ビットコインのNFTとは?仕組みや将来性を徹底解説!

ビットコインNFT
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NFTは、デジタルアートのカテゴリーを中心として2021年に大きなブームを巻き起こしましたが、2021年末以降は仮想通貨市場が低迷してしまったこともあり、下火になっていました。

ところが、2023年に入ってビットコインブロックチェーンを基盤にしたNFT(以下、ビットコインNFT)が登場すると、再びにわかに活気づいてきています。

この記事では、今注目を集めているビットコインNFTについて、その仕組みや将来性などを解説していきます。

この記事の要点
  • 2023年1月のOrdinalsプロトコル実装によって、ビットコインNFTが生まれた
  • CryptoPunksにインスパイアされたコレクタブルNFT「Ordinal Punks」が人気を集めている
  • ビットコインブロックチェーンでは、サイズが大きいデータもフルオンチェーンNFTにできる
  • ビットコインNFTへの需要が、ビットコインの価格上昇につながることを期待されている

ビットコインは2021年末頃から長期的な下落基調が続いていますが、ビットコインNFTに需要が集まれば、それがビットコイン復調の契機になるのではないかと期待されています。

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目次

ビットコインのNFTとは?

2023年1月21日、「Ordinals」というプロトコルがローンチされたことによって、ビットコインのブロックチェーン上でNFTを発行できるようになりました。

本記事執筆時点(2023年2月19日時点)では、すでに多くのNFTがビットコインブロックチェーンを基盤にして発行されており、特に「Ordinal Punks」というコレクタブルNFTが話題を呼んでいます。

Ordinal Punksは、イーサリアムチェーンを基盤にした人気のコレクタブルNFT「CryptoPunks」にインスパイアされた計100個のコレクションです。

本家のCryptoPunksと同様に、Ordinal Punksは1つ1つが異なる特徴を持った唯一無二の存在であり、その内の「Punk94」は2023年2月8日に9.5BTC(当時のレートで日本円に換算すると約2,800万円)で取引されました。

ビットコインNFTの仕組み

ここで、ビットコインNFTがどういった仕組みで成り立ち、どういった特徴を持つのかを見ていきましょう。

ビットコインNFTの仕組み・特徴
  • Ordinalsプロトコルを利用して発行することができる
  • Taprootによって成り立っている
  • サイズの大きなデータもフルオンチェーンNFTにすることができる

Ordinalsプロトコルを利用して発行することができる

Ordinalsは、ビットコインを最小単位であるSatoshi(1BTC=1億Satoshi)に分割し、そこにスマートコントラクトを用いてテキストや画像などのデータを埋め込むことができるプロトコルです。

Ordinalsがローンチされたことによって、NFTのデータをビットコインのブロックチェーンに格納できるようになりました。

またビットコインNFTは、ビットコインブロックチェーンによる不変性や安全性を享受しています。

Taprootによって成り立っている

Ordinalsを用いたアプリケーションは、2021年11月におこなわれたビットコインブロックチェーンのアップデート「Taproot」によって成り立っています。

Taprootはアップデートそのものの名称であり、具体的にはMAST(マークル化抽象構文木)やシュノア署名といった技術が導入されました。

これらの技術によってビットコインブロックチェーンでは、プライバシーの改善やスケーラビリティの向上がなされ、スマートコントラクトの有用性が高まったことによりOrdinalsの開発に至りました。

サイズの大きなデータもフルオンチェーンNFTにすることができる

フルオンチェーンNFTとは、その名のとおりすべてのデータがブロックチェーン上に記録されるNFTのことです。

例えばイーサリアムブロックチェーンの場合、ブロックチェーンに一度に書き込めるデータサイズの上限が約46.8KBとなっています。

そのため、例えば画像データが46.8KB以内に収まっているCryptoPunksなどを除き、大抵のNFTは画像などのデータが保管された場所のデータのみをブロックチェーンに記録する形をとっています。

つまり、イーサリアムブロックチェーンを基盤にしたNFTの多くは、フルオンチェーンNFTではないということです。

一方で、ビットコインブロックチェーンの場合(Ordinalsの場合)は、一度に最大4MBまでブロックチェーンに書き込めるようになっており、その容量の範囲内で画像に限らず様々なデータをフルオンチェーンNFTにすることができます。

ビットコインのNFTの将来性

続いて、2023年に入って発行が可能になったビットコインNFTの将来性を考察してみましょう。

ビットコインNFTの今後に関わる重要なポイント
  • ビットコインの価格高騰につながる可能性がある
  • NFT業界全体の活性化につながるかもしれない
  • コミュニティではビットコインNFTに反対する声もある

ビットコインの価格高騰につながる可能性がある

仮想通貨市場は、マクロ経済の影響を受けて2021年末頃から低迷が続いており、次のビットコイン/米ドルチャートからわかるようにビットコインもその例に漏れず、2021年末頃から長期的な下落基調に陥っています。

出典:TradingView

そのように低迷が続く中で登場したビットコインNFTは、過去にDeFiプロトコルやNFT、ブロックチェーンゲームがそうであったように、新たな需要の獲得手段となってビットコインに価格の上昇をもたらしてくれるのではないかと期待されています。

NFT業界全体の活性化につながるかもしれない

2021年末からの仮想通貨市場の低迷を受けて、昨今のNFT業界も同じように苦戦を強いられています。

例えば業界トップシェアのNFTマーケットプレイス「OpenSea」のデータを見てみると、2021年末頃からユーザー数・トランザクション数・取引高が、いずれも右肩下がりで減少していることが一目でわかります。

出典:DappRadar

このような状況においてビットコインNFTは、業界が復調するための火付け役になってくれるかもしれません。

コミュニティではビットコインNFTに対する批判的な声もある

仮想通貨業界全体でみると、基本的にビットコインNFTの誕生は歓迎されていますが、一方でビットコインのコミュニティの中では批判的な声も上がっています。

そもそもビットコインは、サトシ・ナカモトと名乗る人物が公開した論文を元に、中央集権的な管理者を必要としない決済システムの普及を目的として開発されました。

ビットコインNFTはそうした開発理念から外れる存在であるためビットコインのコミュニティでは、その理念を重視するいわゆる“ビットコイン純粋主義者”の派閥と、NFTを許容すべきとする派閥に分かれ、議論が巻き起こっています。

過去にはそうした対立によってコミュニティが分裂してしまい、ビットコインキャッシュなどへのハードフォークにつながった事例もあるため、今後のコミュニティの動向には要注目です。

ビットコインの購入におすすめの取引所

ビットコインは長らく下落基調に陥っていますが、ビットコインNFTの登場が復調のきっかけとなってくれるかもしれません。

これからの値上がりに期待するなら、仮想通貨取引所で取引をおこない、ビットコインを保有しておきましょう。

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まだ仮想通貨取引所の口座をお持ちでない方は、ぜひ参考にしてみてください。

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関連記事DMM Bitcoinの評判

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関連記事Coincheckの評判

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BTC、ETH、ETC、LTC、BCH、
MONA、LSK、XRP、BAT、XEM、
XLM、XTZ、DOT、LINK、XYM、
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ビットコインの最小取引数量現物取引(販売所):0.00000001 BTC 
現物取引(取引所):0.001 BTC
レバレッジ取引(取引所):0.01 BTC
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ビットコインNFTのまとめ

今回は、ビットコインブロックチェーンを基盤にしたNFT(ビットコインNFT)について、その仕組みや将来性などをご紹介しました。

この記事のまとめ
  • Ordinalsプロトコルの実装によって、ビットコインブロックチェーンでのNFTの発行が可能になった
  • CryptoPunksにインスパイアされた「Ordinal Punks」が、高値で取引されている
  • ビットコインブロックチェーンでは、サイズの大きなデータでもフルオンチェーンNFTにできる
  • ビットコインのコミュニティでは、ビットコインNFTへの批判的な声も上がっている

ビットコインブロックチェーンでは、2023年1月に「Ordinals」というプロトコルが実装されたことによって、NFTを発行できるようになりました。

興味がある方は、実際にビットコインNFTを購入したり、Ordinalsを使って自分でNFTを発行したりしてみてはいかがでしょうか。

またビットコインNFTの登場は、ビットコインの価格上昇にも寄与するのではないかと期待が寄せられています。

これからビットコインへの投資にチャレンジするなら、現物取引とレバレッジ取引の両方でビットコインを取り扱っているDMM Bitcoinを、ぜひチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

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