FXのドテン注文とは?特徴やメリット・デメリットを徹底解説!
FXの取引の中にはドテン注文と呼ばれる手法がありますが、どのような特徴があるのか知らないという人もいるでしょう。
ドテン注文は適切に行う事で効率よく利益が得られる手法ですが、リスクが高いというデメリットもあります。
今回の記事では、FXの代表的な注文方法であるドテン注文の特徴やメリット・デメリットについて解説していきます。
取引の際のコツやおすすめのFX会社についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- ドテン注文とは、現在保有中のポジションを決済しながら、同時に逆のポジションを注文する手法
- ドテンロングとドテンショートに分類される
- 最大のメリットは、継続的に利益を上げ続けられるという点
- 含み損が発生している場合にポジションを反転する事で、損失を抑えた注文が可能
- 相場がエントリー方向と逆の動きをしてしまうと損失が拡大してしまうリスクもある
- ドテン注文を成功させるためには相場分析が必須で初心者には難しい
- レンジ相場でドテン注文を行う事でリスクを減らせる
- ポジション保有に固執しすぎず、含み損発生時には早めに損切りするのがポイント
- 使いやすいFX口座はレバレッジコースやロスカット割合を設定可能な松井証券FX
FXの取引に慣れていないという方は、リスクを抑えて取引できる松井証券FXが使いやすいです。
松井証券FXでは、レバレッジの倍率やロスカットの割合を設定可能という特徴があります。
また、最低1通貨から取引できるため少額から注文を行いやすく、ドテン注文のリスクを減らせるため、興味のある方は公式サイトにアクセスしてみましょう。
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FXのドテン注文とは
ドテン注文とは、現在保有中のポジションを決済しながら、同時に逆のポジションを注文する事です。
例えば、保有中の買いポジションを決済しつつ、売りのポジションを注文する事を言います。
FX取引では相場が変動し反転するケースが多いため、損切りの際や利確の際に新たなタイミングとなる場合が多いです。
したがって、相場の転換点でドテン注文を行う事で相場の変化に対応可能という特徴が挙げられます。
また、ドテン注文は注文方法に応じて以下の2種類に分類されます。
- ドテンロング(ドテン買い)
- ドテンショート(ドテン売り)
ドテンロング
ドテンロングとは、保有していた売りポジションを決済しながら、買いポジションを注文する取引です。
「ドテン買い」や「ドテン買い越し」などの別名があります。
例えば、1,000ドルの売りポジションを保有している場合、2,000ドルの買い注文を行うと、売りポジションを全て決済し、新たに買いポジションを1,000ドルを保有します。
今後の相場が上昇すると予想した場合にドテンロングが活用されるでしょう。
ドテンショート
ドテンショートとは、ドテンロングの反対であり、保有していた買いポジションを決済しながら、売りポジションを注文する取引です。
「ドテン売り」や「ドテン売り越し」などの別名があります。
例えば、1,000ドルの買いポジションを保有している場合、2,000ドルの売り注文を行うと、買いポジションを全て決済し、新たに売りポジションを1,000ドルを保有します。
今後の相場が下落すると予想した場合にドテンロングが活用されるでしょう。
FXのドテン注文のメリット
ドテン注文には、以下の2点のメリットが挙げられます。
- 継続的に利益を上げられる
- 損失の拡大を抑えられる
継続的に利益を上げられる
ドテン注文の最大の魅力は、継続的に利益を上げ続けられるという点です。
FXの相場は1日の間に上昇と下落を繰り返す事が多いため、ドテン注文を上手く行う事で、上昇局面と下落局面の両方で利益が得られます。
また、相場の転換タイミングで逆方向の注文を行うということは1度の取引で最大限の利益を得やすいと言えるでしょう。
また、取引を決済してもすぐに新規ポジションを立てるという事は取引の切れ目を無くす事であり、最大限効率良く取引を行えるという魅力があります。
したがって、適切なタイミングで利確しドテン注文を行えば、最大限の利益を得る事も可能です。
損失の拡大を抑えられる
ドテン注文はポジションを反転する事で、損失を抑えた注文が可能な点も特徴として挙げられます。
例えば、エントリーした注文とは逆方向に相場が動いてしまった場合、そのまま放置すると損失が大きくなってしまうでしょう。
その場合に、ドテン注文を行い既存のポジションを決済する事で損失を確定する「損切り」ができます。
また、反対のポジションでエントリーする事で、相場が反転した際にも利益を狙う事が可能です。
単純にポジションを決済するだけでも損切りは可能ですが、ドテン注文を行えば新規ポジションによる利益が期待できるため、損切りの際の損失を減らす事が出来るという魅力があります。
松井証券FXでは、最低通貨が1通貨でさらにリスクを低減可能なため、興味のある方は公式サイトにアクセスし、詳細を確認しましょう。
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FXのドテン注文のデメリット
一方で、ドテン注文には、以下の2点のデメリットが挙げられます。
- 損失が大きくなりやすい
- 相場を読むのが難しい
損失が大きくなりやすい
ドテン注文には、効率的に利益が得られるメリットがある一方で、損失が大きくなりやすいというデメリットが挙げられます。
例えば、損切りと同時にドテン注文を行なった際に、相場がエントリー方向と逆の動きをしてしまうと損失が拡大してしまう事がリスクです。
ドテン注文を行うたびに相場が逆方向に転換すると、短時間で損失額がとても大きくなってしまいます。
したがって、ドテン注文のタイミングや相場の読みを間違えてしまうと損失が広がりやすい事から、ハイリスクハイリターンな手法と言えるでしょう。
相場を読むのが難しい
ドテン注文は相場の読み次第でハイリスクハイリターンな取引となりますが、そもそも相場を分析する事が難しいです。
ドテン注文で利益が最大化するのは、相場の動きを分析し分析通りに動いた場合に限定されます。
また、ドテン注文の度に分析を行う必要がありますが、必ずしも分析通りに相場が動くとは限らないでしょう。
実際の相場の動きは経済的な動きや投資家同士の取引状況によって常に変動し、様々な要因で動いているため、相場を完璧に分析し切るのは難しいです。
したがって、FX初心者が安易にドテン注文を行なってしまうと、予想通りに相場が動かず、損失が広がるというリスクがあります。
ハイリスクハイリターンというデメリットはありますが、松井証券FXではロスカットやレバレッジコースを選択可能でリスクを抑えた取引が可能です。
そのため、初心者でも失敗しにくいため、興味のある方は公式サイトから口座開設を検討しましょう。
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FXのドテン注文のコツ
ドテン注文は利益が最大化しやすいメリットがある一方で、ハイリスクハイリターンになりやすいというデメリットがあります。
したがって、リスクを抑えながらドテン注文を行うようにする事が望ましいです。
具体的にドテン注文を行う際のコツとしては、以下の3点が挙げられます。
- レンジ相場で行う
- ポジションを保有する事に固執しすぎない
- 損切りは早めに行う
レンジ相場で行う
ドテン注文はレンジ相場で行うと失敗しにくいです。
一定の幅(レンジ)で上昇と下落を繰り返す相場。 「ボックス相場」「往来相場」等の別名もある。
※一方で、上昇、下落の一方向に進み続ける相場を「トレンド相場」という
レンジ相場であれば2つの抵抗線の間をチャートが往来するため、ドテン注文が有効的に利用可能で、注文と逆方向に動きにくいです。
したがって、レンジ相場でドテン注文を行う事は、リスクを減らせるという魅力があります。
ただし、レンジ相場はいつまでも続くというわけではなく、途中でトレンド相場に切り替わるケースがあります。
したがって、損切を検討しながら注文を行う事と、トレンド相場への転換を予想できるようにしておく事が望ましいです。
ポジションを保有する事に固執しすぎない
ドテン注文を行う際には、ポジションを保有する事に固執しすぎない事が重要なポイントとなります。
言い換えると、決済時に毎回ドテン注文を行わないという事です。
ドテン注文は、毎回上手くいくとは限らないのですが、初心者の場合はポジションを保有する事に固執しすぎて毎回ドテン注文を行う人も多いです。
一般的に、ドテン注文の回数が増えるほどハイリスクハイリターンとなります。
したがって、相場が不安定になったタイミングなど、分析が難しい場合にはドテン注文を行わず、エントリーしやすくなるまで待つ事が望ましいです。
損切りは早めに行う
ドテン注文を行なった際に保有ポジションに含み損が出たら、迷わず損切りしてしまう事が重要なポイントです。
損切りせずに放置し続けると、含み損が拡大してしまいハイリスクハイリターンとなります。
また、ドテン注文時に損失が発生していた場合、損失を取り返そうとして利益が出るまで待つケースが多いですが、ハイリスクとなるため、早めに決済しておく事が望ましいです。
また、ドテン注文を行う前にあらかじめ損切りラインと利確ラインを設定しておき、価格が到達したら決済すると悩まずに損切りできるでしょう。
基本的にはリスクを抑える事がコツですが、松井証券FX等の会社が向いています。
松井証券FXではロスカットやレバレッジコースを選択可能という魅力があり便利なため、興味のある方は公式サイトにアクセスし口座開設を検討しましょう。
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おすすめのFX会社
FX会社は数多くあり、それぞれの会社ごとに特徴が異なるため、どのFX会社を選べばよいか迷っているという方も多いのではないでしょうか。
おすすめのFX会社としては、以下の3社が挙げられます。
- 松井証券FX
- GMOクリック証券
- LINE FX
それぞれのFX会社の特徴・メリットを比較しながら自分に最適なFX口座を選ぶようにしましょう。
松井証券FX
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まず、取引単位が最低1通貨からとなっており、非常に少ない資金で取引を始める事ができます。
特に、ドテン注文ではハイリスクハイリターンな取引となりやすいため、少ない数量で取引できる事は大きなメリットとなるでしょう。
また、レバレッジの倍率やロスカットの割合を自由に設定できるという特徴があり、自分のリスクの範囲に応じて取引できます。
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取引単位 | 1,000通貨(※南アフリカランド/円とメキシコペソ/円は10,000通貨単位) |
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関連記事 | GMOクリック証券の評判 |
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関連記事 | LINE FXの評判 |
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FXのドテン注文に関するよくある質問
ドテン注文に関するよくある質問として、以下の2点をまとめました。
- ドテン注文を行う際に活用できるテクニカル分析は?
- 投資初心者でも利益が得られる?
- 投資初心者がドテン注文で気をつけるべきポイントは?
ドテン注文を行う際に活用できるテクニカル分析は?
ドテン注文を行う際に活用できるテクニカル分析として挙げられるのは、パラボリックSARです。
パラボリックSARとは、RSIの開発者であるJ・W・ワイルダーが考案したもので、元々はドテン注文の指標を分析するために開発されています。
SAR(Stop And Reverse)と呼ばれる指標をを放物線で表すという特徴があり、SARを示すポイントがローソク足に到達し、価格が反転したらドテン注文のサインとなります。
また、SARがローソク足の下にある場合は上昇トレンド、上に位置する場合は下降トレンドです。
パラボリックは相場の反転を表す指標として便利なため、ぜひ活用してみましょう。
投資初心者でも利益が得られる?
ドテン注文は適切なタイミングでエントリーをする事で、利益を得られる注文方法です。
そのため、初心者が利益を出せないという事はありません。
ただし、ドテン注文は利益が大きくなる反面、損失も広がりやすいというデメリットもあるため、安易に注文してしまう事はリスクが大きいでしょう。
したがって、まずは通常の取引から始めて相場の動きに慣れておく事が望ましいです。
投資初心者がドテン注文で気をつけるべきポイントは?
取引に慣れていない方がドテン注文を行う場合は、少額取引を心がけるようにしましょう。
取引数量が少ない事で、得られるリターンは少なくなりますが、損失を抑えられるというメリットがあります。
特に、初心者の場合はリスクを抑えて取引すると失敗を防げるため、取引数量を抑える事は効果的です。
松井証券FXのように1通貨から注文できるFX会社であれば、最小限のリスクでドテン注文を行えるため、口座開設を検討しておきましょう。
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FXのドテン注文のまとめ
今回は、FXの代表的な注文方法であるドテン注文のメリットやコツについて解説しました。
- ドテン注文とは、現在保有中のポジションを決済しながら、同時に逆のポジションを注文する手法
- ドテンロングとドテンショートに分類される
- 最大のメリットは、継続的に利益を上げ続けられるという点
- 含み損が発生している場合にポジションを反転する事で、損失を抑えた注文が可能
- 相場がエントリー方向と逆の動きをしてしまうと損失が拡大してしまうリスクもある
- ドテン注文を成功させるためには相場分析が必須で初心者には難しい
- レンジ相場でドテン注文を行う事でリスクを減らせる
- ポジション保有に固執しすぎず、含み損発生時には早めに損切りするのがポイント
- FX初心者の場合は1通貨単位で取引可能な松井証券FXが使いやすい
- 松井証券FXはロスカット率やレバレッジのコースを選択可能な魅力もある
ドテン注文は効率良く利益を出し続けられるメリットがある一方、損失が拡大しやすく、ハイリスクハイリターンと言えます。
初心者の場合は分析しやすい相場で注文を行うなどリスクを抑えながらドテン注文を行う事が望ましいです。
また、1回の取引量を少なくする事でリスクを抑えた取引が可能なため、1通貨単位で取引可能な松井証券FXなどの最低取引数量が少ないFX会社を利用するとよいでしょう。
また、松井証券FXはレバレッジの倍率やロスカットの割合を自由に設定できるという魅力があるため、興味のある方は公式サイトにアクセスし口座開設を検討しましょう。
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