【辛口評価】モーニングスターの株価・利回りや株主優待・配当金を徹底解説

モーニングスター
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モーニングスター株式会社は、人気のネット証券であるSBI証券も手掛けるSBIホールディングスの傘下企業で、投資情報の発信や、投資ファンドの運用を事業の柱としています。

また、2020年以降のコロナ禍で多くの企業が苦戦を強いられる中、モーニングスターは業績・株価ともに上り調子となっています。

今回はそんなモーニングスターについて、これまでの業績や株価動向、モーニングスターに投資できるおすすめの証券会社などをご紹介します。

この記事の要点
  • モーニングスターはSBIホールディングス傘下の企業で、投資に役立つ情報の提供や、ファンドの運用などを手がけている
  • コロナ禍ではセミナーの運営が制限されて売上げを落とした事業もあるが、ファンド運用が好調で、トータルでは売上げを伸ばしている
  • 配当と優待ともに、利回りが比較的高めな銘柄である
  • モーニングスターへ投資するなら、取引単位を選べるLINE証券がおすすめ

なお、今からモーニングスターへの投資を始めるなら、LINE証券の利用がおすすめです。

LINE証券なら、取引単位を100株単位と1株単位のどちらかから選択できるようになっています。

そのため、100株以上購入してお得な株主優待を受け取ったり、100株未満で少額から投資にチャレンジしたりすることが自由にできます。

口座開設は無料でできるので、ぜひこの機会にLINE証券の口座を開設して、株式取引を始めましょう。

モーニングスター

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目次

モーニングスターとは?

企業名モーニングスター株式会社
設立1998年3月
本社所在地東京都港区
事業内容ファイナンシャルサービス事業
アセットマネジメント事業
資本構成SBIグループ:41.6%
米国モーニングスター:22.3%
時価総額(2023年9月時点)9,341,160.00千ドル

モーニングスター株式会社は、情報サイトやセミナーなどを通じて投資家一人一人の資産形成に役立つ情報を提供したり、投資ファンドを提供したりしている企業です。

もともとはアメリカのモーニングスター社と日本のソフトバンク社がジョイントベンチャーとして立ち上げたものでしたが、現在はソフトバンクグループから独立したSBIホールディングスの傘下企業となっています。

また、2008年に株式新聞社を合併して、株式新聞の刊行も手掛けています。

モーニングスター株の特徴

モーニングスター
銘柄名モーニングスター
証券コード4765
上場市場東証1部
株価(2023年9月時点)563円
予想配当利回り
優待の有無優待あり

1998年創業のモーニングスターは、2000年にベンチャー企業向けの市場である東証JASDAQに上場し、その後も着実な成長を遂げて2020年には東証1部への市場変更を果たしています。

またモーニングスターとその株式には、次のような特徴があります。

モーニングスターとその株式の主な特徴
  • 「ファイナンシャルサービス事業」と「アセットマネジメント事業」の2つの事業を手がけている
  • 配当利回りがやや高めである
  • 株主優待で仮想通貨をもらえる

「ファイナンシャルサービス事業」と「アセットマネジメント事業」の2つの事業を手がけている

モーニングスターは、主に次の2つの事業を手掛けています。

モーニングスターが手がける2つの事業

ファイナンシャルサービス事業

公式サイトやアプリ、SNS、YouTube、セミナーなどを通して、投資信託や国内株、仮想通貨などに関する役立つ情報を投資家に提供。

アセットマネジメント事業

個人投資家または機関投資家に対して、低コストで良質な投資ファンドを提供。

またアセットマネジメント事業においては、以下の子会社を通して、様々なファンドを運用しています。

アセットマネジメント事業に関わるモーニングスター傘下の企業
  • SBIアセットマネジメント・グループ株式会社
  • SBIポンド・インベストメント・マネジメント株式会社
  • SBI地方創生アセットマネジメント株式会社
  • モーニングスター・アセット・マネジメント株式会社
  • SBIアセットマネジメント株式会社
  • SBIオルタナティブ・インベストメンツ株式会社
  • Carret Holdings,Inc
  • Carret Asset Management LLC

配当利回りがやや高めである

2021年10月時点における、東証1部の予想平均配当利回りは2.04%です。

それに対してモーニングスターの予想配当利回りは10月時点で3.15%であり、”高配当株”とまでは言えないものの、平均よりは高い配当を得られるようになっています。

株主優待で仮想通貨をもらえる

モーニングスターでは配当だけでなく株主優待も実施されていますが、それは100株以上を保有する株主に対して仮想通貨のリップル(XRP)を贈呈するという非常にユニークなものとなっています。

また仮想通貨以外に、株式新聞ウェブ版の無料購読クーポンも優待で受け取ることができます。

株主優待を受け取るためには、株を現物で保有しておく必要があります。

LINE証券であれば、初めて個別株を買うという初心者の方でもスマホから分かりやすくデザインされた取引ツールで気楽に投資を始めることができます。

モーニングスター株の業績

それではここで、創業から着実な成長を遂げているモーニングスターの、近年の業績を押さえておきましょう。

2017年3月期~2021年3月期の業績推移

まず、2017年3月期から2021年3月期(2016.4~2021.3の5年間)の業績推移は、以下の通りです。

決算時期売上高営業利益純利益
2017年3月期
(2016.4~2017.3)
47億円15億円10億円
2018年3月期
(2017.4~2018.3)
59億円16億円10億円
2019年3月期
(2018.4~2019.3)
60億円16億円12億円
2020年3月期
(2019.4~2020.3)
68億円15億円12億円
2021年3月期
(2020.4~2021.3)
74億円17億円13億円

この表に示す通り、モーニングスターは毎年少しずつですが、着実に増収増益を果たしています。

また新型コロナが流行した2021年3月期は、対面でのセミナーが制限されたことでファイナンシャルサービス事業の売り上げは減少したものの、アセットマネジメント事業が好調だったため、トータルでは前年の売り上げをさらに上回る結果となりました。

2021年度(2022年3月期)の業績

続いて10月時点までの、2021年度(2022年3月期)の業績も見ていきましょう。

売上高営業利益純利益
2022年3月期第1四半期
(2021.4~2021.6)
19億円5億円4億円
2022年3月期第2四半期
(2021.7~2021.9)
20億円4億円3億円

2021年はここまでのところ、ファイナンシャルサービス事業では2020年同様、対面のセミナーの売上減少や、アナログ版の株式新聞の休刊による売上減少が響き、前年同期比で減収となっています。

一方でアセットマネジメント事業はやはり好調で、信託報酬が増加したことなどにより、増収となりました。

また、この2つの事業のトータルでは増収増益となっています。

モーニングスターの成長性に期待する方は、ぜひLINE証券から投資してみましょう。

モーニングスター株の価格動向

モーニングスターの業績を確認できたところで、次は確認した期間で株価がどのように推移しているかもチェックしておきましょう。

2016~2020年の株価動向

まず、さきほど業績を確認した2016年から2020年の株価動向は、以下のようになっています。

モーニングスター チャート
引用:Trading View

一見してわかる通り、モーニングスターの株価は長期的には上昇基調で、この5年間で+52%も上昇しています。

また、この間に2018年下旬と2020年上旬の2度大きく下落していますが、下落の要因は次のようなものだと考えられています。

2018年・2020年の下落要因

2018年下旬の下落要因

アメリカのトランプ大統領政権下で、米中貿易戦争や米金利の引き上げが起こり、株式市場全体でリスク回避姿勢が強まったことが主な要因と見られています。

2020年上旬の下落要因

新型コロナの感染拡大の影響により、世界各国でロックダウンや営業自粛などが発生し、経済全体の悪化から株価が急落しました。

なお、これらの大きな下落があっても、モーニングスターの業績自体は安定していることもあり長期的には高騰が続き、2020年には史上最高値を更新して一時500円を突破しています。

2021年以降の株価動向

続いて、2021年以降の株価動向も見ていきましょう。

引用:Trading View

2021年は3月中旬から5月中旬にかけて一時下落しましたが、その後は上昇基調が続き、2020年につけた史上最高値も更新しています。

なおその後は、500円を割り込まずに推移しています。

このように好調なモーニングスターに興味のある方は、ぜひこの機会にLINE証券で株式取引を始めましょう。

モーニングスターの株主優待

続いて、2021年10月時点で実施されているモーニングスターの株主優待をご紹介します。

モーニングスターでは100株以上を保有する株主に対して、3月末と9月末の年2回、以下の優待を贈呈しています。

モーニングスターの株主優待(3月末、6月末の年2回)

2,500円相当の仮想通貨(リップル)

  • 100株以上保有:2,500円相当のリップル×年2回

「株式新聞ウェブ版」の無料購読クーポン

  • 100~499株保有:6ヶ月無料購読クーポン(2万6,400円相当
  • 500株以上保有:12ヶ月無料購読クーポン(5万2,800円相当
備考
  • リップルを受け取るには、仮想通貨取引所である「SBI VCトレード」の取引口座が必要になります。
  • 株式新聞のクーポンは、3月末優待の年1回のみです。

また、年間の優待利回りを概算(株価を500円として概算)すると、次のようになります。

株数必要資金優待利回り/年優待利回り/年
(仮想通貨のみ)
100~499株5万~24万9,500円12.5~62.8%2.0~10.0%
500株~25万円~21.1%~2.0%

この表に示す通りモーニングスターの株主優待では、用途が決まっている株式新聞の無料購読クーポンを考慮すると利回りは非常に高くなりますが、仮想通貨のみで見ても最大で10%程度のインカムゲインを得ることができます。

また、先ほども紹介しましたが、モーニングスターでは配当利回りも約3%あります。

このように利回りの良いモーニングスターの株主優待や配当に興味のある方は、ぜひLINE証券で1単元(100株)以上の株式を購入してみましょう。

モーニングスター株投資におすすめの証券会社

モーニングスターが上場している東証1部の銘柄を扱う証券会社はたくさんありますが、ここではその中からおすすめとして「LINE証券」をご紹介します。

LINE証券-トップページ-1
取扱商品国内株【現物取引・信用取引・いちかぶ(単位未満株)】
投資信託
ETF
IPO
国内株の取引コスト単元(100株)単位の現物取引:55円~
いちかぶ取引:取引手数料なし、スプレッドあり
その他のサービスLINE PayとLINEポイントに対応
公式サイトLINE証券公式サイト
関連記事LINE証券の評判
LINE証券のおすすめポイント
  • LINEアプリから簡単に株式取引を始められて、取引ツールも使いやすい

LINE証券では、わざわざ専用の取引アプリをダウンロードせずとも、LINEアプリ内で気軽に投資を楽しめるようになっています。

また、取引ツールが非常にシンプルでわかりやすいので、投資初心者でも迷うことなく直感的に使いこなすことができるでしょう。

  • 取引単位を、通常の100株と1株(いちかぶ取引)のどちらかから選択できる

LINE証券では多くの銘柄で、取引単位を100株もしくは1株(いちかぶ取引、単元未満株)から選択できるようになっています。

いちかぶ取引なら、投資初心者でも少額から株式取引に挑戦することが可能です。

  • お得なキャンペーンやセールを実施している

LINE証券では現在、口座開設してクイズに正解すると最大4,000相当の株がタダで買える「初株チャンス」や、口座開設から最大30日間いちかぶ取引のコストが0円になるお得なキャンペーンを実施しています。

また、対象銘柄を割引価格で買えるタイムセールや、対象銘柄の取引コストが0円になるセールなど、他社にはないユニークな取り組みもおこなわれています。

LINE証券は、LINEアプリ内から気軽に投資を始められるネット証券です。

取引ツールがシンプルでわかりやすく、いちかぶ取引もできることから、他社よりも初心者向けのネット証券だと言えますが、もちろんベテラン投資家でもストレスなく利用できます。

またLINE証券は、口座開設後に最大4,000円相当の株がタダで買える「初株チャンス」など、お得なキャンペーンが多数揃っていることも魅力の一つです。

LINE証券でモーニングスターへの投資を始めるなら、そういったキャンペーンも有効活用するとよいでしょう。

モーニングスター株への投資方法【LINE証券:現物取引】

続いては、おすすめの証券会社であるLINE証券で、実際にモーニングスターへ投資する方法をご紹介します。

モーニングスター株への投資方法【LINE証券:現物取引の場合】
  1. LINE証券で口座を開設する
  2. 口座に投資資金を入金する
  3. チャートで値動きを確認する
  4. 単元単位の取引といちかぶ取引のどちらかを選択する
  5. 注文方法と数量を指定して、買い注文を入れる

STEP1:LINE証券で口座を開設する

まずは、LINE証券公式サイトまたはLINEアプリから口座開設の申し込みをおこないましょう。

口座開設は満20歳以上の方であれば、基本的にどなたでも可能で、投資経験や資格などを求められることはありません。

また口座開設は無料でできるので、この機会に気軽に申し込んでみましょう。

STEP2:口座に投資資金を入金する

口座開設が完了したら、その口座に対して投資資金を入金しましょう。

LINE証券の場合は、次の3つの方法で投資資金を取引口座へ入金できます。

LINE証券での入金方法
  • LINE Payからの入金
  • クイック入金
  • 銀行振込

この3つの方法の中では、入金手数料が無料で、即時に金額が反映されるLINE Payでの入金がおすすめです。

STEP3:チャートで値動きを確認する

投資資金を用意して取引を始められる体制が整ったら、次はモーニングスターのチャートで値動きを確認しましょう。

LINE証券のチャートは、分析ツールとしては移動平均線を表示できるだけの非常にシンプルなつくりになっています。

そのため投資初心者には適していますが、これでは物足りない方は、Trading Viewなど別のチャートツールを使って投資環境を整えましょう。

LINE取引

STEP4:単元単位の取引といちかぶ取引のどちらかを選択する

LINE証券では、取引単位を単元(100株)単位、または1株単位(いちかぶ、単元未満株)のどちらかから選択できます。

モーニングスターの株価は2022年9月現在、490円付近で推移しているので、100株購入するなら4万9,000円程度、いちかぶ取引なら株価の通り490円程度から投資を始められます。

なお優待目的で投資するなら、少なくとも100株は購入するようにしましょう。

LINE取引

STEP5:注文方法と数量を指定して、買い注文を入れる

LINE証券では、成行もしくは指値(金額指定)での買い注文ができます。

成行注文なら数量、指値注文なら現在の株価よりも安い金額と数量を指定して、注文を入れましょう。

LINE取引

以上、LINE証券でモーニングスターに投資するまでの一連の流れをご紹介しました。

画像でお示しした通り、LINE証券の取引ツールは非常にシンプルで、初心者でも使いやすくなっています。

また、ツールが使いやすいことでストレスなく投資を楽しめるので、ぜひこの機会にLINE証券で口座をつくり、株式取引の世界に足を踏み入れてみましょう。

モーニングスター株投資に関するよくある質問

最後に、モーニングスターへの投資に関してよく聞かれる質問を3つご紹介します。

モーニングスター株投資に関するよくある質問
  • 株主優待を受け取るには、いつまでに株式を保有すればよいですか?
  • 株主優待のリップルを、SBI VCトレード以外の仮想通貨ウォレットで受け取ることはできますか?
  • 非課税制度を用いてモーニングスターに投資することは可能ですか?

株主優待を受け取るには、いつまでに株式を保有すればよいですか?

株主優待を受け取るには、決算月の最終営業日(権利確定日)までに株主名簿に自分の名前が掲載されなければなりません。

また、株主名簿に掲載されるまでにはタイムラグがあるので、権利確定日の2営業日前(権利付最終日)までには100株以上を購入しておく必要があります。

権利付き最終日

ただ、権利確定日の直前は駆け込みで株価が高騰しやすいので、高値掴みにならないように余裕を持って投資しておくことをおすすめします。

株主優待のリップルを、SBI VCトレード以外の仮想通貨ウォレットで受け取ることはできますか?

SBI VCトレード以外の仮想通貨取引所の口座や、仮想通貨ウォレットで、株主優待の仮想通貨(リップル)を受け取ることはできません。

そのためリップルを受け取るなら、必ず事前にSBI VCトレードで口座を開設しておく必要があります。

またSBI VCトレードがどのような仮想通貨取引所なのか知りたい方は、別途「SBI VCトレードの評判」でご紹介していますので、そちらをご参照ください。

非課税制度を用いてモーニングスターに投資することは可能ですか?

非課税制度のNISAを用いて、モーニングスターに投資することは可能です。

なお今回おすすめとして紹介したLINE証券は、残念ながらNISAに対応していないので、NISAを用いて投資するならSBI証券楽天証券などを利用するようにしましょう。

NISAの仕組み

モーニングスター株のまとめ

今回はモーニングスター株の特徴や業績、これまでの株価動向などをご紹介しました。

この記事のまとめ
  • モーニングスターはSBIホールディングス傘下の企業で、投資に役立つ情報の提供や、ファンドの運用などを手がけている
  • コロナ禍ではセミナーの運営が制限されて売上げを落とした事業もあるが、ファンド運用が好調で、トータルでは売上げを伸ばしている
  • 配当と優待ともに、利回りが比較的高めな銘柄である
  • モーニングスターに投資するなら、取引単位を選べるLINE証券がおすすめ

モーニングスターはコロナ禍でも増収増益が続き、株価も史上最高値の更新を繰り返しています。

また、配当と株主優待の利回りが高いことも、モーニングスターの魅力となっています。

非常に有望な銘柄の一つなので、ぜひこの機会にLINE証券で口座を開設して、モーニングスターへの投資に挑戦してみましょう。

モーニングスター

Media Argo公式LINEでは、投資家のみなさまにとって有益な情報を随時配信していきます。

まだ友だち追加がお済みでない方は、この機会にぜひ無料で登録しておきましょう。

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この記事を書いた人

MediaArgoを運営する、MediaArgo編集部です。金融・投資に関する情報をわかりやすく正確にお伝えします。

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