨を取引できます。
取引できる銘柄多いということはトレードのチャンスが増えるので、多くの投資家から人気を集めています。
少額から投資できる
Coincheckはすべての取扱銘柄を500円から売却できます。
少額から投資できるので、投資経験が少なく不安がある方でも気軽にチャレンジできます。
オリジナルサービスが豊富
Coincheckでは仮想通貨を売買するだけでなく、以下のようなオリジナルサービスを提唱しています。
特に「Coincheckつみたて」は自動で仮想通貨を購入してくれるので運用の手がかからない便利なサービスです。
bitFlyer(ビットフライヤー)
現物取引(銘柄数) | 販売所形式:◯ (19銘柄) 取引所形式:◯ (6銘柄) |
レバレッジ取引(銘柄数) | ◯ (ビットコインのみ) |
最小発注数量(ビットコインの場合) | 販売所形式:0.00000001BTC 取引所形式:0.001BTC レバレッジ取引:0.001BTC |
取引手数料(ビットコインの場合) | 販売所形式:無料(スプレッドあり) 取引所形式:約定数量×0.01〜0.15% |
出金手数料(日本円) | 220円〜770円 |
取引ツール | パソコン・ネットブラウザ:◯ スマホアプリ:◯ |
その他のサービス | ステーキングワードサービス ビットコインをつかう Tポイントとビットコインの交換サービス |
公式サイト | bitFlyerの公式サイト |
関連記事 | bitFlyerの評判 |
bitFlyerが扱っている仮想通貨の銘柄は19種類と豊富です。
販売所形式で売買する場合スプレッドがかかり、取引所で売買する場合は手数料がかかるので取引の際は注意しましょう。
ステーキングリワードサービス
仮想通貨リスク(LSK)を一定数保有しておくだけで、ステーキングに参加し報酬を得られます。
ビットコインをつかう
ビックカメラなどのいくつかのオンラインショップで、ビットコイン決済が可能です。
Tポイントとビットコインの交換サービス
Tポイントを100ポイントからビットコインに交換できます。
さらに500円以上のビットコイン決済でTポイントが貯まります。
bitFlyerのメリット
ビットコインの取引量が国内トップ*
bitFlyerはビットコインの取引量が国内の取引所の中でNo.1です。
取引所形式の現物取引で、ユーザー同士がビットコインを売買する際は取引が成立しやすいでしょう。
*Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含 む)
少額から取引できる
bitFlyerでは販売所形式の現物取引の場合、ビットコインを0.00000001BTCから購入可能です。
現在のビットコインの価格でも1円からです。
仮想通貨投資の経験が少なく、抵抗がある方でも気軽に利用できます。
DMM Bitcoin(DMMビットコイン)
現物取引(銘柄数) | 販売所形式:◯ (23銘柄) 取引所形式:× |
レバレッジ取引(銘柄数) | ◯ (31銘柄) |
最小は中数量(ビットコインの場合) | 販売所形式:0.0001BTC レバレッジ取引:0.01BTC |
取引手数料(ビットコインの場合) | 販売所形式:無料(スプレッドあり) レバレッジ取引:無料(スプレッド、レバレッジ手数料あり) ※BitMatch注文を除く |
出金手数料(日本円) | 無料 |
取引ツール | パソコン・ネットブラウザ:◯ スマホアプリ:◯ |
その他のサービス | BitMatch注文 |
公式サイト | DMM Bitcoin公式サイト |
関連記事 | DMM Bitcoinの評判 |
DMM Bitcoinは扱っている銘柄が33種類と豊富です。
販売所形式で売買する場合、手数料は無料ですが、スプレッドがかかるので注意しましょう。
BitMatch注文を利用すればスプレッドはかかりませんが、手数料が必要です。
DMM Bitcoinのメリット
レバレッジ取引の銘柄が豊富
DMM Bitcoinでは31種類の銘柄を対象にレバレッジ取引が可能です。
倍率は2倍まで設定でき、現物取引よりもハイリスク・ハイリターンな投資にチャレンジできます。
BitMatch注文で取引コストを抑えられる
BitMatch注文は、DMM Bitcoinが提示するミッド(仲値)価格で取引ができる注文方法です。
取引対象となる銘柄、数量に対してDMM Bitcoinのユーザー同士の注文をマッチングします。
またBitMatch注文にはスプレッドがかからないので、取引コストを抑えられます。
取引ツールが使いやすい
DMM BitcoinはDMM FXの技術やノウハウを流用しているので、取引ツールは非常に高機能で使いやすい仕様です。
\ もれなく1000円プレゼント中! /
期間:2024年9月1日(日)午前6時59分まで
仮想通貨/ビットコインの売り方・換金方法
Coincheckで所有しているビットコインを日本円に換金する方法を2ステップで解説します。
- ビットコインを売却する
- 日本円に引き出す
ビットコインを売却する
Coincheckでビットコインを売却する方法には「販売所」と「取引所」の2種類があります。
Coincheckの販売所と取引所の違いは以下の通りです。
手数料 | スプレッド | 最小注文数量 | |
---|---|---|---|
販売所 | 無料 | あり | 500円 |
取引所 | 無料 | なし | 0.005BTC |
販売所は500円から取引ができる代わりにスプレッドがかかります。
一方で取引所はスプレッドはかかりませんが最低でも0.005BTCからの取引です。
現在、1BTCが600万円ほどなので最低でも3万円からしか取引できません。
以上を理解した上で売却方法を紹介します。
販売所で売却する
販売所で売却する方法を紹介します。
Coincheckの会員サイトにログインします。
トップページの左側の「販売所(売却)」を選択します。
売却する仮想通貨を選択し、数量の部分に売却するビットコインの数量を入力します。
「売却する」を選択すると売却が完了です。
取引所で売却する
取引所で売却する方法を紹介します。
Coincheckの会員サイトにログインします。
トップページで現物取引の通貨を「BTC」に設定し、「レート」と「注文量」を入力します。
「売り」を選択して、「注文する」をクリックすると売却が完了です。
日本円を引き出す
Coincheckのウォレットに日本円で保管しておくこともできますが、日本円を引き出す方法も紹介します。
Coincheckの会員サイトにログインします。
トップページ左側の「ウォレット」タブを開き、「日本円の出金」の出金を選択します。
振込先の口座が表示されるので、「この口座に振り込む」を選択します。
口座が登録されていない場合は、ここで登録できます。
振込口座が開いたら出金額を入力して、「出金申請をする」を選択すると、出金完了です。
手順がわかった方は、コインチェック公式サイトのチェックから始めてみましょう。
仮想通貨/ビットコインの換金・売り方のよくある質問
仮想通貨の換金や売り方でよくある質問に回答します。
- 手数料はかかりますか?
- 仮想通貨取引所の利益に税金はかかりますか?
手数料はかかりますか?
取引所によっては手数料がかかります。
今回紹介した3つの取引所の場合以下の通りです。
取引手数料(販売所) | 取引手数料(取引所) | 出金手数料 | |
---|---|---|---|
Coincheck | 無料 (スプレッドあり) | 無料 | 407円 |
DMM Bitcoin | 無料 (スプレッドあり) | – | 無料 |
bitFlyer | 無料 (スプレッドあり) | 0.01〜0.15% | 220円〜770円 |
日本国内には他にも多数の取引所があり、それぞれ手数料が異なるので都度確認しましょう。
仮想通貨取引の利益に税金はかかりますか?
仮想通貨取引の利益には税金がかかります。
タイミングはビットコインなどの仮想通貨を日本円に換金したときです。
ただし、税金がかかるのは利益が出た場合のみで、損切りなどマイナスの売却をしたときにはかかりません。
仮想通貨の利益は「雑所得」に分類されます。
雑所得に対する税金は次のようになっており、利益が大きくなるほど税率も上がります。
対象の所得金額 | 税率 | 控除金額 |
---|---|---|
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万円〜330万円 | 10% | 97,500円 |
330万円〜695万円 | 20% | 427,500円 |
695万円〜900万円 | 23% | 636,000円 |
900万円〜1,800万円 | 33% | 1,536,000円 |
1,800万円〜4,000万円 | 40% | 2,796,000円 |
4,000万円以上 | 45% | 4,796,000円 |
仮想通貨取引で利益を得た場合、確定申告は必要ですか?
金額次第では確定申告が必要です。
サラリーマンなど本職がある場合は、給与所得以外の所得が20万円を超える場合に確定申告が必要となっています。
よって給与所得以外の所得が仮想通貨のみの場合、仮想通貨取引の利益が20万円を超える場合は確定申告をしましょう。
仮想通貨取引の利益は「雑所得」に分類されます。
自営業で納税がある場合は金額に関わらず確定申告が必要なので、雑所得として確定申告をしてください。
確定申告については「仮想通貨の税金」の記事で詳しく解説しておりますので、ぜひご参照ください。
仮想通貨/ビットコインの換金・売り方のまとめ
今回は仮想通貨の換金方法を紹介しました。
- 仮想通貨の換金方法は「取引所」「デビットカード」「ビットコインATM」の3つ
- 使いやすい換金方法は取引所での換金
- 換金するタイミングは、「価格が高騰した時」「事前に決めたタイミング」「重大なニュースが発表された時」「他の通貨が高騰した時」の4つ
- Coincheckでビットコインを日本円に換金する手順を紹介
- 換金に関する質問に回答
仮想通貨の換金に使いやすい取引所は、取引手数料が無料のCoincheckです。
どちら利用者が多い人気の取引所ですので、この機会に公式サイトをチェックしてみてください。